悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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今回の話には卵特売!!様から頂いたキャラが登場します。
他の登場人物と絡ませるために、設定の追加や改変をしておりますのでご了承下さい。


意外な強敵

「5のダブル」

「八切りのダブルから4で勝ち」

「マジで!?」

 

唯め………8を二枚持ってやがった。

これで二連敗か。

 

 

prrrr prrrr

 

 

あれ? 玉川から電話だ。

どうかしたのだろうか?

 

『先輩明日暇ですか?』

「? 暇だけど」

『実は伝えたい事があって………』

 

話を纏めるとこうだ。

 

今連休中なので従兄弟が玉川ん家に遊びに来ているらしい。その従兄弟がトレーナーなので玉川に勝負を仕掛けてきたそうだ。

そして結果は惨敗、目茶苦茶強かったらしい。ちなみに選ばれたトレーナーでは無いそうだ。

 

今玉川の手持ちは全部で4体。その内悪タイプはヘルガーのみ。しかし従兄弟のポケモンを1体は倒したらしい。

 

『蝶みたいなポケモンに殆どやられてしまって………』

「虫タイプか………」

 

悪タイプには相性悪いよな。

 

『って事で先輩に連絡したんです。強敵と戦いたいって言ってましたので』

 

最近自分がバトルジャンキーみたいな感じがする。

だが玉川が負ける相手か………相当手練れのトレーナーだな。

 

『明日の午後に帰るので午前中に来てもらえると助かります』

「わかった、9時に行くよ」

 

どんなトレーナーか楽しみだ。

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「あなたが影山さんですね!」

 

第一声がコレだし、俺の事を知っているようだ。

 

「君が森屋君でいいの?」

「はい!」

 

今さっき玉川に教えてもらったがコイツの名前は森屋浩介。玉川の従兄弟で県外の中学に通っているらしい。連休を利用し家族とここに来ているようだ。

稀に玉川と話している時にコイツの話を聞く事がある。

 

「玉川によく勝てたな」

「ええ強かったですけどヘルガー主流の戦い方だったので」

「確かにヘルガーを潰されると痛い」

 

玉川はにほんばれを使用した戦いをするので天気も変えられると困る。なおもう1匹にほんばれを利用するポケモンは居るが相手は虫タイプなので戦うのは難しい。

 

ちなみに起点のポケモンにはあついいわを持たせている。

 

「それじゃポケモンバトルするか?」

「ええ」

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「それじゃお願いします」

 

ポケモンバトルの音楽が鳴り始めた。

 

「行け、ゴウカザル!」

「ゴー! ガオガエン」

 

ガオガエンLv55

ゴウカザルLv42

 

御三家同志の戦いか。

しかもLvも高い。だがそれだけじゃ玉川は倒せないはずだ。

 

「ゴウカザル、マッハパンチ!」

「ガア!」

 

ガオガエンにマッハパンチが突き刺さる。

HPを見ると想像していたよりもダメージがあるので、特性がてつのこぶしかもしれない。

 

「とんぼがえりだ!」

 

等倍だからそこまでダメージを受けないだろ。

 

「ガオッ!」

「え?」

 

あ、あれ? 結構喰らいHPが思ったより減った………。

何故だ?

ゴウカザルがボールへ戻っていく。

 

「行け、アゲハント!」

「アゲェ」

 

アゲハントか、多分むしのさざめきやあさのひざしとか使ってきそうだ。Lv43。

 

「いとをはく!」

 

え? 覚えてたの?

 

糸がガオガエンにくっつく。

何をする気だ?

 

「ガオガエンの回りをアクロバット!」

 

回りを?………そうかわかった!

時すでに遅く上体を巻き付かれてしまった。

 

………やるじゃないか。

 

「むしのさざめき!」

「いばるだ」

 

危ない危ない。

よかったー覚えさせておいて。

 

「それで攻撃手段はありますか?」

「あるよ。行け!かみくだくだ!!」

 

等倍だけどダメージは入る。だが一撃では倒れなかった。

 

「ギィ!」

 

あ、こんらんのダメージで瀕死になった。

 

「アゲハント、ゆっくり休んでくれ」

「やるなお前」

「ありがとうございます」

 

ガオガエンがこれ程戦ったのは久しぶりだ。

見るとイキイキしている。

 

「ゴウカザル、行け!」

 

またゴウカザルが来たか。

まだ糸で動けないがやってみたいことがある。

 

「ゴウカザル、とんぼがえりだ!」

「ガア!」

「ガオガエン、足でシャドークロー!」

 

足にも爪があるから実験したら出来た。

 

ガオガエンのシャドークローが腹部にヒットする。

急所に当たったようだ。

 

腕が使えないのによくガオガエンは頑張ってるよ。

 

「やっぱり強いですね。報告しておきますか」

「?」

 

報告? ………そうか、わかった。

ようやく糸がつながった。

 

「行け、アリアドス!」

「キシャァァァ」

 

アリアドスか、Lv44だ。

口から糸を吐く蜘蛛か。

 

「スマートホーン!」

「キシャァ!」

「ガオガエン、それで糸を切れ」

「ガオ!」

 

その技を利用させてもらう。

相手の力を利用して投げるのが柔道とかでよくやる。

 

それでガオガエンがアリアドスの攻撃でうまく糸を削っていき、

 

「ガオ」

 

よし脱出成功。

あれ? 毒状態になっている。

そう言えば途中空どくづきをしていたような………。

 

まあいい、HPも少ないし戦おう。

 

「アリアドス、きりさくだ!」

「ガオガエン、かわらわり!」

 

らちが明かない。仕方ない使うか。

 

「ガオガエン! フレアドライブ!!」

「なっ!」

 

反動でダメージを受けるのであまり使いたくないがしょうがない。効果抜群だし。

 

「アリアドス!」

 

あぶねぇ、HPギリギリだ。

よし勝った。

 

「影山さん、ありがとうございました」

「ああいい腕だ、頑張れよ」

「はい!」

「先輩、家でお茶飲みませんか?」

「ちょうど良かった、飲むわ」

 

家に向かって2.3歩歩くと、

 

「ガオオッ」

「あ」

 

ガオガエンが毒で瀕死になった。

 

………強敵だったな。

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「それで聞きたいんだけど」

「はい?」

「師匠の虫使いのトレーナーってどんな奴?」

「……やっぱわかります?」

 

まあ虫タイプが強かったし、技マシンでしか覚えさせられない技も使っていたからさ。加護を受けていた上に技マシンを貸してもらったのだろう。

 

玉川が言っていたがゴウカザルがソーラービームを使っていたと聞いてピンときた。

 

「木羽さんって人なんですけど」

 

話を聞くと趣味が昆虫採集の高校生で、森屋家の山に入ってしまったらしく、それがきっかけで交友か始まったらしい。相当トレーナーの実力があるらしく、色々なトレーナーを倒しているとか。

 

「この前なんてとてつもないポケモンをゲットしたって言ってましたよ」

「へぇ~」

 

ウルガモス辺りだろうか。結構強いし。

まあ近いうち会うかもな。

 

「それにしてもこの団子うまいな」

「ええ、いつも来たときにお土産は甘いものを持ってくるんですよ」

「甘いの好きなんですよ。ちなみに僕は玉子焼きはいつも砂糖です」

 

ちなみに俺はめんつゆで味を付けている。

すっぱい味付けもあるそうだ。

 

「あっもう時間だ。影山さん今日はありがとうございました」

「ああまたやろう」

 

こうして森屋君は帰っていった。

 

 

 




難産でした。
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