(他にも書いてるので通算5話目ですが)
見捨君はミステリアスと、吉良吉影の奇妙な冒険この二つがあります。読んでみてください。
以上宣伝でした。
本編行きます
トントンットントンットントントントンヒノノニトン
体のあちこちをつつかれた。
(俺はおでんじゃねぇよ)
そんなふざけたことを思いながら目を開けるとオッサンに囲まれていた。
(最悪のモーニングコールじゃねぇかッ!)
そんなくだらないことを考えつつ、意識を現実に引き戻しながら何とか、絞り出すようにして声を出した。
「どちら様で?」
よく見ればオッサン達は、甲冑に、鉄の鎧を着込んだいかにも兵士ですと言った風貌だった。
「お前こそ何者だ?
周りの環境、口ぶりから察するにどうやら異世界?に来た様だった
状況的に言って俺は不審者?ってことか
ヒソヒソとした声が聴こえてきた。
……どうやら人間のようだが?……
……人に化けてる
……ここまで人に化けられる奴がいたか?……
……なら新手の
……まさかこんな奴が
(なんか俺についての会議的なものが始まっている)
ここで口を挟むと逆にマズいと方向に行きそうなのであえて黙っていることにした。
「おい、お前」
えー、話しかけんのかよ
「は、はい?なんでしょう?」
着眼点アホかもしれないけど日本語通じてるねぇ。
ちゃっかり現実逃避しつつ、
「お前どこの子だ?(身分的に)」
しかし我が国には、身分制度が無いためとんでもない勘違いが生まれていた。
(だいぶ斬新な名前の聞き方だなッ!)
「えっと、王甲の子です。」
少しの間が開き、
「王、侯?貴殿、王侯の子なのか?」
王侯とは、土地や人々を支配する王様のようなもののことを示す。まさかの、奇跡!
(王甲、まぁ、珍しい名字だよな。いや、あれか、日本的な名前が聞きなれないってことか?)
「そうです、王甲の子です。王甲将相です。」
ちゃんと、フルネームで名乗り直したので無用な勘違いは避けられただろうという、浅はかな考えが、本当にまずい方向に事態を運ぶ。
「王侯・ショーソ?」
……やはり
……バカッ!
「貴殿は本当に王侯なんだな?」
(なんか発音おかしくね?気のせい?いや、なれない日本語だから発音がおかしいだけだろう。)
勘違いが勘違いを生む結果となり、さらにわけのわからない方向に進んでいく。
(たしかに俺の名前は王甲だしな)
頷いて肯定すると
「数々の無礼失礼しました。改めまして、次期国王陛下殿お迎えに上がりました。」
急に態度が改まった。
この時点で王甲の頭は追いつかなくなっていた。しかし、過剰なまでのゲーム脳がッ!ゲーマーとしての才能があったから故に
(俺は、王様役のRPGか、プレイしてみてもいいな。でも、RPGの王って何すんだろ?ステータスどうなってかな?)
王甲の中で王様のイメージはドラ〇エだった。
(練習しておかなきゃな。王様のように振る舞わないといけないよな。)
「私は次期国王陛下王甲将相、宮殿に案内してくれないか?えっと、役職はなんだっけ?」
「私は、大帝国ガァーディア、総督、ユーピテルの名を冠する者ユーピティと申します」
王甲は、自己紹介を聞きつつ世界観を探る。
(古代ローマが元か?でもガァーディアなんて国聞いたことないな。)
大帝国と名乗るほどならばそれなりの国であることがわかるので、少し安心した。
(まずは情報が欲しい。)
そう考えた俺はとりあえず彼らが用意した馬車に乗り込んだ。馬車の中で色々と聞いてみた。且つ聞かれた。
例えば、
「我々が嘘をついているということは考えなかったのですか?」
と聞かれた。
もちろん、彼らが嘘をついている可能性も考えた。だが、その時はその時だ、第一嘘をついているようには見えなかった。
「未来の家臣になるかもしれないやつを疑うほど俺はクズじゃない。」
とかっこつけながら答えると
「おおッ!」
という歓喜(?)の声が聞こえた。
かなり馬車に揺られること体感7時間
わざと遠回りをしているのではと思えるほど、グラグラガタガタ揺られていた。
(ケツいてぇ。馬車とかもう乗りたくない。)
若干涙目になりながら、大きな壁、真ん中に木で出来ているであろうこれまた大きな扉、そして小さな小屋を見つける。
(涙で霞んで見えねえけど)
「中々大きな城だな?」
王様らしく偉そうにいうと、ユーピテル?の名前を冠するユーピティが、笑いながら
「陛下は面白いご冗談を言いますね」
「これは国の外壁でしかありませんよ?城は小さなものですよ。」
と謙遜するが仮に城の面積を(今王甲から見えている外壁から予測した)国の総面積の10分の1だとしても地球上に居る日本の夏休み期間が誕生日の人全員が入る位の大きさがある。でかいとしか言えない……
さぁこんなところで立っているのもなんですからお入りください。我々の国そしてあなたが治める国に
かなり雑に終わらせてしまった気がします。
ごめんなさい手抜きじゃないんです。信じてください。
他の作品も早めにかけるよう頑張ります。
吉良ムズい……