インフィニット・EATER   作:マスターM

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IS学園へ

極東支部に戻ったジン達は報告の為にサカキの下に向かった。

 

「まさか君がISを動かすとはね、驚きだよ」

 

「IS?」

 

「正式名称はインフィニット・ストラトス。元は宇宙空間での活動を想定して作られたマルチフォーム・スーツだよ。でも現在はスポーツに落ち着いているけど・・・」

 

「兵器として使われているって事ですか?」

 

「流石ジン君だね、その通りだよ。この事は本部に報告しておくよ。何か決まればまた呼ぶよ」

 

「分かりました。所であの女性たちは?」

 

「命に別状はないよ。ただアラガミの攻撃で気を失ったから当分は目を覚まさないと思うけど」

 

「そうですか。では自分はこれで」

ジンは支部長室を出てエントラスに向かった。

 

「あのジンさん、ISを動かしたって本当ですか?」

ジンに話しかけて来たのはクレイドル所属でサテライト拠点の支援をしているアリサだった。

 

「アリサか本当だ。全く面倒な事が起こりそうで困ったよ」

 

「やっぱりジンさんもIS学園に行くんですか?」

 

「IS学園?」

 

「あれ?てっきりISを動かしたからIS学園に行くかと思いましたが違うのですか?」

 

「本部の決定待ちだ。今はまだ分からん」

 

「そうですか・・・あ、あの今お時間大丈夫ですか?」

 

「今は大丈夫だ。アラガミ討伐か?」

 

「はい。サテライト拠点の近くにアラガミが居ると報告を受け今から行く所でした」

 

「なら俺も行こう。他な誰かいるか?」

 

「先程コウタ達第一部隊の人達にも声を掛けて来てくれる事になりました」

 

「分かった。よし行くか」

 

「はい!!」

ジンはアリサと一緒にコウタ達第一部隊と共にサテライト拠点付近に現れたアラガミを討伐した。

ジンがISを動かして3日経った日コンゴウにやられた女性たちが目を覚ました。所属を聞いたらIS学園の教師であの場所には調査の為訪れていた事が分かり、丁度本部からジンもIS学園に行くよう通達が来たので、ジンと共にIS学園に向かう事になった。

最もジンは先に挨拶だけして改めて入学となっているので、この日は挨拶と学園説明の為にIS学園に向かう事になる。

 

「じゃ行ってくる」

IS学園に向かうジンを見送る為に極東支部ゴッドイーター達が集まった。

 

「隊長・・・」

 

「心配するな話を聞きに行くだけだからな。シエル俺が戻るまでブラッド隊は頼んだぞ」

 

「はい」

 

「皆もシエルのサポート頼んだ」

 

『了解』

そう言いジンはIS学園の教師と共にヘリに乗りIS学園に向かった。

 

 

 

 

「と、所で櫻羽さん」

 

「何で敬語なんですか?」

 

「あ、いえ櫻羽さんの階級が大佐とお聞きしたので・・・」

 

「気にしないで下さい。確かに大佐ですがこれからはIS学園の生徒でもあるので」

 

「分かったわこれからよろしくね」

 

「よろしくお願いします」

そう言いジンは教師3人と握手した。

 

「そう言えば今学園では行事をしていましたね?」

 

「ええ。クラス対抗戦よ。第一試合から織斑一夏君が出るの」

 

「へ~その相手は?」

 

「中国の代表候補生、凰鈴音さんよ」

 

「見て見たかっ『ジンさん大変です!!』なって、どうしたフランそんなに慌てて」

ジンが話していると急にフランから通信が来た。

 

『ついさっきアラガミの反応がIS学園からありました』

 

「はっ!?数は?」

 

『一つです。ですがアラガミ相手にISでは・・・』

 

「分かった直ぐに行く」

 

『でもどうやって、今からヘリで最高速度で行っても間に合いません』

 

「どうすればいい・・・」

 

「・・・ならこれを使うと良いわ」

そう言って教師が出したのはジンが起動したIS打鉄だった。

 

「これなら数分で学園に着くと思うけど・・・」

 

「助かります!!ヘリのハッチ開けてください!」

ジンは打鉄を受け取るとハッチから飛び降りた。

そして・・・

 

「打鉄俺に力を貸してくれ!!」

そう言うとジンの体が光り打鉄を纏った。

 

「よし!フラン学園までのルートを頼む」

 

『分かりました。地図を送ります』

送られてきた地図を確認してジンは急いだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方IS学園では専用機白式を纏う一夏と同じく専用機である甲龍を纏う鈴は全身装甲のISと戦っていた。

 

「くっ!あーもうめんどくさいわね!!」

中々攻撃が当たらず鈴は苛立つっていた。

 

『一夏ぁ!男なら、その位の敵に勝てなくてどうする!』

中継室から箒は一夏に叱咤をしていた。相手は箒に狙いを定め砲口にエネルギーの充填を始めた。それを見た一夏は動こうとした、まさにその時・・・

 

ズドオンンンン!!

 

相手のISにエネルギー弾が着弾しISは爆発し大破した。

 

「な、何が起こったんだ!?」

 

「一夏上よ!何か落ちてくるわ!!」

鈴がそう言った直後3メートル位で右手が砲身になっている化け物が上から降りて来た。

 

「な、何だよこれ!?」

 

「もしかして上が言っていた向こうの世界の脅威!?」

 

「鈴知ってんのかこの化け物の事」

 

「知ってるって訳じゃないけど・・・一夏避けて!!」

鈴と一夏が話している間に化け物・ヤクシャは右手の銃口を上にしてエネルギーを撃つ出した。着弾した爆発で鈴と一夏は壁にぶつかり一夏のISが解除された。

 

「一夏!!」

鈴は慌てて一夏に駆け寄った。一夏は気絶していた。

 

「気絶しているだけね、良かったって言っている場合じゃないどうにかしないと・・・」

と鈴が振り返るとヤクシャは既にチャージを終えていて発射した。そんな中鈴は目を瞑った。

 

(あ、こんな所で死んじゃうだ・・・)

鈴の頭には走馬燈が見えていた。

 

ドオンンンンン

 

(あれ?痛くない?)

音がしたのに痛みがなく不思議に思いながら目を開けると・・・

 

「何とか間に合ったようだな」

茶髪の青年・ジンが盾でヤクシャの攻撃を防いでいた。

 

「あ、アンタ何者?」

思わず鈴は訊いた。

 

「俺?俺は・・・」

そう言いジンは盾形態から剣形態に変えその切っ先をヤクシャに向け言った。

 

「ゴッドイーター。アラガミを狩る者だ」

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