駄目神様にご注意を。   作:淋傘

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第四話!書き駄目、いや書き溜めをイッキに使ってしまった!


精霊『牛丼屋さんに行くと、セルフの紅しょうがを思いっ切り使うタイプです!』

というわけで前回からの放課後ーえ?あぁ、飛んだ間のことは脳内で妄想してカバーしてください。

 

 

 

『これからどーすんのー?』

 

「そりゃあ帰るよ」

 

『よしっ!行こう!』

 

「どこまで来るんですかっ!?」

 

「お~い!運命、一緒に帰ろうぜ!」

 

「ごめん、社!僕用事あるから!それじゃ明日!」

 

「え!?お~い!……せっかく一緒に寄り道しようと思ってたんだけどなぁ……」

 

 

―――――運命、自宅

 

『はぁ~ポカリおいし~でも本当は私アクエリ派なんだよねぇ』

 

「なんでくつろいでるの、なんで勝手に人の家の飲み物飲んでるの、つっこみどころしかないよ」

 

『まぁ落ち着いて、ほら!豆乳あげるから飲みなよ!』

 

「あ、こりゃどうも。ゴクッ、ゴクッ、ってこれ家の豆乳だから!いかにも私のものーみたいな感じで出されたけど、これ家の冷蔵庫にはいってたやつですから!」

 

ハァッ、と何度目であろう溜息を吐く。僕は溜息を一日になんども吐いてしまう呪いでもかけられたのだろうか?それくらいに溜息が多い気がする。

 

『で?今度はどうすんの?』

 

「とりあえず神界かなー……で?精霊さんはいつ帰るんですかねぇ?」

 

僕は少し嫌味らしくぼやく。女の子への対応としては如何なものかと自分でも思うが、もう僕の中で精霊さんは女の子の中に入れないというルールを作ったので無問題(モーマンタイ)だ、多分。

 

『え?あ、じゃあ帰るよ』

 

「え?帰るんですか?」

 

もう少しネバると思っていたが……意外だな、飽きたのだろうか?まぁ平和でいいけど。

 

『うん!じゃね~!』

 

そう言って精霊さんは消えていった……一体なんだったのだろう……

 

「まぁとりあえず……」

 

と、僕は飲み終わり空になった豆乳の紙パックを捨てて、鍵を握る。

たしかこれで……神界に行きたいと思うんだったか…って

 

「うわぁっ!?」

 

急に強い目眩に襲われる。同時に頭、いや脳への激痛。急なショックに倒れそうになる。

なんだ……これ?そう思うと同時に、僕は意識を失った。

 

 

「……んぅ?」

 

目を開ける。見覚えがある。そうだ、ここは……

 

「よっ!ちゃんときてくれたな!偉い偉い!」

 

「……神様」

 

ここは、神界。昨日来たばかりなのに、どこか懐かしさを感じたのは気のせいか。

 

「んじゃ、さっそく仕事なー」

 

「いきなりですか!?」

 

「ん?当たり前だろー!仕事たまってんだぞ!」

 

相変わらず、いや逢うのは二回目だが、マイペースな神様だ。と僕は苦笑する。

 

「どんなことをやればいいんですか?」

 

「これだ!これ!」

 

そう言って渡されたのは……書類?

 

「これをやるんですか?」

 

「そうだ!なんか不満か?」

 

「いや不満点をあげるとキリがないですけど……なんか地味だなぁ、と思いまして」

 

「お前神に幻想抱きすぎだろ!そんじょそこらのリーマンと変わりゃしねぇよ神なんて!!」

 

カッカッカ、と神様は軽快に笑った。

僕の思ってた神って……なんだったんだろう……

 

「とりあえずやりますね……」

 

「おう!んじゃこれだ!」

 

神様がパチンッと指を鳴らす。すると今まで真っ白だった周りは急に洋館の内部のようになった。

 

「なんでもありだなぁ、本当」

 

「そんなもんよ、人生なんて」

 

「って、なにしてるんですか」

 

「ゴクッゴクッ……プッファーッ!!!あぁ~なにってビールだよ、ビール!お前も飲むか?」

 

「いや未青年にお酒を勧めないでください!ってか本当になにもやんないんですね……」

 

「いや、お前が来る前にはちゃんとやってたよ、うん」

 

嘘くさー

 

「いや、やったって!一枚の……半分くらい」

 

「全然じゃないですか!!……ハァッ」

 

僕は目の前のデスクに座って、書類を整理し始める。内容はぶっちゃけ神の仕事とは思えないものだった。本当、神ってなんだろう……

 

「おいサダメ!腹減ってるだろ!なんか作ってきてやるよ!」

 

「いえ別に……ってもういないし」

 

料理をするんだったら仕事を手伝ってほしいんだけど……まぁ、もう夕飯時だしなぁ。

 

「あの神様も駄目だけど、悪い神じゃあないみたいだ」

 

そういえば……これやって給料って出るのかな?

出るんだったらバイトと同じだし文句はないけど……

 

「おーいサダメーできたぜー!」

 

「あ、どうも……あの、神様?この書類やったりするのって給料とか出るんですか?」

 

「お前!流石にタダ働きはさせねぇよ!」

 

「あ、そうですよね。で、卑しい話いくらぐらい……」

 

「飴ちゃん2個でいいか?」

 

「幼稚園児の扱いと一緒にしないでください!!!」

 

飴ちゃんて!

 

「しょうがねぇなぁ、じゃあ3個で」

 

「いや数の問題じゃありませんよ!飴っていうのが問題なんですよ!」

 

「冗談だよ、生活はちゃんと保証してやるよ!」

 

「あ、冗談ですか、まぁそうですよね、流石に」

 

「120円でいいか?」

 

「僕の生活費ジュース1本分で抑えるのとか不可能ですから!Lv1で竜王倒す並に不可能ですからぁ!」

 

「カッカッカ!!!冗談だ!ちゃんと食ってけるくらいに出すよ!」

 

「ハァッ……疲れました……」

 

さっきまで精霊さんにもつっこんでいたのに、今度はこれか……

 

「まぁまぁ!これ食え!」

 

「はい、どうも……何ですか?これ」

 

「え?カップ麺だけど?あ、シーフード無理?」

 

「あの、いつもこれ食べてるんですか?」

 

「そだが?」

 

「心底不思議そうな顔をしないでください!駄目ですよ、駄目駄目です!こんな食事じゃ!」

 

「え?え?」

 

「キッチンどこですか!」

 

「あっちだが……」

 

「借ります!」

 

僕はヅカヅカと案内されたキッチンに入って行く。そして躊躇いなく冷蔵庫をオープン。マナーがなってない行為だが、そこら辺はノーコメントでよろしく頼みます。

 

「ビールしか入ってないじゃないですか!」

 

他にあったものもおつまみばかり……

 

「いや使わねぇーし、それくらいにしか」

 

「ちょっと戻ります、すぐ帰ってきます」

 

「え?おい!」

 

僕は鍵を握り、自宅を思い浮かべる。酷い立ち眩みと、嘔吐感に襲われたが、そんなものはどうでもいい!!!

戻ってきた僕は、スグに自宅の冷蔵庫から必要なものを取り出し、また戻る。

 

「本当に早かったな、何のために戻ったんだ?」

 

「もう一度言います。借りますよ」

 

「いやOKだが」

 

「どうも」

 

そう呟き、僕は黙々と材料を取り出す。どうやら辛うじて、キッチン用具はあるようだ。だが全然使っていないのだろう。とても綺麗だ。

 

まな板で、リズミカルに包丁を動かす。しなやかに手を、舞うように動かしていく。

 

「神様」

 

「へ?あぁ、ど、どうした?」

 

少し慌てたように神様がこたえる。

 

「僕はですね、栄養バランスの整っていない食事が好きじゃないわけじゃないんです。ジャンクフードだって食べます」

 

「お、おぉ、そうか」

 

「ただ、僕はそれ以上に……料理が大好きなんです!!!!!!!!!!」

 

 

―――――

 

 

「どうぞ!」

 

僕は自分でも見たら引くであろうほどの笑顔で、創ったパスタやスープなどを並べていく。

 

「では、いただくでござりまする」

 

「口調が変ですよ、あ、デザートにケーキも用意してありますから!」

 

「いざ、いただきます!」

 

神様は手を合わせ、黙々と食べ始める……お腹が空いていたのだろう、スグにたいらげてしまった。

 

「……サダメ、俺さぁ、リュークの気持ちが分かったよ」

 

「はい?」

 

「普段食べてなかった林檎を食べてハマっちまった気持ちが……」

 

「そうですか……」

 

「俺、はじめてお前を秘書にして良かったなと思ったわ」

 

「それはどうも………酷くないですか、それ?」

 

「これからもよろしく!シェフとして!」

 

「秘書どこいったの!?」

 

「お前はモテるやつだと思うぞ!」

 

「それ誉めてるんですか?それに昨日モテないぞーとか言われた気がするんですか……」

 

「ほら、昨日の敵は今日の友だし」

 

「昨日の僕、神様から敵対意識だされてたんですか!?」

 

「じゃ!仕事は仕事なんで書類頼むよ!」

 

「え?え?……あ、ちょっとどこいくんですか!」

 

「居酒屋ー!」

 

「神界に居酒屋あんの!?」

 

「ノルマ終わったら勝手に帰れよ!じゃあなー!」

 

「ちょっ、おまっ消えるとか反則でしょう!!!」

 

「グットラック!」

 

「カームバッーク!!!!!」

 

 

 

その後の神様の秘書(シェフ←New!)について説明すると……

神様が消えた後黙って帰ってしまおうと、鍵使おうとしたけど何故か使えず、神様がなにか仕掛けたことに気づき、仕方がなく、使った調理用具を片付けた後、書類を片付け、片付け、片付け、ノルマ終了したのでついでに神様の明日の朝ご飯と昼ご飯作って、冷蔵庫に書き置きと一緒にしまってから、そういえば食材とか自分の家からとって来なくても、神様の力で出してもらえば良かったじゃん!とか今更ながらに気づいたけど、どうしようもないので鍵握って家に戻ることにした、その瞬間神様の「サンキューな」って声が聞こえた気がして、気分が安らぐどころか、なんかムカついて、疲労120%パターン赤、オールレッドです!って感じで戻ってきたのでした。←今ここ

 

 

 

「つ、疲れた……」

 

風呂は朝入ることにして、すぐに寝たい。本当に疲れた。まぁ料理は自分で進んでしたんだけど……ってそういえば自分の分食べてないよ……あーもう。いい!寝る。リビングなんかにいられるか、僕は部屋に戻るぞ!

 

「さてベットに潜り込むか……」

 

『その前に着替えたほうがいいんじゃない?』

 

「それもそうだな、仕方ない面倒だけど……」

 

え?今のは……

 

『オッス!オラ精霊!』

 

「せ、精霊ひゃん!?!??!なんでいるの!!!!??」

 

『驚きすぎでしょ!』

 

いや驚くよ、声ひっくり返っちゃったけど、それくらい驚いたんだよ。

 

『帰れ、って言われたから今日から私ここに住むね~!夜露死苦ッ!』

 

「あ、こちらこそよろし……は?」

 

は?

 

『じゃ、私ベットで寝るね!運命くんは床でがんばって!おやすみー!』

 

「ハハッ、ハハハッ……ふ、ふざけるなぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!」

 

僕は今日どれだけ叫ぶんだよっ!!!

 

 

 

 

 

続く、続かんですかっ!?もうやめようよ!




精霊の女の子と同居とか、どこのラノベの主人公だよ!
あ、精霊さんをメインヒロインにするつもりは全くないです『え!?酷い!』
感想とか待ってます!次回はいつになることやら!
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