悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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バトルチューブ 中編

「ガオガエン、かわらわり!」

「く、やられたのである」

 

 ギガイアスにトドメを指す。

 太った紳士を返り討ちにした。

 

 シュン

 

『それでは回復しますね』

 

 ふえ? 勝ったら回復してくれんのか! 

 いえーい。たいしてダメージ受けてないけどね。

 

 さて、扉あるし前に進むか。

 

「また三つの扉か」

 

 まだ数回だけど見飽きたな。

 ………………よく考えたら運要素なんだよな。

 

 まさかクリア方法が複数ある事もあるんじゃない? 

 

「…………進むか」

 

 まだ分からないから確定は出来んな。

 あ〜時間とかかかりそう。

 

「真ん中」

 

 真ん中だ。

 決めたら真ん中。

 

 さて、次は何があるかな。

 

「…………」

 

 あれ? 人形が置いてある。

 マリルの人形か。

 

 あーここはセーフって事ね。

 やっぱりここはゲームと同じなのね。

 

「真ん中だな」

 

 また真ん中に。

 左右行ってもどちらも同じだろ。

 

『はい、ここではトレーナーバトルをしてもらいまーす! ちょっと待っててな?』

 

 えーまたやるの? 

 

 シュン

 

「おや? 貴方ですか」

「? 顔は見た事ある」

「私はイーファン。以後お見知りおきを」

 

 中華風の服をきた青年…………クソ、イケメンじゃん。

 ヴォンさんが言っていた油断出来ないトレーナーの1人か。

 

「いまさっき戦いましたけど時間制限とか無いみたいですしデスマッチですね」

「やっぱりそう?」

 

 なるほどね。

 

「さ、やりましょう」

 

 ポケモンバトルの音楽が鳴り響いた。

 全部で五体か。

 

「行ってください! カイリキー!」

「リィキ」

「レッツゴー、ベトベトン!」

 

 まぁ、等倍だからな。

 

「どくづき!」

「ばくれつパンチ!」

 

 タイプ別の加護を持っているとは聞いた事無いしな。

 普通の加護ならゴリ押しで行けんだろ。

 

「ベト?!」

 

 あれ? ばくれつパンチが先に当たった? 

 …………ついでにベトベトンが黄色のバーになった。

 

 ヤバい、こんらんした。

 

「…………どうしました?」

 

 く、どんな加護持ってやがる。

 反撃を。

 

「ベト!」

 

 ふぅ、こんらんの判定に勝ってどくづきを決めると瀕死なられる。

 あれ? 攻撃力は高いのになんで等倍のどくづきで倒れるんだ? 

 

「頑張! ニョロボン!」

「ボォン!」

 

 ニョロボンか。

 よし、加護でこっちの方が素早さが高い。

 

「どくづき!」

「ばくれつパンチ!」

 

 うぉつ! ばくれつパンチが先に刺さるだと!? 

 く、ベトベトンが瀕死に。

 

「行っけぇ! ダークライ!」

「ラァイ!」

 

 やれ! ダークライ! 

 

「ばくれつパンチ!」

「サイコキネシス!」

 

 な!? また先手を打たれだだと? 

 う、効果抜群か……HPは黄色に。

 

 あ、混乱か! 

 

「ラァイ!」

 

 よし、乗り切って攻撃! 瀕死になったぜ!

 たべのこしを持たせたので少し回復。

 

「やりますね!」

「こっちのセリフだ」

 

 ったく、なんなんだこの加護は? 

 

「行ってください! エビワラー!」

「ワァラァ!!」

「ドレインパンチ!」

 

 く、効果抜群だなこの野郎。

 しかしまだ瀕死では無い。

 

「気合いだァァァ! ダークライ、サイコキネシス!」

「ラァァァイ!」

 

 よし、祈りが通じた。

 一撃でエビワラーは倒れる。

 

「行ってくだい! クチート!」

「くち!」

 

 クチートか。

 

「クチート、メガシンカ!」

 

 なんだとおぅ! メガシンカすんのかよ!! 

 

「くちー!!」

 

 ふたつに分けられた後ろ口。

 メガクチートだ。

 

「グロウパンチ!」

 

 くっ、ダークライは瀕死になる。

 こいつ…………強すぎだろ。

 

「行けっガオガエン!」

「ガオ!」

 

 ガオガエン、頼むぞ! 

 

「グロウパンチ!」

「フレアドライブ!」

 

 確か特性ちからもちだとか。

 しかも攻撃力上がってる上に効果抜群。

 

「ガオー!」

 

 フレアドライブもあたって…………あ、メガクチートは瀕死になった? 

 

 攻撃は結構高いのに。

 防御は弱いのか? なんの加護だろ。

 

「…………やはりお強い」

「そっちこそ。そろそろどんな加護か教えてもいいんじゃないの?」

「もうヒントは出しましたよ?」

 

 いつ出したよ? 

 

「それでは最後です。レジスチル」

「…………」

 

 うぉつ、準伝説持ってるんだ! 

 たまに変態組以外でも所有しているトレーナーもいるんだよなぁ。

 意外と身近に現れるかもしれん。

 

「レジスチル、メガトンパンチ!」

「ガオガエン、フレアドライブ!」

 

 メガトンパンチを食らうが、フレアドライブをヒットさせた。

反動でダメージを受けるが相手に手負いを受けさせた。

 

「…………」

 

 あ、きあいのハチマキか。

 ギリギリ耐えた。

 

「今だ! メガトンパンチ!」

「ガオガエン、まもる」

 

 おっと、そうはさせねぇな。

 

「ガオガエン、かわらわり!」

「レジスチル、かみなりパンチ!」

 

 ドガ

 

 あ、かみなりパンチの方が先に刺さって急所に当たった。

 ガオガエンは倒れる。

 

「トドメだ。ヤミラミ!」

「ヤミ」

「ふいうち!」

「れいとうパンチ!」

 

 ヤミラミのふいうちが先に当たる。

 

「参りました」

「強かったぜ」

 

 シュン

 

 リタイアしたのか姿は消えた。

 

 

 

 ■

 

 

 

『はい、またバトルですよー!』

 

 シュン

 

「お、カゲヤマヒロトか」

「また見た事ある」

 

 また変態組が…………確か双子のトレーナーだったはず。

 ドラゴバイパー兄弟だったかな? 

 

「ああ、俺はドラゴバイパー弟! 兄ちゃんと一緒に組んでのマルチが真骨頂なんだけどな!」

 

 あ、マルチの戦いで双子が活躍しているのを噂で聞く。

 こいつらか? 

 

「行くぞカゲヤマヒロト! 行けっケッキング!」

「ケーキンク!」

 

 ケッキングか。

 なまけの特性だがよく扱えるな。

 

「ベトベトン!」

「ベト!」

 

 ベトベトン、先方頼むにゃ。

 

「ベトベトン、かわらわり!」

「ケッキング、じしん!」

 

 かわらわりがヒットするが、

 

「ケーキング!」

「ハチマキか」

 

 耐えやがったな。

 

 そして更にじしんがダメージに入る。

 …………ん? ダメージはそこまで威力無い。

 

「かわらわり!」

 

 ふぅ、倒れた。

 

「行けっアイアント!」

「ギィー」

 

 

 

 

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