悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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今年ももう終わりか……


お泊まり

「いやぁこのグラタン美味しいですね!」

「海老もプリっプリですよ」

「最高」

「おかわり!」

「無い」

 

夕食に玉川、唯、アリス、アルセウスがグラタンについて好評をしてくれている。

 

「一応腹八分目までにしてくれよ、お菓子とか食べると思うし」

 

そう、今日はお泊まり会なのである。

みんなでお菓子やジュースを持ち寄ってお茶会とかするのだ。

 

皆からの希望があった。

やっぱり仲間同士で友好を育みたいだろうし。

 

 

そして夕食後。

 

「よし、ゲームやろう」

「いつもマリカだしスマブラやるか」

 

参加者は俺、アルセウス、唯、玉川だ。

ちなみに64である。古いな。

 

使用キャラはこの通り。

俺 マリオ

アルセウス ネス

唯 リンク

玉川 カービィ

 

残機は3、ステージはランダム。

ルールはバトルロワイアルである。

 

さーて誰から落とそうかな?

 

「よし、じゃ始めるぞ」

 

そしてゲームが始まった。

えっとここは宇宙空間で船の上か。スターフォックスだったけ?

 

「くらえ、ブーメラン」

「あっ!」

 

唯、やりやがったな。

 

「ほら吸い込みますよ」

「しまった」

 

マリオがカービィに吸われてしまった。

このカービィって何でもありだな。

 

「よし、アタック!」

 

ネスが体当たりをしてきた。

俺のマリオは落ちていった。

 

こうして俺は一番最初に脱落してしまった。

………お前ら組んでたな?

 

「え! 掴んで投げられた!?」

 

最後は玉川と唯の一騎討ちになったが、カービィが投げ技を使用し、場外へ落とす。

 

玉川強いな、コントローラー捌きが熟練している。

 

「いやぁこのゲームなんですけど家にあるんですよ。親と沢山やりこみました」

「経験者か」

「ええ、父親を何度か悲しい顔にさせたのがいい思い出ですね」

 

鬼かよ玉川。

 

「じゃあ次私やりまーす」

「俺と変わってくれ、夜食作ってくる」

 

タコ焼きでいいかな?

タコ買い忘れたけどね。

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

お好み焼きソースをかけて、マヨネーズを多目にかける。

このたこ焼きはチーズも入れておいた。

自信作と言っても過言ではない。

 

「さあ皆出来たぞ」

 

俺は扉を開ける。

 

「わぁスノウさん強いですね」

「………一般スキル」

「謙遜ですね」

 

あれ、スノウ? 何でここにいるんだ?

お前の家と俺の家って結構離れてるぞ。

 

「………うっす」

「正面から来いと行ったけど……」

「………一応チャイム鳴らした」

 

気づかなかったな。

 

「………今回はパソコンのセキュリティを見に来た」

 

そう言えば家のパソコンはハッキングされてたんだっけ。

ハッカーって企業でも優遇されてるよな、ディフェンス面で。

 

「………今日は泊まってく、兄貴にも言った」

「連絡欲しかったな」

 

困るな、夜中に来られても。

ん、何でこんな時間に?

 

「お前どうやってここに来た?」

「………コイツ」

 

スノウはボールを取り出し放る。

 

「………」

「………コイツのおかげ」

 

ネイティだ。ひこう・エスパーのポケモン。

なるほど、テレポート使ったか。

 

これだったら毎日来れるんじゃない?

 

「取り敢えず、タコ焼き食いな」

「………ゴチになります」

「これタコ入ってませんけど美味しいですね」

「あっこれチーズ入ってる」

「あっつ! はふぅはふぅ」

 

賑やかなのも良いものだ。

 

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「人狼やりません? 一回やってみたかったんですよ」

 

アリス、準備万端じゃないか。

道具とか用意しているようだ。

 

アリスが進行をするみたいだ。

 

カードを引いた。

 

『市民』

 

今回は市民2、占い師1、狂人1、人狼1の設定だ。

 

「さあ皆さん隠れてください」

 

取り敢えず指定された場所に行く。

確認にアリスがくる。

 

(広人さんは市民ですか)

(ああ無難だな)

 

さて始まるみたいだ。

 

「皆さん集まってください!」

 

ぞろぞろと五人が集まる。

誰だ人狼は?

 

「はい、それでは皆さん話し合いスタートです」

「占い師です。先輩黒です」

「な、占いCO、唯は黒」

「「はあ!?」」

 

俺と唯がハモった。

占いCOは玉川とアルセウス。

 

どっちにスノウが入れるかで勝負が決まる。

 

玉川ぁお前狂人か……。

唯が人狼って訳か。

 

スノウは思考してる。

 

「………よし、決めた」

「投票しまーす」

 

俺 2票

唯 3票

 

勝った。

 

「はい、勝負ありです。人狼は駆逐されました」

「スノウ、よくわかったな」

「………玉川さんが妙に落ち着いていた」

 

その冷静さが仇となっと言うわけか。

よく見ているな。

 

「それじゃ第二戦やりますか」

 

俺達はまた指定された場所に移動した。

 

(広人さん、引いてください)

(OK)

 

『 』

 

よし、やりますか。

 

そして五人が集まってくる。

 

「はい、それでは話し合いスタートです」

「………占い師、唯白」

「占いCOだ。スノウは白」

「どっちが狂人ですよね」

 

さあ判定が難しい所だろうか。

外したら負けるな。

 

「取り敢えず今のところは分からないし、好きなグレーに投票か?」

「仕方ないですよね」

「時間でーす。投票してください」

 

アルセウス 3票

玉川 2票

 

「く、仕方ないか」

 

アルセウスが処刑(仮)された。

 

「それでは夜時間です」

 

アリスがそれぞれの場所に行って確認をする。

 

 

「ハイ、それではみなさん集まってください」

 

アリスが皆を呼び出す。

 

要るのは俺、玉川、スノウだ。

うん、勝ったな。

 

「狂人COだ。人狼は玉川でいいのか?」

「私達の勝利ですね」

「………しまった」

 

俺、狂人

玉川、人狼

占い師、スノウ

市民、唯・アルセウス

 

こうして色々楽しんだのだった。

 

 

 

□ □ □

 

 

 

「うーんよく寝れたな……ん?」

「zzz」

 

スノウがいるな。

 

「………あ、おはよう」

「おはよう」

 

何事もなかったように挨拶してくるな。

 

「………セキュリティ関係で問題あり」

 

マジで!? さすがハッカー。

 

「………私以外にもハッキングしてる奴がいるみたい」

「え?」

「………防御力を上げておいた」

 

え、スノウ以外にもいるの?

防御力上げたとかゲームみたいだ。

 

「………逆探知出来ないから相当なスキルを持ってる」

「そうか、ありがとなスノウ」

「………そう」

 

ん、顔赤くした? 肌白いから分かりやすい。

 

「………腹減った」

 

 

 

 

□ □ □

 

 

 

 

「このエッグベネディクト美味しいですね」

「サラダとドレッシングがマッチしてますね」

「このピザトースト美味い」

「サラダおかわり!」

 

朝食なのだか相当好評だ。

こんな朝もありかもしれない。

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