ラブライブ! ~9人の女神と1人の神~   作:テアイチ

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いつのまにかUAが1万超えてる!?


第23話 内気なあの子の本音

「か〜よちん!」

「凛ちゃん!?」

「また、ボーッとしてたでしょ!」

「ごめんね…」

「もう…聞いたよ!」

「何を?」

 

小泉さんが一人考え事をしていると前から同じクラスメイトで、幼馴染の星空さんがやって来た。

 

「この前ライブをやってた先輩達から部活に入らない?って誘われたけど断ったんだって?」

「うん…そうなんだ…」

「どうして断っちゃった?」

「そ…それは…」

 

話は1週間ほど前に遡る。俺は穂乃果達を連れて小泉さんのところへ行き、単刀直入にスクールアイドルをやらないか?と勧誘してみたが、小泉さんはそれを聞いて動揺してしまい『ごめんなさい!』と一言だけ言って去ってしまった。それから小泉さんは誰にもこの事を言わず気が付いたら1週間経っていた。

 

「私には向いてないよ…スクールアイドル」

「え〜!絶対出来るよ!かよちん本物のアイドルみたいで可愛いもん!」

「凛ちゃん…」

「今度先輩達に言お!」

「む…無理だよ〜」

「かよち〜ん!」

「……」

 

小泉さんと星空さんが喋っているのを真姫はコソッと本を読むフリをして聞いていた。

 

〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「向いてないか…」

「本人はそう言ってたわよ」

 

さっきの一連の流れを真姫は俺に全てを話した。

 

「海未もそうだったが彼女も無理無理言ってたが結局はあそこまで成長してるから小泉さんも出来ると思うんだけどな…」

「何か向いていない理由があるんじゃない?」

「それはあるな」

「今度聞いてみようかな?」

 

と俺が言うと真姫は大きくため息をつく。

 

「はぁ…またあなたが来ると逃げられちゃうわよ」

「そうですな…」

「ここは私に任せない!」

「いいのか?」

「私に掛かればこんなの簡単よ!」

「それなら頼んでもいいか?」

「わかったわ!それじゃあ」

 

そう言うと真姫は去っていった。

 

〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「じゃあちょっと付いていってみようかしら」

 

授業後真姫はこっそりと小泉さんの後を追う。小泉さんから10メートルほど離れてこっそりと追いかける。

 

「あそこは…」

 

後をついていくとそこはお前俺たちが作った募集中の紙が置いてある所だった。そこで小泉さんはその紙を取りカバンの中へしまい立ち去った、だがその時小泉さんは知らぬ間に何か落としてしまった。

 

「これって、あの子の…」

 

真姫は小泉さんが落としたものを拾う、それは小泉さんの生徒手帳だった。そこには証明写真、生徒番号、住所等が書かれていた。

 

「どうしようかな…」

 

真姫はどうしようか迷った、先生に渡すか直接本人に渡すかを。

 

「いや!本人に渡すしかないわ!」

 

真姫は早速小泉さんの生徒手帳見てそこに書いていった住所を頼りに小泉さんの家に向かった。

 

〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ここね」

 

学院から歩いて15分、真姫は生徒手帳に書いてあった通りの家に到着した、その家の表札には『小泉』と書かれていたのでまず間違いはないだろう。

 

「よし!押すわよ」

 

真姫はインターホンを押した。押すと家の玄関から小泉さんが出てきた。

 

「はぁ〜い…どちら様ですか?って西木野さん!?」

「これ落としたでしょ?」

「あ…ありがと、上がってく?お礼と言ったらなんだけどお茶くらいならだすよ」

「ありがと頂くわ」

 

小泉さんに誘われて真姫は小泉さんの家に上がった。

 

「どうぞ…」

「ありがと…」

 

すすっとお茶を飲んで真姫は朝星空さんと話してた事について小泉さんに聞く。

 

「小泉さん…」

「なんですか?」

「スクールアイドルやらないの?」

「!?どうして知ってるの?」

「朝、星空さんと話しているのを聞いたの」

「そうなんだ…」

 

最初に聞いた時どうしよう!?と戸惑っていたが小泉さんは理由を聞くと落ち着きを取り戻す。

 

「何でやらないの?」

「わ…私には向いてないよ…」

「どうして向いてないって言うの?」

「わ…私、声を大きく出すの苦手で…おまけに運動も苦手なんだ…だから私が入ったら足手まといになると思うの…」

「なるほどね…わかったわ!私が何とかしてあげるわ!」

「え?」

「明日私があなたを練習してあげる」

「で…でも!」

 

何か言おうとしたがその時には真姫は自分のカバンを持って帰っていた。

 

「別に…いいよ…」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ん?真姫どうした?」

「小泉さん入る気はあるらしいわ」

「まじで!?」

 

家に帰る途中真姫は俺に電話をしてきた。話の内容はさっきの事らしい。

 

「さっき、とある事情であの子の家に行ったのよ…」

「それで?」

「私には向いてないって言ってたわ」

「それは朝聞いたな理由はわかったのか?」

「声を大きく出すことが苦手で運動神経もあまり良くないから足手まといになるなら入らない方がいいって」

「なるほどね…ってことは!?」

「さっき言ったことが何とかならば入ってくれるってことよ!」

「よし!わかった、真姫君にこの事は任せても良いか?」

「言われなくても分かってるわよ!」

「じゃあ頼む!」

「了解!」

 

そう言うと真姫は電話を切った。俺は今の事を穂乃果達3人に伝えると3人は凄く喜んでいた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「私なんかに出来るのかな…」

 

小泉さんは自分の写真のアルバムを開いてマイクを持って楽しそうに歌っている小さい頃の自分を見て一人部屋で考えていた。そのとき、L○NEを見ると星空さんから連絡が来ていた。中を見ると…

 

「かよちん!明日凛が練習してあげるにゃ!」

 

と書いてあった。

 

「練習…」

 

練習と聞くと小泉さんの頭の中に真姫の事が浮かんできた。




今日は短めですね…近々UA1万突破記念を投稿しようとおもいます!

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