ラブライブ!サンシャイン!!~Step! ZERO to OOO~   作:白銀るる

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八つのコンボの力を結集し、暴走態となったポセイドンを撃破した耀太。
しかし、ポセイドンのコアメダルを全て吸収し、暴走龍が誕生。
耀太はこれをアンクたちと共に撃退するも、その際に発生したブラックホールに飲み込まれてしまうのだった……。

カウント・ザ・メダルズ
現在、オーズの使えるメダルは?
タカ×0
クジャク×0
コンドル×0
クワガタ×0
カマキリ×0
バッタ×0
ライオン×0
トラ×0
チーター×0
サイ×0
ゴリラ×0
ゾウ×0
シャチ×0
ウナギ×0
タコ×0


救世と帰還とラブライブ!

 妙な浮遊感が体を包んでいる。

 目を開けると、やはり俺は奇妙な場所にいた。

 あちこちが歪んだ空間で、時々「泡」のようなもの頭の上や足の下、すぐ隣を通過していく。

 色々と疑問はあるが、一つ分かったことは俺が死んでいないということだ。

 手を握った時の感覚は確かに感じられ、体が透ける様子も無い。

 死んでいないというなら、ここは一体……?

 この状況で湧き上がってくる疑問に答えたのは……。

 

「ここは時空の裂け目の向こう側、時空の繋ぎ目じゃよ」

 

 やはり女神さまだった。

「女神さま、どうしてここに?」

「決まっておる。ぬしを助ける為じゃ。じゃが、まさかあの裂け目がこんな所に繋がっているとはな」

「こんな所……ここは一体何なんだ?」

 それを尋ねると、彼女は「ふむ」と頷いて話を始めた。

「ここは“時空の繋ぎ目”と呼ばれる場所。無数に存在する平行世界同士を支える柱を担っている空間じゃ」

「平行世界同士を支える柱……」

「うむ。通常、人間がここに入ることは不可能なんじゃが……どうやらぬしらの強大なエネルギーの衝突が、この空間への入り口をこじ開けてしまったようじゃな」

「なるほどな……それでこの泡みたいなの一つ一つが世界ってことか」

 女神さまは頷くと、両手をかざしてワームホールを出現させた。

「さて、早う戻らんとあやつらに余計な心配をさせてしまう。ここは空間が安定しておらんから、念話が使えないからの」

 彼女の言葉に俺は頷き、そのワームホールに入ろうとした、その時だった。

 とある世界を映す泡が俺の視界に入った。

「なあ、女神さま。ちょっと聞いて良いか?」

「なんじゃ?」

「あの泡、あれ映し出されてるのってループしてる気がするんだけど、気のせいじゃないよな?」

「ああ。気のせいじゃないぞ」

 その泡に映し出されていたのは、俺の記憶にもある戦いの場面。

 だが、俺が知っているものと決定的な違いが一つあった。

「あれってもしかして……」

「ぬしがカムイ……いや、ポセイドンに敗れた世界じゃ。正確に言えば、戦っている最中に背後から不意打ちを食らい、そのままトドメを刺された、じゃがな」

 最後にはそのポセイドンも……否、ポセイドンに憑依されていた人物も命を奪われ、その世界は一番初めの状態まで戻っていく。

「これは既に滅んでしまった世界に起こる現象じゃ。滅ぶということは、それ以上の続きがないこと。時間はその瞬間で停止し、次の瞬間には生まれた状態に戻る。それを永遠に繰り返していくのじゃ」

「既に滅んだ世界……」

 そんな彼女の言葉に、俺はある出来事を思い出す。

 異世界の戦士たちと共に、二つの世界の融合を阻止する為に戦ったあの事件を。

 そしてあの時、命を失った一人の少女のことを。

「……女神さま、寄り道して良い?」

「……そう来ると思っておったわ」

 やれやれと溜息を吐きながら、女神さまはソレを手渡してくれた。

「これ……ビルドドライバー。貸してくれるの?」

「丸腰でポセイドンと正体不明の敵に挑むのか?」

「あー……無理だな」

 苦笑しながらそう返すと、女神さまは開いているワームホールを一旦消し、別のホールを開いた。

「それには変声機が仕組んである。声で正体がバレることはないだろう。……この先では、今まさに世界の命運を決する戦いが起きておる。じゃが、今のぬしとそのベルトがあれば苦はないはずじゃ。わらわは隠れて見ておる。上手くやるんじゃぞ」

「了解!」

 俺は女神さまの後を追い、ホールをくぐった。

 

 ワームホールの先は少し暑く、強めの雨が降っていた。

 そしてここは浦の星学院の屋上。

 下ではポセイドンとライオンクラゲヤミー、そして平行世界の俺が死闘を繰り広げていた。

「ここは、あの平行世界の果南が元いた世界。さっきも言ったように、滅ぶ運命にあった世界じゃ」

「それを俺たちは変えに来た」

「世界の運命力は強い。もしかすると、ぬしもそれに巻き込まれて、死ぬか消えてしまうかもしれん」

「ならねーよ。約束したんだからな。果南ちゃんを必ず幸せにするって──」

 俺はビルドドライバーを腰に当てて装着し、二本のフルボトルを振ってキャップを回してからスロットに挿し込んだ。

「ラビット!タンク!ベストマッチ!」

 レバーを回すとスナップビルドライダーが形成され、赤と青のアーマーが形作られていく。

「Are You Ready?」

「変身!」

「鋼のムーンサルト!ラビットタンク!!イエーイ!!」

 二つのアーマーが俺を挟み、俺は仮面ライダービルド ラビットタンクフォームへと変身を遂げた。

「世界を救って来い、耀太!」

「ああ!」

 俺は屋上から飛び降り、先程の変身音で動きが止まった三人がいるグラウンドに着地した。

 ヤミーは勿論、ポセイドンと平行世界の俺(オーズ)もマスクの下で驚愕の表情を浮かべているだろう。

「やあ、オーズ。君たちを助けに来たよ」

 手を地に付いていたオーズにそう声を掛ける。

「ビ、ビルド!?どうしてここに!?」

「言ったでしょ、君たちを助けに来たって。聞きたいことは色々あるだろうけど、今はアイツらをどうにかする方が先決だと思うよ」

「……そうだな」

 オーズに手を差し出すと、彼は俺の手を掴んで立ち上がった。

「貴様……何者だ!」

 人質を取って二対一で追い詰め、勝利を目の前にしながら、突然現れた乱入者(おれ)に苛立ちを隠せない様子のポセイドン。

 奴の怒号に対し、俺はあの口上で名乗ることにした。

「俺はビルド。創る、形成するって意味のビルドだ。以後、お見知りおきを」

「ビルド……何者かは知らんが、わたしの邪魔をする者は誰であろうと許さん!」

 怒りに任せてエネルギー刃を飛ばしてくるが、蹴りで粉砕する。

「許さん?許さないのはこっちの方だ!」

 ポセイドンの懐に潜り込んでパンチを食らわせ、瞬時にライオンクラゲヤミーの方に跳び、蹴りをお見舞いした。

「まずはお前を取り巻き共々吹っ飛ばす!」

 ラビットとタンクのフルボトルを外し、新たなフルボトルをセットしてレバーを回す。

「海賊!電車!ベストマッチ!Are You Ready?」

「ビルドアップ!」

「定刻の反逆者!海賊レッシャー!!イエーイ!!」

 ラビットタンクフォームから海賊レッシャーフォームにチェンジし、専用武器であるカイゾクハッシャーを取り出す。

 ヤミーたちに照準を定め、カイゾクハッシャーのトリガーとなっているビルドオーシャン号を引く。

「各駅電車 急行電車 快速電車 海賊電車!!」

 オーシャン号から手を離すと、エネルギー状態のビルドアロー号がクラゲヤミーたちを粉砕し、最後に本体であるライオンクラゲヤミーにも命中、爆発四散させた。

「次はお前だ、ポセイドン!!」

 俺はカイゾクハッシャーをポセイドンに向ける。

 すると奴はけたけたと笑い出した。

「お前にそれが出来るのか?」

「何?どういう意味だ!?」

 問いかけに答えたのは、ポセイドンではなくオーズだった。

「アイツは人の体に……俺の大切な人に取り憑いてるんだ……」

「何だと!?」

「どうだ?お前に女ごとわたしを倒すことが出来るか?」

「くっ……なんてな」

「何……?」

「言っただろう?俺は()()()を助けに来たって。でもその前に……」

 俺はポセイドンとは別の方向に弓を向け、エネルギー弾を撃ち放った。

「「!?」」

 側にいる二人と、俺が撃ち抜いた場所に隠れて居た人物が、三者三様の驚きの声を漏らす。

 あの時とは違う、白いアーマーを身に纏っていたが、誰であるかはすぐに分かった。

「後ろから不意打ちしようだなんて、お前らしい卑怯な方法だな。ルシフェル」

「何故下賤な人間がわたしの名を……!?どうしてわたしの居場所が分かった!?」

「名前を知ってる理由は教えられないな。でも上から見たら、お前の位置なんて丸見えだっつーの。さて、これで二対二だ。オーズ、君と俺とで彼女を助ける。そして奴らを倒す。オーケー?」

「分かった。誰だか知らないけど、ありがとう」

「礼には及ばないよ。俺は俺のやりたいことをやってるだけだからね」

 俺はルシフェルと、そしてオーズはポセイドンと見合い、背中合わせになる。

「ビルド……貴方を危険な存在と断定し、ここで倒す!!」

「それはこっちのセリフだ。お前は……絶対に許さない!!」

 俺が再びカイゾクハッシャーでエネルギー弾を撃つと同時に、オーズはポセイドンへと走り出す。

 俺とルシフェルは、中距離での撃ち合い勝負になった。

 奴がエネルギー弾を生成し、俺がそれを撃ち落とそうと試みるが、パワーで劣ってしまい、完全に打ち消すことが出来ない。

「どうです?わたしのパワーは?不完全とはいえ、貴方を倒すにはこれで十分です!!」

「くっ……だったらこれでどうだ!」

 ボトルをもう一度入れ替え、フォームチェンジ。

「ドラゴン!ロック!ベストマッチ!Are You Ready?」

「ビルドアップ!」

「封印のファンタジスタ!キードラゴン!!イエーイ!!」

 ベストマッチフォームの一つ、キードラゴンフォームへの変身を完了させた。

「はあ!」

 蒼い火炎放射でエネルギー弾を全て焼き尽くし、ルシフ本体にも炎を浴びせる。

 さらに左腕に装備された巨大な鍵──バインドマスターキーから鎖を放ち、奴を拘束する。

「何!?体が動かない!?」

「勝利の法則は決まった!」

 俺はレバーに手を伸ばし、回転させる。

「Ready Go!ボルテックフィニッシュ!イエーイ!」

 右腕に蒼い炎を纏わせ、さらにブレイズアップモードに移行させる。

「これで……決まりだぁぁぁぁっ!!!」

 助走をつけて、炎を纏った拳をルシフの体に叩き込む。

 炎は拳から奴の体に燃え移り、そのベルトを焼き尽くした。

「バカな……わたしの力が……。くっ、申し訳ありません……ただでは済まさんぞ!」

「あ、待て!」

 ベルトを破壊され、力を失ったルシフェルは、カムイに対しての謝罪と思われる一言と捨て台詞を残し、ワームホールを開いて逃げて行った。

 逃がしはしたが、これでポセイドンの味方はいなくなった。

 あとは奴から果南ちゃんを奪還し、ぶっ飛ばすだけだ。

 二人が戦っているであろう方向に視線を移すと、ポセイドンは剣を杖代わりに立ち上がろうとしているオーズを見下していた。

「大丈夫か?」

「何とか……。でも、精神的に堪えるな……。『わたしとあなたは敵』、か……」

 かつて俺も言われた言葉。

 あの時は妙に心に突き刺さったことが、とても不思議に思えた。

 だか、今はその理由が分かる。

 思えば、俺は誰よりも果南ちゃんと二人でいることが多かった。

 出会って間もないにもかかわらず、自然と好きになっていったのだろう。

「俺もそんなこと言われたことがある。大切な人を操られて、いざ立ち向かったら『敵だ』って……。心にグサッときたけど、それでも俺は、本気の想いを伝えた。だからオーズ、君も諦めるな。彼女が君を……そして仲間たちを本当に拒絶しようとするはず無いんだ。君が想いをぶつければ、きっと彼女も自分の気持ちを打ち明けてくれるはずだ」

「……分かった、やってみるよ」

 立ち上がって俺と肩を並べた平行世界の俺。

 二人でポセイドンを見据えていると、

「やっぱここにいたか」

「アンク!アイツの気配を感じたんだな」

 俺とともに戦い、最後には力を貸してくれた俺の相棒、アンクがやって来た。

「ああ。で、ソイツは何者だ」

「俺は仮面ライダービルド。君たちの味方だよ」

「……そういうことか」

「アンク?」

 何かに気付いたような含み笑いを浮かべるアンク。

 ……大丈夫?これバレてないか?

「それにしても、またこっ酷くやられたな」

「うるせえ。タトバじゃパワー不足なんだよ……」

「なら、コイツでさっさと決着(ケリ)を着けてこい」

 アンクがオーズに差し出したのは、二枚の鳥系メダル。

 俺の時はアンクはクジャクだけしか持ってこなかったが、どうやらこの世界線では二枚ともアンクが持ってくることになっていたらしい。

「これ……どうやって?」

「お前の叔母とかいう女に渡されたのと、カザリから取り返したやつだ。特別に貸してやるから、さっさと決めてアイツを取り返してこい」

「もちろんだ!」

 オーズが渡されたメダルをドライバーにセットしていく。

 俺もそれと同時にフルボトルを外して、一際大きいボトル──ラビットタンクスパークリングのプルタブを開け、ベルトにセット。

「ラビットタンクスパークリング!」

 互いに変身シークエンスを踏み、今の形態から姿を変えていく。

「タカ!クジャク!コンドル!タージャードルゥー!!」

「Are You Ready?シュワッと弾ける!ラビットタンクスパークリング!!イエイ!イエーイ!!」

 オーズ タジャドルコンボとビルド ラビットタンクスパークリングフォームへの強化変身が完了し、俺たちは奴と対峙する。

「姿が変わった程度で良い気になるな!!」

 ポセイドンが放った二つのエネルギー弾を、二人で一発ずつ弾き飛ばす。

 奴に向かって走り、攻撃を開始した。

 ビルド(おれ)が拳を打ち込む度に泡が弾け、オーズが打撃を与える度に炎がポセイドンが襲う。

「良いのか!?この体はお前の仲間の……!」

「分かってる!自分もいなくなる、なんてバカなこと言ってるヤツはぶっ飛ばしてでも止めるんだよ!誰も……!誰も望んでなんかない!」

 やはりどの世界の俺も、想っていることは変わらないんだろう。

 (おれ)はありったけの想いを攻撃に乗せ、ポセイドンに浴びせていく。

「それに……まだ伝えてないことだってある。それを伝えるまで、消えるなんて絶対許さない!」

 オーズが強烈な一撃を叩き込み、ポセイドンは退いていく。

「ボルテックブレイク!」

 ドリルクラッシャー ガンモードにロックフルボトルを装填し、トリガーを引くと鎖状のエネルギー弾がポセイドンの動きを封じる。

「今だオーズ!君の気持ちを彼女に伝えるんだ!」

 俺の言葉に彼は頷き、ポセイドン……否、彼女に向き合う。

 

「果南ちゃん、君が好きだ」

 

 そして彼女にその想いを伝えた。

「……へ?」

 突然の告白に、俺は間の抜けた声を出してしまった。

「いきなりこんなこと、それもこうして戦っている時に言うことじゃないのは分かってる。でも、今を逃したら二度と言えなくなる、そう思ったから、君に伝えるよ」

 茫然としてしまう俺と呆れ果てているアンク。

 そしてポセイドン……否、彼女は鎖に縛られたままたじろいでいた。

「そんなの……そんなのダメだよ……わたしたちは、敵なのに……戦わなくちゃいけないのに……」

 彼女の声は次第に涙声になり、最後には震えていた。

 あともう一押しすれば、彼女を取り返すことが出来るかもしれない。

「君はどうしたい?」

「わたしは……わたしは……みんなと、耀太と一緒にいたい!」

「うっ……うわああああ!!!!」

 俺が問いを投げかけると、ポセイドンは苦しみだす。

 そしてポセイドンの体から、囚われていた彼女の腕が現れた。

「「果南ちゃん!!」」

 二人同時に彼女の名を叫び、平行世界の俺が果南ちゃんの手を握り、ポセイドンの体から引っ張り出した。

 勢い良く腕を引いた為、二人は転がってしまう。

 だが、オーズが果南ちゃんを庇っていた為、彼女は無事のようだ。

(いつ)つ……果南ちゃん、大丈夫?」

「……耀太……ごめん!ごめん!」

 泣き崩れる果南ちゃんを、オーズは抱き締めて頭を撫でる。

 俺は大きく息を吐き、彼女の無事にひとまず安堵する。

 そして未だ苦しみ続けているポセイドンを睨んだ。

「果南ちゃんは助け出した。あとはお前だけだ、ポセイドン!」

「グ……はあああああ!!!……ハアハア……まだだ、まだわたしは負けていない!!」

 奴はその拘束具を弾き飛ばし、槍を杖のようにして体勢を保っている。

 果南ちゃんを取り返されたことで、力を大幅に失ってしまったからだろう。

「いや、お前の負けだ。これで終わらせる!!」

 果南ちゃんをアンクに預けた平行世界の俺(オーズ)はオースキャナーでメダルを再び読み込み、俺はレバーに手を伸ばして回転させる。

「スキャニングチャージ!」

「Ready Go!スパークリングフィニッシュ!」

 同タイミングで飛び上がり、それぞれの脚にエネルギーが収束されていく。

「はああああああああ!!負けるかああああああ!!!!」

 槍を投げ捨て、拳で迎え撃ったポセイドン。

 しかし、その力はとても弱々しい。

「それはこっちのセリフだ!!」

「人の想いを弄ぶような奴に!」

「「絶対に負けるかああああああああああ!!!」」

「バ、バカなあああああああ!!!」

 俺たち二人の合体技、ダブルライダーキックはポセイドンに炸裂し、奴の体を貫いた。

 そしてポセイドンは断末魔を上げ、大爆発を起こした。

 オーズは反動で変身が解除され、元の姿に戻る。

「耀太!」

「果南ちゃん、大丈夫っ?!」

 アンクのもとを離れ、彼に抱き着いた果南ちゃん。

 彼女は泣きながら、「ごめん、ごめんなさい」と彼に謝り続けていた。

「大丈夫、大丈夫だから。ありがとう、戻ってきてくれて──」

 そう言って平行世界の俺は彼女の頭を撫でた。

 

 ここでの俺の役目は終わった。

 俺は二人の側から離れる。

「ま、待ってくれ!」

 そんな俺の姿が目に入ったようで、平行世界の俺が俺に声をかけてきた。

「ここでの俺の役目は終わった。元の場所に帰るよ」

「ありがとう、俺たちを助けてくれて」

「さっきも言っただろ、お礼はいい。どうしてもって言うなら、彼女を幸せにしてあげてくれ」

 頬を赤らめて照れる二人。

 そんな彼らを見ていると、俺もみんなのいる世界が……果南ちゃんの隣が恋しくなってきた。

「それじゃ、シーユー」

 俺は思い切りジャンプし、女神さまが待つ場所まで戻って行った。

 

「上手くいったみたいじゃな」

「ああ。ちゃんと救えたよ。けど、ルシフェルは……」

「心配するな。奴は倒れる。ぬしら仮面ライダーの、愛と正義を信じる心の前にな」

 女神さまは、戦いを終えた俺を笑顔で迎えてくれた。

「そっか……それじゃ、全部片付いたし、みんなの元に戻ろう」

 俺がそう切り出すと、彼女はバツの悪そうな笑みを浮かべた。

 ……何だか、凄い嫌な予感がする……。

「あー……それなんじゃがな、実はやらねばならんことが増えた」

「……は?」

 激しい戦いの直後に再び戦いに身を投じたっていうのに……勘弁してくれよ……。

 大きい溜め息を吐き、女神さまに尋ねる。

「今度は何なのさ……」

「以前、平行世界との融合を防ぐ為に、次元王……ルシフェルと戦ったことは覚えておるな?」

「あ、ああ。人間では俺だけが覚えてるあの事件だろ。それがどうしたんだよ」

「実はあの時、ぬしたちと異世界の戦士たちの他にもう一人、二つの世界に干渉していた戦士がいたようなのじゃ」

「……まさかそれって……」

「仮面ライダービルド……つまりぬしのことじゃ」

 マジかよ……。

 あんなとんでもない所にまた行かなきゃいけないのか……。

「はあ……分かった、行くよ」

「済まんの」

 女神さまは謝罪の言葉を述べながら、繋ぎ目へのワームホールを開く。

 ホールをくぐると、再びあの浮遊感に包まれる……ことは無く、女神さまが足場を作ってくれたおかげで、ちゃんと立つことが出来た。

「はあ……さっさと終わらせて帰ろう……」

 俺は女神さまが開いたホールから、再び世界を超えようとすると。

「ちょっと待て」

「何?」

「コイツを持っていけ」

 彼女が渡してきたのは、一枚のカード。

 それも仮面ライダー龍騎に出てきたあのカードと同様の種類の物。

 しかし、劇中では一度も見たことが無い。

「これは?」

「わらわ特性のオリジナルアイテムじゃ。が、まだ試作品で一度しか使用できん」

「もしかしてこれって……」

「うむ。あの時王蛇が使ってみせたカードじゃ」

 あの形態……このカードを使ってたのか……。

「じゃあ俺の役目はこのカードを彼に渡すこと?」

「……実はそのカードを渡したタイミングが、戦闘中の、それもかなりギリギリな時でな。相手もかなり強いうえ、このホールの時間軸じゃと早く行かんと……」

「そういうことは早く言えええええええええ!!」

 俺はビルド ラビットラビットフォームに変身し、即座に必殺技を発動させながら、ワームホールをくぐったのだった……。

 

 ***

 

「つっっっっっかれた!!!」

 アビスを倒し、俺と同じ名前の彼にカードを渡して繋ぎ目に帰って来た。

 もうしばらく戦いたくない……。

「本当にご苦労じゃったな」

「……もう何も無いよな?帰れるよな?」

 激戦に次ぐ激戦、そのまたさらに激戦を越え、身も心もボロボロになった俺は、疑いの目で女神さまを睨む。

「そんな顔をするな。大丈夫じゃよ、さっきので正真正銘最後じゃ。あやつらのいる世界に帰るぞ」

 そう告げられて、俺は心の底から安堵した。

 ああ……やっと帰れる……。

 そして、そんな想いを踏みにじるかのように、彼女は告げた。

「……済まん。ホールが開けん」

「……は?え?ちょ、どういうこと!?」

「カムイとの戦いでの莫大な力の消費、そして幾度にもわたるホールの生成で、力が尽きてしまったのじゃ……」

 ようはガス欠になってしまったらしい。

 しかも、その原因はほぼ……というか全面的に俺の所為……。

 完全に自業自得じゃねえか……。

「……それじゃあ俺たち、帰れないってこと?」

「いや、方法はある。小さなホール程度なら作ることが出来るから、あとはそこに高エネルギーをぶつけてやればいい」

「結局俺の出番ってことか……」

「そういうことじゃ」

 俺はビルド最強の形態に変身する為のボトル──ジーニアスフルボトルを取り出し、起動してベルトのスロットに挿し込む。

「グレート!オールイエイ!!ジーニアス!!」

 レバーを回転させて待機音を鳴らし、プラントライドビルダーGNを出現させてから回転を止めてポーズをとった。

「Are You Ready?」

「変身!!!」

「完全無欠のボトルヤロー!ビルド ジーニアス!!スゲーイ!モノスゲーイ!!」

 俺はビルドの最終形態、ジーニアスフォームに変身し、女神さまが開いてくれた小さなワームホールの前に立つ。

「ワンサイド!逆サイド!オールサイド!!」

 もう一度レバーを回し、必殺技の準備を整えていく。

「ジーニアスフィニ──ッシュ!!!」

 ワームホール目掛けてライダーキックを放った。

「はああああああああああ!!!!」

 バチバチと火花が散り、まるで電流が流れているかのように全身が痺れる。

 注がれていく力を受け、穴は少しずつ大きくなっていく。

 そして遂に……。

「うおっ!?」

「開いた!!」

 ワームホールは突然大きくなり、途轍もない吸引力で俺たちを吸い込んでいく。

「あ!ベルトが!」

 激しい力の流動に巻き込まれ、ベルトが腰から外れ、変身が強制解除。

 俺たち二人はホールの吸い込まれていった。

 

 そして、俺たちとともに六つの物体が吸い込まれていくのを、俺は見逃さなかった。

 

 ***

 

 戦いは終わった。

 激しい爆音や地鳴り、町の崩壊を引き起こした戦いがまるで嘘だったかのように平穏な日々を取り戻した。

 けれど、わたしたちの心にそれが訪れることは無かった。

「もう一週間、か……」

 彼──島村耀太くんがいなくなってから七日が経過していた。

 海上に現れた巨大な怪物。

 それが爆発した時、ブラックホールのようなものが発生して、あの付近にあったものをほとんど吸い込んでいった。

 その中に、耀太くんたちも……。

 女神さまなら耀太くんを助けてくれる、慎司くんはそう言い、彼女と連絡を試みたが、通信は繋がらなかった。

 最後の希望まで断たれてしまい、わたしたちは一気に絶望まで突き落とされた。

「りーこちゃん」

 突然後ろから声をかけられて、わたしは振り向いた。

 そこには千歌ちゃんと曜ちゃんの二人が立っていた。

「こんな所で何してるの?」

 曜ちゃんがわたしにそう問いかけてくる。

 わたしは「あの時」のことを少し思い出しながら、それに答えた。

「ここはね、わたしと耀太くんが初めて出逢った場所なんだ。ヤミーに襲われてたわたしを助けてくれた場所……」

「そうなんだ……。でも、どうしてここに?」

「ここに来ればまた会えるような気がするんだ……耀太くんに」

「もしかして、あの日から毎日?」

「うん」

 根拠はない。

 保証もない。

 けれど、何故かそんな気がしてならないのだ。

 ここにいれば、また彼がやって来る。

 わたしを……ううん。今度は、わたしたちを助けに……。

 みんなの心を救ってきた彼が。

「あ、そろそろ練習に行かないと……」

「そうだね……」

 二人と一緒に学校に行こうとした、その時だった。

 

 「はああああああああああああああああ!!!!」

 

 声が聞こえた。

 聞いたことの無い、大きな声。

 それも、何故かエコーがかかっているかのように辺りに響き渡る。

「な、何!?」

「分かんない!でもなんかヤバそう!」

 声が止むとすぐ後ろで何かが水に落ちる音がした。

 そしてその直後。

 

「さっむっっっっ!!!なんで海に落ちるんだよっ!!!」

「仕方ないじゃろ。途中から無理やりこじ開けたようなもんじゃからな」

 

 聞き覚えのある声が響いた。

 わたしたちは、三人同時に海の方に振り返る。

 そこには、あの日、穴の中に消えていった彼、島村耀太くんとその隣には、音信不通になっていた神子さんがいた。

「「耀太くん?!」」

「うん?あ、千歌ちゃん、梨子ちゃん、曜ちゃんんんんっ?!」

 わたしの後ろにいた千歌ちゃんが、誰よりも早く耀太くんまで近づいていって、彼に抱き着いた。

「帰って来て早々、女子から熱い抱擁を受けるとは、やはりやりおるのお」

「変なこと言うなよ、女神さま」

「ホントに……ホントに耀太くんなんだよね!?」

「うん、ホントだよ」

「夢じゃないよね?」

「夢じゃないよ」

 涙声になっていく千歌ちゃんを、耀太くんは優しく抱き、頭を撫でた。

 次第にわたしたちも、涙が込み上げてきた。

「もう、ずっと心配してたんだから。一体何やってたの?」

「い、いやあ……実は世界を三つほど救うお手伝いをしてました……なんて」

「「三つ!?」」

 まるで、隣町まで遊びに行ったかのような感覚でそう告げた耀太くん。

 彼には終始驚かされっぱなしだ。

 ……けど、それが耀太くんらしい。

「みんなはこれから学校?」

「うん!ラブライブももうすぐだから、みんなで練習するんだ!」

「オッケー、ちょっと待ってて!俺、着替えてくるから!」

 彼はそう言って、足早に去って行く。

 神子さんも「わらわも耀太と共に行く」と彼のあとを追う。

 そしてそんな二人の……いや、耀太くんの隣には、青白く光る赤い腕が見えた気がした。

 

 ***

 

 平和な時間が内浦に戻って来た。

 家から一歩外に出れば、町の人たちの笑い声が聞こえてくる。

 とても楽しそうな声が。

 

 けれど……わたしたちの時間は、あの日からずっと止まったままだった。

 理由はただ一つ。耀太だ。

 あの戦いの時、全てを終わらせる一撃を放った彼は、空に現れた大きな穴に吸い込まれて消えてしまった。

 慎司くんが神子さんに助けを求めるも、返事は無く、最期の希望まで断たれた。

 その事実が、わたしたちの心を完全に打ち砕いた。

 あの日から一週間、まともな練習は一度も出来ていない。

 出来るはず無かった。

 それでも、今日もまたこの場所(ぶしつ)に集まる。

 そして、誰も一言も話さずに、一日が終わる。

 そう思ってた。

 

「ちょ!そんなに押さないでよ」

 

「「!?」」

 声が聞こえた。

 初めは気のせいかと思っていたけれど、みんなもわたしと同じような反応をしているのを見ると、気のせいなんかじゃない。

 

「ほら、みんな待ってるんだから!」

 

 次に聞こえてきたのは千歌の声。

 そして部室のドアが開かれた。

 そこにいたのは千歌たち二年生と……あの日、空に消えた耀太だった。

「えっとー……ただいま」

 彼の声を聞いて、彼の顔を見て、言葉では到底表せない感情の爆発が、私の中で起こった。

 そして知らず知らずのうちに、体が耀太の方に向かっていった。

 勢いよく抱きしめて、耀太を押し倒す。

「うお!?痛いよ、果南ちゃん……」

 そう言っているが口調はとても優しく、ちゃんとわたしを抱きとめて、頭を撫でてくれる。

「先輩、今痛いって……!」

「あ、ああ。体の中のメダルが無くなったからな。だから、こうして果南ちゃんの温もりを感じれて、凄い落ち着いてる」

 恥ずかしい、なんて気持ちは不思議と湧いてこなかった。

 それどころか、わたしの心は喜びで満たされていた。

「ふ、二人とも……」

「お、重い……」

 わたしと耀太の下敷きになってしまった千歌と曜が、苦しみの声をあげた。

「ご、ごめん!耀太にまた会えたのが嬉しくてつい……」

 少しだけ名残惜しいが、わたしは耀太の上から降りる。

 そして耀太も、二人の上から降りた。

「全く……随分と遅い帰りでしたわね」

「大事な大事な果南をほったらかしにして、一体何をしていたのかしらー?」

 鞠莉がいたずらっぽく尋ねると、耀太は少し困った表情になる。

「えっと、実は……世界を救うお手伝いをしてました……」

「「世界を救うお手伝い!?」」

「ははは……やっぱりみんなもそうなるよね……」

 今は驚いてはいないが、そう苦笑するということは、梨子ちゃんたちは既にそれを聞かされたんだろう。

「実はあともう一つ、みんなが驚く報告をしなきゃいけないんだけど……」

「今の聞いて、さらに驚くことなんてあるんですか……?」

「それがだな……」

「耀太ー。すまんな、連れてきたぞ」

 耀太の声を遮るようにやって来た神子さん。

 そしてその隣には、あの人が立っていた。

「な……なんでカムイがここに!?耀太先輩と戦って負けたんじゃ……」

「まあ、負かしたと言えば負かしたのかな?」

 疑問形になる辺り、また小難しい話があるのだと、みんな理解し、それ以上聞くことは無かった。

 が、今まで敵対していた彼が、全く別人の雰囲気を纏って現れたのか、それはかつてわたしも味わった苦しみの所為だったらしい。

 彼も、カムイさんもまた、弱さに付け込まれ、暴走させられていたんだと。

「これまでわたしがしてきたことは、決して許されることではない。だが、わたしの限りある命をかけて、この罪を償い続けようと思う」

「ってわけで……これからカムイも沼津(ここ)に住むんだけど、どうか気を悪くしないで欲しい。俺からのお願いだ……!」

 カザリたちの時と同じ。

 自分をあれほど苦しめた相手でも、最後は許してしまう。

 ……わたしは、そんな優しさにも惹かれたのだけれど。

「はあ……仕方ないですね……」

「耀太さんは一度言ったら曲げませんからね」

「本当、耀太くんらしい」

「じゃあ……!」

「耀太くんが信じたのなら、ルビィたちも信じる!」

 こうしてカムイさんは、この町の新たな仲間として迎え入れられた。

 そして……。

 

 ***

 

 そして待ちに待ったこの日が、とうとうやって来た。

 ここは東京のアキバドーム。

 そう、今俺たちは、ラブライブの決勝大会に来ているのだ。

「いよいよだね、千歌ちゃん……」

「うん、ちょっと……ううん、凄い緊張する……」

「うゆ……大丈夫かな……」

 緊張から少しだけ体を震わせる曜ちゃん、千歌ちゃん、そしてルビィちゃん。

「心配ありませんわ。今日の為に今までずっと頑張って来たのですから」

「そうだよ。だから自信を持って!」

「ルビィちゃん、こういう時こそ“がんばルビィ!”ずら!」

 そんな三人を勇気づけるように言葉をかけるダイヤちゃん、果南ちゃん、花丸ちゃんの三人。

「ザッツライト!九人が揃ったAqours……いいえ、慎司と晴也、それに耀太。三人も合わせれば百万馬力でーす!」

「それを言うなら百人力なんじゃ……」

「くっくっく……聴こえます。眷属(リトルデーモン)たちが我らの儀式(ライブ)を望む声が!!」

 さらに三人に同意する鞠莉ちゃんと、彼女の間違いを正す梨子ちゃんに、いつものように中二全開な善子ちゃん。

 そんな彼女たち自身のやり取りが、彼女たちの緊張をほぐしていく。

「今までは、アンク(アイツ)がみんなの気を紛らわしてくれてましたけど……」

「みなさん成長したってことですよ。それでも、あの言い争い(恒例行事)も無くなると、少し寂しいですけど」

 アンクたちは、最後の戦いで自身のコアメダルを俺に託し、最期の力を暴走龍にぶつけて消えてしまった。

 しかし、俺と女神さまがこの世界に戻ってきた際、タカ・クワガタ・ライオン・サイ・シャチ・コブラの六枚だけは、まるで意思があるかのように俺たちについてきたのだ。

「だな。けどきっと五人もこのライブを観てる、そんな気がする」

 俺は、色の失われた六枚のメダルを見ながら、そう呟くとみんな頷く。

 その顔には、もはや不安は感じられなかった。

 

「よぉーし!じゃあ行くよ!」

 

「1!」

「2!」

「3!」

「4!」

「5!」

「6!」

「7!」

「8!」

「9!」

 

 普段なら9で終わるAqoursのライブ前のコール。

 よく見ると、いつもは九人で円になるはずが、今日は円が完成していない。

「耀太くん!慎司くん!晴也くん!」

 千歌ちゃんに呼ばれて、俺たちはやっとその意味を理解する。

 慎司と晴也が動き、その輪に入っていく。

「耀太先輩(さん)」

 そして俺も二人の間に立ち、指を繋げて0を完成させる。

 

 ──10!

 

「「Aqours……サンシャイン!!」」

 

 戦いの末、みんなが守り抜いた“イマ”

 

 そんな“イマ”のなかで、彼女たちは輝く。

 

 ──ゼロからイチへ

 

 イチからOOO(その先)へ!──

 

 

 




耀太)一年間、長いようで短かったな……。
慎司)そうですね。気が付いたらあっという間に…って感じですよ。
晴也)俺なんて途中からの参加でしたからね。余計にです。
千歌)大変なこともいっぱいあったけど、楽しい一年だったね!
梨子)初めて出逢った時は本当にびっくりしちゃったけどね。
果南)わたしも耀太やアンクさんと会った時は驚いたなぁ。まあ、一番驚いたのはあの告白だったけどね──。
ダイヤ)わたくしにとっては感慨深い一年でしたわ。もう一度果南さんや鞠莉さんたちと一緒に過ごすことが出来たのですから。
曜)わたしも千歌ちゃんと……みんなとスクールアイドルが出来て本当に楽しかった!それこそ、おばあちゃん、おじいちゃんになるまで続けたいくらい──。
善子)何すっかりお通夜ムードになってるのよ!まだ終わりじゃないんだから、最後までシャキッとしなさいよね!
花丸)まあまあ、善子ちゃん。仕方ないずら。もうすぐで終わりだと思うと、マルだって少しだけ寂しもん。
鞠莉)イエス、わたしもそうでーす。けど、時間は待ってくれませんから。
ルビィ)でも思い出はずっとずーっと消えないから……。ルビィたちがここにいたことは、この先もずっと……。
作者)ぐす……うっうっ……本当(ほんどう)に長いようで(みじが)がった……。
女神)ぬしが一番泣いててどうするんじゃ。まだ最終話が残ってるんじゃから。
作者)うっうっ……じゃあ最後はみんなで……。

全員)次回、ラブライブ!サンシャイン!!~Step! ZERO to OOO~ 最終回「卒業と想い出と輝きの物語」

カウント・ザ・メダルズ
タカ×1
クワガタ×1
ライオン×1
サイ×1
シャチ×1
コブラ×1
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