悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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夜の砂浜 後編

 意外とミックスオレってのもイけるもんだ。

 確か350円で80回復で、700円で50回復するキズぐすりよりも安価。

 

 ちなみにコレは買ったモノ。

 売られてたので興味があったので買ってみた。

 

 …………でもよく作り方をわかったな。

 なんかの加護か? アイテム作りとか。

 

 アローラでは50種類以上のきのみを混ぜて作られていて、ブレンドは店ごとのオリジナル。

 時に痛んで食べられなくなる寸前のきのみを使うことでコクを高め、酸味をきつく仕上げたものが出されることもあるとかなんとか。

 

「…………あ」

「どうした?」

「…………なんか分からんがハイポーションの動画思い出した」

「うっ」

 

 俺も見た。

 

 栄養ドリンクを様々な種類を入れて飲む動画だ。

 見ただけで恐怖が出てくる感じ。

 

 様々な瓶が揃っており、匂いだけでも臭かったとか。

 案の定飲んだら吐いたらしく、綺麗な映像が流れた。

 

 カレーに混ぜて食っても無駄だったとか。

 

「胸焼けしてきた」

「…………だな」

 

 スッポン入れた時点で止めておく方がいい。

 

「それにしても海は綺麗だな」

「…………あのポーションどう処理したんだろ?」

 

 戻すな。

 

「…………おいしいみずって高くね?」

「分かる。100円位で買えるだろうし、ポケモン世界って物価高いんだな」

 

 ちなみにハワイでも回復薬として売られている。

 海外じゃミネラルウォーターとしてもよく飲まれている。

 

 ああ〜喉が潤う。

 

「あ、ケイコウオが跳ねた」

「…………本当だな」

 

 ケイコウオが真ん前で跳ねた。

 そう言えばここは海だったな。

 

 海といえばアクア団だったけ? 

 確か目的は海の面積を広くする事だったな。生命は海から産まれてきたので、増やして色々増やしたいだとか。

 

 でも海の近くに町とかよくあるし、居住地が減りそうだ。

 漁獲量は増えるがな。

 

「そういえばなんでイルカやクジラは高血圧にならないんだ? 海水にいるのに」

「…………なんでだろうな」

「アッハハハハハハ」

 

 あ、海パン小僧ジゼル。

 

 よし、他の所へ行こう。

 

 

 

 ■

 

 

 

 ほぉ、雰囲気がある岩場に着いたぞ。

 釣りとかやっている人とかいるかもしれない。

 夜釣りとか。

 

 あ、そう言えば釣り人が参加者にいたような。

 

「んふつうううううっ!」

「おい、アレはなんだ?」

「…………ああ、確か触手が好きだって聞いたな」

 

 そこに居たのはデンドロ。

 オムスターに顔を埋めて何かしている。

 

 ちなみにコイツは本戦突破。

 

「触手か……」

「…………ドククラゲとか好きそうだな」

 

 確かドククラゲは毒持ちだよな? 

 

「…………化石のポケモンを使うそうだぞ」

「そういう加護か」

 

 化石オンリーとかそんな感じか。

 

 …………あれ? イーブイ使いとかはどうなったんだろ。

 魚オンリーとかも居たって聞くけどどうなんだ? 

 

 …………出てないって事は死んだとか顔出せる状況じゃないとか。

 

 フミ

 

「うおっ!」

「おや? また踏まれましたか…………」

 

 またお前かよ。

 

「なんだ? そっちも散歩か?」

「ええ、気分転換に。初戦の相手は天敵のタイプなんで」

「……確かに」

 

 まーねー草タイプだからね。

 

「それじゃ私はこれで」

「ああ頑張れ」

 

 

 

 ■

 

 

 

「やっぱ情緒あるなー」

 

 俺らは夜の街を歩いていた。

 夜の外国は雰囲気がいい。

 

「なんか出店有るみたい」

「…………食ってこうぜ」

 

 わー屋台だ。

 異国情緒があるなぁ。

 

「…………兄貴が福岡で屋台したって言ってた」

「福岡の屋台って有名だからな」

 

 博多名物の焼ラーメンをはじめ、餃子やおでん、焼き鳥、天ぷら、もつ鍋、明太子料理とかレパートリーがあるそうだ。

 

「小腹が空いたからどう?」

「…………いいね」

 

 何しようかな〜。

 

「それじゃー俺はラーメンかな?」

「…………私はホットドック」

 

 海外来てラーメンだ。

 もっとハイカラの食事しろと言うところだが、何故か選んでしまった俺である。

 

「よし、選ぶか」

「…………私も」

 

 えっと…………豚骨でいいか。

 中っくらい。

 

 あ、10数秒で出てきた。

 

 あらいい匂いね。

 

「お、ホットドックも美味そう」

「…………そっちも」

「少し交換しようか」

「…………いいぜ」

 

 スノウと合流。

 机があったのでここで頂く。

 

「…………ほら」

「…………」

 

 ホットドックを突き出して来る。

 このまま食えと? 

 

「あ、美味い」

 

 1口食べると肉がプリプリ。

 マスタードが味を引き立て、野菜がそれを調節する。

 

「じゃ俺も」

「…………アーン」

 

 レンゲがあったので、麺とスープを一緒に食べさせる。

 

「…………いける」

「自分の食べようぜ」

 

 俺も食おう。

 あー夜に食べるラーメンは背徳的だな。

 

「失礼、相席いいですか?」

「ん」

「…………」

「あ」

 

 見た事ある女…………変態チームだよな。

 

「えっと、顔は見た事ある」

「…………呪術師だっけ?」

「あ、覚えてくれてました?」

 

 確か呪術師エレールだったな。

 奇遇だな。

 

「小腹が空いたのか?」

「ええ、この時間になると」

 

 みんなそうなんだな。

 

「それは海老か?」

「…………美味そう」

「ハワイはシュリンプが有名なので」

 

 そっち選んどけば良かった。

 

「本戦突破おめでとうございます」

「どうも」

「…………サンキュ」

 

 確かコイツは落ちてたな。

 

 聞いた話によるとアリスがコイツを倒した直後バトルチューブが終わったと言う発言を聞く。

 

 アリス、グッジョブ。

 

「そういえば呪術ってどんな事出来んの?」

「自分は人探しとベロ占いってのが得意です」

 

 ……………………ベロ占い? 

 

「ああ、珍しいですよね。私って呪術が盛んな町出身でして……結構多様な呪術があるんです」

「へ〜」

「ベロ占いは才能を見るんです。9割以上の的中率ですよ?」

「…………すげえな」

 

 そんな占いがあるのか。

 

「俺どんな才能ある?」レロ

「おうじゃのしるしってのが欲しいんですけど…………」

「ほれ」

「早い!」

「…………即」

 

 3個くらいあるから持ってけ。

 

「それじゃ見せてください」

「…………」レロ

「んー」

 

 ど、どんな才能があるんだろうか。

 

「悪の組織のリーダーや、料理人の才能がありますね」

「…………」

 

 

 

 

 




コロナのワクチン怖ぇよ。
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