悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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先鋒戦

敵、相談中。

 

「よし、みんな聞いてくれ」

「遊星、どの順番で行くんだ?」

「選ばれたトレーナーで絞るからあの5人と戦う事になる。一番強いのは木嶋だ。だから他の4人を倒す作戦で行こうと思う」

「賛成だ。強いから最後辺りに出てくるだろうし」

「だから先鋒、次鋒、中堅で勝つ。だから俺、広樹、冨美江の精鋭で行く」

「私が? 精鋭なのか?」

「冨美江、お前は数ヶ月で相当な強さになった。自信を持っていいぞ」

「そ、そ、そうか嬉しいな………」

 

段々話が決まっていき、聖沢遊星、菱田冨美江、影山広樹の順番で挑むことになった。

 

「なぁみんな聞いてくれ」

「何だ?」

「俺はアイツらが許せない。ここで恥を掻かして反省させてやりたい……好き勝手やっているんだ懲らしめてやる」

「すまないな俺の弟が。監督不届きだ。本当に申し訳ない」

「お前は悪くないよ広樹。全部自己責任だからな奴が悪い」

「そうだな」

「気にすんなよ」

「広樹君は悪くないよ。全部アイツが悪いから」

「雅美………」

「よし、皆で円陣だ!」

 

 

 

□ □ □

 

 

 

「………との事だか」

「殺してぇ」

「何様ですかこの集団は………」

 

スノウのハッキングによれば盗聴も楽々である。

腹立つ集団だな。

 

「取り敢えず誰出る? 俺中堅で」

「あ、私は次鋒で頼む」

「じゃ僕が先鋒行くよ」

 

木羽、鞍田のおじさん、俺の順次だ。

副将と大将? 出番が来ると思うのかい?(笑)

 

 

 

□ □ □

 

 

 

『さあやって参りましたポケモンバトル! 実況はアナウンサー武島と』

『解説の中野でお送りします』

 

ちなみにテレビ局の放送が入っている。

生放送だそうで、公開処刑にぴったりだ。

 

『さあ! S5からは、な~んとリーダー"万色"聖沢遊星だぁぁぁぁぁぁ!』

 

あれが聖沢の従兄弟でいいのか?

少し顔が似ているな。

二つ名格好いいな。

 

『お次に変態チームからは"インセクター"木羽だぁぁぁ! 関わりたくなぁい!』

 

変態……チームだと?

つーか木羽にもそんな二つ名が?

 

「なんで"万色"って二つ名なんだ?」

「確か加護で技マシンを多く持ってるって聞きましたね……」

 

加護持ち!?

 

「行くぞ木羽!」

「……早く終わらして秋葉原行きたい」

 

奇遇だな、俺も同じ気持ちだ。

秋葉かアメ横へどっちへ行こうかな。

 

「いっけェ! エレキブル!!」

「ブゥ!」

「ハッサム、ゴー」

「……」

 

エレキブル出してきたぞコイツ。

エレキブースター持ってんのかよ。

 

エレキブル Lv60

ハッサム Lv58

 

『おっーとエレキブルの登場だぁぁぁぁぁぁ! "インセクター"万事休すかぁぁぁぁぁぁ!!』

「エレキブル! かみなりパンチ!」

「ハッサム、バレットパンチ」

 

ん、パンチを避けてバレットパンチがエレキブルに当たる。

 

『おおおおおっと先制したのはハサッム!?』

「やるな……そんな強いのに何故悪に落ちるんだ!?」

「はぁ……」

 

呆れたと言う顔をしているな。

気持ちはわかる。

 

「もういいや。ハッサム、メガシンカ」

「……」コクリ

『な、なんだぁぁぁぁぁ!? ハサッムが光に包まれる!!』

 

なっ!? コイツらに使うのかよ?

 

そして各部が直線的になり、より無機的でメカニカルな姿のメガハッサムが登場する。

 

本当に早く終わらしたいんだな………。

 

「ハッサム、ダブルアタック」

「なっ!? エレキブル!!?」

「ブゥル?!」

『な、なんとエレキブルが倒れたぁぁぁぁぁ!!』

 

テクニシャンの特性は威力60以下の攻撃を1.5倍にする特性だ。

 

「戻れエレキブル! 行け、メダグロス!」

『おっーと次はメダグロスだ!!』

 

うげ、600族!? ゲーム経験者ならば知っている強い方のポケモンだ。

やっぱ持ってたか。

 

「メダグロス、サイコキネシス!」

 

ハッサムが吹っ飛ばされる。

 

「ハッサム、どろぼう」

「……」コクリ

 

ハッサムは一瞬でメダグロスの前に詰める。

一撃を額に当てる。

メダグロスは倒れた。

『なんと言う事だぁぁぁぁぁ!!メダグロスが倒れる!!』

「メダグロスゥ!!」

「はあ………次は?」

「クソッ、行けドテッコツ!」

 

ローブシンに進化させないのか?

あ! わかった。第4世代しかわからないんだ。

 

だから聖沢のガントルは進化してなかったのか。

 

「つばめがえし」

「ガァ!?」

「クソッ、ドテッコツ!?」

 

後3体。

顔から見るにピンチだな。

 

「お前だけが頼りだ! 行けっラグラージ!!」

「グラァ!」

『次のポケモンはラグラージだ! 起死回生なるか!!』

 

聖沢と同様に持っていたのか。

御三家は俺も好きだ。

 

「じしんだ!」

「グラァ!!」

『クリーンヒィィィィトかぁぁぁぁぁぁ!?』

 

回りの人間はやったと顔が思っていた。

しかし、

 

「少し効いただけだね。8分の1も減ってないよ?」

「ううっ……」

「ハッサム、ダブルアタック」

「ラグゥ!?」

「後2体。お前だけ頼りだとか言ってたけど? 他は頼りにならないって事?」

「……」

「だったら降参した方がいい。僕は無駄な戦いは嫌なんだ」

「行けっ! ドサイドン!」

 

戦闘続行か。

諦めが悪いな。

 

「はあ、バレットパンチ」

「ガァァ!」

「クソォォォォォォ」

 

岩タイプなので効果抜群なのである。

出しても負けるからね。

 

「いっけェェェェグレイシア!!」

「クイ!」

 

グレイシア!? やっぱり氷におおわれた岩もあったのかよ!

 

「終わりだよ。バレットパンチ」

「グレイシアァァァァァ」

『勝負ありいいいいい!! 勝者はなんと"インセクター"木羽ああああああああ!!』

 

結局一体しか使ってないな。

取り敢えずよくやった。

 

 

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