第零話 全ての始まりはここから…
「はぁ……はぁ……まってよー」
一人の少年が荒い息を吐きながら走っている。
「もーおそいよー!」と少女が少年を待ちながら可愛いほっぺたを膨らませて言った。
「だって穂乃果が早すぎるんだよ!」
と少年は少し強気で言い返した。
「だからー早くしないと見れなくなっちゃうよー」
と穂乃果という少女が言った。
「わかった、わかった早くそれを見に行こうぜ」と少年はそう言うと息を整えて歩き始め彼女に追い付いた。
「さぁ、行こ!」と穂乃果は、少年に手を差し出した、少年はその手を掴み、そこからは二人で手を繋ぎながら目的の場所まで歩いた。
少し歩いた所に少し開けた空き地に着いた。
その空き地は、住宅街から少し離れた所にありほとんど何もないあるとしても、ド○えもんの空き地にある土管のような物しかない、そのため回りには家がないので空など辺りの景色を一望出来るのだ。
「着いたよ!ここを君に見せたかったんだ!」
と穂乃果は自慢するかのように少年に言った。
「わ~」と少年は目をキラキラさせながらその景色を見ていた。
少年が見ていた景色とは、夕日だった。
夕日を見た穂乃果達は、その圧倒的な景色に目を奪われていたのだ。
少年の目線が夕日から穂乃果のほうに向けると穂乃果がなにか言いたそうにしていた。
「穂乃果…どうした?何か言いたいことがあったか?」
先に言葉を出したのは少年の方だった。
「え!何でわかったの?」
「何でって?だってお前何か言いたそうな顔しとったぞ」
「え!本当に!?」
「あぁ本当だ」
「わかった、言うね……太一君」
「なんだ?」
穂乃果は自分の言いたいことを言った。
「あのね……穂乃果……太一君のお嫁さんになる!」
「なんで、またそんな事言うんだよ?」
「もう穂乃果は決めたの!太一君のお嫁さんになるって」
「何で俺なんだよ!?俺なんて勉強も出来なくてスポーツも出来ない何の取り柄もないのに、どうして俺なんだよ?」
それもそうだ何も出来ない太一に何で穂乃果はこんなことを言ったのか太一は分からないでいた。
「だってスポーツも出来なくて、勉強も出来ない太一君を助けてあげないと見ていられないんだよ!?」
太一は黙っていた。自分が好きだった人がまさか自分のことを好きだったことを。
無論太一の答えは……
「……わかった。わかったよ穂乃果、俺はお前をお嫁さんにする!」
太一は穂乃果に自分の思いを伝えた。
「うん!約束だよ!」
さっきまで涙目だった穂乃果の顔は明るく、いつもの笑顔に戻っていて、その笑顔に太一はすごく引かれていた。
「あぁ約束だ!」
太一は小指を出した穂乃果もそれに続いて小指を出して指切りをした。
太一は穂乃果を家まで送り自分の家にかえっていたそのとき
ガシャン
ぱ!
目がさめた俺は、夢を見ていたらしい。
「またあの夢か」
どうでしたでしょうか?出来れば一週間に2回のペースで投稿していきたいと思っています。
これから頑張っていこうと思うのでよろしくお願いします!!
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