学戦都市アスタリスク 『道化/切り札』と呼ばれた男   作:北斗七星

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後書きにてちょっと発表あり


二つ名どうすんの?

「そういや凜堂。お前の二つ名ってどんなのになるんだろうな?」

 

 あん? と凜堂は小さく眉を持ち上げ、動かしていた手を止めて正面にいる英士郎を見る。両者の手には清掃用具が握られていた。放課後、帰ろうとしているところを谷津崎匡子教諭に捕まり、教室の掃除を押し付けられたのだ。

 

「何だよジョー。いきなり藪から棒に?」

 

「だから、お前さんの二つ名だよ。お姫様だって『華焔の魔女(グリューエンローゼ)』って二つ名がついてるだろ?」

 

 そのことか、と凜堂は箒の柄に両手を置く。

 

 アスタリスクで有名になった学生には二つ名が付けられる。例を挙げるなら、さっき英士郎も言っていたユリスの『華焔の魔女(グリューエンローゼ)』、元星導館学園序列一位の綺凛の『疾風刃雷(しっぷうじんらい)』などだ。

 

「お前さんも刀藤綺凛を倒したことで晴れて序列一位になったんだ。当然、何かしらの二つ名がつけられるはずだぜ」

 

「へぇ……ってか、二つ名って誰が付けるんだ?」

 

 ユリスや綺凛が自分から二つ名を語るとは思えない。

 

「具体的に誰がって聞かれると分かんねぇな」

 

「どういうこった?」

 

「誰が言い出したのか特定するのは難しいってことよ」

 

 英士郎は肩を竦めて見せた。

 

「有名になってくると、そんだけ決闘の映像とかが人目に付きやすくなる。ネットとかで流れるからな。その映像を見て、誰かが勝手に命名するんだ」

 

 ははん、と凜堂は大体の経緯が分かった。その誰かが勝手に命名した二つ名が有名になった学生のイメージにあっていれば、周りもその二つ名で呼ぶようになる。本人の望む望まないに関わらず、二つ名はどんどんアスタリスク中に広がっていくのだ。

 

「ネットは情報が広まるのが早いからなぁ。当人が否定し始める頃にはもう広まった二つ名が定着してるって寸法よ」

 

「迷惑な話だな、おい」

 

 実際、ユリスは二つ名が付けられた当時、かなり辟易としていたようだ。彼女の性格からして、そんな見世物のような扱いは受け入れ難いものだっただろう。しかし、現在ユリスは『華焔の魔女(グリューエンローゼ)』という二つ名を受け入れている。

 

(ユーリを諦めさせるたぁ……恐ろしいところだぜ、アスタリスク)

 

「まぁ、変な二つ名を付けられるのが嫌だから自分から名乗りだす奴もいるしな。お前さんも変なのを付けられる前に何か考えといたらどうだ?」

 

 凜堂と綺凛の決闘から数日が経過している。その映像はネット上でアスタリスク中に広まっている事だろう。誰かが凜堂の二つ名を言い出すのも時間の問題だ。

 

「現に二つ名付けられてるぜ、お前さん」

 

 マジかよ、と目を見開く凜堂に英士郎は空間ウィンドウを開いた携帯端末を投げて寄越す。器用にキャッチして見てみると、アスタリスクの動画サイトが表示されていた。空間ウィンドウの中では凜堂と綺凛が凄まじい攻防を繰り広げている。再生数はかなりのもので、もう少しで一千万を超えようとしていた。ちなみに言わずとも分かると思うが、撮影したのは凜堂の目の前に立っている男だ。

 

「コメント欄のとこだ」

 

 空間ウィンドウを動かしてコメント欄に目を走らせる。素直に二人を賞賛するもの、戦力を分析するもの、大したことは無いと煽るもの様々だ。その中で凜堂はそれらしいものを見つける。

 

「『千変万化』、『燃える瞳(ブレイジング・アイ)』、『白き剣(ホワイトソード)』ねぇ……」

 

 それ以外にも色々とあった。どっちにしても視聴者が勝手に書き込んでるだけで、凜堂の二つ名に選ばれる様子は無い。

 

「この中のどれかがお前さんの二つ名になるかもしれないぜ?」

 

「ま、そこまで変じゃなきゃ何だっていいさ……俺も今思いついた」

 

 お、と目を輝かせる英士郎に携帯端末を投げ返しながら凜堂は両手の中でくるりと箒を回した。

 

「『放課後清掃員(スイーパー)』」

 

 担任に掃除を押し付けられた現状を凜堂は痛烈に皮肉って見せる。対して、英士郎は心底愉快そうにげらげらと笑っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……う~ん」

 

「……どうしたんだ凜堂。何か悩み事か?」

 

 その週の休日、凜堂はユリスと一緒に出かけていた。一緒に出かけるといっても、断じてデートではない。これはユリスの言だが、服選びに余念が無かったり、楽しみすぎて夜寝れなかった彼女を見て誰もがこう言うだろう。説得力絶無と。

 

 それに実際デートではない。訓練の一環として、商業エリアのカフェで昼食をとりながらコンビネーションについて話し合っていたのだ。はずなのだが、今日の凜堂はどこか上の空だった。ユリスの話にも生返事しかしないし、頼んだメニューも口にしていない。

 

「何か言いたいことがあるなら、言ってみるといい。私が聞いてやる」

 

 パートナーだからな、と少しだけ嬉しそうな顔をするユリス。悩み事っていうか何ていうか、と凜堂は頭を掻く。正直、今考えていることはユリスに話すようなものではない。内容が下らなさ過ぎるからだ。だが、こんな些細なことを相談できないようじゃタッグとして駄目だろうと思うのも事実。意を決し、凜堂はユリスを真っ直ぐ見つめた。

 

「じゃあ、聞いてくれるか、ユーリ? 実はな……」

 

「うむ」

 

「俺の二つ名に関してなんだが」

 

「……は?」

 

 ポカンと口を開くユリスに凜堂は先日の英士郎との会話のことを掻い摘んで話した。

 

「……相棒の話を上の空で聞き流して何を考えていると思えばそんな下らんことだったとは……」

 

 小さく呻きながらユリスは眉間に寄った皺を揉む。すまんすまん、と凜堂も少しばつが悪そうに笑っていた。

 

「ユーリも二つ名持ってるよな? どんな感じに付けられたんだ?」

 

「どんな感じと言われてもな……確か、『冒頭の十二人(ページ・ワン)』に名を連ねた頃だ。ネットで『華焔の魔女(グリューエンローゼ)』なんていう二つ名が広まっていたのだ。私の決闘や公式序列戦などの映像と一緒にな」

 

 ユリスが否定するも、時既に遅し。ユリスの名は『華焔の魔女(グリューエンローゼ)』という二つ名と一緒にアスタリスク中に拡散していったのだ。

 

「凜堂。経験者として言っておくが、二つ名のことなんて考えるだけ無駄だぞ。己のあずかり知らぬところで何時の間にか付けられて、ウィルス並に広まっていく……そういうものだ」

 

 どこか、哀愁を漂わせながらユリスは遠い目をする。経験者というだけあり、その姿は真実味に溢れていた。

 

「考えるだけ無駄って言うがなユーリ。変なの付けられてそれが定着したらたまったもんじゃねぇぞ」

 

 凜堂にとってはそれなりの大事で、ユリスにとっても他人事ではない。

 

「いっその事、ジョーが言ってたみたいに自分から名乗ってみるか」

 

 凜堂は額を掻きながら呟く。下手な二つ名を付けられる前に自分から名乗っておけば、不特定の誰かが言い出したものよりそちらが定着するだろう。

 

「自分からとは言うが、何かあるのか?」

 

「一応、候補はある」

 

 興味を引かれたのか、ほぉとユリスが眉を動かす。メモとボールペンを取り出し、凜堂はサラサラと何かを書いていった。

 

「こんなんどうよ?」

 

 そう言いながら差し出されたメモにはこう書かれていた。

 

「『勇気(ゆうき)凛々(りんりん)』……」

 

「あぁ。知らねぇか? 勇気凛々るりの色ってな」

 

「それは少年探偵団の歌だろうに……」

 

 序に言うなら、浅田次郎大先生のエッセイ集のシリーズ名でもある。何ともいえない顔でユリスはメモと得意げな表情の凜堂を見比べた。

 

「いや、少年探偵団なんてどうでもいい……本気なのか、お前?」

 

「おうよ。何かこう、ギャップがあるだろ?」

 

「ありすぎだ、馬鹿者」

 

 それは最早、ギャップ萌えの域を超えている。

 

「えぇい、駄目だ駄目だ、そんなのは。『勇気凛々』なんて呼ばれるお前と一緒にいなくてはいけない私の気持ちを考えろ」

 

 え~、と凜堂は不満そうに顔を歪めるが、素直にメモ帳を引っ込めた。いい二つ名だと思うんだけどな~、と未練たらたらの様子は普段の凜堂からは想像できないほど子供ぽかった。この時点でギャップ萌えとしては十分である。

 

「……む」

 

「あ」

 

 不意に聞き慣れた二つの声が聞こえた。二人が声のした方に目を向けると、紗夜と綺凛の二人と視線が合った。

 

「よぉ、サーヤ。それにリンも。こんなとこで何してんだ?」

 

「……今朝方、『鳳凰星武祭(フェニックス)』の出場枠に空きが出来たという連絡が来た。だから、正式なエントリーを済ませてきたところ」

 

 あぁ、と凜堂とユリスは顔を見合わせ頷き合う。紗夜と綺凛がタッグを組んだことは既に知っていた。最初に聞いた時は驚きもしたが、よくよく考えてみると二人には『父のために頑張る』という共通点がある。タッグを組む理由としては十分なものだ。

 

 紗夜は自然な足取りで凜堂に歩み寄ると、その膝の上にちょこんと腰を下ろした。当然、ユリスの柳眉が逆立つ。

 

「おい、沙々宮。何故、さも当然のように私達と一緒のテーブルに座った? それ以前に何で凜堂の膝の上に腰を下ろしているのだ!?」

 

「……リースフェルトは細かいところを気にしすぎ。それに私はお昼ご飯を食べる時、いつも凜堂の膝の上に座ってた」

 

 ね? と凜堂を見る。そうなぁ、と頷きながら凜堂は紗夜を撫でていた。

 

「確かにガキの頃はいっつもこうやって飯食ってたなぁ。サーヤってば、自分で手ぇ動かさないから食わせるのが面倒だったのなんのって」

 

「「食べさせる……」」

 

 ユリスと綺凛の頭の中の光景が重なる。幼い紗夜(現在と変わりなし)と、膝の上に乗った彼女にご飯を食べさせている幼い凜堂。

 

((羨ましい……))

 

 恋する乙女は考えることまで一緒だった。

 

「それはまだ幼かった時の話だろう! 男女七歳にして席を同じうせず、とはこの国の言葉だろうに!」

 

「……私、十歳の時に海外に行ってたから」

 

 あぁ言えばこう言うを絵に描いたようなやり取りだ。角を突き合せる二人に苦笑しながら綺凛は凜堂に視線を向ける。

 

「あの、凜堂先輩。私達もお昼まだなんです。もし宜しければ、私達もご一緒させてもらってもいいでしょうか?」

 

「別に構わないぜ。なぁ、ユーリ?」

 

 紗夜のように何も言わずに同席するのはともかく、普通に頼まれたのであれば断る理由はない。ユリスは多少不満そうだったが、了解の意を示す。

 

「じゃあ、リン。使ってない椅子二つ持ってきてくれ。ほれ、サーヤ。お前はいい加減どく」

 

「……ぶー」

 

 紗夜は可愛らしく唸るも、紗夜さんと綺凛に諭されて不承不承凜堂の膝から降りた。綺凛は他のテーブルから自分と紗夜の分の椅子を運んでくる。二人は椅子に腰を下ろし、やって来たウェイターに昼食を注文した。

 

「……それで二人はここで何をしてた?」

 

「何って言われてもな。まぁ、『鳳凰星武祭』のフォーメーションやら何やら色々と話してたんだが」

 

「何を言ってるお前は。ほとんど上の空で、碌に話せなかったではないか。そして何を考えているかと思えば二つ名などと……」

 

 悩ましそうにユリスは額に手をやる。二つ名? と紗夜も疑問符を浮べているが、綺凛は共感するように何度も頷いた。

 

「そうですよね。凜堂先輩も序列一位になりましたし、皆さんそろそろ騒ぎ出す頃だと思います」

 

「ジョー……夜吹にも同じこと言われたよ。リン、お前の時ってどんな感じだった?」

 

 凜堂の問いに綺凛は困ったように身を縮こませる。凜堂の満足する答えを返せそうになかったからだ。

 

「わ、私の場合、伯父様が決めてくださったので」

 

「まぁ、あの男なら当然そうするだろうな」

 

 若干の嫌悪感を込めてユリスは囁く。いくら凜堂の言葉で改心したとはいえ、無抵抗の凜堂を好き勝手に殴った事実が消える訳ではない。それは紗夜も同じらしく、微かに眉を顰めていた。

 

「そっか。俺の周りには決めてくれるような人はいないし、やっぱ自分で考えたほうがいいのかねぇ……ユーリに駄目だし喰らったけど」

 

「当たり前だ。あんな物、二つ名として認められるか」

 

 二人のやり取りを紗夜と綺凛は興味深そうに眺める。

 

「……凜堂が自分で考えたの?」

 

「どんなのでしょうか。気になりますね、紗夜さん」

 

 こくりと首肯しながら紗夜は凜堂を見つめた。それは綺凛も同様だった。別に見られて困るものでもないし、凜堂はメモ帳を二人に手渡す。どれどれ、と紙面を覗き込んだ綺凛の顔が引き攣った。

 

「ゆ、勇気凛々ですか……」

 

「良いだろ? ユーリってば、これは駄目って言うんだぜ」

 

 凜堂の言葉に答えず、綺凛はぎこちない笑みのままユリスへと目線を移す。そこに込められた同情の念にユリスは不覚にも涙しそうだった。

 

「……これも良い。でも、もっと凜堂に相応しい二つ名がある」

 

 え、と三人が驚く中、紗夜はさらさらとメモ帳に文字を書き込む。そこには小さく可愛らしい文字でこう書いてあった。

 

『幼馴染LOVE』

 

「却下だぁ!!」

 

 欲望ただ漏れ過ぎる二つ名にユリスが絶叫する。響く怒声に通行人たちが何事かと振り返るも、ユリスの怒りのオーラを目の当たりにしてすぐに目を逸らした。

 

「紗夜さん……」

 

「……サーヤ、流石にこれは無いわ」

 

 綺凛と凜堂もこれには首を振る。多少、声のボリュームを抑えながらユリスは不満げに頬を膨らませる紗夜に諭しにかかった。

 

「あのな、沙々宮。これは二つ名とは言わない。これはお前がそうだといいと思った願望だ」

 

「……リースフェルトは文句ばかり。そんなに言うなら、自分も何か案を出すべき」

 

「何?」

 

「そーだーそーだー。駄目だしするなら何か案を出せー」

 

「凜堂、お前まで……」

 

 紗夜に便乗する凜堂。何か言い返そうとして、ユリスは口を噤む。確かに、駄目だしするだけでは、ただの嫌な奴だ。口元に手を当て、思考を巡らせる。どんな二つ名が凜堂に相応しいか。

 

 脳裏に浮かぶのは黒炉の魔剣(セル=ベレスタ)を片手に全てを薙ぎ払う凜堂の勇姿。その後ろには英雄が護るお姫様(自分)の姿があった。

 

「……ハッ! 何を考えているんだ私は……『守護騎士(ガーディアン・ナイト)』などどうだ? 悪くは無いと思うが」

 

 若干、頬を赤らめているユリスに首を傾げながら三人は考え込む。最初に口を開いたのは綺凛だった。

 

「どうなんでしょう? 悪くは無いと思うのですが、『騎士(ナイト)』と言われると大抵の人はガラードワースの方を連想すると思います」

 

 実際、ガラードワースの冒頭の十二人(ページ・ワン)は『銀翼騎士団(ライフローデス)』と呼ばれている。そしてその騎士団を纏め上げるガラードワース序列一位の二つ名は『聖騎士(ペンドラゴン)』。そんな彼らを差し置いて『騎士』と名乗るのは、ガラードワースに全力で喧嘩を売っているのと同義だ。

 

「……それに凜堂のことをよく知らない人が守護者(ガーディアン)なんて聞いてもピンと来ないと思う」

 

 それもそうだ、と紗夜の言葉にユリスは渋面を作る。高良凜堂という人間の心底を知っているならとかく、そうじゃない人には間違っても彼が守護者(ガーディアン)に見えないだろう。

 

「しかし、普段のこいつを表すとなると碌なものになる気がしないな……」

 

「まぁ、確かにな」

 

 ケラケラと笑う凜堂に納得してどうするとユリスが突っ込む。

 

「……『雲男(ミスター・クラウド)』。もしくは『自由人(フリーマン)』?」

 

「あ、あはは……」

 

 ピッタリすぎる、とは口が裂けても言えない綺凛だった。その後、四人で話し合ってみたが、しっくりと来る二つ名は出てこなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そういうわけでロディア。お前の意見を聞きたい」

 

「あらあら、随分と面白そうなことを話してたのですね。私も誘ってくれれば良かったのに……それはともかく、あなたの二つ名はもう決まってますよ」

 

「マジで!?」

 

「はい。私が決めました」

 

「しかも名付け親お前かよ!?」




ども、散々待たせた挙句にこんな山無し落ち無しの話でごめんね。

別に調子が悪かったなんて裏事情はありません。ただ、ネタが思いつかなかっただけです。

言い訳は置いといて、とりあえず決めたこと。原作三巻まで書き終わったら、一旦書くの止めます。原作追いつくまで書いて、何か取り返しの付かない設定とか出てきたら洒落にならんので。一応、アスタリスクの最新巻が出たらまた書く予定です。

んで、その書くの止めてる間に何か別の作品でも書こうかしらと思ってまして。案は二つ。

一つ目はこの作品の主人公である凜堂くんを何か別の作品にぶち込んでみる。例えばハイスクールD×Dとか問題児が異世界に放り込まれるあれとか。まぁ、後者の場合、原作読まなきゃいけなくなるけど。

二つ目は仮面ライダー鎧武のロックシードもどきを持った凜堂じゃない別の主人公で何か書いてみたりとか。一応、この後の話でこの主人公の設定は書いておきます。早ければ今日中に上げられるかな? (もう書きました)

まぁ、何かこの作品で書いてみてってのがあったらご意見お願いします。アンケートになるから、活動報告のとこにそれっぽいの作っときます。








ちなみに皆さん、ハイスクールD×Dの『D×D』の部分なんて読んでます? 自分はディーオブディーです。

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