ついにアイツが登場。
「先輩!こんにちはー」
女子高生を救った翌日、今日は玉川と一緒にレベル上げに行く約束をしていた。
「すみませんお手洗い借ります」
靴を脱いで玄関に上がる。
廊下を歩いていると何かを見つけた様だ。
「え~とあの人誰です?」
「zzz」
ああコイツか。
「アルセウスと言って俺のポケモンだ……」
「何でもありですね…」
「zzz」
テレビをつけながらよだれを垂らし眠り込んでいる。電気代がもったいないな。
さてレベル上げ行くか。
□ □ □
と言う事で今日は海にやって来た。
周りを見てみるとキャモメやポッポ、ニャース、ナゾノクサが見られる。確認の為戦った所、デルビルにはちょうどいい相手だ。
それで海に来た理由はこのアイテムだ。
すごいつりざお
バッジシステムで手にいれたので試しておこうとの事だ。水タイプが欲しい。
「デルビル、ひのこ!」
もう始めてやがる。さあこっちもフィッシングスタートだ。
□ □ □
「ベトベター、どくづき」
「ベター」
コイキングにぶちかます。あまりいいの釣れないな。
つれたとしたらコイキング・ギバニア・バスラオ・メノクラゲあたりだろうか。全員Lvが高いがベトベターにより一撃で倒し海に一目散に逃げる。
「おっ、でかいな」
かなりの引きだ、大物の予感がする。
「フィッーシュ!」
「ギャオオオ」
あっギャラドスが出た。どっかの川や湖で出て来た記憶がある。やっぱ野生で出現するんだな。ちなみにLv40。
ギャラドスのアクアテール!
「ベトォ!」
やべ先制された! だがHPバーがそこまで減っていないためあまり効いてないようだ。
「ベトベター、いわなだれ!」
「ベタ!」
いわなだれを技マシンで覚えさせておいた。効果抜群の為HPが0になり、海に逃げていく。
よくやったなベトベター。
「せ、先輩! 平気ですか!?」
今のバトルを見ていたようで駆け寄ってくる。
「海にはすごそうなポケモンがいるんですね……」
「今のよりヤバい奴がいるよ……」
アルセウスがいるんだからカイオーガとかいそうだな。
「それで、レベル上げはどうなったんだ?」
「はい、Lv12まで上がりました」
ん? レベルの上がりが大きいな?
ニャビーよりも成長が早い様な気がする。
「ああ、もう夕方か……」
後1,2匹程釣ってから帰るとするか。
暗くなるとポケモンがLvが高くなるから殆どの人が夜に家から外出しないみたいだ。夜しか出ない奴もいるし。
「先輩、ウキが沈んでいますよ」
「あ、本当だ」
竿を挙げてみるが感触が少し軽いな。リールを巻いていくと姿が見えてきた。
水色? でも赤い所が無いからメノクラゲではないな。
そしてポケモンか水中から釣り上げられる。
「………ケロ」
ケロマツじゃないか。
第6世代の御三家でサトシの持っていたポケモンだ。
ゲッコウガって俺好きなんだよな。アニメとかゲームを見ていると活躍しているポケモンだ。
「ケロッ!」
あれ? 殺る気満々だ。
「出てこいニャビー!」
□ □ □
「くらえ、ネットボール!」
今さっき拾ったネットボールを投げてケロマツに当たり、ボールの中に入る。
そして3回程揺れて動きが止まる。
やったケロマツゲットだぜ!
まさか御三家を2匹手に入るとはラッキーだ。
それで俺はケロマツをボールから出す。
「よろしくなケロマツ」
「ケロ」
俺らは握手をする。
「もう暗くなったから玉川の家まで送って行くよ」
「あ、ありがとうございます」
こうしてまた強力な味方が増えたのだった。