金色のガッシュベル!!SECONDLAP   作:アンドロイドQ14

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LEVEL27 遺跡での初戦

飛行機

 清麿達は飛行機で移動していた。

 

パティ「まだなの?」

 

ウルル「まだですよ。飛行機を乗り換えたりしないといけませんから…」

 

コルル「どれぐらいかかるの?」

 

恵「3,4時間ってとこかしら?もう少しの辛抱よ」

 

ティオ「まだ長いのね…」

 

清麿「そうだ、今の内に誰と組んだ時はどういった戦法をとるのか意見を出し合おう」

 

しおり「そこまでやる必要はあるの?」

 

清麿「事前に何かしておくだけでその時になって慌てる事は少なくなるし、アイコンタクトをしたりしただけですぐに行動に移せる。時間もあるし、やっておく価値はあると思う」

 

恵「それ、いいわね。みんなで意見を出しましょう」

 

ガッシュ「清麿、どうして私達以外は誰もおらぬのだ?」

 

清麿「貸し切りだからな」

 

一同「ええ!?」

 

 

 

 

空港

 作戦会議であっという間に数時間経過し、空港に着いた。そこには、アポロがロップスと共に待っていた。

 

清麿「待たせたな、アポロ、ロップス」

 

アポロ「久しぶりだよ、清麿。ガッシュも元気そうだな」

 

ロップス「かう!」

 

パティ「(よかった、アポロって奴とそのパートナーの魔物が男で)」

 

恵「あの人がアポロなの?」

 

清麿「そうだ。アポロも俺達と一緒に戦ってくれる仲間だ」

 

しおり「こちらもよろしくお願いします」

 

 

 

 

南米

 早速、ガッシュ達は船に乗り込んで移動を始めた。

 

恵「さっきの飛行機や私達にチケットを手配してくれたのはアポロさんだったのね」

 

清麿「ああ。こっちで必要なものを用意してもらってるんだ」

 

ウルル「あの…スーツでそのままデボロ遺跡に向かうんですか?」

 

アポロ「違うよ。僕も冒険着を用意しているんだ」

 

 スーツを脱ぐと、その下は自由を満喫する旅をしていた時の服装だった。

 

清麿「その服、とっていたのか」

 

アポロ「もちろんだよ。スーツは仕事で必要だから、こっちが戦いの上でも大丈夫だと思ってね。しかし、驚いたな。清麿が女の子を連れて来るなんて。しかも、美人も含めて5人も」

 

 アポロのからかいで清麿と恵は顔が真っ赤になった。

 

恵「あ、あ…あ…あ……」

 

清麿「ア~ポ~ロ~~!それは」

 

しおり「2人共素直になった方がいいんじゃない?」

 

パティ「私はガッシュちゃんの彼女なのよ!パートナーに興味はないわ!!」

 

 ガッシュにべったりなパティにティオは猛烈に嫉妬し、コルルも少し嫉妬していた。

 

アポロ「それより、その馬は何だい?」

 

ガッシュ「ウマゴンと言って、私の友達なのだ」

 

ウマゴン「メルメルメ」

 

アポロ「だが、本もないし、パートナーもいないけど、君のパートナーはどうしたんだい?」

 

ウマゴン「メル……」

 

アポロ「ごめん、君にとって嫌な事を聞いてしまったようだ…」

 

 その後、アポロは全員に地図を配った。

 

清麿「地図か…」

 

アポロ「全員分、印刷してある。一応持っておくように」

 

清麿「到着するまでにまだ時間があるからアポロも作戦会議をするか?」

 

アポロ「そうだね。しようか。それと、リーダーを決めておく必要がある。僕としては…頭のいい清麿がリーダーに相応しいと思うけど、清麿やみんなはどういった意見か聞きたい」

 

ウルル「私は問題ありませんよ」

 

恵「清麿君がリーダーでいいわ」

 

しおり「私も恵と同じ意見よ」

 

アポロ「じゃあ、全会一致で清麿がリーダーだ。頼むよ、清麿」

 

清麿「ああ。アポロはサブリーダー的存在でいいか?」

 

アポロ「構わないよ」

 

 

 

デボロ遺跡 内部

 その頃、デボロ遺跡ではココは退屈そうにしていたが、ゾフィスは寝不足の様子だった。

 

ココ「ゾフィス、ここ最近、顔色が悪いわよ。何かあったの?」

 

ゾフィス「別になんでもありませんよ。ただ、作戦を考えて徹夜していたので…」

 

ココ「そう、何か面白い事が起こらないのかしら?」

 

 ココがその場を離れるとゾフィスはベットで眠った。しかし、ガッシュやゼオン、ブラゴ、そしてやむなく目覚めさせたある魔物が夢に出てきてしまい、跳ね起きてしまった。

 

ゾフィス「ま、また夢に出てきた…!!もう奴等は来ているのか…!?」

 

 ゾフィスはガッシュ、ゼオン、ブラゴの内の誰か1人でもデボロ遺跡に来ると想像しただけでも異様に怯えていた。

 

 

 

 

デボロ遺跡 外部

 一方、ガッシュ達は船から降りて荷物等を確かめていた。

 

清麿「みんな、いよいよ乗り込むぞ。水は持ったな?」

 

パティ「いざとなったら私がいるわ」

 

ウルル「(パティの術の水って飲めるのか…?)」

 

清麿「食料は持ったな?腹が減っては戦はできぬという」

 

恵「ええ。お弁当に、デザートのメロンもあるわ」

 

ティオ「ちゃんとみんなの分あるわよ」

 

清麿「よし。アポロに配られた地図は頭に叩き込んだな?」

 

ロップス「かう!」

 

ウマゴン「メル!」

 

コルル「(自信ないなぁ…)」

 

清麿「そして最後に…心の準備はできているか?」

 

アポロ「ふっ…できていなかったらみんなここには来ていないよ」

 

しおり「飛行機に乗り込んだ時点で覚悟は決めてきたわ…行きましょう、清麿君!」

 

ガッシュ「(共に戦う者が多いと心強いのう…)」

 

清麿「(俺も罠とかで色々と不安は少しあるが…でも、俺達がやるんだ。ゾフィスをぶっ飛ばすために!)よし、みんな、行くぞ!」

 

 ガッシュ達は道を進んでいき、遂にデボロ遺跡が見える場所に来た。

 

しおり「あれがデボロ遺跡…」

 

アポロ「もうだいぶ経っているから、パートナーもかなり見つかっているだろう」

 

清麿「となると、敵の警戒も厳しくなる。焦らないで、少しずつ慎重に行こう」

 

恵「清麿君、頼もしいわね。どんな戦いが待っているかわからないのに、敵の本拠地を見ても全然怯えてないもの」

 

清麿「いや、俺だってここに来るまでは…」

 

ウルル「皆さん、何かいるようです」

 

 ウルルの言った通り、何かがいるようだったため、全員警戒した。

 

コルル「何かいるみたいだよ」

 

パティ「早速、見張りのお出ましかしら?」

 

ガッシュ「(キャンチョメなのか?だが、念のため警戒せねばならぬ…!)」

 

清麿「仲間を呼ばれたら厄介だ!ここで倒すぞ!」

 

 茂みに隠れている何者かが出てきた。

 

清麿「行くぞ!」

 

キャンチョメ「うわああっ!」

 

清麿「ザケル!」

 

 隠れていたのはキャンチョメとフォルゴレだった。しかし、清麿は警戒していたため、

あまり加減せずにザケルを放ったため、フォルゴレとキャンチョメは黒焦げになった。

 

ガッシュ「(やっぱり、キャンチョメとフォルゴレであったか)」

 

清麿「キャンチョメ、フォルゴレ!」

 

フォルゴレ「ひどいぞ、清麿…」

 

キャンチョメ「凄く痛かったよ…!いきなり撃つなんて…!」

 

しおり「あなた達、どうしてここに?」

 

キャンチョメ「実は…」

 

 

 

 

回想

 それは、キャンチョメとフォルゴレが南極にいた時の事だった。ビョンコはカルーラ達を引き連れてキッドと戦っていた。

 

ナゾナゾ博士「ラージア・ゼルセン!」

 

 戦いは一進一退の様子だった。

 

ナゾナゾ博士「これでは埒があかんな。ならば、ギガノ・ゼガル!」

 

 ギガノ・ゼガルを氷山にぶつけて氷山をビョンコ達の所に落とした。

 

ナゾナゾ博士「よし、今だ!逃げるが勝ちさ!」

 

 ナゾナゾ博士はフォルゴレと共に飛び去って行った。ビョンコ達はその光景を見たが、それを人形とも知らずに。

 

ビョンコ「ま、待つゲロ!でも、こっちもダメージを負ったゲロ…。一旦引き上げだゲロ~~!」

 

 ビョンコ達はフェリウスに乗って逃げた。それを、人形でビョンコ達の注意を逸らさせたナゾナゾ博士が見ていた。

 

キャンチョメ「あれが千年前の魔物かい?」

 

ナゾナゾ博士「言ったろう。本当に我々を狙っていると。不思議な事に奴等は怪我を負っても必ず元気になって戻ってくる。恐らく奴等の本拠地にダメージを回復させる何かがあるのだろう。ロードが千年前の魔物を支配できるのも、そこに秘密があると私は睨んでいる」

 

キャンチョメ「じゃあ、その何かを壊してきてよ」

 

ナゾナゾ博士「君も一緒にね」

 

キャンチョメ「僕が敵うと思ったら大間違いだぞ!」

 

フォルゴレ「その通り!」

 

キッド「清麿とガッシュは既に動いているよ」

 

キャンチョメ「ええ!?」

 

ナゾナゾ博士「他にも助けてくれる魔物はきっといる。必ず、少しずつ集まるだろう」

 

キャンチョメ「でも、僕が行っても役に立つのかな?」

 

ナゾナゾ博士「勿論さ。君だって彼らを助けられる力を持っている。いや、君の力が必要なんだ」

 

キャンチョメ「……本当かい?」

 

ナゾナゾ博士「ああ、本当さ。君の力でガッシュ達を助けてあげるのさ」

 

 

 

 

清麿「(この話をガッシュの経験した戦いの時と重ねれば…回復させる何かは月の石だな…)」

 

キャンチョメ「でも、来てみたら誰もいなくて不安で不安で…」

 

 キャンチョメがガッシュ達に視線を向けると、ティオの姿に怯えだした。

 

キャンチョメ「うわ~~~っ、首絞めティオだぁ~~っ!!」

 

ティオ「いきなり何言ってるのよ!変な事したら許さないわよ!!」

 

 早速、ガッシュ達は騒ぎ始めた。

 

アポロ「随分騒がしくなったけど、キャンチョメはガッシュ達と知り合いなのかな?」

 

清麿「そうらしい」

 

恵「ちょっとティオ…」

 

フォルゴレ「ハーイ、2人のバンビーナ、この私が」

 

清麿「ザケル!」

 

 恵としおりにナンパしたフォルゴレに向けて再びザケルが放たれた。

 

清麿「フォルゴレ、恵さんとしおりさんにナンパやセクハラする暇があったら少しは頭を使って作戦を考えろ!!」

 

恵「清麿君…」

 

しおり「ちょっと、あれはやりすぎじゃない…?」

 

ティオ「でも、泣き虫キャンチョメがよく生き残ってたわね」

 

キャンチョメ「何を言うか、僕は強くなったんだぞ!」

 

パティ「ガッシュちゃんと違ってあてにならないわね。どうせ、攻撃にも防御にも使えない何の役にも立たない術しかないんでしょ?」

 

 パティの言葉が図星だったのか、キャンチョメは何も言えなくなった。

 

コルル「パティ、さっきのは言い過ぎじゃないの?キャンチョメが落ち込んでるし…」

 

パティ「ただ適当に言っただけよ。まぁ、攻撃も防御もできないのなら、とっとと帰ってくれる?はっきり言って落ちこぼれのあんたは邪魔よ」

 

キャンチョメ「うわあぁぁん、フォルゴレ!僕とガッシュは同じ落ちこぼれなのに何でこんなに差がついたんだ!?」

 

フォルゴレ「私に聞かれても…」

 

ティオ「ほら、泣き虫キャンチョメ!やっぱり弱いままじゃない!清麿、パティの言う通りキャンチョメ達は置いて行きましょう。本当に弱いの。連れて行っても足手まといになるだけよ」

 

清麿「いや、キャンチョメの術はとても役に立つ。俺達の本当の心強い力になってくれるよ。ここで仲間になれて、本当に嬉しいよ」

 

パティ「私はそうとは思えないわ」

 

アポロ「どの力も役に立つかどうかは使い方次第さ。キャンチョメの術が何なのかは僕はまだ知らないけど、意外と役に立つかも知れないよ」

 

 そんな中、鳥が飛び立った。

 

キャンチョメ「わあああっ!!フォ、フォ、フォ」

 

ガッシュ「落ち着くのだ、キャンチョメ。さっきのは普通の鳥なのだ」

 

フォルゴレ「キャンチョメの心臓が飛び出しそうだ!」

 

コルル「清麿お兄ちゃん、本当にキャンチョメって役に立つの?」

 

清麿「(ガッシュの話では後で強力な術を覚えるそうだが、今はやっぱり…役に立たないかな…?)」

 

 一同は遺跡の入り口に来た。

 

清麿「ここが敵の本拠地である以上、奴等に見つからない事が第一だ」

 

パティ「見つかってもやっつければいいのよ」

 

ウルル「もし、仕留め損ねて仲間を呼ばれたらどうするんですか?」

 

パティ「その時はその時よ」

 

 一同の中でキャンチョメは足が震えていた。

 

ガッシュ「行こうぞ、キャンチョメ」

 

ティオ「今にも泣きそうよ。ここで待ってたら?」

 

キャンチョメ「うるさい!僕は泣き虫じゃない!」

 

フォルゴレ「安心しろ、清麿。キャンチョメは変わった。本当に強くなった。だから…」

 

 フォルゴレの話を聞かずに清麿達はもう突入しようとしていた。

 

フォルゴレ「話を聞け~~!」

 

清麿「信じるよ。いくつもの戦いを通して俺達も成長した」

 

しおり「私達は清麿君とガッシュ君との特訓で強くなったり、ナゾナゾ博士との戦いで多くの事を教わったわ。フォルゴレさんもナゾナゾ博士との戦いで色々教わった?」

 

フォルゴレ「ま、まぁ…」

 

 フォルゴレはナゾナゾ博士と一緒に歌っていた時の事を思い出した。

 

恵「清麿君達との特訓で私達はさらに強くなったし、いくつかの新しい術を覚えたわ。フォルゴレさんは…?」

 

フォルゴレ「じゅ、術までは…」

 

コルル「とにかく頑張ろう、キャンチョメ」

 

キャンチョメ「勿論さ、僕の力は凄いんだぜ」

 

パティ「どこも凄くないわ。術による攻撃すらできないあんたと違って、ケタ違いの術の威力を誇るガッシュちゃんの方が何万倍も凄いのよ」

 

ティオ「どうせ敵が来たら泣いちゃうんでしょ?」

 

キャンチョメ「僕はもう泣かないんだ!」

 

アポロ「随分と騒がしくなったね」

 

ロップス「かう」

 

 

 

 

デボロ遺跡 内部

 一同は遺跡に突入した。前の戦いの時と違い、ゾフィスに従わされていた事があったアポロと前の戦いの記憶によって遺跡の構造を知っているガッシュがいるため、遺跡の地図とガッシュの記憶を頼りに一同は迷わずに進んでいた。

 

清麿「(ガッシュは前の戦いでデボロ遺跡に来た事があるから、こういった所では頼りになるな…)」

 

フォルゴレ「清麿、ナゾナゾ博士はここにはダメージを回復させる何かがあると言っていたが…」

 

清麿「月の石の事だな」

 

キャンチョメ「すげえ!もうダメージを回復させる何かの正体を突き止めたのか!?」

 

 思わず大声を出したキャンチョメはパティのキックとティオの首絞めを受ける羽目になった。

 

ティオ「いい加減にしなさいよ!敵に見つかったらどうするのよ!」

 

パティ「ガッシュちゃんのパートナーは怒ると怖いのよ!ちゃんとガッシュちゃんのパートナーの言う事を聞きなさいよ!」

 

フォルゴレ「ところで…改めて聞きたいけど、どうやって回復させる何かが月の石だとわかったんだ?」

 

清麿「俺達が戦ったある千年前の魔物が俺達から逃げた時にパートナーが落としたものだ。効果を試してみたら、疲れが抜けて、心の力も漲るようだったから、奴等の本拠地に月の石がたくさんあるんじゃないかって思ったんだ」

 

 実際はパムーンを見逃した際にお礼としてもらったものである。さらに、月の石の事自体もパムーンとの戦いの前にガッシュから聞いていた。

 

アポロ「僕達も知らない事を清麿は知ってるんだからすごいよ」

 

清麿「まぁ、その情報源は色々と詳しい情報通なんだけどな」

 

恵「その情報通って誰なの?」

 

清麿「詳しくは言えないが、俺の近くにいる」

 

恵「清麿君に詳しい魔物の事などを教えてくれる情報通って誰なのかしら?」

 

しおり「私も知りたいわ」

 

 そんな時、壁が壊れた。

 

コルル「何なの?」

 

清麿「みんな、静かに」

 

ガッシュ「千年前の魔物が来たのだ」

 

 壊れた壁の向こうには龍の魔物、ゲリュオスと小さい魔物、アルムがいた。キャンチョメが怯えて大声を出そうとしたため、コルル達は口を塞いだ。

 

清麿「デカイのが1体、小さいのが1体…(ガッシュの話ではもう1体いるそうだけどな…)キャンチョメ、出番だ」

 

キャンチョメ「えっ?」

 

清麿「キャンチョメは奴等を離れた部屋までおびき出してほしい」

 

フォルゴレ「バカ~~、そんなの無理に決まってるじゃないか!」

 

パティ「別にあのアヒルがおびき出さなくてもここでやっつけちゃえばいいのよ」

 

キャンチョメ「僕はアヒルじゃないんだぞ!」

 

アポロ「まぁまぁ。清麿は考えがあってキャンチョメにしかできないって言ってるんだ。そうだろう、清麿」

 

清麿「ああ。頼めるな、キャンチョメ」

 

 しばらく沈黙した後、ナゾナゾ博士に言葉を思い出したキャンチョメは決心した。

 

キャンチョメ「…わかった、やるよ!僕にしかできないんだね!」

 

しおり「いいのね、キャンチョメ君」

 

フォルゴレ「キャンチョメ、本気か!?」

 

キャンチョメ「うん!(そうさ、足手まといじゃなく、僕の力が必要だと言われた時、とても嬉しかったんだ…。だから、僕はここに来たんだ)」

 

パティ「そこまで言うのなら、ちゃんとやるのよ。いい?」

 

 キャンチョメに作戦を伝え、キャンチョメペア以外は別の部屋で待機した。

 

コルル「ガッシュ、キャンチョメは大丈夫かな?私達の誰かが一緒にいなくていいの?」

 

ガッシュ「キャンチョメを信じるのだ、コルル。絶対にキャンチョメは清麿の考えた作戦をこなすのだ」

 

アポロ「慎重な作戦だね、清麿。だが、戦いはこれだけではないんだ。スポーツで言えばこの戦いはいわば長距離走。心の力を無駄に使ったら心の力が切れてしまって後の戦いが大変になってしまう。だから、呪文の使用は最小限にした上で戦おう」

 

清麿「ああ、わかってる」

 

 その頃、キャンチョメは…

 

キャンチョメ「やい、千年前の魔物!2体いるからって怖くないぞ!お前らなんか僕一人でやっつけてやる!」

 

 アルム達に睨まれてキャンチョメは足が震えていた。そして、フォルゴレが何かに気付いた。

 

フォルゴレ「キャンチョメ…、もう1体…いるぞ…」

 

キャンチョメ「そ、そいつも…僕がやっつけてやる!」

 

 アルムとゲリュオスがいる部屋にいたもう1体の魔物、ガンツも加わってキャンチョメに襲い掛かった。キャンチョメはフォルゴレと共に必死で逃げ、何とかおびき出す事に成功した。

 

ティオ「やるじゃない、キャンチョメ!」

 

パティ「まぁ、少しは見直したわ」

 

キャンチョメ「それよりも大変なんだ!清麿が言ってた魔物以外にもう1体いるんだよ!」

 

清麿「もう1体いるのか!?」

 

フォルゴレ「でも、任せるんだ!今の私達ならちょちょいの」

 

清麿「バカ!一組で千年前の魔物に挑むのは無謀すぎる!」

 

アポロ「だったら、僕が加勢しよう」

 

ロップス「かう!」

 

 アポロはロップスやいつに間にか肩に掴まっていたウマゴンと共に取っ手を伝って壁を登った後、キャンチョメとフォルゴレの元に来た。

 

アポロ「君達はまだ聞いてなかったようだけど、デボロ遺跡では一組だけで戦闘をしてはいけない。必ず二組以上で戦うんだ」

 

キャンチョメ「よろしく頼むよ、ロップス」

 

ロップス「かう!」

 

アポロ「ウマゴンも手伝ってくれるようだし、行くぞ!」

 

 アポロ達はガンツに戦いを挑んだ。

 

清麿「よし、俺達も」

 

パティ「ガッシュちゃんがわざわざ戦うまでもないわ。こんな奴等、私達で十分よ」

 

ガッシュ「大丈夫なのか?」

 

ウルル「私達はガッシュと清麿に鍛えられたのです。ここはパティの言う通りにしましょう」

 

清麿「そうだな」

 

アルム「おい、ガッシュとかいう奴が戦わなくても女共だけで十分だと?軟弱な現代の魔物の癖に随分舐めた口を利くな」

 

ティオ「勝手に現代の魔物が軟弱だと決めつけたら痛い目に遭うわよ!」

 

 既にキャンチョメとフォルゴレを除く一同はガッシュによって千年前の魔物が喋ったり、パートナーが操られているなどの情報を知っているため、アルムが喋っても平然としていた。戦う気満々のパティとティオだが、コルルはある事に気付いていた。

 

恵「どうしたの?コルルちゃん」

 

コルル「…何だか、あの魔物達…無理矢理戦わされてるようで可哀そうな気がするの…」

 

しおり「本当にそうかも知れないけど、今は戦いに集中して」

 

コルル「うん…」

 

アルム「作戦会議は終わったようだな。行くぞ!」

 

 アルムとゲリュオスが襲い掛かった。対するガッシュ達はパティ達女子組が挑んだ。一方、アポロ達の方はロップスの火力ではガンツには敵わないものの、アポロの勘の鋭さによる指示でガンツの確実にかわし、呪文の使用を最小限に留めていた。ただ、フォルゴレは逃げ遅れたキャンチョメの盾になって攻撃を度々受けていた。『鉄のフォルゴレ』をノリノリで歌いながら踊ったりしていたガンツの様子にキャンチョメ達も気付いていた。

 

アポロ「キャンチョメの使える術は確か、化けるポルク以外に使える術は小さくなるコポルクと巨大な幻を作り出すディカ・ポルクだったよね」

 

キャンチョメ「そうだけど…」

 

アポロ「僕にいい考えがある」

 

 キャンチョメの使える術を聞いたアポロはその作戦をフォルゴレとキャンチョメに伝えた。

 

フォルゴレ「それなら勝てそうだが、アポロは大丈夫なのか?」

 

アポロ「問題ないよ。ゾフィスの攻撃に比べたら単調でかわしやすいからね。頼むよ」

 

フォルゴレ「任せたまえ!」

 

ウマゴン「メルメルメ~!」

 

ガンツ「ギル!!」

 

 まず、ウマゴンがガンツを挑発してその挑発にガンツが乗り、突っ込んで来た。

 

アポロ「リグロセン!」

 

 刃物付きのロープがガンツのパートナーに襲い掛かった。それをガンツはアムルクで全て振り払った。ガンツがアポロとロップス、ウマゴンに気を取られている隙にフォルゴレはポルクを発動させて壁に化けたキャンチョメと共にガンツのパートナーの背後に回った。

 

フォルゴレ「コポルク!」

 

 次はマッチを持った状態でキャンチョメは小さくなり、マッチを点火させて一気にガンツのパートナーに近づいた。アポロ達に気を取られていたガンツとそのパートナーはキャンチョメに気付かないまま本を燃やされてしまった。

 

フォルゴレ「我々の勝利だ…!」

 

キャンチョメ「僕達、勝ったよ、アポロ!」

 

アポロ「これも、みんなの頑張りのお陰だよ」

 

ロップス「かう!」

 

 本を燃やされたのにも関わらず、ガンツの様子はどこか解放されて嬉しそうな様子だった。

 

フォルゴレ「あの魔物、私達に倒されたのに嬉しそうだったな」

 

アポロ「千年も石版にされて魔界に帰れなかったんだ。故郷の魔界に帰れるのが嬉しかったんだろうね」

 

キャンチョメ「ねえ、また魔界で会えたら、友達になろうね」

 

 嬉しそうに頷いた後、ガンツは消えてしまった。

 

 

 その頃、パティ達女子組とアルム達は激戦を繰り広げていた。

 

ジョン「アクル!」

 

ウルル「アクル!」

 

 ゲリュオスとパティのアクル同士のぶつかり合いになった。このぶつかり合いは、ガッシュとの特訓で鍛えられたパティのアクルが押して、ゲリュオスを吹っ飛ばした。

 

アルム「何っ!?同じ術のぶつかり合いに現在の魔物が勝利しただと!?」

 

パティ「当然じゃない。私達は千年前の魔物の何十倍も強いガッシュちゃんに鍛えられたのよ」

 

コルル「よそ見してたらそっちがやられるよ!」

 

しおり「ゼルク!」

 

 一気にコルルはアルムとの距離を縮めようとした。

 

アルム「呪文だ、人間!」

 

真美子「ネシルガ!」

 

 アルムに接近するコルルの方へネシルガが放たれた。

 

コルル「あ…!!」

 

恵「セウシル!」

 

 コルルの前にセウシルが張られた。

 

ティオ「セウシルを踏み台にして進みなさい!」

 

コルル「うん!」

 

 そのままセウシルを踏み台にしてコルルはネシルガをかわしてアルムに接近戦を挑ん

だ。接近戦を挑まれたアルムは防戦一方だった。

 

アルム「バリアーを踏み台に!?だが、これならどうだ!」

 

真美子「ガンジャス・ネシルガ!」

 

 地中からいくつものエネルギー弾が放たれた。それと同時にパティとティオはパートナーと共に近づき、一緒にジャンプした。

 

ウルル「頼みますよ!」

 

恵「ええ、セウシル!」

 

 空中でセウシルを張ったため、地中という死角をなくす事に成功し、防ぎきる事に成功した。

 

しおり「ゼルルド!」

 

 コルルもゼルルドでガンジャス・ネシルガを回避した。

 

アルム「何なんだ、こいつらのコンビネーションは!」

 

 アルムとゲリュオスはパティ達のコンビネーションにどんどん押されていった。

 

ウルル「ガンズ・アクル!」

 

しおり「ゼラルセン!」

 

恵「ギガ・ラ・セウシル!」

 

 無数の水球と爪がギガ・ラ・セウシルの中で跳ね返り、次々とアルム達を襲った。

 

アルム「ちくしょう!人間、最大呪文だ!」

 

真美子「エグドリス・ネシルガ!!」

 

ジョン「ギガノ・ディオデルク!!」

 

 二つの最大呪文がパティ達に迫った。

 

パティ「こっちも最大呪文よ!」

 

ウルル「はい、スオウ・ギアクル!」

 

しおり「ラージア・ゼルセン!」

 

 ラージア・ゼルセンはエグドリス・ネシルガと相殺され、スオウ・ギアクルはギガノ・ディオデルクを打ち破ってゲリュオスを吹っ飛ばした。

 

アルム「(くそったれ、なんて強さなんだ!ゾフィスの言ってた事と全く違うじゃねえか!現在の魔物は軟弱じゃなかったのかよ…!)」

 

しおり「ゼルク!」

 

 再びコルルは近づいてきた。

 

ジョン「ガルデルク!」

 

 近づいて来るコルルの方へゲリュオスの攻撃が迫った。

 

コルル「よけられ…」

 

ウルル「テオアクル!」

 

 アクルの強化版の呪文、テオアクルでゲリュオスは吹っ飛んだ。

 

パティ「コルル、そのまま突っ込んでいくのよ!」

 

 頷いた後、コルルは再びアルムに近づいた。

 

アルム「どうして…どうしてお前らはそんな阿吽の呼吸で攻撃してきやがる!!くそっ…俺だって……あの戦いの時のように……がパートナーなら、もっと…。くそおっ、こうなったら、後ろでふんぞり返っているガッシュを狙ってやる!人間、最大呪文だ!!」

 

真美子「エグドリス・ネシルガ!!」

 

ジョン「ギガノ・ディオデルク!!」

 

 アルムとゲリュオスの最大呪文がガッシュと清麿に迫った。

 

アルム「どうだ、俺達の最強呪文を避けるか?それとも、そのまま受けるのか?」

 

 しかし、清麿とガッシュは動じなかった。

 

清麿「ガッシュ、少し俺達の力もあいつらに見せる必要があるようだな」

 

ガッシュ「ウヌ」

 

アルム「(なぜ、他の奴等は何もしねえんだ?)」

 

清麿「ザケルガ!」

 

 前の戦いでは覚醒前のバオウでエグドリス・ネシルガを破るのだけで精一杯だった。しかし、今回はザケルガでエグドリス・ネシルガはおろか、ギガノ・ディオデルクさえ簡単に破り、アルムとゲリュオスを吹っ飛ばした。

 

アルム「(ちくしょう…、俺達の最大呪文が中級レベルの呪文に為す術もなく破られるなんて…。あいつらの言う通り、ガッシュが動いてたら俺達はすぐにやられてただろうな…)」

 

清麿「悪い、敵が俺達に攻撃してきたから応戦する形になってティオ達が倒すはずの魔物を倒してしまって…」

 

恵「いいのよ。お陰で心の力もだいぶ温存できたし」

 

ウルル「敵の本はしっかり確保しましたよ」

 

 ウルルとしおりはアルムとゲリュオスの本を確保していた。

 

しおり「さぁ、本を燃やしましょう」

 

清麿「待ってくれ。あいつらと話をさせてくれないか?」

 

恵「話?」

 

 ガッシュと共に清麿はアルムとゲリュオスに近づいた。

 

アルム「何をしてるんだ…、早く本を燃やせ…」

 

清麿「なぁ、お前達…俺達と一緒にゾフィスを倒してくれないか?」

 

アルム「何だと…?」

 

ガッシュ「悪いのはゾフィスなのだ。ゾフィスに従うのが嫌ならば、私達と一緒に戦えぬのであってもここを出るのだ。魔界に帰ってはならぬ。魔界に帰れば」

 

アルム「そいつは無理な相談だ。ゾフィスには逆らえねえんだよ…!」

 

清麿「石に戻されるからだな?」

 

アルム「そうだ…戻されかけるのを見たんだ…ゾフィスに逆らおうとした奴だ…」

 

清麿「だがな…石の術を使えるのはゴーレンなんだよ。ゾフィスじゃねえんだ。本当にお前達の封印を解いた月の光は屋上にある月の石の光と同じか?」

 

恵「(清麿君は何の話をしているの…?)」

 

アルム「月の光だと!?なぜそこまで…」

 

清麿「俺には魔界に詳しい情報通がいるからな…」

 

 清麿はちらりとガッシュの方を見た。

 

アルム「それでもダメなものはダメだ。なぜなら…仲間が遺跡でゴーレンを見たそうだからな…」

 

 アルムの『仲間がゴーレンを見た』という話に清麿達は驚きを隠せなかった。

 

パティ「た、確かゴーレンって…」

 

コルル「ガッシュが言ってた千年前の魔界の王を決める戦いで40体もの魔物を石にした魔物だよ!」

 

ティオ「そんな魔物がまだ生きて人間界にいたなんて…」

 

ガッシュ「ゴーレンだと!?その話は本当なのか!?」

 

アルム「俺はその話はまだ半信半疑だが、仲間が見たと言っていた。それも、張りぼてでも幻でもねえ本物だそうだ。俺達を石にした張本人がもし、ゾフィスとつるんでいたら、石にされる恐怖がまた蘇って俺達は逆らえねえんだよ…」

 

清麿「(石版にした張本人がいたんじゃ、あいつらがゾフィスに逆らえないのも無理はないか…)」

 

ガッシュ「だが、魔界に帰れば消えてしまうのかも知れぬのだぞ!」

 

恵「(消える…?)」

 

 ガッシュは王の特権の事を話した。清麿とコルルとしおりはその話を聞いていたが…ティオと恵、そしてアルム達は動揺を隠せずにいた。

 

アルム「それでも、石に戻されるのは嫌なんだ!本を燃やしてくれ!」

 

ガッシュ「だが」

 

清麿「…ガッシュ、あいつらを魔界に帰してやろう…。あいつらは千年も人間界に辛い思いをしてきたんだ…。それに…本物のゴーレンがいるようなら、また石版にされるという恐怖がつきまとい続ける…」

 

ガッシュ「ウヌ……」

 

清麿「SET…ザケル…」

 

 やむなく、ガッシュ達はアルム達の本を燃やす事にした。

 

アルム「……俺達はまた石にされるのも消えるのも嫌なんだ…。だから…、俺達の命、お前達に預けたからな…。だから絶対に…負けんじゃ…ねえぞ…」

 

 やがて本が燃え尽き、アルム達は魔界へ帰った。

 

ティオ「…ねえ、魔界の王の特権って…嘘…だよね…?」

 

ガッシュ「…本当なのだ」

 

コルル「私も前に聞いたよ…」

 

しおり「ええ。あの時にね…」

 

恵「それじゃあ、もしティオが負けたら…」

 

ティオ「嫌、ヤダ…考えたくない!!」

 

 本来ならば、人間界に残っている魔物の子が10人にならなければ知らされない情報をガッシュによって早期に知ってしまったため、ティオと恵は激しく取り乱してしまった。

 

恵「清麿君、ティオが魔界に帰るだけならともかく、消えるなんて考えたら私、私…!」

 

清麿「恵さん、落ち着いて!俺だって…ガッシュが消えるのは想像したくもないんだ!(こうなるからあまり王の特権の事は行ってほしくなかったんだよなぁ…)」

 

 涙ながらに激しく取り乱した恵を清麿は優しく抱き締め、落ち着かせた。

 

ティオ「だって、だって…え?それじゃあ…もし悪い奴が王様になったら私も消えちゃうじゃない!!」

 

ガッシュ「そうならないよう、今はゾフィスを倒すべく力を合わせているのだ」

 

ティオ「でも、でも…どうしてガッシュは平気なの!?怖くないの!?」

 

しおり「ティオ、ガッシュ君を責めちゃ…」

 

ガッシュ「怖いに決まっておろう」

 

ティオ「……」

 

ガッシュ「だからティオやコルル、パティとロップスとキャンチョメとも一緒に戦っておる。ティオ、怖いのは一緒なのだ。だから……」

 

パティ「ちょっとちょっと、何を暗い感じで話してるの?」

 

ティオ「パティ、あんた、王の特権を聞いてないの?」

 

パティ「聞いたわよ」

 

ティオ「だったら怖くないの?」

 

パティ「私だって消えるのなんて考えたくもないし、怖いわ。だけどね、怖いからっていつまでも立ち止まっててもどうにもならないじゃない。消えるかもしれないって言っても、悪い奴を全員やっつければ私達が消えるなんて事はなくなるのよ。だから、前向きに行きましょ」

 

コルル「前向きに…そうだね!」

 

ガッシュ「ティオ、いつまでも立ち止まらずに前に進もうではないか」

 

ティオ「…そうね。今回はパティに一本取られちゃったわね」

 

 パティの前向きな姿勢に暗いムードが変わっていった。

 

恵「前向きに…。そうね、いつまでもこうしてはいられないわ。清麿君…その…私を落ち着かせてくれてありがとう…」

 

清麿「い、いや、その…恵さんが悲しんでいるのを放っておけなくて…」

 

しおり「2人共相変わらずね」

 

ウルル「そうですね…」

 

???「そっちは終わったみたいだね」

 

 声と共にアポロ達が洗脳が解けたガンツのパートナーと共に来た。

 

清麿「アポロ、大丈夫だったか?」

 

アポロ「大丈夫だよ。僕とロップスは敵の攻撃をほとんどかわしまくってたからね」

 

ウルル「でも、フォルゴレがやけにボコボコになってるようですけど…」

 

フォルゴレ「ちょっと敵にやられてね…」

 

アポロ「キャンチョメの盾になった関係でフォルゴレはボコボコになったんだ。でも、キャンチョメがいたからあまり呪文を使わずに済んだよ」

 

キャンチョメ「どうだい、僕は凄いだろう?」

 

アポロ「でも、キャンチョメの力はチームで発揮されるものだから自信過剰は禁物だよ」

 

キャンチョメ「褒めた後の注意はちょっと落ち込むな…」

 

アポロ「さ、洗脳が解けたパートナーにどこに行けばいいのか教えようか」

 

清麿「そうだな」

 

 洗脳が解けた真美子、ジョン、ビリーの3人を指定の場所へ行くように清麿達は伝えた。




これで今回の話は終わりです。
今回はデボロ遺跡突入とデボロ遺跡での最初の戦いであるアルム達との戦いを描きました。
アルム達の言っていたゴーレンの話は既にガッシュによって詳細が判明してしまっている月の石に代わって今小説の石版編の重要な謎になります。
次はいよいよおバカだけどとても強いネタキャラ、ビクトリームが登場します。
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