金色のガッシュベル!!SECONDLAP 作:アンドロイドQ14
デボロ遺跡
ガッシュ達は新たにビクトリームを仲間に加え、先へ進もうとしていた。
ビクトリーム「さぁ、お前達、この華麗なるビクトリーム様の後に続くのだ!」
フォルゴレ「はは~~~っ!」
清麿「(バカだから話聞かねえだろうし、突っ込んでも無駄か…)」
テラスを出ようとしたその時、大きな地響きがして天井が崩れ、瓦礫がガッシュ達に落ちてきた。
ビクトリーム「ブルァアアッ!!」
フォルゴレ「どわぁぁっ!!」
恵「きゃっ!」
瓦礫はビクトリームの頭に当たり、ビクトリームは気絶した。他にも瓦礫が何人かに当たってしまった。
フォルゴレ「ああ、華麗なるビクトリーム様が!」
清麿「(早々に気絶してどうするんだ…)それよりみんな、大丈夫か?」
アポロ「僕とロップスは瓦礫には一切当たってないから大丈夫だよ」
恵「私も…うっ!」
ティオ「どうしたの?恵!」
恵が立とうとした途端、痛そうにしたため、ティオが恵の足を見てみると、恵は足を怪我していた。
ティオ「清麿、恵が足を怪我したみたいよ!」
清麿は恵の足の怪我がどれほどのものか見てみた。
清麿「この怪我は…さっきの瓦礫が当たったせいでできたかもしれない…」
恵「大丈夫…、歩けるから…」
清麿「この怪我じゃ無理をして歩いてはいけない。応急処置でもしないと…」
???「お前らが侵入者か?」
崩れた天井からデモルト、ダルモス、レイラがパートナーと共に降りてきた。
ガッシュ「(まさか、デモルトがこんなにも早く出てくるとは…!)清麿、あの悪魔のような魔物はデモルトと言って、石版に封印された千年前の魔物の中でも最も強い!」
清麿「何だって!?そんな奴が俺達を仕留めに来たとでもいうのか!」
ダルモス「ビクトリームはどこへ行ったんだ?」
レイラ「あそこ」
気絶してフォルゴレが背負っているビクトリームとモヒカン・エースの姿があった。
ダルモス「あの野郎、俺達を裏切ったな」
デモルト「ふん、そんなのは俺は知った事じゃねえ。それより、てめえらが現在の魔王候補か。強そうに見えねえ奴等ばかりだな」
清麿「見た目で判断したら痛い目に遭うかも知れないぞ」
ヴァイル「ガキの癖に舐めた態度をとってくれるじゃねえか。ぶっ飛ばしてやろうぜ!」
コルル「あのパートナー、喋ったよ」
しおり「恐らく、ガッシュ君が言ってたゾフィスに協力的な操られていないパートナーでしょうね」
アポロ「清麿、これからどうする?」
清麿「このまま戦い続けたら仲間がどんどん来る可能性もあるからまずい!ここは一旦、休息も兼ねて退こう。アポロはフォルゴレ達と一緒に先に行ってくれ。俺はデモルトを倒してから恵さん達と一緒に行く」
アポロ「あのデモルトとかいう魔物に勝てる勝算はあるのかい?」
清麿「ああ。十分にある」
アポロ「わかった。必ず僕達に追いつくんだ、清麿」
パティ「あんな奴にやられないでね、ガッシュちゃん!」
アポロはフォルゴレ達を連れて先に行った。
しおり「ウマゴン、何をやってるの!早く逃げるわよ!」
ウマゴン「メ、メル…」
清麿「ウマゴン、早くアポロ達と一緒に逃げろ!ここは俺とガッシュに任せるんだ!戦いが本当に嫌いなお前がよくついて来てくれた!」
ウマゴン「メル…」
清麿「そうだ、お前は優しい奴だ…だから戦いが…争い自体が嫌いだった…。お前が俺にだけ懐かない本当の理由、それは…俺という本の使い手がいるから…俺がいるせいで大好きなガッシュが戦いをするからだ!そうだろ?ウマゴン…」
ガッシュ「(清麿…)」
清麿「さぁ、行け、ウマゴン!今までありがとう…」
ウマゴン「メ…メルメルメ~~!!」
ウマゴンはしばらく躊躇した後、走ってアポロ達の方へ行った。
ダルモス「おい、逃げた奴等は俺とレイラが仕留めていいだろ?」
ヴァイル「好きにしろ。ただし、この場にいる奴等はデモルトの餌食だ」
ガッシュ「そうはさせ」
デモルト「よそ見してんじゃねえ!てめえらは俺がぶっ潰す!」
デモルトのパンチをガッシュは何とかかわした。その間にダルモスとレイラはアポロ達を追った。
清麿「(デモルト自体は今のガッシュの圧倒的な火力でどうにかなりそうだが…、足を怪我して動けない恵さんは絶好の的になってしまう…。仕方ない…!)」
考えた後、清麿は恵の元に来た。
ティオ「清麿、恵は足を怪我して動けないの。どうするの?」
清麿「…俺が恵さんを抱える」
恵「清麿…君…」
しばらく見つめてお互いに恥ずかしがった後、清麿は恵をお姫様抱っこした。
恵「ちょ、ちょっと清麿君…。その…」
清麿「その…恵さんが足を怪我してるから…、どうしても…こうするしかないと思って…」
デモルト「てめえら、俺達をほったらかしにして何をイチャついてやがる!!」
自分達を無視していい雰囲気になっている清麿と恵にデモルトが地団太を踏みながら怒りの突っ込みを入れた。
ヴァイル「怪我人なんざほっとけばよかったものを」
清麿「生憎、俺達はそれはできないんだ。お前達をあっという間に叩きのめしてやる!」
デモルト「生意気な口を叩きやがって!」
早速、デモルトは突っ込んできた。
ティオ「どう戦うの?」
清麿「俺は恵さんを抱えているからいつもより機敏に動けない。だから、ティオは俺達を守るためにも絶対に俺達の傍を離れてはいけない!それと、恵さんには手が塞がっている俺の代わりにSETの指示をガッシュにしてほしい」
恵「SET?清麿君がやってた指をさす指示の事ね。ガッシュ君、今回は私の指をさした方向に顔を向けて」
ガッシュ「ウヌ!」
ヴァイル「ラギアント・ジ・ゼモルク!」
デモルトの右腕の角が大きく変化し、特大の門柱が連続で撃ちだされた。
恵「SET!」
清麿「マーズ・ジケルドン!」
ティオ「恵!」
恵「マ・セシルド!」
恵のSETでも迷わずにガッシュは指差した方を向けた。そして、息を合わせて清麿はマーズ・ジケルドンを発動させた。攻撃範囲の都合上、清麿達の近くに飛んできた門柱はマ・セシルドで防御した。前の戦いではデモルトの攻撃に耐えられなかったが、今回は鍛えられていた事とマーズ・ジケルドンによって弾かれて勢いが弱まっていたため、何とかヒビが入った程度で済んだ。放たれたマーズ・ジケルドンは飛んでくる門柱を弾きながら、そのままデモルトに直撃してデモルトはマーズ・ジケルドンに取り込まれた。
デモルト「何だ、こりゃ?ルオオオオッ!!」
何も知らずに動こうとしたため、、マーズ・ジケルドンに取り込まれたデモルトに電撃が走った。
ヴァイル「(な、何なんだ?あの赤い球体は?)」
マーズ・ジケルドンのからくりは初めて見た事もあり、ヴァイルにはわからなかった。電撃を浴び続けた挙句、清麿がマーズ・ジケルドンを解除した時にはデモルトはふらふらになっていた。
清麿「ガンレイズ・ザケル!」
手が塞がっている清麿に代わって清麿に抱えられている恵がガッシュを抱えて電撃弾のルートを確保した。電撃弾が次々とデモルトに当たった。
清麿「追撃をかけるぞ!ラウザルク!」
ガッシュ「ヌオオオッ!!」
今度はラウザルクを発動させた。身体能力が上がったガッシュは一気にデモルトに接近し、格闘戦でデモルトを圧倒した。
ヴァイル「(どうなってるんだ…!デモルトが一方的に押されている…!)」
デモルト「ちくしょう!こんなチビに手も足も出ねえなんて!!」
何度もガッシュのパンチやキックを受け、デモルトは倒れ込んだ。それと同時にラウザルクの持続時間も切れた。
清麿「デモルトが倒れ込んだのは好都合だ。ザグルゼム!」
倒れ込んだデモルトの腹の上に乗った後、デモルトに向けてガッシュの口から赤い球体が放たれてデモルトに当たった。当たった箇所は光った。
ティオ「あれは何の呪文なの?」
清麿「見ていればわかる。ザグルゼム!」
再びザグルゼムがデモルトに当たり、また光った。それと同時にデモルトは起き上がり、ガッシュはその場を離れた。
デモルト「調子に乗るんじゃねえぞ、チビが!」
ヴァイル「ディオエムル」
清麿「チェックメイトだ!テオザケル!」
ヴァイルより早く清麿はテオザケルを発動させた。
デモルト「ルオオオオッ!!!」
テオザケルがデモルトに直撃すると、ザグルゼムの連鎖反応と合わさって威力はさらに上がり、その威力に耐えられなくなったデモルトは倒れ込んでしまった。
ヴァイル「くそっ、俺達はまだ月の石を守らなきゃならねえ!こんな所で本を燃やされてたまるかよ!」
あまりのガッシュの強さに恐れをなしたヴァイルは逃げてしまった。
ティオ「(凄い…、デモルトをこんなにもあっさり倒しちゃうなんて…)」
恵「ガッシュ君ってこんなにも強かったのね」
清麿「確かにガッシュは強いが、こんな状況下でデモルトを倒せたのは俺と恵さんが息を合わせてガッシュに的確な指示を出したお陰だ。それより、デモルトのパートナーは?」
辺りを見回したが、既に逃げていた事に気付いた。
ガッシュ「逃げられてしまったのう…。ん?」
ヴァイルがいた場所の近くに月の石が入ったビンが落ちていた。
ガッシュ「清麿、月の石なのだ!」
清麿「多分、デモルトのパートナーが逃げる際に落としたんだろうな。それを持ってきて恵さんの足に近づけてくれ」
ビンを持って来た後、清麿が瓦礫に座ってからガッシュは持ってるビンに入っている月の石を取り出して怪我をしている恵の足に近づけた。すると、恵の怪我はみるみる治っていった。
ティオ「綺麗だったわ、あの石の光…!」
恵「怪我も治ったし、力も湧いてくるわ」
試しに恵は歩いてみたが、怪我が治って痛みもなくなっていた。
恵「もう歩けるから大丈夫よ」
清麿「今からアポロ達と合流しよう!」
アポロ達の元へガッシュ達は急いだ。それをある男が見ていた。
男「ふふふ…、2人が育む愛は素晴らしい…。あの2人は極上の芸術品になりそうだ…」
その頃、アポロ達はダルモスとレイラから逃げていた。
アポロ「清麿が言ってたウマゴンが清麿に懐かない理由は何なんだ?」
しおり「はっきりとした事はわからないんだけど、ウマゴンは戦っているガッシュ君を見たくないからだと思うわ。ウマゴンはガッシュと大の仲良しで戦いが嫌いだから、ガッシュ君の本の持ち主の清麿君がいると大好きなガッシュ君が戦うから、清麿君に懐かなかったのよ」
コルル「それに、ウマゴンは本の持ち主を探す時はしおりねーちゃんと会う前の私のように本の持ち主が見つかってほしくなかったみたいだったの」
アポロ「なるほど。ウマゴンは争いのできない優しい性格だから清麿に懐かなかったのか…」
しおり「だけど、ウマゴンは今回、私達の役に立ちたいからついてきてくれたわね。本当によく頑張ってくれたわ」
コルル「あれから、ウマゴンの本はどこに行ったのかな?」
エリザベス「ベギルセン!」
ダルモスの攻撃をかわしながらアポロ達はある部屋に来た。しかし、砂の部屋であったため、一同は進むのに苦労した。
アポロ「(ここは進みづらいな…。このままだと、あいつらから逃げ切れるかどうかわからない。だったら…)みんな、まだ心の力が全快ではないが、戦うしかない!」
ウルル「ウマゴンはどうするんですか?」
アポロ「ウマゴンだけでも先に逃げてもらおう!ウマゴン、君だけでも先に逃げるんだ!」
ウマゴン「メ、メル…!」
しおり「あなたはよく頑張ったのよ。私達も後で追いつくから、先に逃げるのよ」
ウマゴン「メル……」
しばらく考えてからウマゴンは先に逃げて行った。
ダルモス「ふん、あんなウマ1匹ぐらいは逃がしても問題ないだろうな。残りの奴等は逃がさねえけどな…」
ダルモスはアポロ達に襲い掛かった。
その頃、ガッシュ達はアポロ達と合流するため、これまで通ったルートを急いで引き返していたが、アポロ達は見つからなかった。
清麿「アポロ達はどこへ行ったんだ!?」
恵「もしかして、来たルートとは別のルートに行ってしまったのかも知れないわ…」
???「君達はどこへ行くんだい?」
声がした方を向くと、そこにはウマゴンと傍にいる男がいた。
清麿「あなたは…?」
アポロ達はダルモスのパワーとスピードに苦戦していた。
アポロ「(こんなにスピードがあっては普通にディノ・リグノオンを使ってもかわされるだろうな…)」
ダルモス「おい、レイラも突っ立ってねえで戦え!」
レイラ「そうね」
レイラはスティックをアポロ達に向けた。
アポロ「(攻撃が来る!)みんな、避けるんだ!」
フォルゴレ「えっ?」
アルベール「ミグロン!」
レイラの攻撃をアポロ達はよけようとした。しかし、アポロ達の方へは行かず、壁の方を破壊した。
しおり「壁を破壊した?」
キャンチョメ「狙いを間違えたんじゃないかな?」
アポロ「(いや、あの魔物はわざと僕達に当たらないように外したみたいだ…)」
ダルモス「何をしている?」
レイラ「ええ、今度こそ当てるわ。アルベール、もう一度よ」
アポロ「まずいぞ、またさっきの攻撃が来る!」
アルベール「ミグロ……」
しかし、アルベールは呪文を途中で止めてしまった。
ダルモス「どうした?なぜ呪文を止め……何!!?」
呪文を途中から唱えないアルベールを疑問に思ったダルモスの視線の先にはスティックをダルモスに向けているレイラの姿があった。
ダルモス「レイラ!貴様、なぜ攻撃の手を俺に向けている?」
レイラ「…ダメね。やはり、千年前の魔物同士戦おうとすると、アルベールは呪文を使えないわ…」
パティ「ちょっとちょっと、どうなってるのよ!」
レイラ「あなた達、何をボーッとしてるの?早くそこの穴から逃げなさい」
コルル「穴から…逃げろ…?」
ダルモス「何!?レイラ、ビクトリームと同じように裏切るつもりか!?」
レイラ「早く逃げなさい」
ダルモス「お前の思い通りにはさせん!」
レイラはスティックの先端を飛ばして壁に引っかけてから先端と柄を結ぶ光の鎖を引っ込め、アルベールと共にアポロ達の所へ一気に移動した。
ダルモス「裏切り者め、させるか!」
エリザベス「アムベギル!」
武装されたダルモスの腕が伸びてアポロ達に向けられた。
フォルゴレ「こっちに来るぞ!」
レイラ「攻撃はダメでも、防御呪文なら出せるかしら?」
アルベール「ミシルド!」
アポロ達はダルモスの攻撃をよけようとしたが、間一髪でレイラが先に来て防御呪文でダルモスの攻撃を防いだ。
レイラ「あまり持ちそうにないわね。やっぱりダメね、心が通い合ってない状態じゃ…本当のパートナーにならなきゃ、真の力は出ないのに…」
アポロ「どういう事なんだ?なぜ、僕達を逃がそうとするんだ?」
レイラ「今の私達のやってる事が間違ってる事くらい…私にはわかってるわ。せっかくの出口が砂で埋もれる前に早く逃げなさい!」
しおり「それはできないわね。あなたみたいな子を放って逃げる程、私達は薄情じゃないわ」
コルル「このまま放っておいたら何かひどい事をされるんでしょ?」
ウルル「それに、私達はまだ心の力が残っていますよ」
パティ「力を合わせれば勝てるんじゃないかしら?」
レイラ「…あなた達は本当にお人好しね。しっかり見てた?アルベール。あれが真のパートナーよ。お願い、心の呪縛を破って…。どんな状態でも再びパートナーを持てたのよ…こんな操り人形の関係で終わりたくない…」
そう言っている間にもダルモスの攻撃でミシルドが砕かれてしまった。
レイラ「ミシルドが!」
ダルモス「侵入者が逃げねえのも好都合だ!てめえら全員捻り潰した後に裏切り者のレイラをロードの元に引きずり出してやる!」
レイラ「いよいよ本気で来るみたいよ」
アポロ「レイラは可能な限り防御に専念してくれ」
レイラ「千年前の魔物同士じゃ攻撃呪文が使えないから仕方ないわね…」
アポロ「みんな、攻撃の要のガッシュと防御の要のティオがいないからこの戦いは辛い戦いになるぞ…!」
パティ「それぐらい覚悟はできているわ…」
コルル「絶対に私達は生き残ってゾフィスを倒す!」
キャンチョメ「フォルゴレ、僕達はどう戦えばいいのかな?」
フォルゴレ「そんな事言われても…」
エリザベス「デトーザ・ベギルセン!」
巨大なドリルが発射され、アポロ達の目の前に落ちた。
フォルゴレ「はははっ、どこを狙っているのだい?」
アポロ「(あれは…もしや…!)みんな、その場から離れて瓦礫の上に乗るんだ!」
キャンチョメ「えっ、どうし」
レイラ「早くあなた達の仲間の言う通りにしなさい」
アポロとレイラの言う通り、その場から離れると、ドリルが撃ち込まれた辺りが蟻地獄のようになった。
フォルゴレ「まるで蟻地獄じゃないか!」
キャンチョメ「どうしよう!あれに飲み込まれたらドリルでぐちゃぐちゃにされて死んじゃうよ!」
レイラ「だから言ったのよ、早く逃げなさいって」
パティ「ねえ、ウルル、ここの砂に水をかけてドロドロの泥にしてしまえば蟻地獄はどうにかなるんじゃないかしら?」
ウルル「言われてみれば、砂に水をかければ砂は水を吸収して泥になりますね」
アポロ「だが、ここの砂が泥になったら返って動きにくくなるからやめた方がいい」
パティ「じゃあ、どうすればいいのよ!」
しおり「あの魔物を蟻地獄に突き落とせばどうにかなるんじゃない?」
アポロ「確かに、どうにかなるかも知れない」
その間にも瓦礫はドリルに砕かれていた。
キャンチョメ「ちょっとまずいんじゃない…!」
フォルゴレ「そうだよな…!」
アポロ「レイラ、あの魔物の頭上に攻撃呪文を撃ち込んでくれ」
レイラ「わかったわ」
アポロ「その前に安全地帯に移らないとね。リグロン!」
まず、アポロがロップスと一緒に先にリグロンを瓦礫に引っかけて蟻地獄の外に移動してから、他の面々をリグロンでアポロの近くに引き寄せた。
アルベール「ミグロン!」
ダルモス「どこを狙ってやがる」
レイラの狙いはダルモスの頭上だった。
ダルモス「何っ!?」
瓦礫がダルモスの上に落ちてその重量に足場が耐えられずに崩壊し、ダルモスは落ちてしまった。
コルル「止まったよ!」
アポロ「よし、次は奴を蟻地獄に放り込もう!」
ダルモス「舐めんじゃねえぞ、てめえら!」
瓦礫を振り払ってダルモスはキャンチョメとフォルゴレに近づいた。
ダルモス「まずは攻撃して来ねえアヒルからぶっ潰してやる!」
キャンチョメ「うわああっ、来たよ!」
フォルゴレ「ここは…ポ」
ダルモスのスピードの速さに呪文を使う暇もなく、キャンチョメはフォルゴレと共にダルモスに殴り飛ばされた。
ダルモス「へっ、あの女2人とテントウムシに比べればかなり弱いじゃねえか。おらよ!」
そのままダルモスはキャンチョメとフォルゴレを掴んで蟻地獄に放り投げた。
キャンチョメ「うわああん、砂に埋もれて死にたくないよ~!」
コルル「キャンチョメ!」
しおり「フォルゴレさん!」
ダルモス「よそ見してんじゃねえぞ!」
コルル達にもダルモスは襲い掛かった。アポロ達は蟻地獄に放り込まれたキャンチョメペアに気を取られたせいで全員ダルモスに殴り飛ばされ、蟻地獄を作っているドリルがキャンチョメとフォルゴレの目前に迫っていた。
ダルモス「これで万事休すって奴だな。残りの奴等も放り込んでやるか」
キャンチョメ「うわああん、僕達はもう終わりだ~~!」
パティ「いい加減にしなさいよ、アヒル!あんた達もあがきなさいよ!」
コルル「でも、どうやったらあの魔物を倒せるの…?」
アポロ「(どうする…、今、助けようとしても奴に邪魔されてしまう…!それに、奴は攻撃も簡単にかわせる…。ガッシュとティオがいない今、どうすれば…)」
レイラ「(確かに…、ここまでのようね…。甘かった…)ダルモス、もう降参よ。私をロードの所へ連れて行くなり好きにしなさい。その代わり、あの2人を助けてあげて」
ウルル「やめるんだ!」
パティ「どうせこいつに頼んでも無駄よ!戦ってやっつけるしかないわ!」
レイラ「いいのよ。勝てる見込みもないのに、助けようとするのだから。本当にバカね。でも、よかった…、石に戻る前にあなた達と出会えて」
レイラの頼みも聞かず、ダルモスはレイラを掴んだ。
コルル「レイラ!」
パティ「その薄汚い手で女の子を掴むんじゃないわよ!」
ダルモス「はっ、誰が助けてやるかよ。たっぷり痛めつけてやる!まずは裏切り者のお前からだ、レイラ!」
そのままダルモスは手に力を入れてレイラを握力で痛めつけた。
しおり「この状況、どうすれば…」
???「メルメルメ~~~ッ!!」
突如、ウマゴンの声が聞こえた。
ウマゴン「メルメルメ~~ッ!」
ウマゴンと共にウマゴンの本を持つ男が来た。
しおり「ウマゴン君…逃げなかったの…?」
アポロ「だが、その横にいるのは…まさか…」
コルル「ウマゴンの本が…」
パティ「光ってるわよ!」
ウルル「もしや、あの人が…ウマゴンの本の使い手…!」
ダルモス「ふん、一度逃げた奴が何をいまさら」
???「ウマゴンを舐めてると痛い目に遭うぞ」
声と共にガッシュ達も来た。
アポロ「清麿、みんな、無事だったのか!」
清麿「ああ」
ダルモス「バカな!お前ら、デモルトと戦って生きて帰れただと!?これは何かの間違いだ!」
恵「間違いではないわ!現にこうして帰れたのよ!」
清麿「パートナーには逃げられて本は燃やせなかったがな」
???「この場はウマゴンと私に任せてくれないか?」
ガッシュ「ウヌ」
ウマゴン「メル!」
???「シュドルク!」
ウマゴンの体が鎧に覆われた。
ティオ「これがウマゴンの術?」
コルル「結構かっこいい…!」
???「さぁ、行くぞ、ウマゴン!」
ウマゴン「メルメルメ~~~ッ!」
そのままウマゴンは猛スピードでダルモスに体当たりしてレイラを解放し、次は脆くなっている瓦礫に体当たりして瓦礫を落とし、ドリルを壊してキャンチョメペアを救った。
レイラ「やるじゃない」
フォルゴレ「あ~、助かった~!」
キャンチョメ「一時はどうなるかと思ったよ」
アポロ「まだ気を抜くな!」
ダルモスはウマゴンを追った。
ダルモス「さっきは不意を突かれたが、今度はそうはいかねえ!」
今度はダルモスとウマゴンのスピード戦になったが、速い上に小回りも利くウマゴンにダルモスの攻撃は当たらず、逆にウマゴンの攻撃を喰らった。
アポロ「速い!」
ロップス「かう!」
ダルモス「くっ、スピードなら俺だって!」
小回りが利かないダルモスはウマゴンに翻弄された挙句、蟻地獄に落とされた。
フォルゴレ「やった~~!蟻地獄に沈めばあの魔物だって」
清麿「いや、まだだ!だが、これで少しは時間を稼げる!」
キャンチョメとフォルゴレは蟻地獄を出ようとしたが、ビクトリームとモヒカン・エースを背負っているフォルゴレはなかなか出られなかったため、ウマゴンのパートナーが引き上げてくれた。
アポロ「清麿、あの人は?」
サンビーム「私は、カフカ・サンビーム。ウマゴンの本の使い手だ」
しおり「じゃあ、あの時、ウマゴン君が本を持ってなかったのはサンビームさんが見つかったからだったのね」
パティ「本を持ってるのなら、どうしてすぐに来てくれなかったのよ!」
サンビーム「遅くなって済まなかった。許してくれよ、あの子も苦しんでたんだ。恐怖を乗り越え、運命を乗り越えるためにな」
ウルル「そうだったのですか…」
ガッシュ「サンビーム殿はウマゴンと共に戦ってくれるのだ」
サンビーム「私も働いている身だ。できれば、御免被りたいのだが…あの子の苦悩を目の当たりにしているのでな」
回想
サンビーム『私は日本の自動車工場に勤める技術者だ。そんな私の元へあの日…』
仕事中、ナゾナゾ博士が来た。
サンビーム「あなたは…?」
ナゾナゾ博士「はっはっはっはっ、私の名はナゾナゾ博士」
キッド「世界一の寿司職人さ」
サンビーム「……嘘だな」
キッド「本当だよ。ねえ、博士」
ナゾナゾ博士「ウ・ソ」
その言葉にキッドは驚愕した。
キッド「ええ~~っ、博士が前に握ってくれたウニのお寿司は!?」
ナゾナゾ博士「ああ、あれはプリンにしょうゆをね」
清麿「いつの事の事なんだ、それは…?」
サンビーム「2週間ほど前の事になる」
回想
サンビーム『Drナゾナゾは魔界の王を決める戦いの事を話してくれた後、私に会わせたい者がいると言った』
パートナー探しをしていたウマゴンの本を犬が奪っていった。ところが、その犬の前にサンビームが立ちはだかった。そして、犬の頭に手を当てた。
サンビーム「この本はあの子の物だよ」
犬は大人しくサンビームにウマゴンの本を渡した。
サンビーム「よし、いい子だ」
ウマゴン「メ、メル…」
サンビーム「君、少し読ませてもらうがいいかね?」
サンビームの様子にウマゴンは緊張した様子で見ていた。そこへ、ナゾナゾ博士が来た。
ナゾナゾ博士「どうかね?サンビーム君」
サンビーム「はい、読めます」
ウマゴン「メル…!?」
サンビーム「君がウマゴンだね。私は君の本の使い手、カフカ・サンビームだ」
見つかってほしくなかったパートナーが見つかってしまった事でウマゴンはショックを受けた。
ナゾナゾ博士「ウマゴン君、本の持ち主は見つかった。ガッシュ君達と一緒に千年前の魔物を。ウマゴン君?」
サンビーム「待ってください、Drナゾナゾ」
ウマゴンの様子を察したサンビームはウマゴンの頭に手を置いた。
サンビーム「戦いが怖いんだね?ウマゴン」
ウマゴン「メル!?」
ナゾナゾ博士「何、怖い!?しかし、それでは…」
サンビーム「とても厳しい戦いが始まろうとしている。だからこそ、自分の意志で戦うかどうかを決めるんだ」
ナゾナゾ博士「ウマゴン君…」
ウマゴン「メルメルメ……メルメルメ…」
ナゾナゾ博士「ウマゴン君、なぞ…?」
サンビーム「Drナゾナゾ、済まないが、これでは戦えない」
キッド「嘘!?」
ナゾナゾ博士「くっ…仕方がない。無理に戦わせても足手まといになるだけだ。サンビーム君、遺跡までの地図を渡しておくよ」
しおり「でも、ウマゴン君は戦いを拒んでいたのにどうしてここに?」
サンビーム「ウマゴンを信じていたからさ」
コルル「そうだったんだ。よかったね、ウマゴン。いい本の持ち主と出会えて」
しかし、ウマゴンは警戒していた。
清麿「来るぞ、奴が!」
サンビーム「……そこだ!」
しばらくすると、ダルモスが壁を突き破って現れた。
キャンチョメ「そんな!あいつは蟻地獄に飲まれたはずなのに!」
フォルゴレ「どうしよう~~!」
ダルモス「人間、戦闘体型だ」
エリザベス「ベギルク!」
再びダルモスは戦闘体型になった。
アポロ「みんな、ここは」
サンビーム「アポロ、済まないが、ここはウマゴンと私に任せてくれ。行くぞ、ウマゴン!」
ウマゴン「メル!」
サンビームの指示と共にウマゴンはダルモスに突撃したが、ダルモスにはほとんどダメージはなかった。
サンビーム「ウマゴン、もう1度だ!」
何度もウマゴンはダルモスに突撃したが、ダルモスへのダメージはほとんどないに等しかった。
ダルモス「スピードではこの俺の速さに追いつけても、パワーなら俺の方がまだまだ上だな!」
あっさりとウマゴンはダルモスに振り払われた。
ティオ「ウマゴン!」
恵「私達も」
ガッシュ「いや、ウマゴンを信じるのだ(頑張るのだ、ウマゴン!)」
サンビーム「(まだだよな、ウマゴン!)」
ウマゴン「メル…メルメルメ~!」
またウマゴンは突撃したが、何度やってもダルモスに簡単に振り払われた。
ウマゴン「メル…」
ボロボロになっても仲間達の戦う姿を見てきたウマゴンは立ち上がって何度もダルモスに突撃したが、やはり同じように振り払われてしまった。
ダルモス「ふん、何度やっても同じなんだよ!」
ダルモスの体にウマゴンは突撃しても大したダメージは与えられず、逆に振り払われた。
コルル「ウマゴン!」
ティオ「もう見てられないわ!ガッシュならあいつなんか一撃で」
ガッシュ「何度も言っておろう、ウマゴンを信じるのだと」
ダルモス「はははっ、どうだ、これで」
前の戦いでダルモスとの戦闘になった部屋は違えど、同じような光景を見たガッシュはウマゴンの戦いに手出しせずにウマゴンが勝つのを信じていた。一方のダルモスは自分の絶対的優位を確信していたが、鎧の一部が砕けた。
ダルモス「何っ!?強化した俺の体にヒビが!まさか…」
ウマゴン「メル…メルメルメ~!」
ダルモス「この…調子に乗るなよ!」
エリザベス「ガンズ・べギル!」
今度はマシンガンを発射したが、ウマゴンには当たらなかった。
ダルモス「この…、当たりやがれ!」
パティ「凄いじゃない、ウマゴン!」
アポロ「敵の攻撃を的確にかわしながら進んでいる」
再び突撃をかけたが、ダルモスに振り払われた。
しおり「コルル、私達も助太刀しましょう!」
サンビーム「いや、君達は少し休んでいたまえ。君達はこれまでの戦いでよく頑張ったんだ。さっき言った通り、私とウマゴンに任せるんだ」
ウマゴン「メルメルメ~!」
そんな中、ウマゴンはダルモスに踏まれてしまった。
ダルモス「はっ、ようやく捕まえたぜ」
ウマゴンのピンチを見たサンビームはダルモスに向かっていった。
ロップス「かう!?」
アポロ「サンビームさん!まさか、あの魔物に向かって!」
ダルモス「命知らずが。弱っちい人間が強化した俺に突っ込むだと?」
レイラ「無茶よ」
サンビーム「今、あの子を見捨てたら私はカッコ悪い大人だ。それは私の主義に反する!」
途中でサンビームは砂を一握りした。
ダルモス「バカが」
サンビーム「バカじゃない、いかしてるんだ。それが、グルービー!」
ダルモスの目前に来たサンビームは砂をダルモスの顔にかけた。
ダルモス「こいつ、目を!くそっ、ふざけんじゃねえ!」
砂が目に入ってしまってダルモスは怒り、サンビームをウマゴンごと振り払った。
キャンチョメ「こ、これじゃあ、ウマゴンに勝ち目はないよ~」
フォルゴレ「そうだよな…!」
サンビーム「大丈夫か?ウマゴン」
ウマゴン「メルメルメ~!」
ダルモス「ふん、雑魚が!所詮てめえは俺に決定的なダメージを与えられねえんだ!無駄な抵抗してねえでぶっ倒されやがれ!」
サンビーム「それはどうかな?この子を甘く見ると痛い目に遭うぞ。私は、この子の苦悩を目の当たりにしている。戦いへの恐れと、友達を助けたい思いがぶつかった、苦しい迷いを乗り越えて、運命と向き合おうと、この子は決めた」
回想
それは、ダルモスとの戦闘中にアポロ達に言われてウマゴンが先に逃げ、逃げた先でサンビームと会った時だった。
サンビーム「答えが出たんだね、ウマゴン。だが、私が一度本を開き、呪文を唱えれば、もう二度と戦いからは逃げられなくなるんだよ」
戦いから逃げられないという現実を突きつけられても答えを出したウマゴンは涙を流していたが、逃げなかった。
サンビーム「(とても強い目だ…すべてを承知の上での答えか…。君を信じてここへ、戦いの場へ来てよかったよ)」
ダルモス「けっ、何言ってやがる」
ダルモスはサンビームとウマゴンに向かっていった。
ダルモス「これで終わりだ!」
サンビーム「わかるか、ウマゴンの強い決意がこの子自身の成長にもなったんだぞ」
パティ「ウルル、あの本の光はもしかして…!」
ウルル「新しい術ですよ。まさか、こんな短い間に第2の術まで…」
サンビーム「第2の術、ゴウ・シュドルク!」
第2の術の力でウマゴンはさらに一回り大きくなり、鎧の形も変わって角が付いた。そして、ダルモスに突撃した。
ダルモス「何っ、ぐあああっ!!」
これまでビクともしなかったダルモスの鎧をウマゴンは簡単に破壊した。
コルル「凄い…!」
パティ「あのデカブツの鎧を簡単に砕くなんて…!」
ダルモス「おのれ!人間、ありったけの呪文を唱えろ!俺の力を見せてやるんだ!」
エリザベス「キロロ・アムベギル!」
ダルモスの両腕に刃物が生えた。すぐにウマゴンを斬ろうとしたが、かわされて瓦礫を斬った。
しおり「何て斬れ味なのよ!」
恵「よけて、ウマゴン!」
そのままウマゴンは向かっていき、ダルモスの刃物を角で受け止めた。
ダルモス「何!?斬れない?」
アポロ「斬れないほど体が硬くなっているのか?」
何度もダルモスはウマゴンを斬ろうとしたが、かわされるか受け止められた。
サンビーム「ウマゴン、剣を角で受け止めるのではない、受け流すんだ。そして一気に懐に入り、きつい一撃をぶちかませ!」
指示通りウマゴンはダルモスにきつい一撃をかました。
サンビーム「グルービー!」
ダルモス「ならば、この術よ!」
突然、エリザベスはダルモスから離れた。
ティオ「何!?」
サンビーム「ウマゴン!」
エリザベス「ベギルバオ!」
よけろとも言わずにただ名前を言っただけでウマゴンはその場から離れ、ダルモスの術をかわした。
ダルモス「よけただと!?(この術の効力がわかったのか?いや…俺の術の力を見抜いたのはあの男の方か…。だが、逃げろとも言わなかったのになぜよけられた?)」
コルル「凄い…、心が通じ合ってるみたい…」
アポロ「(あのサンビームという人、まさしく、ウマゴンのパートナーだ。それも…この短い間にあんなにも強く深く結びついている!)」
ダルモス「この…!」
サンビーム「ウマゴン!(攻撃だ!)」
サンビームがただウマゴンと言うだけでウマゴンは攻撃した。
サンビーム「ウマゴン!(危ない、よけろ!)」
同じような指示のみでウマゴンは回避や攻撃を続け、ダルモスに攻撃を加えていった。
サンビーム「(奴の後ろに隙ができた)ウマゴン!」
ウマゴン「メルメルメ~!」
ダルモス「何!?うわああっ!」
サンビーム「グルービー!」
後ろから攻撃されたダルモスは壁にぶつかった。
ダルモス「くそ…、まだだ…まだ使える呪文は…」
サンビーム「いや…もう勝負はついている」
ダルモス「何…?」
サンビーム「戦いの最中、ウマゴンはずっと語り掛けていたよ。『僕がこの魔物を本の持ち主から遠ざけるよ』ってね」
サンビームの手にはダルモスの本があった。
ダルモス「そ…その本は…俺の…」
サンビーム「そう…君は負けたんだ」
そう言ってサンビームはライターでダルモスの本を燃やした。
清麿「凄いぞ!これがウマゴンとサンビームさんの力なのか!」
ガッシュ「そうなのだ!」
アポロ「本当に心で会話しているようだ」
サンビーム「グルービーだぜ、ウマゴン」
やがてダルモスの本は燃え尽き、ダルモスは魔界に送還された。
これで今回の話は終わりです。
ウマゴンの初戦闘回ですが、デモルトも前倒しで出しました。原作と違ってデモルトはガッシュ1人にあっさり倒されてましたが、王族の力が目覚めたガッシュならデモルトを瞬殺できるだろうと思ったためです。今小説のデモルトは大きい奴は噛ませになりがちなお約束通りさらにもう1回ぐらいあっさりやられてしまうシーンがあるかも知れません。次はナゾナゾ博士達がガッシュ達と合流します。