中華街でまさかの俺たちのファンが居ることに驚いた。さらにそのファンの子にサインを求められどうしようかと思っていたところ穂乃果がまさかの自分のサインを書いた。これにはオレも驚きで実はかなりの才能を秘めているのではないかと薄々思っている。中華街を後にしバスに揺られて30分ついに俺が今回の旅行で1番楽しみにしていた小田原城にやっと着いた。
「やっときたー小田原城!」
「太一君テンションmaxだね!?」
「当たり前だと小田原城だぞ!そりゃテンションも上がるて!」
「はしゃぎすぎてはいけませんよ!太一」
「大丈夫大丈夫そこら辺は穂乃果と一緒にするな」
「ひどいこと言うな〜」
「ことりお城なんて初めて!」
「そうなのか!お城を知らないのは損してるぞ」
「そうなの!?」
「この俺が1から10まで全て教えてやる」
「本当!?お願いしますたいち先生♪」
「穂乃果も穂乃果も!お願いします!」
「おう!任せとけ!」
いゃ〜先生って呼ばれるのも悪くないな!あはあははは!おっと集中集中、さぁこの知らない生徒に教えて差し上げましょう。
「それじゃここも班行動な!解散!」
山田先生の合図で俺らはまた班で固まる。さぁ行きましょう!
「最初にくぐる門は馬出門だ」
「大きな門だね!」
「この門はこの城の一番最初にくぐらなくてはいけない門だ」
「重要な門だね」
「この門の名前の由来は馬屋曲輪が近くにあったからだそうだ」
「へ〜そうなんだ!」
「この門の様に近くに何かがってその名前から来てるって言う門はあるのですか?」
「流石海未!いい質問だ!実は他にもそう言うのがあるんだ!例えば皇居の半蔵門あれば門のすぐそこに徳川家臣、服部半蔵の屋敷があったからって言われているんだ!」
「なるほど」
馬出門をくぐると広い場所に出た
「少し広い所にでたね!」
「ここは虎口(こぐち)って言うんだ」
「虎口?」
「城の守りの一つで馬出門を突破出来てもここで迎え撃つことができるってわけだ」
「突破できても次があるだね」
「守る人たちも必死ってことだな」
馬出門の虎口を抜けると広い空間がでてきた。
「でた〜!ひろ〜い!」
「ここは馬屋曲輪だ主に登城する人の待機所や番所、馬屋今はないがあそこの石垣の上には二重櫓って建物があったんだ!」
「馬屋って?」
「読んだ字のごとく馬を置く建物があったんだ!」
「へ〜」
「じつはこの小田原城は江戸幕府の将軍様が上洛(京都へ行くこと)するルートにあったから宿泊地として使われていたんだ、だから将軍様の馬をここに置いて一夜を過ごすんだ」
「将軍様の馬なんですから良い馬なんでしょうね」
「そうかもな」
住吉橋を渡り銅門にやってきた。
「おっきな門!」
「これは銅門って言うんだ!その名の通り一部分には銅版が使われているらしいぞ!」
「へ〜!見た感じ一番大きな門だよね!」
「そうだな馬屋曲輪と二の丸を繋ぐ大切な門だなここも馬出門と一緒で虎口が、あるんだここも守りは大切ってことだな」
銅門を抜けると二の丸がでてきた。行った事がある人にはわかるがかなり広い。
「ここは二の丸だ!」
「さっきのよりもヒッローイ!」
「ここには、何があったの?」
「ここには御殿があってな主に小田原藩の行政関係の執務を行なっている場所だったらしい、かなり豪勢だったが地震が起きてその火事で焼失してしまったんだ」
「それは残念ですね」
「こういう火事とかで焼失しちゃった建造物は多いんだよな〜」
「勿体無いよね!」
次に俺たちは常盤木門にやってきた。
「この門は本丸への最後の門だから他の門よりもかなり大きいぞ!」
「ここの門も大きいね!櫓もあるよ!」
「あそこの櫓は多聞櫓って言って武器とかが置かれていたらしい」
「この門も地震で倒壊してしまったんだ」
「これも再建なんだね」
ついに俺たちはメインの天守閣へとやってきた。
「さぁ!ついに天守閣ですよ!」
「すっご〜い!ゴージャス!」
「おっきいね!」
「流石お城っていう感じですよね!」
全体真っ白の天守閣を見上げる俺達、すぐ隣には駅があり電車と重なって写真を撮ると良いのが取れそうな気がする。
「んじゃあ早速登ってみましょう!」
「はーい!」
俺たちは入り口のお姉さんにチケットを私展示品等を見ながら最上階へ向かった。
「うわー!綺麗!」
「高いから周りを良く見渡せるよ♪」
「昔のお城の城主も見ていたんですね」
「どうだ?今回の解説でお城の事は少しは楽しめたか?」
「うん!」
「おっ!穂乃果は返事が良いな!じゃあ問題だ!」
「え?」
「馬屋曲輪には主に何があった?」
「えっと…えっと…」
「はぁ…」
「あはは…」
「残念!時間切れ!」
「えぇー!」
「穂乃果さん?俺の話を聞いていましたか?」
「聞いてた聞いてた!」
「本当は」
「聞いてたけど忘れました…」
穂乃果は必死に謝ったがこれ指導がいりますね…
「では復習だな♪」
「太一君!?ごめんなさい!許して〜!!」
「うひひ!」
これ以降穂乃果はお城については聞きたくないほど俺に教え込まれるんだった。
どうでしたか?初めてこういう歴史関係の物を書きましたが…多分間違ってる所もあると思いますがそこは温かい目で見てください…
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