金色のガッシュベル!!SECONDLAP   作:アンドロイドQ14

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LEVEL25 ビョンコの逆襲

???

 復活してしばらくした後、コーラルQの持つ特殊なレーダーにより、早速何体かの魔物のパートナーが見つかった。

 

ビョンコ「ゲロロロロッ、こうも早く千年前の魔物のパートナーが見つかるとは思ってなかったゲロ」

 

 遺跡のある部屋を歩いていたビョンコは空に浮いているヒトデみたいなものを見つけた。

 

ビョンコ「何ゲロ?」

 

 普通に歩いていると、ヒトデからレーザーが発射された。

 

ビョンコ「わわわわっ、レーザーが飛んできたゲロ!?」

 

 慌てて逃げるビョンコにレーザーが次々と放たれまくった。そしてしばらくした後、レーザーは放たれなくなった。

 

ビョンコ「はぁ…はぁ…どうなってるゲロ…」

 

???「千年のブランクを埋めるトレーニングに勝手に付き合わせてしまって済まなかったな」

 

 ヒトデみたいな星を操る魔物が現れた。

 

ビョンコ「お前はパムーン!そのブランクを埋めるでトレーニングでオイラを殺す気かゲロ!!」

 

パムーン「一応は火傷すらしないぐらいに威力を加減したのだがな。だが、もう勘が戻ったから大丈夫だ」

 

ビョンコ「それよりもパムーン、勘が戻ったならちょうどいいゲロ。オイラと一緒にある魔物を倒しに行くゲロ」

 

パムーン「おい、その魔物って何だ?」

 

ビョンコ「ガッシュという魔物ゲロ。千年前の魔物の中でも強いお前なら、一捻りゲロ」

 

パムーン「それは実際に戦ってみなきゃわからん。それにしても、待機してろと言ったゾフィスが四天王の俺を魔物を倒しに向かわせるのはなぜだ?」

 

ビョンコ「それはオイラにもよくわからないゲロ。それと、月の石を持っていけって言ってたゲロ」

 

パムーン「わかった。お前と一緒に行こう(ガッシュと戦う事になるのか…。気が進まないが、やるしかない…)」

 

 

 

 

 

高嶺家

 それから1日後、清麿の元へある連絡が入った。

 

清麿「アポロ、無事だったのか!?」

 

アポロ『ああ。それよりも、大変な事になった。千年前の魔物が復活したんだ』

 

清麿「何だって!?」

 

 アポロは電話で敵の本拠地やそこへ行くための手配などを教えた。

 

清麿「わかった、敵の本拠地はデボロ遺跡だな」

 

アポロ『それと、ナゾナゾ博士からの連絡では少しだが千年前の魔物のパートナーが見つかったら千年前の魔物の襲撃に気を付けてほしい』

 

清麿「ありがとう、アポロ。現地に着いたら一緒に千年前の魔物とロードを倒すぞ!」

 

アポロ「勿論さ!」

 

 伝える事を伝え終わった後、アポロは電話を切った。

 

ガッシュ「清麿、いよいよ千年前の魔物が復活したのか?」

 

清麿「ああ。アポロからの連絡ではまだ少しだが、既に千年前の魔物のパートナーが見つかったらしい。それに、アポロが手配してくれるチケットなどは最低でも3日後に届くそうだ」

 

ガッシュ「ウヌ…そうなのか…」

 

清麿「だが、3日間動けないのは悪い事ばかりじゃない。その間に恵さんやしおりさんにも声をかけて、どこにいるのかはわからないが、ゴルドーさんやウルルさん。それから…ジェムは親父に頼んで連絡を入れよう」

 

ガッシュ「まずはしおりの所へ行くのだ」

 

清麿「そうだな。よし、まずはしおりさんに連絡だ」

 

 

 

 

モチノキ町

 しおりの家に向かおうとしていたガッシュと清麿を見つめる空飛ぶ魔物、フェリウスに乗っているビョンコとパムーン、その他、3体の魔物の姿があった。

 

ビョンコ「あいつがガッシュゲロ。お前はガッシュを倒すゲロ」

 

パムーン「他の奴等はどうするんだ?」

 

ビョンコ「他の奴はオイラが潰したい魔物がいるからそいつを倒しに行かせるゲロ」

 

パムーン「そうか。なら、俺はお前の言う通り、ガッシュを倒しに行く」

 

 パムーンを下ろした後、フェリウスはどこかへ行った。その頃、パティはウルルと共に買い物に行っていた。

 

ウルル「甘い物やするめいかを買うのは程々にしてくださいよ」

 

パティ「でも、毎日あまり食べられないのは嫌よ。お腹いっぱい食べたいんだから」

 

ウルル「前と違って食い逃げはできませんよ」

 

パティ「…わかってるわよ、もう…」

 

ウルル「それより、前に会った事があるビョンコとかいうカエルはいずれ現在の魔物を一掃するとか言ってましたけど、本当なのでしょうか?」

 

パティ「ハッタリに決まってるわ。あんなパートナーがいるのかさえわからない奴の言葉なんて信用できないもの」

 

???「ゲロロロッ、戻って来たぞ、パティ!」

 

 声と共にビョンコが空から降りてきた。

 

パティ「ビョンコ、ほんとあんたは懲りないわね」

 

ビョンコ「パティ、今度はお前の本を確実に燃やしに来たゲロ!」

 

パティ「あら、あんたにそんな事ができるのかしら?」

 

ウルル「!?パティ、上を!」

 

パティ「何よ、ウルル。あっ!」

 

 上を見ると、千年前の魔物、ボルボラ、エルジョ、ドグモスがパートナーと共に降りてきた。

 

パティ「何なのよ、こいつら!」

 

ビョンコ「こいつらは千年前の魔物ゲロ。もうこれ以上話す事はないゲロ。さぁ、やるゲロ!」

 

 ボルボラ達はパティに襲い掛かった。

 

パティ「(まさか、私達現在の魔物を一掃するって言ったのは千年前の魔物を使う事だったのね)どうするのよ、ウルル!」

 

ウルル「(敵は3体、不利なのはこちらだ…)…仕方ない、パティ、戦いましょう!」

パティ「ええ!」

 

 一方のしおりの家に向かうガッシュと清麿はパートナーのランスと共に空から降りてきたパムーンと対面していた。

 

ガッシュ「パ、パムーン!(まさか、いきなりパムーンが来るとは…!)」

 

清麿「ガッシュ、この魔物を知っているのか!?」

 

ガッシュ「ウヌ。パムーンは石版に封じられた千年前の魔物の中でも特に強い魔物なのだ。それと、千年前の魔物のパートナーは大概が操られておる」

 

清麿「という事は、ゾフィスは本気で俺達を倒そうとしてるようだな」

 

パムーン「俺の名前を知ってるとは意外だな。だが、お前達はここで終わりだ。もうトレーニングは済ませて勘を取り戻したから最初から本気で行くぞ!」

 

ランス「ファルガ!」

 

 複数の星からレーザーが発射された。

 

清麿「な、何っ!?」

 

 しかし、ガッシュのマントで全て防がれた。

 

パムーン「術無しで全て防いだだと?」

 

清麿「済まない…ガッシュ。あのパムーンの攻撃、前の戦いの時はどうやってかわした?」

 

ガッシュ「前の戦いでは相手の目を見て攻撃のタイミングや気配を感じてかわしていたのだ。なれるのは難しいが、コツを掴めばなんとなくわかるようになるのだ」

 

清麿「わかった(ヒトデ一つ一つではなく、相手の目を見る…!)」

 

ランス「ファルガ!」

 

 前の戦いでサンビームから教えられたことをガッシュは清麿に伝えた。その事を教えられた清麿はパムーンの目を見て、攻撃をかわす事に成功した。

 

清麿「ガッシュ、あいつの目は…」

 

ガッシュ「気付いたのか。だが、今は戦いに集中するのだ」

 

パムーン「ランス!」

 

ランス「デーム・ファルガ!」

 

 星達が整列し、格子状のレーザーカッターとなって襲い掛かった。

 

清麿「ラウザルク!」

 

 ラウザルクを発動させた後、ガッシュは清麿を自分の肩に掴まらせてデーム・ファルガを飛び越えた。

 

パムーン「飛び越えた!?だが、まだだ!集中!」

 

 星をXの文字の形作るように集めた。

 

パムーン「空中にいる状態ならよけられまい!」

 

ランス「エクセレス・ファルガ!」

 

 空中にいるときは身動きがとれないと判断したパムーンはエクセレス・ファルガの照準を空中にいるガッシュ達に向け、発射した。

 

清麿「ザケルガ!」

 

 空中にいる状態でラウザルクを解除してから迷わず清麿はパムーン目掛けてザケルガを発動した。ザケルガとXのレーザー、エクセレス・ファルガがぶつかり合った。しかし、競り合いにすらならず、ザケルガがエクセレス・ファルガを貫通した。

 

パムーン「何だと!?中級レベルの呪文でエクセレス・ファルガを破ったとは!ぐあああっ!!」

 

 ザケルガを受けてパムーンは吹っ飛ばされた。それから、ガッシュは意識が戻った後にマントを操作して落下速度を調整し、地上に降りた。

 

清麿「一気に接近戦に持ち込むぞ、ラウザルク!」

 

パムーン「くっ、ランス!」

 

ランス「オルゴ・ファルゼルク!」

 

 今度は互いに肉体強化呪文で強化してからの格闘戦になった。前の戦いではガッシュはパムーンに太刀打ちできなかったが、今回は逆にパムーンがガッシュに押され、太刀打ちできなかった。

 

パムーン「(何て強さだ…!中級呪文でエクセレス・ファルガを破り、肉体強化呪文では俺より上…!まさか、こんなに強力な魔物が現代にいたとは…!そして何よりも…あいつの姿がでかく見える…!)」

 

ガッシュ「パムーン、石に戻る恐怖に屈している今のお主では私には勝てぬ。恐怖を乗り越えねば私に心で勝つ事はできぬぞ」

 

パムーン「うるさい!恐怖から生まれる強さもあるんだ!」

 

ガッシュ「その強さは本当の強さに勝る事はない!恐怖を乗り越えるのだ!」

 

 ガッシュの気迫にパムーンは思わず怯んでしまった。

 

パムーン「(な、何だ、このゾフィスを超える凄まじい威圧感は…。だが、何だ…ゾフィスの目と違って温かい…)ガッシュ、お前のいう本当の強さと俺の恐怖から生まれる強さ、どちらが上か白黒はっきりつけるぞ!ランス、最大呪文だ!」

 

ガッシュ「清麿、こちらも最大呪文を使うのだ」

 

清麿「ああ。相手が最大呪文で来るなら、こっちも最大呪文だ!」

 

 互いのパートナーは最大呪文を使うため、心の力をかなり溜めた。

 

ランス「ペンダラム・ファルガ!!」

 

清麿「バオウ・ザケルガ!!」

 

 ペンダラムとバオウが激突した。前の戦いのこの激突はバオウがまだ真の姿に戻っていない事もあってペンダラムが圧勝した。しかし、今回はバオウが真の姿であり、しかも制御されている状態であるため、バオウがペンダラムをあっさり食い破って圧勝し、パムーンに迫った。

 

パムーン「(俺の最大呪文がこうもあっさり破られたとはな…。やっぱり、恐怖から生まれる強さはあいつの本当の強さには敵わなかったようだ…)」

 

 今回の戦いでのパムーンはガッシュに心でも力でも完敗し、バオウをまともに受けて倒れてしまった。

 

清麿「パムーンに勝ったな」

 

ガッシュ「ウヌ」

 

 ガッシュは倒れているパムーンに近づいた。

 

パムーン「俺は完全に負けたんだ…本を燃やせ…」

 

ガッシュ「本は燃やさぬ」

 

パムーン「俺を…見逃すとでもいうのか?敵の俺を…」

 

ガッシュ「私はお主の友達になりたいのだ」

 

パムーン「俺と…友達になりたい?」

 

ガッシュ「ウヌ。ゾフィスの与える地位よりも友達の方がとてもよいぞ。友達がいれば楽しく遊べるし、辛い時は支えてくれる存在になる。千年経って知り合いもいなくなったお主も友達がほしかろう?」

 

パムーン「…ふふふ、ははははっ!ほんと、お前は面白くておかしい奴だな、ガッシュ。確かにお前のいう通り、地位なんかよりも友達がいた方がいいよな。決めた、お前の友達になるぞ」

 

ガッシュ「パムーン、早速だが、お主に言いたい事があるのだ」

 

パムーン「言いたい事?」

 

 ガッシュは石化の術はゴーレンしか使えず、ゾフィスは使えない事、パムーン達が見た石化は幻に過ぎない事などを教えた。

 

パムーン「なるほどな。俺達のトラウマに付け込んだ仕掛けがあったのか」

 

清麿「今でも石に戻るのか怖いか?」

 

パムーン「いや、大丈夫だ。仕掛けがわかったし、何より俺が石に戻りたくない恐怖と向き合えるようになったのもガッシュ、お前のお陰だ」 

 

ガッシュ「ウヌ」

 

清麿「実は、ガッシュは既にお前とは別のトラウマを抱えた魔物の心を救った事があったんだ」

 

パムーン「そうか。俺からお礼で重要な事を伝えるぞ」

 

清麿「重要な事?」

 

パムーン「ビョンコは3体の魔物と共にパティっていう魔物を潰すそうだ」

 

清麿「何だって!?急いで向かうぞ!」

 

パムーン「待て!俺との戦いで心の力をかなり消耗した状態で行ってもやられるだけだ!月の石で心の力を回復させてから行け!」

 

 ランスはポケットから月の石が入ったビンを清麿に渡した。

 

清麿「(これが月の石…前にもガッシュから聞いた事があったが、実物を見るのは初めてだ…)」

 

 ビンから取り出した後、自分の体に石を近づけた。

 

清麿「…力が漲ってくるようだ!」

 

ガッシュ「ありがとうなのだ、パムーン」

 

パムーン「礼を言うのは俺の方だ。それとガッシュのパートナー、石に閉じ込められていた時に磨いて大切に保管してくれたのは感謝する。ありがとう」

 

清麿「礼を言われる事じゃないさ」

 

パムーン「これから俺も可能な限りお前達に協力する。お前達も負けるなよ!」

 

 パムーンはランスと共に去って行った。そこへ入れ替わるようにティオペアとコルルペアが来た。

 

恵「清麿君、ガッシュ君、大丈夫?」

 

清麿「恵さん、どうしてここに?」

 

恵「ナゾナゾ博士から千年前の魔物が襲撃したって連絡があって駆け付けたの。清麿君達を襲った千年前の魔物は倒したの?」

 

清麿「逃げられてしまったが、何とか追い払った。それよりも、今すぐパティの元へ行こう!早く行かないとパティがやられてしまう!」

 

しおり「でも、どうやって急ぐの?」

 

清麿「こういう時はガッシュに掴まって急ぐ。みんなもガッシュに掴まれ!」

 

 清麿はデーム・ファルガをかわした時のようにガッシュの肩を掴み、恵としおりもそれぞれティオとコルルをしっかり掴まらせてからガッシュの肩を掴んだ。

 

ティオ「頼むわ、ガッシュ」

 

ガッシュ「ウヌ」

 

清麿「ラウザルク!」

 

 ガッシュは建物の上を走りながらパティの元へ急いだ。

 

 

 

 一方のパティは千年前の魔物達の数の暴力で苦戦していた。

 

ウルル「(何だ?この敵の魔物の異様さは…。まるで、八つ当たりしたくてたまらないようだ…)」

 

パティ「あの魔物達…思った以上に強いわ…!ウルル、一気に蹴散らすわよ!」

 

ウルル「はい!スオウ・ギアクル!」

 

カルダン「ダイバラ・ビランガ !」

 

ヘンリカ「ギガノ・ガランズ!」

 

ポール「グランガ・コブラ!」

 

 水の龍が3体の魔物の最大呪文を打ち破り、ボルボラ達を襲った。

 

パティ「どんなものよ!」

 

ウルル「特訓の成果という奴ですね」

 

???A「ガロン!」

 

???B「ビライツ!」

 

???C「グランセン!」

 

 3体の魔物の最大呪文を打ち破って気が抜けた時にパティとウルルはボルボラ達の呪文をもろに受けてしまった。

 

パティ「どういう事よ…スオウ・ギアクルはあいつらにまともに当たったはずなのに…!」

 

ウルル「もしや、敵の最大呪文を打ち破った際に威力が弱まってしまって奴等へのダメージが小さかったのでは…」

 

ビョンコ「ゲロロロロッ、ボルボラ達3体相手にパティがここまで持ちこたえるとは思ってなかったゲロ」

 

パティ「当然じゃない…、こんな所でへこたれてたらガッシュちゃんの恋人としてみっともないもの…!」

 

ビョンコ「そのガッシュも今頃、別の千年前の魔物にやられているゲロ」

 

パティ「ふん、そんな事は信じないわよ…。だって、ガッシュちゃんは千年前の魔物とは比べ物にならないほど強いのよ。あんた達のような魔物が複数でかかってきてもガッシュちゃんならまとめて瞬殺できるわ」

 

ビョンコ「そんな強がりももうここまでだゲロ。さぁ、パティに止めを刺すゲロ!」

 

カルダン「ビライツ!」

 

ヘンリカ「ガロン!」

 

ポール「グランセン!」

 

 3つの攻撃がパティに迫った。

 

???「セウシル!」

 

 しかし、見覚えのあるバリアがパティペアを覆って3つの攻撃を全て防いだ。

 

パティ「このバリアはもしかして…」

 

ウルル「間違いありません、ティオ達が来ましたよ!」

 

 間一髪、ガッシュ達が到着した。

 

パティ「ガッシュちゃん!」

 

ビョンコ「ガ、ガッシュ!どうしてお前がここに!?まさか、パムーンを倒したゲロ!?」

 

清麿「逃げられてしまったがな」

 

ティオ「助けに来たわよ、パティ」

 

パティ「礼は言うわ。でも、どうして私のいる場所がわかったの?」

 

清麿「俺達を襲った魔物を倒した時に拷問していろいろと聞き出したからな。俺とガッシュを別の魔物で釘付けにし、狙いのパティを複数で仕留める作戦を知る事ができた。だが、俺達が来たからにはこの作戦は失敗だ!」

 

ビョンコ「ぐぬぬ…、一斉にかかるゲロ!」

 

 作戦がダメになった事でビョンコはヤケになり、ボルボラ達に突撃を命じた。

 

ガッシュ「清麿、私達も」

 

ティオ「せっかくだから、ここは私達に任せなさい」

 

コルル「特訓の成果を見せようよ、パティ、ティオ!」

 

パティ「そうね。ガッシュちゃんがこんな奴等とわざわざ戦う必要もないわ。さぁ、女の子の底力を見せてあげるわよ!」

 

 ガッシュを置いてパティ達は向かっていった。

 

しおり「コルルも私達もガッシュ君と清麿君に鍛えてもらったもの」

 

恵「だから、清麿君もガッシュ君も休んでてね」

 

清麿「そうだな…」

 

 コルルはボルボラに向かっていった。

 

ビョンコ「そんなひ弱な女の魔物じゃ千年前の魔物に勝てないゲロ」

 

しおり「果たしてそうかしら?ゼルク!」

 

 呪文でコルルは凶悪な姿に豹変した。

 

ビョンコ「ゲ、ゲロ!変身したゲロ!」

 

 そのままコルルは突っ込んでくるボルボラを弾き飛ばした。

 

しおり「ゼラルセン!」

 

 コルルの手から爪が発射され、追撃でボルボラに当たった。

 

カルダン「ダイバラ・ビランガ !」

 

ポール「グランガ・コブラ!」

 

 他の2体は最大呪文を放った。

 

ティオ「迂闊に私に向けて攻撃をするのは自殺行為よ!」

 

恵「ギガ・ラ・セウシル!」

 

 ギガ・ラ・セウシルによって跳ね返った呪文でエルジョとドグモスは自滅した。

 

パティ「これで終わりと思ったら大間違いよ!」

 

ウルル「テオアクル!」

 

 アクル以上の激流がエルジョとドグモスを押し流し、ボルボラの方へ吹っ飛ばした。

 

パティ「ティオ、コルル、あの連携で行くわよ!」

 

ティオ「ええ!」

 

コルル「さっさと千年前の魔物を片付けてやろうよ!」

 

ウルル「ガンズ・アクル!」

 

しおり「ゼラルセン!」

 

恵「ギガ・ラ・セウシル!」

 

 水球と爪がギガ・ラ・セウシルの中で跳ね返り、次々とボルボラ達を襲った。スオウ・ギアクルのダメージを引きずっていたためか、攻撃に晒されているうちにボルボラ達は倒れてしまった。

 

パティ「一気に止めよ」

 

ウルル「はい、アクル・キロロ!」

 

恵「サイス!」

 

しおり「ゼルセン!」

 

 パティ達の攻撃でボルボラ達の本は燃えてしまい、ボルボラ達は魔界へ帰った。

 

ビョンコ「そんな…ボルボラ達が…」

 

しおり「悪いわね、私達はあなた達と違って数じゃないの」

 

恵「1+1が4にも10にもなる、本当の仲間なのよ」

 

ビョンコ「くぅ~~っ!」

 

 作戦が失敗に終わった挙句、ボルボラ達を失ったビョンコは悔しがってフェリウスに乗った。

 

ティオ「逃げられてしまったわ!」

 

ビョンコ「いい気になるのも今のうちゲロ!オイラ達にはもっと強い魔物がいるゲロ!」

 

パティ「その魔物もガッシュちゃんの足元に及ばないわ。呪文が使えないくせに千年前の魔物とつるんでるあんたこそいい気になってるのは今の内よ!」

 

清麿「その強い魔物をいきなり俺達の所に送り込んだのは誰かな?」

 

ビョンコ「あ…とにかく、覚えてろゲロ!」

 

 図星を突かれたものの、捨て台詞を吐いてビョンコは逃げた。

 

ティオ「せっかく、黒幕の情報を聞き出せると思ったのに…」

 

清麿「いや、もうあいつから聞き出す必要はない。それよりも、操られた人をどうにかしよう」

 

 

 

 

 

タイ

 同じ頃、タイ南部でバランシャは千年前の魔物、イバリスと戦っていた。

 

ガルザ「くそ、やりやがる!一流のハンターである俺様とこのジャングルで互角にやりあうとは!しかも、奴等の戦い方には全く怯えがない!」

 

バランシャ「そう、私も感じていたわ。奴等、なんか変よ!」

 

 それは的中しており、イバリスには脅えがなかった。

 

バランシャ「ガルザ!」

 

ガルザ「これで決めるぞ、バランシャ!ギガノ・ガドルク!」

 

ピカール「ギガノ・デズル!」

 

 鎧に覆われたバランシャはイバリスに突撃した。対するイバリスもピラミッド型のようなもので攻撃した。バランシャは高速回転してギガノ・デズルを破ったが、イバリスは怯まずにバランシャに噛みついた。

 

バランシャ「(なんて戦闘意欲…まるで、憎しみをぶつけているような…)」

 

ガルザ「バランシャ、怯むな!一気に行け!」

 

???「ギガノ・ビレイド!」

 

 イバリスをそのまま地面にぶつけようとしたバランシャだったが、何者かの攻撃で鎧が砕けてしまった。

 

バランシャ「何が…」

 

 バランシャとガルザの視線の先には千年前の魔物のカルーラ、デンシン、パラマキロンがいた。

 

バランシャ「これは…」

 

 そこへ、呪文でバイクに変形し、猛スピードでコーラルQがやってきた。

 

コーラルQ「ピポポポポッ、追いついたピヨ。目を離すとすぐ突っ走るピヨ。最初からみんなで攻めればピンチなんてあり得ないピヨ」

 

ガルザ「こいつらまさか、みんな仲間なのか…」

 

コーラルQ「力は今、戦った奴以上ピヨ。そしてお前は戦いに敗れて…本を燃やされるピヨ」

 

 結局、バランシャは千年前の魔物に倒されてしまった。

 

コーラルQ「さて、私はパートナー探しを続けるピヨ」

 

 現在の魔物の掃討をやりつつ、コーラルQはパートナー探しをしていた。




これで今回の話は終わりです。
今回は原作のパティが逆襲する話を元ネタにビョンコが千年前の魔物を引き連れてパティに襲い掛かるという話に仕上げましたが、そのまま原作やアニメの展開をなぞるのは面白くないので、原作よりも早くパムーンを登場させ、王族の力が目覚めたガッシュと戦うのも加えました。
デボロ遺跡突入時にパムーンがどんな行動をとるのかも楽しみにしててください。
次は遺跡への出発の準備ですが、ゼオンが千年前の魔物と遭遇します。
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