オーバーロードは大混乱   作:紫苑01

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森の賢王

「そ…そんな事が…」

指輪の効果の変異に死獣天朱雀は驚いていた

もはや恒例になりかけてる変身リングの説明をしたモモンガ

自身が作成した第六階層の空を肉眼で見たいと願うブルー・プラネット

アインズ・ウール・ゴウンをどう発展しようかと思考の翼を広げてるぷにっと萌え

三者三様だが 変わらないギルメン達に喜びを隠せないモモンガ

それを見ては 何故か赤くなってるアルベド

 

「やはりアレはシャルティアだったんだね モモンガさん」

ぷにっと萌えがモモンガに尋ねる

「たっちさんウルベルトさんペロロンチーノさんも 本物ですよ 他にもぶくぶく茶釜さんとハイエナさんがナザリック入りをしています」

「ナザリック入りか…」

その言葉に顔を険しくする朱雀

「えっ?御三方も来られるんじゃ無いんですか?」

モモンガの顔が…骨だから分かりにくいが驚いてるようだ

「今は、アーコロジーに居る住民達も心配だから私達は遠慮しておくよ ぷにっと萌え君は どうするね?」

ブルー・プラネットは調査隊を続けるつもりのようだ

「私は喜んでナザリック大墳墓にいく事にしますよ 朱雀さん達ともメッセージで会話すればいいだけですし」

「そ…そうだな二手に別れて情報を共有していくほうが良いだろう」

ナザリック大墳墓の首脳陣が分かれるのは辛い事だが それも仕方ない事だ

単純にナザリックがリアルの世界に現れただけでは無いのだから…

「そうですか、しかし一度位はナザリックに来て貰いますよ 僕達も その方が喜びますし」

モモンガは このまま42人のギルメンが一同に会してナザリック大墳墓の円卓の間を埋める事を想像した

「第六階層の空が今見てる空より劣ってるのは分かるがどれほど違いがあるか確かめたいですからね」

ブルー・プラネットも乗り気である

 

 

その頃 トブの大森林

アウラが先行して危険の有無を確かめていた トブの森は東に巨人グ 西に魔蛇リュラリュース・スペニア・アイ・イルダウン 南に森の賢王の三竦み状態で支配されていた ナザリック大墳墓は森の賢王の勢力範囲に出現したのだが…

「気にする程では無いだろうが 一応敬意を払って挨拶でもしておかなければな」

魔王ロールのモモンガがナザリック大墳墓に森の賢王を招く事も思案に入れての偵察である

結果アウラに随行しているペット達のオーラに巨人や魔蛇も支配地を放棄して逃げ出した 残るは森の賢王だけである

「ナニモノで御座るか?」

住居としている穴から人語でアウラに尋ねてきた

「へー他の2匹と違ってちゃんと応対するんだ」

 


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