ラブライブ! ~9人の女神と1人の神~   作:テアイチ

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久しぶりに本編の投稿……



第12話 人前では恥ずかしい!?

『ピッ!』

 

海未の笛の合図で俺と穂乃果は同時にダッシュをする。ここ二週間ずっと毎朝やっている階段ダッシュ、最初の頃と比べると体力がつき登るのにも息が切れていたが今ではかなりスムーズに走れるようになっていた。

 

「はっはっゴール!穂乃果の勝ちー!!」

「うわー!負けた-!」

 

穂乃果は俺との競争に勝利し喜んでいる。実は競争する前、穂乃果と勝った方がジュース奢りと言う賭けをしていた。結果は俺の負けで後で彼女にジュースを奢らなくてはいけない。

 

「三人とも前回より数秒早くゴールできていますよ!」

「本当!?やったー!」

「やったね太一くん♪」

「二週間やったかいが、あったな」

 

「ではこのままダンスの練習をしたいと思います!」

 

このままダンスの練習を始める。一年生の西木野真姫さんに曲を作曲してもらい直ぐにダンスの練習を始めていて既にほとんど踊れる状態になっている。

 

「ワン!ツウ!スリー!フォー!ファイブ……」

「ことりちゃん、ちょっとずれてる」

「うん!」

「穂乃果?」

「タッチ!」

「いい感じです!」

「うん!」

 

一通り歌をとうして踊り上手く踊れていないところを中心に練習をする。今日もいつも通り練習する。

 

「では本日の朝練は終了です」

「太一君!?」

「分かった分かった!買えばいいんだろ?」

「うん!」

 

俺は穂乃果にジュースを奢る。やばい今月あと一万しかない……。

 

「ふぅ~終わった~」

「まだ放課後の練習が残っていますよ」

 

穂乃果は俺が奢ったジュースをほっぺに当てて涼んでいたが海未はそれを見て少し呆れていた。

 

「でも、ずいぶんと出来るようになったね♪」

「穂乃果と太一がまさかここまでやるとは思ってもなかったです、穂乃果は寝坊すると思っていましたし」

「大丈夫!その分授業中寝るから!」

「そうだな俺も多分寝るな」

 

そうやって喋っていると遠巻きに真姫がこちらを見ていた。

俺達はそれに気付き真姫の方を見ると真姫はバレた!と思いこそっと逃げようと思ったが穂乃果に声をかけられた。

 

「西木野さ~ん、真姫ちゃ~ん!」

「本当だ!真姫~」

「っ……!?大声で呼ばないで!」

「えっ何で?」

「恥ずかしいからよ!」

 

真姫は少し顔を赤くして怒るがその顔も何だかんだで可愛い絶対に勧誘したい!

 

「あっ!そうそうこの曲、四人で歌ってみたから聞いてみてよ!」

「はぁ!何で!?」

「だって!真姫ちゃんが作ってくれた曲でしょ?」

「だから私じゃないって言ってるでしょ?」

「まだ言っているのですか?」

「……」

「ぐふふふふ……ガオー!」

 

穂乃果は少し変な笑い声をし真姫に飛びつく。

 

「はぁ?何やってるの!?放して!」

「うひひ!」

「い、いやー!!」

「ほい!作戦成功!」

 

何をするのかと思いきや穂乃果はイヤホンを真姫の耳に当てる。彼女は理解し、イヤホンに手を当てて聞く準備をした。

 

「結構上手く歌えたんだ!いくよー!」

「μ's!」

「ミュージック!」

「スタート!」

 

スタート!と同時に曲が流れる。

 

~~~~~~~~※~~~~~~~~~~~~

 

「ふぁ~~……」

 

「完全に寝るつもりですね」

 

「俺も寝ようかなー」

 

「あははは……」

 

 

 

朝練を終え俺達は一旦家に帰り着替え登校中である。最近朝練を始めたせいか凄く眠たい、穂乃果はもちろん俺も授業の合間を狙って寝るつもりでいる。

 

 

 

「ねぇあの子達じゃない?」

 

「本当だ!」

 

 

 

学院に近づくにつれて他の生徒達も集まってくる、最近は午後練で学院の屋上で練習しているため俺達の事を知っている人たちも増えていた。今がまさにそうで俺達を見て何か話していた。

 

 

 

「ねぇ!君たちって確かスクールアイドルやってる……」 

 

「はい!μ'sって言うグループです!」

 

「みゅーず?あぁ!石鹸の!」

 

「違います」

 

「そうそう家の妹がネットであなた達を見かけたって」

 

「本当ですか!?」

 

「まじて!」

 

「うん!今度ライブやるんでしょ?」

 

「そうです!やったな穂乃果知ってくれる人が増えて!」

 

「うん!この調子で頑張っていこう!」

 

 

 

自分達の事を知っている人達がいて俺と穂乃果は少し機嫌が良くなった。

 

 

 

「ライブっていつやるの?」

 

「今度の新入生歓迎会の後にやります!」

 

「ちょっと、ここで少し小渡って見てくれない?」

 

「え!?ここでですか!?」

 

「ちょっとだけで良いから!」

 

「ふあぁ……!」

 

「ふふふ良いでしょう!もしライブに来てくれたらここで少しだけ踊りましょう!」

 

「更にお友達を連れてきてくれるならもう少しだけ見せます♪」

 

「本当に!?行く行く!」

 

「毎度あり~~!」

 

 

 

穂乃果は商売をしているかの用に声を掛けてきた先輩に取引をする。それが項になったか先輩方は快く引き受けてくれた。

 

 

 

「じぁ頭の所だけ見せちゃいまーす!」

 

 

 

俺達はダンスの最初の位置に立つ。あれ?なんか足りないような気が……

 

 

 

「あれ?もう一人は?」

 

「え?」

 

「海未ちゃんは?」

 

「さては逃げたな!?」

 

「どこー!海未ちゃん!」

 

 

 

俺達はダンスをすることを忘れ海未を探しに行く。

 

 

 

「やっぱり無理です……」

 

「何いってるの海未ちゃん!」

 

 

 

海未を探して10分海未は屋上でうずくまって顔を隠していた。

 

 

 

「どうしたの!?海未ちゃんなら出来るよ!」

 

「そうだよ!」

 

「できます…歌と躍りをこれだけ練習したんですから、しかしそれを人前でするとなると……」

 

 

 

と海未は顔を赤くして言った確かにアイドルである以上人前で披露しなくてはいけないのだが人前で披露するのが恥ずかしとなると考えなくてはならない。

 

 

 

「恥ずかしと……」

 

「はい……」

 

 

 

海未はまた顔を隠した。

 

 

 

「そういえば!お母さんが言ってた!お客さんの顔を野菜だと思えって」

 

「それは良い案だ!」

 

「私に一人で歌えと!?」

 

「そこかよ!」

 

「もー困ったなー」

 

「海未ちゃんが辛いんだったら考えないと」

 

「そうだよなー」

 

「人前じゃなきゃ大丈夫なのですが!人前じゃなきゃ!」

 

 

 

考えている途中で穂乃果が行動を起こす。

 

 

 

「色々考えるより、慣れちゃった方が早いよ!じゃあ行こ!」

 

 

 

~~~~※~~~~~~~~

 

 

 

やって来たのは秋葉原人が沢山いる所でチラシを配り人前での苦手を克服しようと言う作戦に入った。

 

 

 

「じゃーん!ここでライブのチラシをくばろう!」

 

「ひ、人が沢山!?」

 

「当たり前でしょ!そういう所を選んだんだから!それにライブの宣伝にもなるし!大きな声を出していればそのうち慣れてくるよ!」

 

「わ、分かりました……お客さんは野菜お客さんは野菜……」

 

「駄目かな?」

 

「私は平気よ♪」

 

「俺も大丈夫だが海未がな……」

 

 

 

海未の方を向くと海未は1人ガチャガチャをしていた。

 

 

 

「あっ!レアが出たみたいです。」

 

「もう!海未ちゃん!」

 

 

 

~~~~~~~~※~~~~~~~~

 

 

 

「ここなら平気でしょ!?」

 

「まぁここなら……」

 

 

 

場所は戻って学院、時間帯は下校時間で生徒が帰り校門を出ていくのでチラシ配りにはうってつけの場所だ。

 

 

 

「じゃあ始めるよ!μ's Firstライブのやりまーす!」

 

「μ's Firstライブでーす!」

 

「是非見に来て下さい!」

 

 

 

俺達は手早くチラシを渡したが海未は依然と渡せていなかった。

 

 

 

「あっ……お、お願いします!」

 

「いらない!」

 

「ダメだよ海未ちゃんそんなんじゃあ!」

 

「穂乃果はお店の経験で大丈夫かもしれませんが私は……」

 

「ことりちゃんと太一君はちゃんとやってるよ!」

 

「だから海未ちゃんもやってよ!」

 

「無理です!」

 

「海未ちゃん私が階段を五往復できないって言った時に何て言ったっけ?」

 

「うぅ……わかりました!やりましょう!μ's Firstライブやりまーす!」

 

 

 

海未は穂乃果の言葉でやる気をだし気付けばチラシを全部配り終えていた。

 

 




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