悪タイプ使いの成り上がり   作:煽りイカ

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開始ッ!

「悪の組織………」

「………悪の組織」

「ま、まあ……占いですし」

 

いやいや何言ってんだ。

悪タイプ使うからか?

 

「スノウは?」

「………ほれ」レロ

「それじゃサービスで………」

 

コイツは凄腕のハッカーだし。

 

「ハッカーとかクラッカー、デイトレーダーとか向いてそうですね」

「………もうやってる」

「デイトレーダーも?」

「………YES、年収は一千万超えとる」

 

す、すげえ。

歳いくつだ?

 

「凄い才能持ってますね」

「それで人探しってのは?」

「ええ、名前と生年月日、顔写真を知れば位置を探せる呪術です。成功率は四割程ですが」

「四割行けばいいんじゃない?」

「ええ、それで警察に協力して表彰と懸賞金を貰いました」

 

超能力捜査じゃん。

最近見ないね。

 

「それじゃ人探して欲しいんだけど」

「うーん。つめたいいわ欲しいなー」

「はい」ドサ

「まだ早い!」

 

6個くらいあるから持ってけ。

 

「それで九頭龍先輩を探して欲しい。これ写メね」

 

生年月日も教える。

あの人何処へ行ったんだろう?

 

「それじゃ待ってくださいね」

 

地図を取り出し、クラピカのようにダウジンクする。

 

「んー? んー」

「…………」

「んー? んー? んんん?」

「………どうしたんだ?」

「ちょっと集中してるんで話しかけないでください」

 

まあそりゃそうだろ。

集中してる時に話しかけられるとイラってくる。

 

「日本には居ないですね………」

「じゃ海外か」

「探して見ますね」

 

三分後。

 

「んーんー? んー? ん…………………ん?」

「………なんか分かったか?」

「だから話しかけないで下さいってば! 集中してるんですよ!!」

「………ゴメン」

 

いやいや、ややこしいってば。

 

「…………結論から言いますと、世界地図に反応がありません」

「………嘘……だろ」

「話は最後まで聞いてください。死体でも反応はあります。体がバラバラになっても骨になっても反応するんです」

「………意味わからん」

「大陸の他にも三大洋や極地もやりましたが反応しません………なので地球にはいないかと」

「…………」

 

地球にいない……のかよ。

ええっ………アブダクションされたの?

 

「ま、まあ………四割の確率なんで」

「ああ、外れる事を祈る」

「………遅いしそろそろ帰るか」

「そうだな。んじゃな」

「ええ、ご武運を」

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日。

 

『さあああやって参りました。世界大会スターァァトです』

 

やっと始まった。

さてさて、切り札②と③を見せる時がくるかね?

 

『それではファァァストバトル! 一回戦!!』

 

最初はあの二人だな。

 

『東からくるのは! 踏んづけられる事大好きな靴職人! 【グラスファイバー会】顧問! イタリア代表、【花屋】!カルロォォ!!』

 

あ、カルロが出てきた。

イタリア代表だったけ? スノウ曰く、良い靴を作るとか。

 

【グラスファイバー会】って何だ?

 

『西からは! 虫タイプ使いの一番弟子! 【宛山事件】の救世主! 最近付いた二つ名は【死番虫】(ウォッチャー)! 森屋ァァァ浩介ェェェ!!』

 

うん、ツッコミ多いな (^O^)

 

「それでその【グラスファイバー会】ってのは?」

「確か薬草を育てて売買する組合でしたね………」

 

そんな会があったのか。

何か加護とかやってそう。

 

「アリス、【宛山事件】って何?」

「えっと、確か宛山告獣郎って言う犯罪者トレーナーを捕縛したって事件です。警察と共にガサ入れとかしたそうですヨ」

「へぇ〜」

 

やっぱり犯罪者トレーナーとかいるんだよな。

 

【死番虫】(ウォッチャー)って二つ名は?」

「戦ったら必ず負けるので死神扱いで、虫タイプをよく使うので【死番虫】(ウォッチャー)と名付けられました。シバンムシは死神が持つ死の秒読みの時計と言われてますからね」

 

上手く名付けるよな。

 

『それでは! バトルぅぅぅぅ開始ぃぃぃい!』

 

あ、音楽がなった。

 

「行け、アゲハント!」

「カモン、メガニウム!」

 

アゲハントで来るよなぁ。

 

「アゲハント、ぎんいろのかぜ!」

「メガニウム、げんしのちから!」

 

うおっ!? げんしのちからを覚えてたのか!

しかもメガニウムが先制した。

 

アゲハントが瀕死、瞬殺された!

 

「アゲハント……」

「危ない危ない。虫タイプは鬼門なので育てたかいがありました」

 

コイツも対策はしてるよな。

 

「行け、アリアドス!」

 

次はアリアドスか。

 

「シザークロス!」

「げんしのちから!」

 

またメガニウムの攻撃が先にあたる。

幸い、HPは残った。

 

そして反撃のシザークロスが当たった。

 

「メガ!?」

「え?」

「あ、特性スナイパーで、ピントレンズ装備してるんです」

 

あ、メガニウムが倒れる。

効果抜群+急所+スナイパーだから高ダメージ。

 

確かメガニウムは防御型の種族値だよな。

これを突破するとか凄い。

 

「やりますね。次は行け、ジャローダ!」

「ジャロォォ!」

 

ジャローダか。

特性は何かな?

 

「リーフストーム!」

 

く、アリアドスが倒れる。

 

「ちなみに、特性はあまのじゃくですよ?」

「くっ」

 

げぇ! んじゃ特攻が上がってんじゃん!

 

「頼む! デンチュラー!!」

「………」

 

デンチュラか、最後の1匹だ。

 

「それでは敬意に評してこの技で決めましょう」

 

カルロが腕をたくしあげると………Zリング!!?

 

「ブルームシャインエクストラ!!」

 

カルロが咲き誇るような動きをし、ジャローダの周りが花畑になる。

光がデンチュラの上から落ちてきて衝撃が生まれた。

 

案の定瀕死になった。

 

「負けた………」

「【宛山事件】の救世主ですか………奴を捕まえるだけの実力はありますね」

 

 

 

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