それではどうぞ!
曲が終わると同時に穂乃果は教室のドアを開けて中に入る。
「すごいね!歌も上手で」
「どうも……」
赤毛の女の子は席を立ち教室から去ろうとした。
そりゃ急にこんなことを言われたら恥ずかしくて逃げたくなるよな。
「ピアノの音も綺麗でなんたってアイドルみたいに可愛いし!」
「えっ……!」
赤毛の女の子は穂乃果の言ったことを聞くと顔を赤くし、歩くスピードを早くした。
「まって!」
「なっ……なんですか!?」
少し赤毛の女の子は怒っていた。
「あのさ……唐突なんだけど、あなたスクールアイドルやってみない?」
「何それ?イミワカンナイ」
「だよね……」
赤毛の女の子はそう言うと穂乃果を通り越して俺の方へ来る。
「すいません……邪魔なんですけど……」
「おぉ……すまん」
俺に少し怒っているようにも見え、去っていった。
「穂乃果?」
「太一君!穂乃果絶対にあの子をスクールアイドルに誘いたい!」
「何でだ?」
「あの子、歌が上手で可愛いかった!あの子を誘ったら絶対に成功すると思う!」
「そうも思うならあの子の首を縦に降るまで頑張って勧誘しないといけないな。」
「うん!」
「でもその前に海未とことりを勧誘させないとな」
「そうだね、でも海未ちゃんはさっきやらないって言っちゃったよね、どうするの?」
「海未は穂乃果の今までの行動を見て言っているんだ、だから本気でやるってところを見せなきゃいけない」
「わかったよ太一君!穂乃果やってみるよ!」
そう言うと穂乃果は走ってどこかへいってしまった。
「んじゃあこの事を海未やことりに伝えにいきましょうかね」
俺は海未とことりを探しに学校を回る。
自分のクラスへ戻るとことりが穂乃果の買ってきたスクールアイドルの雑誌を読んでいた。
机の上の雑誌の量を見てみるとかなり読んでいたらしい、もしかしてスクールアイドルに興味を持っているのか?
「ことり、何を読んでいるんだ?」
「っ!何でもないよ!」
ことりは机に置いてあった雑誌を机下の棚に隠した。
「嘘つけ何か読んでたのは知ってるんだぞ別に皆に言いふらすとかはしないから教えてくれ」
「本当だね?」
「当たり前だ」
「これだよ」
ことりは机の下の棚に隠した雑誌をとりだした。
「穂乃果が買ってきた雑誌だな何でことりが読んでたんだ?」
「ちょっとスクールアイドルに興味を持っちゃて……」
「そうなのか?」
「うん……あと穂乃果ちゃんが言った事って結構無茶なことが多いんだけど、それに付いていっても後悔したことがないの!だから信じてみようって」
「いいんじゃないか?やってみても良いと思うぞ俺は」
「本当に♪太一くんが言うんだから大丈夫だよね」
「あぁ大船に乗ったつもりでいけ」
「わかったよ♪じゃあことりは海未ちゃんに伝えに行こっかな」
「わかった、じゃあ俺は穂乃果に言ってくるよ」
「うん♪また後でね」
「あぁ!」
そう言うとことり元気よく教室を出ていった。
「じゃあ俺は穂乃果の所にいきますか……何処にいるんだ?」
俺も穂乃果を探しに教室を出た。
~~~~~~~~~~~~~~~~※~~~~~~~~~~~~~~~~
「穂乃果はここかな?……あっいたいた!」
俺は穂乃果を探して色々な所を探したがどこにも居なく最後に校舎裏かもと思い見てみると一人で化粧用の小さい鏡を見ながらダンスの練習をしていた。
「ワン……ツウ……スリ……フォ……うわっ」
ダンスをしていた穂乃果は声を出しながらダンスをしていたのだが回転するところでバランスをくずして倒れてしまった。
「大丈夫か、穂乃果!?」
「太一君!どうしてここがわかったの?」
「結構探したんだぞ!ちょっと良いことをお前に教えようと思ったんだ」
隠れて穂乃果の行動を見ていたが穂乃果が倒れたのを見ると体が勝手に穂乃果の方に行ってて気づいたら目の前に穂乃果がいた。
「良いことって?」
「さっき、ことりから聞いたんだけどスクールアイドルヤってくれるって!」
「本当!?」
「本人から聞いたんだ!間違い!」
「後は海未ちゃんだけだね!」
「海未に認めてもらうために頑張ろうな!」
「うん!」
「よし!じゃあダンスの練習からだなやるぞ!」
「おー!!」
俺と穂乃果はダンスの練習を始めた。
~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~~
場所は変わって弓道場海未は穂乃果にスクールアイドルはやらないと言ったあとここで弓道の練習をしていた。
精神を集中させて弓を引くが.....
(皆のハートを撃ち抜くぞー♪バーン♪)
海未の脳裏にそれが浮かぶ。
弓を引くと同時に浮かび弓は的のしたに刺さっていた。
「はずしたの!?珍しい」
「っ....たまたまです!」
弓道部ではかなりの凄腕な海未がはずしたためそれを見ていた同じ部員の子がつぶやく。
無論プライドが高い海未は脳裏に浮かんだとは言えないのだろう。
海未はもう一度精神を統一して弓を引く、話すと同時にまた脳裏に浮かんでしまう。
(ラブアローシュート♪)
さっきからミスを連発してしまい海未の心は不安定になっていた。
「いけません集中しなければダメなのにどうしてもあれが浮かんでしまいます」
海未は床に手を付ながら涙目で言った。
「海未ちゃーんどうしたの?」
「ことり....助けてください!」
「何があったの?」
「実は....」
~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~~
「それは海未ちゃんスクールアイドルやってみたいんじゃないの?」
「わ....私は別にそうゆうことじゃ」
ことりと海未は海未の休憩をかねて校舎裏へと来ていた。
「ねぇ海未ちゃん見てみて」
「あ....あれは?」
海未が見た先には俺と穂乃果がダンスの練習をしていた。
「ワン....ツウ....スリー....フォ、そこで回転!」
「うわっ!...いったー!」
「大丈夫か、穂乃果?」
「うぅ....いたいよ」
海未とことりは俺達の練習を隠れて見ていた。
「ねぇ..海未ちゃん?」
「何です?」
「昔穂乃果ちゃんに木登りさせられた時があったよね?」
「ありました....あれ以降木登りは絶対しませんでしたけど」
「でも後悔はしてないよね?」
「そうですね....木に登ったあと町を見ると夕焼けがとても綺麗だったのを覚えています」
「でしょ♪だからやってみない?スクールアイドル」
ことりは海未に自分の思いを伝えた。
海未も薄々気付いていた。
穂乃果のことだからかまた直ぐにやめるのだろうと思っていた、だがあれを見るとそうでは思わなくなっていた。穂乃果の目は本気の目だったのだ。
そう思った海未は自分から隠れていた壁から抜け出し穂乃果の前に出て手を差し出す。
「大丈夫ですか、穂乃果?」
「海未ちゃん!」
「二人でやってもダメなら私たち4人でやってみませんか?」
「もしかして海未ちゃんスクールアイドルやってくれるの?」
「穂乃果のその本気を見て心を打たれました、やるからには全力でやりましょう」
「ありがと海未ちゃん!」
~~~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~~
「これは何?」
「アイドル部設立の申請書です!」
穂乃果達はアイドル部の設立の申請書を提出しに生徒会室にきていた。
「見れば分かるわでも何で今の時期に作ろうと思ったの?」
「そ....それは、学校を守りたいんです!何も出来ないのはいやなんです!」
「わかったわそれは認めましょう、でも許可することはは出来ないわ」
「どうしてですか!?」
「部を設立するには最低でも5人は必要なんよ、あと二人集めなきゃな」
「わかりました、あと2人集めれば部活を設立出来るんですね!失礼します」
そう言うと穂乃果達は生徒会室をでていった。
「希?どうしてあの子達を応援するの?」
「どうしてって?それはカードがうちにそう告げるんや!」
~~~~~~~~*~~~~~~~~~~~~~~
「どうだった?」
「あと2人集めたら部を設立してくれるんだって」
「そうか....よし!穂乃果、申請書を貸してくれないか?」
「いいけど、どうして?」
穂乃果から申請書を貸してもらい俺は名前の記入欄に黒崎太一と書いた。
「太一君?」
「これであと一人だな」
「ありがと、太一君!」
「でもあと1人どうしますか?」
「どうしたらいいんだろう?」
「希、どうしたらいいと思う?」
「どうしたらいいんやろうか?」
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『だって可能性感じたんだ
そうだ…ススメ!
後悔したくない 目の前に僕らの道がある』
『Let's Go! Do! I do! I live!
YES,Do! I do! I live!
Let's go,Let's go! Hi!!』
『前向こう 上を見よう 何かを待たないで
今行こう 早く行こう どこでもいいから
太陽きらめいて 未来を招いてる
さあ行こう 君も行こう ススメ→トゥモロウ』
『熱いこころ (もてあまして)』
『抱いて走った (苦しかったんだ)』
『みんなおいで (もっともっと)』
『もっと動いて確かめたチカラ (Hi!)』
『Let's go 変わんない世界じゃない
Do! I do! I live! (Hi hi hi!)』
『Let's go 可能性あるかぎり
まだまたあきらめない (Hi! hi hi!)』
『Let's go 自然な笑顔なら
Do! I do! I live! (Hi! hi hi!)』
『Let's go 可能性見えてきた
元気に耀ける 僕らの場所がある』
『Let's Go! Do! I do! I live!
YES,Do! I do! I live!
Let's go,Let's go! Hii!! 』
「私やるったらやる!絶対やる!」
どうでしたか?今年最初の投稿でしたから結構気合いを入れて書きました!次回は花陽ちゃんの誕生日記念を投稿しようと思っているので楽しみにしていて下さい!
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