悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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「さて、起きるか」

 

 今日はアルセウス号に乗って琵琶湖までひとっ飛びだ。

 

 所在地が静岡県なので駿河湾で働く事があると思うので、水上で活動できるポケモンを捕まえようと思う。

 

 庭に池があるが水を入れていない状態。

 せっかくだから入れてみようと思う。

 

 ゲッコウガで十分と言いたいが、ライドしたいのでアイツを捕まえようと考えてる。

 

「ぐぴー」

「Zzzzzzzz」

 

 アルセウスと唯さんが一緒に寝てますね。

 もう少し寝かせておこう。

 

 俺はテントから出る。

 今日は晴れだな。

 

「おや? 旦那はん。起きはったんです?」

「まあな、朝食でも作ろうかなって」

 

 昨日仲間にしたゾロアだ。

 いつの間にか足元にいた。

 

「手伝いますよ?」

「助かる。朝飯はワカメのインスタントスープだ」

「あら、美味しそう」

 

 寂しいからついでに木の実もつけようっと。

 昨日見つけたオレンのみだ。

 

 水道水汲んでヤカンを温める。

 木の実でも焼こうかな? 焼きみかん作ろう。

 

 網があったので火を通し、やかんと一緒に焼く。

 

「旦那はん、木の枝持ってきたで」

 

 ゾロアが唯に化けて追加の木の枝を持ってきてくれた。

 言おうと思ってたけど気を利かしてくれるらしい。

 

「まだ持ってくるよ?」

「あ、まだ欲しかった」

 

 もう少し木が欲しいな。

 その方が火が強くなるだろう。

 

「ほら、沢山持ってきたよ」

 

 少し経って沢山木を持ってきた。

 早い上に有能だな。

 

 シュー シュー

 

 それで木の枝を入れると沸騰。

 そろそろだな。だけどもう少し沸かそう。

 

 木の実はそろそろの具合だな。

 取り上げて冷まそう。

 

「ふぁ〜眠い……」

「おはよう主〜」

 

 起きてきやがったな貴様ら。

 美味しいのが出来ているぞ。

 

「あ〜甘い匂い」

「顔洗ってこよう」

 

 唯とアルセウスは顔洗うようだ。

 みかんを焼いたからそこらにいい匂いがするな。

 

「結構美味しいね焼きみかん」

「いけるぞ」

「ほら、ワカメスープもあるぞ」

 

 アツアツだからフーフーしたほうがいいかも。

 湯気が結構出てる。

 

「あっつ!」

「暑すぎて飲みにくいの」

 

 もっと冷ましたほうがよかったか。

 俺は後で飲もう。

 

「主、ワカメスープお代わり」

「まだ少しあるぞ」

「冷まそう…………」

 

 水でも入れようかな? 

 近くに水道水あるし。

 

「いやぁ美味しいわぁ」

「そうか何よりだ」

 

 ゾロアにも好評らしい。

 小狐状態で食べているから可愛らしい。

 

「そう言えばさ」

「なぁに?」ムシャムシャ

「お前メスか?」

「メスに決まってるやろ。こんなプリティガール捕まえといて何言っとんの?」

 

 

 

 ■

 

 

 

「これ海じゃないの?」

「湖なんだよなコレ」

 

 はい、富士の樹海から琵琶湖にやって参りました。

 アルセウスさんに掛かればちょちょいのちょいだ。

 

 琵琶湖とは滋賀県の面積の6分の1を占める日本一の湖。

 

 100万年以上前から存在する古代湖の1つだ。

 琵琶湖は世界の湖の中でも、バイカル湖やタンガニーカ湖に次いで成立が古い湖であるとも、世界で13番目に古い湖なのだ。

 

 固有種も生息し、条件も整えば蜃気楼とかも見られるとか何とか。

 海流のようなのが発生とかもしてるとか。

 

「上から見てたがおっきいのう」

「貯水量も日本一だってさ」

 

 最高で104Mの水深があるとか。

 

「それじゃ釣りを開始しますか」

「私も」

 

 すごいつりざおを準備し持ってきたのでフィッシングスタートだ。

 唯もやってみるみたいだ。

 

「あ、かかった」

「早いな」

「ギャオオオオオオ」

 

 唯はギャラドスを釣り上げたようだ。

 

「アブソル、ストーンエッジ!」

「アブォ!」

 

 効果抜群、瀕死になり帰っていく。

 

「つれないなぁ」

「あ、またかかった」

「ホオオオ」

 

 ホエルオーじゃないですか唯さん。

 大物ですよ。

 

「ストーンエッジ」

「ホオオオオ!?」

 

 あーまた一撃ですな。

 強いようでなにより。

 

「つれないなぁ……」

「エサつけてる?」

「確認した」

 

 ゲームとかやってる時もつれない時もあるし。

 場所が悪いのだろうか? 

 

「あ、また引いてる…………」

 

 それじゃなんで唯のはヒットしてるんだ? 

 

「ビイイイイイイ」

「ドククラゲだ」

「アブソル、つじぎり」

「ビイイイイイイ!?」

 

 また瞬殺され水の中に入る。

 

 えーなんでかからないの? 

 よし、エサの方を実際見てみるか。

 

 キュルキュル

 

 ? まだエサが残ってるな。

 嫌われてんのか俺は? 

 

 エサ、倍にしてつけてみよう。

 

「ぼうずやね。旦那はん」

 

 ゾロア、なんで釣り用語わかるの? 

 

「あ、またかかった………………」

「…………」

「ギャオオオオオオオ!」

 

 またギャラドス。

 さっきから大物ばっかりじゃないか。

 

「ストーンエッジ!」

 

 瞬殺、以下同文。

 

 グイグイ

 

 あ、やっとかかった。

 

 ザパン

 

「あ」

「え」

「長靴…………」

 

 

 

 ■

 

 

 

「つれないなぁ」

「すごいつりざおなのにね」

「ZZZZZZ」

 

 もう唯は可愛そうになったのかもう釣りはやめている。

 

 クィ

 

 あ、ひいている。

 

 ザパン

 

「ギバァ!」

 

 やっと会えたなギバニア。

 サメハダーに育てて立派にライドしてやるよ。

 

 面倒だから弱らせずにルアーボール投げよう。

 投げて、当たってボール入る。

 

 1、2回揺れて、

 

「ギバァ!」

 

 うわっ、出た。

 もう一度、行っけぇルアーボール! 

 

 当たって、ボールの中に入るが、

 

「ギバァ!」

 

 またかよ。面倒くさくなってくるから次はハイパーボール投げよっ。

 

 当たり、ボールの中に入ると、

 

 カチッ

 

 やっとだよ。

 やっとゲット出来たよ。

 

「そろそろ帰ろっか」

「だな、夕方だもんな」

「Zzzzzzz」

 

 ヤミカラスの鳴き声とか聞こえてくる。

 

「一旦家に帰ろう」

「うん」

 

 唯に少し疲労の色が出てる。

 家で休もう。

 

「明日はどうするの?」

「西表島に行くぞ」

 

 起きろアルセウス帰るぞ。

 

 俺らは超特急で家に帰るのだった。

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