ラブライブ! ~9人の女神と1人の神~   作:テアイチ

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後編です!


真姫の初めてのトマト料理

〜前回の話!〜

 

何を考えたのか真姫はトマトの栽培に興味を持ち休日の日に太一に協力してもらい色々と苦労をしながらトマトの栽培を始める事になったのだった。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜

 

前回の害虫駆除から数週間、真姫はあの恐ろしい虫の怖さを知ったせいかより一層手入れを本格的にやっていた。もはや俺が口出しする事が出来ない程彼女はガチっているのだ。

 

「太一見て!」

「うっわ!なんじゃこりゃ!?」

「すごいでしょ?」

「お嬢さん、もう俺ら庶民を超えてますよ」

「ここまですれば何が起きても大丈夫よね」

 

真姫は俺に自慢して満足顔でその場を後にした。俺はその自慢話しを聞かされた時点で真姫がガチになった事を確信した。

 

「太一君!真姫ちゃんと話していたけど何話てたの?」

「穂乃果達か」

「太一くんと話してたって事は例のトマト栽培の事?」

「ピンポーン!流石ことり、鋭い!」

「えへへ〜」

「それで真姫は何を言ってたのですか?」

「それがすごいんだよ!実は…」

 

真姫と話してた内容はさっきも言ったとうりトマトの事だ前置きで話したように葉っぱに虫が着くようになって涙目ながら虫を捕っていたのがよっぽどショックだったのかお嬢様の力を使って凄い事を始めていた。それはビニールハウスである。真姫に写真を見せて貰ったのだが確かにビニールハウスそのものだった。確かにこれを使えば虫一匹愚か蟻一匹も入れないだろう。もうこの時点で並みの人とは大幅に違うのだが、もう一つの方がやばかった。写真を見た時に気づいたのだが撮影していた位置が違うのだ。普通なら真姫の背丈と同じ位の高さで写真を撮るのが普通だがその写真は真姫より遥かに上から撮ったものだった。そこで考えられるのはただ一つ防犯カメラだ真姫曰くこれを使えば、いつ何処でもスマホから防犯カメラを見ることが出来る。小動物が間違えて入ってしまった時などには使えそうだな。

 

「と言う訳だ」

「流石真姫ちゃん!ご〜シャス〜!!」

「ことり達は絶対に真似出来ないね」

「真姫だから出来るのでしょう」

「それともう一つある」

「「「ん??」」」

「真姫は収穫したトマトを是非皆んなに食べて欲しいそうだから今度皆んな真姫の家に招待するらしいぞ」

「それは楽しみですね!真姫が愛情を込めて作ったトマトですから絶対に美味しいはずです!」

「穂乃果も美味しいすぎていっぱい食べちゃうかも〜」

「また太っちゃうよ穂乃果ちゃん」

「そしたらまた私の地獄のダイエットメニューを太一とやってもらいますから」

「俺もやるのかよ!」

「連隊責任ですからね」

 

そんなこんな話しているが皆んなが真姫のトマトを楽しみにしているって事が分かった。俺も教えた甲斐があったぜ!

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

一週間後…

 

今日は待ちに待った収穫当日なのだが…朝起きてテレビを付け今日の天気を見るが…

 

「曇りのうち雨かよ…大丈夫か?」

 

せっかく収穫の日なのに天候はあいにくの良くない、雨の中での収穫だと色々と面倒いので待ってくれる様にてるてる坊主でも吊るしてお祈りしておく。

 

「よし!今のところは大丈夫だな」

「雨降らないといいね!」

「本当だよ、このまま収穫まで持ってくれれば良いが…」

「せっかく真姫ちゃんが作ったトマトなんだから食べたいよね!」

「穂乃果!食べ過ぎてはいけませんよ!」

「もう!わかってるよ!」

「でも美味しいとそのまま食べすぎちゃいそう♩」

「だよね!ことりちゃん!」

「穂乃果を甘やかしてはいけません!ことり」

 

お昼になっても空は曇りのままだが雲行きが怪しくなり今にも降りそうな感じになっていた。

 

二時間後…

 

「ま〜きちゃん!」

「きゃあ!やめてよ凛、後ろから!」

「えへへ〜今日は真姫ちゃんが作ったトマトが食べれるから楽しみなんだにゃ!」

「ふふ♪凛ちゃんずっと前から楽しみにしてたんだよね」

「うん!」

「そんな事言われると照れるじゃない」

「真姫ちゃんが照れてるにゃ〜」

「珍しいね」

「お話し中悪いが…」

「太一君!」

 

三人で話してたところを太一が入った。理由は簡単雨が降り始めてきたからだ。

 

「太一じゃないどうしたの急に?」

「もうHRも終わったんだろ?なら直ぐに帰るぞ!」

「え!?」

「早く!」

「わ…わかったわ!ちょっと待って!」

 

太一の目を見て状況が分かったらしく急いで準備をして太一と共に走って帰る。

 

「凛達は後で皆んなと真姫の家に来てくれ!」

「わかったにゃ!」

「気を付けね!」

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

「ねぇ?どうして焦ってるの?」

 

通学路を走りながら真姫の家に向かう中真姫は質問をする。

 

「雨だからだよ」

「雨の降ってる時でも収穫できるじゃない」

「お前今日ビニールハウス開けっ放しだよな?」

「何で知ってるの?」

「念のため学校行く前にお前の家の畑を見てきたんだよ」

「成る程…それと何が関係あるのよ?」

「着けばわかる」

 

真姫の家に着いた時にはすでに雨は土砂降り、急いで俺は予め用意させていた収穫用のハサミと籠を持ち畑に向かう。

 

「真姫みろ、これが俺が焦った理由だ」

「これは…!? 」

 

真姫が見た物はトマトだが少し傷んでいた。皮が弾けて中身が飛び出しているのだ。

 

「ここ最近ライブが近いからあまり日中忙しくて水やり余りできなかっただろ?だからトマト達は水分不足だったんだ、そこでこの雨だトマト達は一斉に水分を摂り始めたから皮がそれに抵抗できなくて弾けてしまうんだ!さらに味も落ちる!」

「じゃあどうするのよ!」

「大丈夫だまだ弾けてるのはほんの僅か先にまだ弾けていないトマトを優先で収穫するんだ!」

「わかったわ!」

「よし!じゃあ私ははこっちから行くわ、太一ははあっちを!」

「了解!」

 

真姫と太一はずぶ濡れになりながらも何とかトマトを収穫する事が出来た。

 

「ふぅ…何とか収穫ができた…」

「もう…ずぶ濡れ…」

「風呂でも入って来たら?その間俺は下ごしらえするから!」

「そう…ならお言葉に甘えて…」

 

そう言うと真姫はお風呂場へと向かい太一は下ごしらえを始めた。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜*〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 

「ふぅ…さっぱりしたわ」

「おっ?丁度良いタイミングできたなこっちも下ごしらえが終わったところだ」

「何をしてるの?」

「さっきの皮が弾けたトマトを使ってトマトジュースを作ろうかな〜っと」

「トマトジュース…!」

 

真姫の顔を見ると今まで以上に目がキラキラしていて本当に真姫なのか?と思ってしまう程だ。太一は早速トマトをミキサーの中に入れて液体状にする。ボタンを押すとミキサーが動き始め中に入っているトマトは粉々になり液体になる。

 

「はい、どうぞ」

「あ、ありがと!」

 

真姫はお風呂上がりって事もあるのか一気に飲み干し、満足顔だ余程美味しかったのだろう。

 

「お味はどうだ?」

「すっごく美味しいわ!」

「それは良かった」

「あとは料理を待つだけね!」

「料理は作ってる最中だ皆んなが来る頃には出来上がるからすこし待っててくれ」

「えぇ…」

 

そう言うと太一は再びキッチンに向かい料理を再開した。すると真姫は後ろから太一を追いかけて太一の後ろから抱きつく。

 

「ま…真姫!?何だ急に!」

「こ…これはお礼よ…!最初から最後まで付き合ってくれた!」

「そ…それは嬉しいが、こ、これは恥ずかし過ぎだ!」

「わ…わたしだって恥ずかしいわよ!」

「な…なら離してくれ…!!」

「それは嫌よ!」

「まっきちゃ〜ん!遊びに来たよ〜!ってあ…」

「「あ……」」

 

そこには皆んなが来ており一部始終を見られてしまった。

 

「誤解よあれは!」

「そ…そうだ!決してやましい事では無いからな!」

「いいで!いいで!お二人さん♪」

「からかわないでよ!希!」

「照れてる太一も可愛いわね♪」

「うるさい絵里!」

 

当分俺と真姫はμ’sの皆んなからからかわれる存在になるのであった。

 

 

『でも…本当にありがとね、太一♪』

『ん?何か言われたような…』

『…バカ』

 

 

 

 




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