最弱無敗の神装機竜IFー黒の戦姫ー   作:情報屋迅龍牙

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ご無沙汰投稿だ!


人間としての意味とは?

人間としての意味とは?

 

 

 

 

私たちは神じゃない!人間なんだ!

byブラック・ジャック(間 黒男)

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「僕は・・・・貴方との約束を守れるでしょうか・・・師匠」

 

僕の・・・いや、私の師匠は、ルノ・アーカディアの祖父にあたる人だ・・・私は、その人に戦い方や勉学などを学んだ。しかし、私の師匠は、旧帝国のやり方を否定し、その結果・・・処刑されてしまった。

 

「師匠・・・・」

 

「そんなに師匠が恋しいか?」

 

 

sideout

 

 

ルノside

 

 

「う〜ん・・・・」

 

「どうしたんですか?姉さん」

 

「いや・・・なんでもないよ」

 

なんでも、ない・・・全く、この顔は何かワケありですね。姉さんは、考えてることがすぐに顔に出てきますから、わかりやすいですね。

 

「はぁ、無理してるのが丸わかりですよ」

 

「そ、そんなこと」

 

「いいから!私の膝でも使って寝てください」

 

アイリ・・・私は、実に最高な妹を持ったと、心底嬉しくなった。

 

「ありがと、それじゃ使わせてもらうね?」

 

「どうぞ」

 

「それじゃ、小一時間ほ・・ど・・・・」

「すー、すー、」

 

全く・・・姉さんは、私の気持ちなんてお構い無しなんでしょうかね?

 

 

アカデミー : ルノの部屋

 

「ん?なんでベッドに?」

 

「おはようございます。ルノ」

 

「ルディ・・・貴方が運んで?」

 

「はい、お疲れのご様子だったのとフィースが、アイリに用があるとの事だったので」

 

「そうだったんだ、悪いことしちゃったかな?」

 

全く・・・自分のことも考えてほしいものですがね・・・

 

「どうぞ、ハーブティーです。疲れが取れますよ」

 

「ありがと、ルディ」

 

「ん、美味し」

 

ルノ・・・君は、どうしてそんな顔をしてるんです?教えてください・・・ルノ・・・ルノ・アーカディア・・・

 

 

 

 

セルス邸

 

「な!?なんだお前は!?」

 

「おれは、ルノの兄・・・『フギル・アーカディア』だ」

 

「お前が!?」

 

フギル・・・・・フギル・アーカディア・・・・こいつが、師匠の言っていた要注意人物・・・

 

「おいおい、そんな身構えるな」

 

「何が目的だ?」

 

「ルノを『殺せ』」

 

「なに!?そんなことできるわけが!?」

 

「出来るさ?」

 

「俺の力を使えば」

 

何なんだこいつ・・・まるで、神を名乗っているような・・・

 

「どうする?」

 

「私は、そんなことは出来ない・・・」

 

「なぜ?」

 

「簡単だ!私たちは神じゃない!人間なんだ!それに!私は、師匠に・・・ルノの祖父に、彼女達の安全を任されているからだ!」

 

ちぃ、あのジジィ・・・余計なことを・・・まぁ、いい・・・

 

「また来るさ、その時は、俺に『殺される覚悟をしておけ』」

 

何だったんだ・・・あの男・・・




お待たせしてすいません・・・ですが!今後は、もう少し早めに出せるように頑張ります!

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