悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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前回のあらすじ:
ゲッコウガが負けた。


ぼうそうぞく 後編

「すげぇや鬼島さん!」

「ああいつも通り一撃で決めやがった」

「鬼島さんがんばれー!」

 

マジかよ……ゲッコウガが一撃でやられただと!?

 

「おいどうした? 次は何だ?」

「………」

 

もしかしてこいつは飛行タイプの加護持ってるんじゃないか? それならゲッコウガがやられた理由がわかる。

 

クソ、れいとうビームが使えない。

 

「行け! ベトベトン!」

 

こいつに賭ける。

 

「ベトベトン! いわなだれ!!」

「ベトッ!!」

「ナニィ!?」

「チル!?」

 

いわなだれは効果抜群だ。

一撃で地面にひれ伏させる。

 

「次はお前だメガヤンマ!!」

「キシャアアアア」

 

でっかいトンボが現れた。Lv48。

昔のトンボもこんなんだったのだろうか。

 

「かげぶんしん!」

うっ、増えやがった!

校庭でトンボが大量発生していた思い出が出てくる。

 

「そしてきりさくだ!」

 

沢山のメガヤンマがベトベトンをきりさく。

あ! 急所に当たりやがった!

 

「ベト」

「ん?」

 

アイコンタクトか? 任してくれって事?

 

「ベート」

 

ベトベトンがどくしゅを使い、

トンボを攻撃し当たった。

 

え、よく当てられたな。

 

メガヤンマへの攻撃は急所に当たったらしく、どく状態になっているみたいだ。

 

「クソッ戻れ」

 

そのまま戦っても勝ち目無いし戻した方がいい。

 

さあ次は何が来る?

 

「行け! トゲチック!」

「チエッキッ!」

 

トゲチックか………特性はなんだか気になるところだ。ちなみにLv45。

しかし、

 

「ベトベトン、どくづき」

「ベト」

「トゲチック!!」

 

効果抜群だ。

カモなのだ。早めに退場してもらおう。

 

……トゲキッスに進化してないって事はひかりのいしを見つけてないって事だろうか。

それともゲームを知らないとかそんなもんか?

あり得るな。たまに通信交換で進化するポケモンが進化していない時もよく見れる。

選ばれたトレーナーがゲームを知ってて教えないか知らないから教えられないと言うことも有るかもしれない。

 

まあ後で聞くか。

後4体。内1匹は毒状態になっている。

 

「行け! エアームド!」

「クォゥ!」

 

毒が聞かないやつが来やがった。Lv52。

 

「エアームド! つばめがえし!」

「ドォ!」

「ベト!?」

「しまった!ベトベトン!」

 

メガヤンマの攻撃で体力を減らされていたのでHPがゼロになってしまった。やっぱ飛行タイプの加護を持っているようだ。

 

俺は後4体。

 

「戻れベトベトン。行け! サザンドラ!」

「ラアアアア!」

 

この前だがジヘットから進化した。

とある道具を持たせて戦わせる。

 

「サザンドラ! かえんほうしゃ!」

「ラアアア!」

 

良かったー覚えさせておいて。

とくこうは強いんだよなサザンドラは。

 

「エアームド!」

 

後は3体いる。メガヤンマは出さないだろう。

 

「ピジョット、行けッ!」

「ピジョ!」

「サザンドラ、もう一回かえんほうしゃ」

「ラアアアア!」

 

今持たせているのはこだわり眼鏡だ。

同じ技しか出せないが特攻の威力は上がると言う道具。戻すタイミングが重要だな。

 

「く、暴風だ!」

 

まだHPが残っていたようだ。

サザンドラに当たり、多目にダメージを受ける。

 

やばいそろそろHPが危ない。

 

「かえんほうしゃだ!」

「ラアアアア!」

「ピジョ!!」

「ピジョット!?」

 

かえんほうしゃが当たり瀕死の状態になる。

結構強いなこのリーゼント。しかしアリスの話によるとこいつに勝った奴もいるらしい。まだこの日本には強いトレーナーがいるってことか?

 

「ふう、ここまでやるとはやるなお前」

「そっくりそのまま返すぞ」

 

ボンタン狩りはされたくないんでな。

 

「さ、このポケモンで戦うトレーナーはお前で4人目だ」

 

リーゼントがしみじみとボールを見て持っている。

 

「コイツは九州に行った遠征時に戦って捕まえたポケモンだ」

 

ずいぶんと遠くまで行ったな。

 

「刮目しろ! 出てこい!」

 

ボールを上に投げる。

そうして出てきたのは、

 

「キシャアアアアア!」

 

ゲームでこのポケモンを初めて会ったのはチャンピオンロードだ。次にともしびやま、シロガネ山。火山に住むと言われている鳥ポケモン。

 

かえんポケモン、ファイヤー。

 

……えっマジかよ! 準伝説のポケモンがいんのかよ!

アルセウスがいるんだからゲットされていてもおかしくない。なおLvは60。

 

「戻れ、サザンドラ!」

 

もう戻す潮時だろう。

 

「行け! ヤミラミ!」

「ヤミ!」

 

頑張ってくれヤミラミ。

 

「ファイヤー! かえんほうしゃ!」

「ヤミラミ、いばる」

 

ヤミラミの特性いたずらごころ。変化技を先に出す特性だ。つまり先制するって事だ。

 

「キシャアア!?」

「ファイヤー! かえんほうしゃ!」

 

さて一か八かだ。こんらんのダメージで自分を攻撃するか、攻撃されるかだ。

 

「キシャアア!」

 

あっかえんほうしゃを吐いてきた。八の方か。

うおっ結構ダメージ喰らった。

 

「ヤミラミ、じこさいせい」

「ヤミ」

 

残念ながらヤミラミにはこれがある。

持久戦と行こうか。

 

「ファイヤー! エアスラッシュ!」

「キシャア!?」

 

あ、自分を攻撃した。

 

「ヤミラミ、どくどく」

「ヤミー」

 

念のために後続のポケモンが有利になると思うのでやっておく。いばるとどくどくを喰らうとどんなポケモンでも倒れる。

 

「ファイヤー! エアスラッシュだ!」

「シャアアアア!」

 

おっとヤミラミに当たっちまった。

半分以上持ってかれたみたいだ。

 

「ヤミラミ、じこさいせい!」

「ヤーミ」

 

またじこさいせいを実施する。

イラつくだろうな。ダメージ与えたと思ったら回復するんだし。

 

「ファイヤー、かえんほうしゃ!」

「ヤミラミ、ふいうち」

「ヤーミ!」

 

少しながらだがダメージを与えていく。次出てくるガオガエンはかみなりパンチを覚えているため有利に働く。

 

「ヤミ!?」

 

おっとかえんほうしゃが当たったみたいだ。

 

「よし、こんらんが直った!」

「キシャアアアアア!」

 

もう直りやがったか。

 

「ヤミラミ、もう一度いばるだ」

「ヤーミ」

「畜生っ!」

 

こうゆうポケモンだからしょうがない。

搦め手を使うポケモンって恐いね。

 

「キシャアア!?」

 

また混乱によるダメージを受けた。

重ねて攻撃力を上げた上にどくどくのダメージあるので苦しいだろう。

 

「ファイヤー! エアスラッシュ!」

「ヤミラミ、ふいうちだ」

 

そうしてヤミラミのふいうちが決まる。

だが、

 

「ヤミ!?」

 

うわっ、エアスラッシュが急所に当たってしまった。

ヤミラミが瀕死になった。

 

しかし仕事はしてくれた。ファイヤーはもうHPが少ない。よくやったヤミラミ。

 

「行け!ガオガエン!」

「ガオ」

 

さあ頼むぜ。

 

「ファイヤー、げんしのちから!」

「ガオガエン! かみなりパンチ!」

「キシャアアアア!」

「ガオオオオオオ!」

 

両者が一閃する。

 

それで立っていたのは……。

 

「ガオ」

「ファイヤー!!」

 

ガオガエンの勝利だ。

 

「さーて残りのメガヤンマは毒状態で俺はあと3匹。どうする? まだやるか?」

「………いや降参だ」

 

こうして俺は勝利したのだった。

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「ほら着いたぞ」

 

決闘が終わり家に戻ってきた。

 

色々な事を教えたり、ひかりの石を渡したりしたら連絡先を交換する事になった。

 

「あっおかえりヒロ」

「まだ起きてたのか」

「うん心配だから待ってた」

 

いい子だなー。

 

「ミルクティー淹れてやるよ」

「わーい」

 

ご褒美に淹れてやるか。

こうして夜が更けていくのだった。

 

 

 

 

近いうちにリーゼントとまた会い、その時に一悶着あるのだが俺はまだ知らなかった。

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