悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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感想欄に地名があったので。




小旅行 その1

「広人サンお待たせしましたー!」

「俺より早く来ててその言葉か」

 

新幹線の駅にて待ち合わせ。

アリスが早く来ていた。

 

こういうのは男が早く来てないとダメだな。

 

「ホームに行くか」

「ええ。ご飯はどうします?」

「いいや? 現地で食べる」

 

と、言っても少しだけクッキーを食べたのだが。

 

「で、1時間程で着くそうですよ」

「そうなんだなぁ」

 

今回は名古屋へ。

弓兵おじさんの頼み事を受ける事に。

 

「あ、新幹線が来ましたよ?」

 

座席で寝よう。

 

 

 

 

 

■

 

 

 

 

「広人さん。そろそろ着くそうですよ?」

「あ、もうか」

 

もう少し寝たかったがな。

喫茶店でコーヒー飲むとしよう。

 

新幹線から出て、俺らは駅から出る。

 

「なんか朝食食ってくか」

「ええ」

 

ん、ここがいいか。

 

「ご注文どうぞ」

「ホットコーヒーとモーニングセット」

「私はリンゴジュースとモーニングセットで」

 

名古屋に来たら食べてみたかった。

始めてきたから調べてきたのだ。

 

「お待たせしましたー」

 

モーニングセットの内訳は、ゆで卵・小倉トースト・コーンスープ。

小倉トーストは大きめなのでガッツリOKだ。

 

「小倉の上に生クリーム乗ってますよ」

「うみゃーな」

「美味しいですね」

 

パンがモチモチだな。

市販のパンとは違う感触だな。

 

「あっつ!」

「平気か?」

 

コーンスープ飲むと確かに熱いな。

だがそれなので眠気が吹っ飛ぶ。

 

「舌を冷やしてから飲むといい。それだと舌が麻痺して飲みやすいんだって」

「へぇ〜」

 

よく熱い飲食物を口に入れてしまった、口を開けてハフハフして熱い空気を出すのがいい思い出だ。

 

「ゆで卵は普通ですかね? 目玉焼きに塩とかかけるタイプなので良かったですけど」

「俺は目玉焼きに焼肉のタレをかける」

「焼肉のタレ………」

 

ん?邪道かな? 好きなのかければ良いと思うよ。

 

ちなみに地域とかによって好みが分かれる場合もある。

しょうゆ派が多い地域もあれば塩コショウやとんかつソースやマヨネーズが多い地域とかも。

少ないがラー油やケチャップをかける人もいるらしい。

もちろん塩のみの人もいるとか。

 

「あ、広人サン。まだ食べてないんですか?」

「早っ」

 

もう食べ終わってる。

 

 

 

■

 

 

 

「さて、じゃバスで行くとしよう」

 

丁度バスが来たようだ。

 

弓兵おじさんの依頼は御札貼りだ。

この時期に幽霊が出る場所があるのでそこへお参りに行く事に。

昼間でもゴーストタイプが出るほどの場所で、強レベルのポケモンがいるので俺について行って欲しいって。

 

「でもなんでゴーストタイプがここら辺に出るんだろう?」

「なんでですか?」

「森屋君から聞いたんだけどさ、墓地とか古戦場にゴーストタイプが多く生息するんだって」

「ここら辺に墓地や古戦場が無いって事ですか?」

「その通り。怨念が深い程強いゴーストポケモンが出てくるんだって」

 

ポケモンの世界になる前から幽霊は出ていたそうだ。

スノウに調べてもらったのだが、ここら辺で人が死んだなんて話聞いた事無いらしい。

 

 

 

 

 

■

 

 

 

はい到着。

バスの中から見てたけど車の運転が荒い人多かったな。

 

「なんか不気味な感じですね」

「入り口から入ってこの感じってヤバいな」

 

で、御札を貼りに行く祠の入り口。

変な雰囲気がある。

 

「さ、さて行きましょ」

「ああ」

「広人サンってお化け屋敷とか大丈夫な方ですか? それによって私の立ち位置変わるんですけど」

 

あ、ゴーストがバトルを仕掛けてきた。レベルは52。

 

「ガオガエン、かみくだく」

「ガオ」

「ゴォス!?」

 

一撃ですな。

瀕死になったゴーストは一目散に逃げていく。

 

「ヘッタァ!」

 

わ、ジュペッタだ。

レベルは50。

 

なんなのこのレベルの高さ。

 

「キリキザン、サイコカッター」

 

ここダンジョンじゃないんだろ?

なんでこんなにレベルが高いんだ?

 

「とりあえず進もう」

 

その後、俺らは進んでいくも高レベルのポケモンが道を阻む。

そして、

 

「ここが祠か」

「長かったですね」

 

やっと着いたな。

早く帰って味噌カツ食いたい。

 

「グオオオオオオオ!」

「ヨノワール………」

 

ヨノワールか。レベル87。

今日見た中でも高レベルだ。

 

「バンギラス、かみくだく!」

「ガオガエン、DDラリアット!」

 

一撃ですな。

瀕死になった。

 

「ガオガエン、捕まえろ!」

 

聞きたい事があるんでな。

 

「でだ、気になったからコイツを連れてきた」

「ゾロアどす。デートの邪魔して悪いなぁ」

 

ゾロアさんもポケモンと会話が出来る。

なのでゴーストポケモン達に真実を聞いてみようって事になった。

 

「なんでここら辺に強いポケモンがいるのか聞いてくれ」

「なんで強いの?」

「ゴオオオオオオ! ワァァァァル! ゴォス!」

「……なるほどぉ」

 

なんか理由があったのか。

 

「大昔に争いがあって人が埋まってるって。ゴーストタイプのポケモンは相当な怨念がある場所だと自動的に経験値が溜まって強くなるからみんな集まってるだってな」

 

 

 

■

 

 

 

「だから墓地にはゴーストポケモンが多かったんだな」

「………」

「………」

 

取り調べが終わり、解放されたので夕食をとる事に。

 

沈黙だな。昔そんな事あったんだ。

 

「お待たせしましたー」

 

俺はエビフライ定食。

アリスは味噌煮込みうどん。

 

デカイな俺のエビフライ。

 

「あー美味いな」

「美味しいですね………」

「少し食う?」

「食べます」

 

エビがプリップリッだ。

ああ、味噌煮込みうどんも美味しい。

 

タルタルソースをかけたエビフライは最高だな。

 

「さ、帰るか」

「そ、そうですネ」

 

俺らはお土産を買っていき、静岡に帰るのだった。

………またアリスを誘ってどこかへ行こう。

 

 

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