「グガアアアア」
これは何の音かわかるだろうか?
アルセウスのイビキである。
今は夕方なのだがお昼寝の延長で寝ているらしい。
そう言えば深夜番組を観ていたから体内時間が狂ったのだろうか? 甘えさせているのが問題だろうか。
「アルセウス、起きろ」
「ふあ? なんじゃ?」
「今日の夜出かけるぞ」
「眠い」
そろそろ戦わせてみるか。
□ □ □
「ええー主よ本当にやるのか?」
「ああ本当だ」
今俺たちがどこにいるのかというと夜の海にいる。
アルセウスの実力をみるために暴れても問題ない場所に来てみた。
「ここ誰も来ないわよね?」
唯も一緒に連れてきた。ちなみにコイツも弟子にするためポケモンをゲットを手伝い、レベル上げさせている。
「あっ帰って来た。人いなかった?」
「カアッ」
ヤミカラスが首を縦に振る。そう、コイツのポケモンだ。今日の昼頃ゲットした。
「カアカアッ!」
今Lv15で特性きょううんで、たまご技ははねやすめがあった。
「それじゃアルセウス、元の姿になって」
「わかったぞ」
まばゆい光に包まれ元の馬みたいな姿になる。
「うわっデカ」
それもそのはず美女が高さ3.2m、重さ320kgのモンスターになって現れたらみんな驚くだろう。
たしかラティアスとゾロアとかも変身能力を持っていた記憶があるが実際にどうなのだろうか?
「主よ何をすれば良い?」
「とりあえず最初はハイパーボイスを海に放ってみてくれ」
「了解したぞ」
まず最初は威力90の技だ。
今こわもてプレートを持たせており、悪タイプの加護が入るためステータスが上がる。
「ガアアアア!!」
うわっうるさい。
だけど海を見てみると水飛沫が上がり、相当の威力があることが解る。
あっ経験値が入って来た。ポケモンに迷惑だけどまだ続ける。
「凄い……」
「俺もそう思う」
まだ実験は終わっていないのだよ。
「じゃあ次はかいこうせんを海にぶちこめ」
「了解じゃ」
次に威力150の技を使う。
ステータス2倍で射つので高威力だから危ないため海に来た。
「ガアアアアアッ!!」
海を光線で一直線に切り裂くように放たれる。
するとどうだろうかモーゼのように海が割れた。
「「……」」
これにはもう無言だ。
「少し休ませてくれないかのう? 反動で動けん」
「ほらオレンのみだ」
HP満タンだからもったいないけどあげる。
さてとあと実験は2つだ。
「次行くぞ、あくのはどうだ」
「了解」
あくのはどうは威力80だ。
ステータス2倍、悪タイプの技威力2倍、そしてタイプ一致で1.5倍。
これはどうなのだろうか気になる。
「ガアアアアアッ‼」
黒い光線がアルセウスの口から放たれ、はかいこうせんよりも威力があることが見るとよく解る。
海に一直線に放たれまたモーゼのようになってしまうが、
ドオオオオン
「うわっ!!」
「きゃあ!!」
な、なんだこの揺れは!? ヤバいものでもぶっ壊してしまったのだろうか?
「と、とりあえず最後の実験だ」
速く逃げよう。
「アルセウス、俺と唯を乗せてそらをとぶだ!!」
「わかったのじゃ」
「ホントにやるの!?」
俺と唯がアルセウスに股がると宙に浮き、段々と地面から遠くなってきた。
「ふう、これでひと安心だ」
さあ帰ろうかな。
「アルセウス、自宅まで」
「了解なのじゃ」
それにしてもアルセウスがそらをとぶを覚えるなんて驚いた。結構何でも技マシンを覚えるポケモンだよな。
「ねえ、下見て」
「ん?」
下を見てみるとかなりの夜景が広がっている。
これぞ絶景と言うのだろうか。
「綺麗……」
「本当だよな」
美しい景色を見ながら帰路に着くのだった。
□ □ □
「おはようー」
「今日の朝飯はピザトーストだぞ」
「わーい」
ついでに味噌汁も付いている。
唯の食事の準備を用意したら俺も準備しコーヒーをいれて一服する。
「それで? 昨日大丈夫だったの?」
「夜だし暗かったら大丈夫だろ」
見えていないはずだ。平気だよな……。
テレビつけてニュースでも見よう。
『それでは次のニュースです。昨日深夜頃○市○町の海岸で爆発音が3回ほどあり地震が発生しました』
ニュースになってしまった。
……やっちまった。
『海上保安庁の調べによりますと浅瀬の海底の地形が変わっており、何かが海のプレートを壊し地震を起こした可能性があり、なお付近で飛行物体を見かけたとの目撃情報があり調査を進めております』
「「……」」
「ふあ~おはよう主」
「とりあえず昨日の事は忘れよう」
「うん」
「主よ朝飯くれい」
「味噌汁お代わり」
「ハイハイ」