悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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アメリカ編!


観光

「Beef OR chicken?」

「…………」グッ

「手を握りしめるなよ…………」

 

 アリス…………牛と鶏、どっち食べたいか聞いてるだけじゃないか。

 別に家畜と聞いてるわけじゃないからな。

 

「beef」

「chicken please」

 

 これが最後の機内食だな。

 ファーストクラスの機内食も美味しかった。

 

「beef or chicken?」

「beef」

 

 あーいい匂いしてきた。

 

 

 

 ■

 

 

 

 さて、時間あるから観光するぞ! 

 まずは。

 

「うわ〜これが自由の女神ですか〜」

「結構大きいですね〜」

「写真撮るぞ」

「はいチーズ」

 

 そう、ニューヨーク観光といえば自由の女神。

 

 高さ48.05m 重さ225トン。

 右手にはたいまつ、左手にはアメリカ合衆国の独立記念日である「1776年7月4日」とフランス革命勃発の日である「1789年7月14日」と、ローマ数字で書かれた銘板を持っている。

 

 女神の左足をよく見ると一歩踏み出している。

 足元には引きちぎられた鎖と足かせがあり、これを女神が踏みつけている。

 これは全ての弾圧や抑圧からの解放と人類は皆自由で平等であることを象徴してるって。

 

「クラウンの方にも行けるらしいが予約制みたい」

「頭の方にもはいれるんですね」

 

 登るまで長いらしい。

 台座部分の中は博物館になっており、最上階で降りてから登るってさ。

 

 7つの大陸と7つの海に「世界に自由が広まる」という意味で、女神がかぶっている冠には7つの突起があるんだって。

 

「…………あ、広人」

「あ、スノウ? 何故ここに?」

「…………兄貴の付き添い」

 

 声を掛けられたので振り返るとスノウが。

 

 そういえば昨日アメリカに一足先に着いたって聞いたな。

 兄貴の付き添い? 

 当の木島君はどこ行ったんですか? 

 

「…………兄貴だったら」

 

 …………おい、どこ指さしてる? 上? 

 

「あ、木島さんだ」

「よじ登ってますよ…………」

 

 ああああ! 本当だ!! 

 人が居ないからいいものを何を考えてんだ!? 

 

 大声だして呼んだら降りてきた。

 

「おい、危ないだろ…………」

「悪い悪い! 高いとこ登るの好きなんだ!」

 

 流石に危ない。

 命綱とかあればましだけどさ。

 

「チル」

「ああ、そらとぶを覚えさせてたか?」

「まあな。バランス崩した時に助けるように指示してある」

 

 それだったらいいが。

 周りの目を見ないのかね? 

 

「それじゃ俺は他の所行くわ」

「…………じゃあな広人」

「ああ」

 

 俺らも行こう。

 

 

 

 ■

 

 

 

 はい、お次はセントラルパーク。

 

「美味いなこれ」モグモグ

「アツアツがいいな」モグモグ

 

 そういえばアルセウスに食事を与えるの忘れてた。

 ハンバーガーとかこってりしたのをモグモグしてる。

 

 俺も一緒に小腹が空いたので頂く。

 

 それにしても大都会なのに結構自然があるのってのもいいもんだ。

 

 ここには動物園や博物館、遊園地等があるって。

 博物館は映画の撮影で使われたらしい。俺も知っている映画だ。

 その他の映画の撮影でも使われたそうだ。

 

「先輩、城に行きませんか?」

「あ、私馬車のりたい」

「動物園行きたいデース」

「飯の補充!」

 

 一人関係ないのいるな。

 飯の補充してから行くか。

 

 まず最初は城。

 ベルヴェーデーレ城だったな。

 ゴシック様式とロマネスク様式が組み合わされたお城で、螺旋階段を上ると展望台、この場所からセントラルパークを一望できる。

 

「セントラル・パークが設計された頃にはもう既に建てられていたって」

「200年くらい前に立てられたらしいですねこの城」

 

 ベルヴェデーレとはイタリア語で眺望の良い場所という意味がある。

 そんなわけで展望台に登る。

 

 確かタートルボンドだっけ目の前の池。

 向こうを見るとニューヨークの街並みが見えた。

 

「もっと高いところ行きたいですね」

「後でビル街の方に行くから」

 

 まあ、後で行くか。

 

 

 次に来たのは動物園。

 ここは熱帯雨林に住む動物がいるんだよな。

 あとアシカのショーとか有名だ。

 

「先輩、あの大きなくちばしの鳥ってなんですか?」

「ドデカバシだな。南の方によく生息するポケモンだ」

 

 やっぱり気候によって住む場所も違うらしく、寒い場所や高所の山には氷ポケモンがいて、温暖な気候はアローラ地方のポケモンがよくいるらしい。

 

「あれなんです? 四匹ポケモンが並んで踊ってますけど?」

「うわっ楽しそう」

 

 オドリドリ四体。別々の形態だ。

 オドリドリは、ある花の蜜を吸うとその姿を変えるポケモン。

 

 ぱちぱちスタイル

 ふらふらスタイル

 めらめらスタイル

 まいまいスタイル

 

 そのオドリドリ達4体が舞台で踊っていた。

 

「結構上手いですね」

 

 そういえばミュージカルとかポケモンはやるのだろうか? 

 ポケモンコンテストとかもやったりして。

 

「動きのキレがいいですね〜」

 

 しばらくオドリドリ達を見ているのだった。

 

 

 次は馬車だな。

 ギャロップが引いているようで、四人を軽々うごかしている。

 

「あまり海外旅行行ったことないからこういうの初めて」

「確かに馬車とかあまり日本にはありませんからね」

 

 箱入り娘だったからな唯は。

 

「………………」タッタッタッ

 

 アルセウスが小走りで悲しそうに走って着いてきている。

 この馬車4人乗りなんだ。後でなにか買ってやるから。

 

 

 

 ■

 

 

 

 タイムズスクエアに着いたのでカフェで休憩。

 

 始めてきたけど凄い都会って感じがする。

 着ぐるみの奴らとか多いが。

 

「そろそろ時間ですね」

「だな。ホテルに戻って必要な荷物持って行こう」

 

 観光はタイムアップだ。

 世界会議が終わってからまた時間あれば観光しよう。

 

「どんな奴らだろうな」

 

 まだ見ぬ友やライバルに心が踊るのだった。




次回、待望のタイプ別の加護持ちが………!?
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