ハイスクールDevil×Ex-aid   作:不知火新夜

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何でゴッドイーター3はVita対応じゃないんだろう…


53話_逆十字に集いしKnights!

「敵襲か!分かった、此方も対処する様、伝えて置く。其方は頼むぞ!」

『分かった、親父!と言っても』

『この世の平穏を脅かす不埒者共よ!この俺が直々に処断してくれる!』

『…こっちの敵は、もうグラファイトの奴が粗方片付けちまったけどな』

「…その様だな」

 

時は戻り新校舎の会議室、今しがたパラドから敵襲の連絡を受けた一誠が了解の意図を伝え、引き続き部室での任務を続ける様に連絡していたが、部室への襲撃がグラファイトの圧倒的武力で既に鎮圧を完了していた事実に、秒殺と言って良い事態に、パラド共々唖然としていた。

其処へ現れる魔法陣、其処から現れたのは、クロトからの指示で会議室へ向かったギャスパーだった。

 

「ギャスパー君!?君は向こうで待機する様リアスを通じて言い渡した筈だが…」

「クロトさんから、こっちに向かう様言われました!ボクの神器を暴走させて襲撃を迅速に進めたいが為に、別動隊が部室に押し寄せている以上、此処の方が安全だとの事です!」

「そういう事だったのか、分かった。それならば確かに此方の方が安全だね」

 

神器への制御不安から会談への参加を認めず、部室で待機する様リアスを通じて言い渡していた筈のギャスパーが此方に来た事を咎めようとしたサーゼクスだったが、ギャスパーからその経緯を聞いて納得した。

 

「どうやら奴らの初動は躓いた様だな。願ってもない好機だ、畳み掛けるぞヴァーリ。お前は外に出て、襲撃者共を蹴散らせ。『白龍皇』であるお前が出れば、相手も動揺するだろ」

「了解だ、アザゼル」

『Vanishing Dragon Balance Breaker!』

 

その様子を見ていたアザゼルは今の状況を好機と捉えたのか笑みを浮かべながら、隣にいる銀髪の少年――ヴァーリに指示を飛ばす。

それを受けてヴァーリは、自らに宿った神器『白龍皇の光翼』の真なる力――禁手『白龍皇(ディバイン・ディバイディング)の鎧(・スケイルメイル)』を発現、白い龍の様な全身鎧を身に纏い、校庭へと飛び立った。

 

「あれが神滅具『白龍皇の光翼』を宿した『白龍皇』…!

凄まじい実力ね、私達も行きましょう!」

「皆、これを!」

『リバースクロスナイト!』

 

校庭に出現した巨大な魔法陣、其処から現れた多数の襲撃者相手に大立ち回りを繰り広げるヴァーリに触発されたか、自分達も迎撃に回ろうと号令を掛けつつガシャットを構えるリアス、それに待ったを掛ける様に懐から1つのガシャットを取り出す一誠。

黄金をベースカラーとし、底部が狼の頭部を模した物となっている異様な外見のガシャットを起動させると、荒廃した都市らしき背景に『REVERSE CROSS KNIGHT』の文字と、神々しくも不気味な雰囲気を纏わせる魔獣、そして何処か機械的な武器を手に魔獣へと立ち向かう戦士達の姿がデカデカと描かれたスクリーンが一誠の背後に出現、更にガシャットが分裂するかの様に幻影が現れ、それらはやがて見た目がそっくりな9つのガシャットと化し、リアス達の手へと飛んで行った。

 

「イッセー、このガシャットは一体…?」

「リバースクロスナイトガシャット。このガシャットは他とは違い、バグスターの媒介となる事ではなく、仮面ライダーの強化――レベルアップだけを目的としたガシャットだ。このガシャットを併用する事で、ライダーのレベルを5まで引き上げられる!

 

だが、今まで使用して来たガシャットとは比べ物にならない程の力を有するだけに制御が厳しく、こうして10人のライダーが揃っていないとマトモに使用出来ない代物だ」

 

リバースクロスナイト――これもまた一誠が開発したゲームの1つで、遥か未来に突如出現した異形『カミ』を倒すべく、聖職者だった主人公達が『カミ』の力を取り入れた武器を手に立ち向かうハンティングアクションゲームだ。

その題名となっているリバースクロス――逆十字は一般的に、教会の象徴である十字架の逆位置という位置づけから神への反逆、悪魔崇拝の象徴として用いられる事が多く、ゲーム内においても聖職者だった主人公が人間の、地球の未来の為に信仰を捨てて『カミ』を倒すべき敵と捉えて戦う、という意味からそう名付けたとネット界隈では噂されているが、

 

「リバースクロス、逆十字、成る程、聖ペテロの十字か。まさか教会を追放され、悪魔となった私達が、今再び教会の、聖ペトロの下に集う事になろうとはね」

「そうね、ゼノヴィア。教会を追放されても、悪魔に転生しても、信仰を捨てなかった私達が再び、神の教えを守る騎士として集う、それも三大勢力の和平会談の場で。何の巡り合わせかしら」

「はい!行きましょう、イリナさん、ゼノヴィアさん!主の教えの下に!」

 

それは近代において『世界で最も邪悪な男』として知られるオカルティスト、アレイスター・クロウリーによる解釈に過ぎず、実際は教会の初代教皇として知られる聖ペトロが磔刑に処される際『教祖と同じ状態で処刑されるに値しない』として、自ら逆さまに掛けられる事を選び、実行された事から『謙虚』『教祖と比較しての無価値』の象徴、並びに教皇権を示すものとして用いられる。

一誠もそれは知っていて、聖職者だった主人公が『神』の教えの下に『カミ』を討つ、というダブルミーニングでこの題名を付けたのが事の真相だ。

 

「ありがとう、イッセー。気を取り直して、行くわよ、皆!」

「「「「「「「「「了解!」」」」」」」」」

『『マイティアクションエックス!』』

『タドルクエスト!』

『ハリケーンニンジャ!』

『バンバンシューティング!』

『バクレツファイター!』

『ハテサテパズル!』

『バクソウバイク!』

『ときめきクライシス!』

『ハコニワウォーズ!』

『プレデター!』

『ナイフ!』

『ソード!』

『ブレード!』

『スピア!』

『ハンマー!』

『サイズ!』

『エッジ!』

『ムーン!』

『ライフル!』

 

そんな題名に関する話は置いて、一誠からこの状況において心強い力を受け取ったリアスは改めて号令を掛け、その返事と共に全員がガシャットを起動させる。

 

「大大大大大!」

「術式レベル5!」

「チャプター5!」

「グレード5!」

第五戦術(フィフス・タクティクス)!」

「ラウンド5!」

「5連鎖!」

「5速!」

「ファイナルステージ!」

第五戦略(フィフス・ストラテジー)!」

「「「「「「「「「「変身!」」」」」」」」」」

『『『『『『『『『『ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!』』』』』』』』』』

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション、エックス!』

『辿る巡る!辿る巡る!タドルクエストォォォォ!』

『マキマキ!竜巻!ハリケーンニンジャ!』

『マイティジャンプ!マイティキック!マイティアクショォォォォン!エックス!』

『ババンバン!バンババン!イェーイ!バンバンシューティング!』

『ぶち込め正拳!バクレツファイター!』

『運命の鎖、解け!ハテサテパズル!』

『爆走!独走!激走!暴走!バクソウバイク!』

『ちょっぴり照れるわ、ときめき!クライシス!』

『ハコニワウォーズ…!』

 

そして何時も通りの手順で、其々の仮面ライダーへと変身した。

すると、

 

『『『『『『『『『『アガッチャ!マックス、パワー!マックス、スピード!リ、バース、クロス、ナイト!』』』』』』』』』』

 

エグゼイドの背後にあったスクリーンから、狼を思わせる巨大なロボット――ナイトゲーマが出現、その頭部がエグゼイドの頭部と合体する、それと共にその身がバラバラになり、其々のライダーへパーツが飛んで行った。

 

『エグゼイド!』

「ギャォォォォォォォォ!」

 

まずはエグゼイド、頭部が合体しただけでは飽き足らず、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手にショットガンと思しきパーツが装備され、咆哮を上げた。

 

『ブレイブ!』

「これより、襲撃者切除手術を始める!」

 

次にブレイブ、エグゼイドの時と同じく左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手にナイフと思しきパーツが装備され、ガシャコンソードとの二刀流の構えを取った。

 

『風魔!』

「さあ、振り切っちゃうよ!」

 

続いて風魔、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手に刀と思しきパーツが装備され、それを肩に担ぐ様に構えた。

 

『ゲンム!』

「ノーコンティニューで、クリアするわ!」

 

更にゲンム、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手に大剣と思しきパーツが装備され、重かったのか両手で構えた。

 

『スナイプ!』

任務開始(ミッション・スタート)ですわ!」

 

スナイプは、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手に西洋槍と思しきパーツが装備され、ガシャコンマグナムを装備した右手が前に、槍を装備した左手が後ろになる様、半身で構えた。

 

『ノックス!』

「心の滾りのままに、ぶっ潰します!」

 

ノックスは、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手にハンマーと思しきパーツが装備され、怪力に物を言わせて、片手で正眼に構えた。

 

『パラガス!』

「私の掌の上で、ばらばらにしてやるのにゃ!」

 

パラガスは、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手に大鎌と思しきパーツが装備され、風魔と同じく肩に担ぐ様に構えた。

 

『レーザー!』

「やはり人型になった方が、違和感が無いな。このままノリ良く行かせて貰おう!」

 

レーザーは、身体を覆っていたパーツが飛び散った後、変形する事無く浮き上がり、腕と思しきパーツ2つと、踵部分に刃を生やした脚と思しきパーツ2つが装着、人型の姿と化し、左手にガシャコンスパローを、右手にデュランダルを持ちながら、そう感慨深げに呟いていた。

 

『ポッピー!』

「私も、頑張ります!ポパピプペナルティ、退場です!」

 

ポッピーは、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手にチャクラムと思しきパーツが装備され、これまた重かったのか、ゲンムと同じく両手で構えた。

 

『クロノス!』

「ボクも戦います!皆さんを、お守りし、敵を絶版にします!」

 

そしてクロノスは、左腕に赤色の腕輪が装着されると共に、その手に小銃と思しきパーツが装備され、やる気十分と言わんばかりの声を上げながら構えた。

全員が変身し終えたのを受け、クロノス以外の9人がヴァーリを追う様に校庭へと飛び立ち、クロノスもまた会議室の窓から身を乗り出して銃口を敵へと向けた…!

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