「ところでモモンガさん パンドラズ・アクターは まだ宝物殿に居るんだってね」
るし★ふぁーが意地の悪い笑顔でモモンガに語りかける
「彼の能力が この先必要になるので早く宝物殿から連れ出して下さい」
ぷにっと萌えが追い撃ちをっけてくる
モモンガは最早一発芸かというくらいの明滅を繰り返す
「前向きに検討します」
まるでどこかの政治家の答弁である
「モモンガさんがナザリック大墳墓を出て冒険者をするなら影武者としてパンドラズ・アクターを使いますから必ず宝物殿から出して下さい 」
ぷにっと萌えが更に念押しする
「あ…はい わかりました」
モモンガの赤い炎が消えている これがオーバーロードのレイプ目なのだろうか
「たしか…かくて汝、全世界の栄光を我が物とし暗き者は全て、汝より離れ去るだろう…だったか?」
宝物殿前にて合い言葉を言うモモンガ 共に居るのはアルベドである
「アルベドよ お前はパンドラズ・アクターの事を知って居るのか?」
傍らに佇むアルベドに問いかける
アルベドは何故か不機嫌そうに…かと言っても際微なぐらいではあるが
「宝物殿の領域守護者にして、私達と同等の強さと頭脳を持ち、…アインズ様の御手によって創造された者です」
モモンガが設定を弄くったせいではあるのだが 元々小市民なモモンガである 美人が機嫌が悪い雰囲気を不敬とは感じていない どちらかと言えば俺何かマズったかと反省する求めれば何だって許す位の気持ちをアルベドは持っているのだが…
やがて、アルベドの眼は見開かれる事になる
「タブラ・スマラグディナ様‼」
宝物殿の奥にある小部屋に立つ人物をアルベドは 自身の創造主であるタブラ・スマラグティナと誤解するが
「違う!!たとえ至高の御方のお姿に気配を真似ようとも、創造してくださった方までは間違えたりしません!!」
直ぐに誤解を撤回して謎の人物に対して態度を硬化させる
「すまなかったアルベドよ 僕達の創造主を見分ける感覚を信用はしていたのだが 少し試させてもらった パンドラズ・アクターよ 擬態から戻れ」
モモンガがパンドラズ・アクターに命令を下す
「Wenn es meines Gottes Wille」
「うおぃ ちょっと 此方に来ようか」
モモンガがパンドラに壁ドンをする
「そのドイツ語だったか、それは止めようか‼」
明滅しながらパンドラに注意をするパンドラにしてみれば モモンガにそうあれと作成されたのに理不尽極まりない事だが 創造主には逆らえるわけもなく
「ははぁ畏まりました」そう告げるしか無かった そんな二人を見ながら
『やべぇ モモンガ様の壁ドン されてみたい』
とアルベドは考えてたりする
ぎっくり腰は治ったのですが…仕事が年度末進行に入りました…
投稿ペースは1週間に1度のペース位になるかもです