「よし、着いた」
次の次が俺だ。
『次の試合!! 東からは日本の山々を駆け巡り、沢山のダンジョンの発見! 【ポーションの池】の発見者! フルマウンテンアルピニスト! 【山の番人】鞍田隆一郎!!』
「はっはっはっ!」
【ポーションの池】?
確か聞いた事あるような?
『西からは! 美女・美少女の写真大好き! 狙った獲物は逃がさない! 【ミカーレンタウン事件】の解決者! シューティングスターカメラマン! 【魔のレンズ】ピスコォォォ!!』
「ふぅ」
【ミカーレンタウン】?
全部知ってるとは思うなよ?
『試合開始ぃぃぃぃぃぃぃ!』
バトルの音楽がなり始めた。
「いけ、ベロベルト!」
「やれ、プテラ! メガシンカ!」
いきなりメガシンカすんのか。
まん丸の光に包まれ強そうなプテラが現れる。
「プテラ、ストーンエッジ!」
「アイアンテール!」
うお!? アイアンテール覚えるんだ!!
しかしプテラの攻撃が刺さる。
「ベロ!?」
急所に当たった!
しかし僅かに残り瀕死にはならない。
「ラァ!」
アイアンテールは刺さるも半分程しか削れない。
「はがねのつばさ!」
その僅かな体力が無くなりベロベルトは瀕死となった。
次は何出す?
「いけ! ドーブル!」
! ドーブルか!
スケッチで何が来るかよく分からん!!
気合いのタスキはあるか?
「ストーンエッジ!」
「ニードルガード!!」
あ、ニードルガード持ってたのか。
「キシャア!」
ダメージをプテラは受ける。
赤色のバーだ。
「はがねのつばさ!」
「キノコのほうし!」
やっぱり覚えるよね!
「Zzz」
あー寝ちゃった。
「ゆめくい!」
プテラは倒れた。
厄介だなドーブル。
「次だ! いけ! レジロック!」
「…………」
ここで出すか。
「アームハンマー!」
「キノコのほうし!」
ドーブルの方がはやかった。
「…………」モグモグ
あ、ラムのみだ。
ねむらず。
さて、アームハンマー当たりますね。
当たって効果抜群だが、
「タスキ持っててよかった…………」
ギリギリ残る。
どこにある? しっぽの中にでも隠してんの?
「キノコのほうし!」
やばい。
そして動けず。
眠ったまま。
「ゆめくい!」
ダメージを与え、そして回復する。
しかし、起きない。
「Zzz」
「もう一度ゆめくい!」
もう一度やっても起きず。
「ゆめくい!」
三回目。
「もう一度ゆめくい!」
うわあ…………まだ起きないよ。
もう4回目赤色のバーだ。
「…………zzz」
…………。
「ゆめくい!」
5回目。
もうギリギリ。
ドーブルはかなり回復。
「…………」パチン
あ、起きた。
「アームハンマー!」
「ニードルガード!」
あ、ああっ!
読まれてただと?!
反射ダメージにより瀕死に!
「強いですな」
「そっちもですよ」
鞍田のおじさんはあと1匹だな。
「いけ! ツンデツンデ!」
「…………」
やっぱり出てくるよなぁ。
だけど。
「…………」
「キノコのほうし!」
「…………」Zzz
クソ! やっぱり素早さ低い!
「…………」ガサゴソ
「ジャイロボール!」
ん? ラムのみ?
起きた。
そして当たり、
「キュオオ!」
ウッソん。
急所に当たった……ドーブルは倒れた。
「これで一体一だな」
「滾りますな」
で、ピスコの最後はなんだ?
「いけ! ポリゴン2」
「リリリリ!」
喋って……ないな。
スノウのポリゴンだけか?
「ポリゴン2! シャドーボール!」
「ツンデツンデ! じしん!」
ん? シャドーボールが当たってじしんを受けたけと…………どっちもあんまり効いてなくね?
ポリゴン2はきせきもちか。
「サイコキネシス!」
「く、ばかちがらだ!」
やっぱりばかちがら持ってたか。
「リリリ……」
効果抜群。
ポリゴン2は瀕死に。
鞍田のおじさんの勝利だ。
■
さて、次は俺らの番か。
俺はなんて紹介されるんだろ?
『東からは! バトル時には眼鏡コレクションを持っていく重度の眼鏡コレクター! 鋼の錬金術師! 【剛鉄】ディアン!』
「あ、あの人の眼鏡デザインいいな」
……そういえば眼鏡拭いてたような。
『西からは!』
あ、俺の番か。
なんて呼ばれるんだろ。
『変態トレーナーを統率する大きな器! 強力な悪タイプのエキスパート! 瞬殺カツアゲ王子! 【底王】影山ァァァヒロトォォォォ!』
カツアゲ王子か…………予想どおりだな。
と、言っても合法だし問題ない。
『止めてぇぇぇ僕のお小遣いがぁ〜』
『今月の生活費がぁぁぁぁぁっ』
『ふざけんなぁぁ〜全財産がぁ〜』
『わ、儂の年金……どうしよぉ』
『今月の食費が……』
と、まあこんな事が会って脳裏に浮かんだが……これら勝負をいきなり仕掛けてきたトレーナーなんだよねぇ。
おまもりこばんが思ったより強力でした。
「さてと」ガチャ
なんか眼鏡かけた。
ハート型(笑)
『バトルスタート!』
「ルカリオ、行け!」
「いけ、サザンドラ!!」
「あ!」
コイツ…………多分ガオガエンで来ると思ったんじゃない?
「メガシンカ!」
な、コイツも持ってたか!
光の玉に包まれメガルカリオが登場する。
「かえんほうしゃ!」
「インファイト!!」
あ、サザンドラの方が早い!
ルカリオは赤色のバーになる。
「グオオウ!!」
インファイトが当たった。
こっちも赤色のバーだ。
「もう一度かえんほうしゃだ!」
「グオオウォォォォ」
よし、倒れた。
ゴボウ行くかゴボウ。
「仕方ね出すか…………」
ポン
竹とかぐや姫、ロケットがモチーフと思われる。
全体的なシルエットは重量級ながら体の中心から伸びる首の部分は細長く華奢。
体から分離して浮遊しているロケットエンジンのような2本の腕から炎を吹き出す。
「行け、テッカグヤ!!!」
「…………え」
え!! テッカグヤ!!
確かに鋼と会いやすいとかそんな加護だと思うけど。
「サザンドラ、続けてかえんほうしゃ!」
「ドラ!」
あ、半分減った。
「テッカグヤ! ラスターカノン!」
ここでサザンドラは瀕死になる。
仕事はしたぞ!
「行け、ガオガエン!」
「ガオ!」
ルカリオは消えたしエンペルドが来ない限り大丈夫だろ。
「フレアドライブ!」
「ガオウ!」
効果抜群テッカグヤは倒れた。
「く、行けっ……ゲノセクト!!」
なっ、やっぱり持っていたか!!
鋼タイプだからありうるか。
「ゲノ! テクノバスター」
ドオアオオオオ
「ガオ……」バタリ
う、効果抜群だから水タイプか。
「いけ、ダークライ!」
「ラァイ!」
よし、やれダークライ!!
「ダークホール!!」
よし、かかれかかれ「……」あ、かかんない。
「ゲノ、むしのさざめき!!」
「ラァァァイ!!?」
う、効果抜群だから結構効いたぁ。
もう4分の1しかない。
「頼む! ダークホール!」
かかれかかれかかれ「zzz」かかったぁ!
「ダークライ、10万ボルト!」
「ラァイ!」
三分の一減った。
「ZZZ」
「ダークライ、きあいだま!」
「ラァイ!!」
お、もうゲノは赤色のバーに。
「…………」パチン
あ、起きた!
「10万ボルト!」
「むしのさざめき!」
早かったのは…………。
「ラァイ♪」
「…………」バタリ
あっぶね。
今回は辛勝だったな。