「爺ちゃん、来たよ」
今日はきんのたまを換金したお金を受け取りに来た。
「おお、きたか広人よ」
待ちに待ったこの日だ。楽しみにしてた。アルセウスが来てから食料の消費が激しく底が尽きそうだ。山菜だけじゃ飯が回らなくなってきた。調味料はあるが炭水化物が欲しい。
「実はな……これを見てくれ」
「ええっと、ほえ? 一千万?」
確認してみると百万とかではなく間違いなく事実みたいだ。
「アイツに聞いてみたところかなり質が良い金だそうでな、また持って来て欲しいとの事じゃ。最近は需要が多いそうでの」
「へえー」
ダンジョンの金はそんなに良かったのか……。まだきんのたまはたくさんあるけどね。
まあ金は色々使用する用途があるから気持ちがわかる。例えば工業用品や医療、食用、装飾品、宇宙開発等に使われているらしい。
そういえば金を食べるポケモンがいたよう気がする。何だっけ?
「とりあえず大半は預かろう。大金を持っているとどんなやつに目をつけられるか分からん」
うわあ、言うと思った。だよね高校生が大金を持っていたら怪しいよね。
そういった事になったので150万程貰える事になった。少しでも貰えるように粘った結果だ。
「ありがとね爺ちゃん、また頼むよ」
「ああまた来いよ」
こうしてきんのたまの換金を頼み、爺ちゃん家を後にするのだった。
やっぱり米を買うかな、もう無いしな。後は冤罪防止の為に秘密兵器を買いたい。もう泣き寝入りはしたくないからな。
□ □ □
さてと時間があるしポケモンのレベル上げをしますかね。それで優先的にレベル上げするのはコイツらだ。
ニャビー Lv16
ケロマツ Lv15
ニャビーはそろそろ進化だな。楽しみだ。
ケロマツは捕まえた時はLvが高く、たまご技はどくびしを覚えていた。
「とりあえず今回はお前らが中心で戦う。ベトベターはサポートで」
「ニャー!」
「ケロ!」
「ベトォ!」
殺る気満々でよろしい。
「ムックルー!」
あっ、野生のムックルが表れた。
「ケロマツ、みずのはどう!」
□ □ □
「ニャア!」
イシツブテににどげりを食らわせる。
ポケモンバトルに熱中しすぎたため山のほうへ入り込んでしまった。山だとポケモンの数が多く町の方と違いがある。
あっLvが上がったらしくニャビーが光り出した。ついでにケロマツも光り出す。
そして光りが消え、進化した姿が見えてきた。
「ニャア!」
「ゲコ!」
ニャヒートとゲコガシラに進化した。
良かった進化出来て、でもまだ悪タイプはついていないからまだ踏ん張らなければならない。
「ナゾ!」
ナゾノクサ Lv15
感動していた所だかポケモンは待ってくれないようだ。
「ベトベター、かみくだく!」
「ベトォ」
噛みついて一撃で戦闘不能にした。やっぱり成長しているな。おっ、Lvが38になったようだ。
「ベト」
ベトベターが光り出す。
あっ、そういえば38になったら進化するんだったよな。うっかり忘れてた。
そして光りが消えて行きカラフルなやつが姿を表す。
「ベトォ!」
アローラのベトヘトンだ。よく対戦で使われているポケモンだ。
「頑張ったな」
「ベトォ」
色鮮やかになったから触りにくいが撫でてやる。
「ドクゥ!」
うわドクケイルだよ。撫でている時に邪魔をするな。
「ニャヒート、ほのおのきばだ!」
「ニャア!」
□ □ □
「ただいまー」
「主遅いー」
結局熱中し過ぎて暗くなるまでポケモンバトルをしていた。帰る途中で米をたくさん買ってきたためさらに遅くなってしまった。
「早く飯作ってー」
お前は子供かい。
たけど俺を待っててくれるやつがいるのは幸せだ。
そう思いながら米を洗うのだった。