金色のガッシュベル!!SECONDLAP   作:アンドロイドQ14

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LEVEL35 動き出すゴーレン

デボロ遺跡

 ミコルオ・マ・ゼガルガが放たれた際、ゼオンはデュフォーと共にその場を離れて天井の崩落から免れていた。そして、崩落が終わってからその場を見に来た。

 

デュフォー「あの頭の悪い魔物、本を燃やした奴と相討ちになったな」

 

ゼオン「これもすぐに本を燃やし尽くさないからさ。そうしないとああなっちまう可能性だって0ではない」

 

デュフォー「あいつら、仲間が1人消えたぐらいで泣いているぞ」

 

ゼオン「あの本を燃やされたガキもその仲間も弱いからああなったんだ。弱い奴は脱落し、強い奴だけが生き残る、それが魔界の王を決める戦い。地獄はまだ始まったばかりだ…。ちょうど昼だから飯でも食うか?デュフォー」

 

 戦いを見届けたゼオンはデュフォーと共に食事をとる事にしたため、瞬間移動で姿を消した。

 

キャンチョメ「博士…ごめんね…僕達の力が足りなかったから、キッドを助けられなかったんだ…。これ…ここに敵から奪った月の石を置いてくよ。もう心の力は使えないけど、ナゾナゾ博士の体は元気になるはずだよ」

 

 キャンチョメはダリアから奪った月の石をナゾナゾ博士の近くに置いた。

 

ジェム「後は私達に任せてね。きっと、この城の頂上にある月の石の元を壊すから…。ヨポポ、キッドの頑張りを無駄にしない為にも行きましょう」

 

ヨポポ「ヨポポイ」

 

ナゾナゾ博士「ふっ…はははは」

 

フォルゴレ「え?」

 

ナゾナゾ博士「月の石の元を壊してくる?何を言っとるか?このワシを抜いてそんな事、できるわけなかろう!!」

 

キャンチョメ「博士…」

 

ナゾナゾ博士「キッドが全てをかけたのにワシが寝ていて何になる!?こんな所で寝ていては消えていったキッドに顔向けができんわ!!行くぞ、キャンチョメ君、フォルゴレ君、ヨポポ君、ジェム君!!」

 

 月の石を握り、ナゾナゾ博士は立ち上がった。

 

ナゾナゾ博士「この作戦を成し遂げる事がワシがキッドにできる手向けとなろう!ワシにはまだまだやるべき事がある!(そうじゃろう、キッド)」

 

???「ぶるぁあああっ!!この私を忘れるなぁああっ!!」

 

 後ろの方を向くと、怒っているビクトリームがいた。

 

ジェム「(すっかり忘れてたわ…)」

 

フォルゴレ「こ、これは華麗なるビクトリーム様~!」

 

ビクトリーム「私が気絶してる間にベルギムを倒した事は誉めよう。だが、お前達にはこの私の力が必要であろう。さぁ、私について来るがいい!!」

 

 自信満々にビクトリームは突っ走り、残りの面々も後を追った。それをモーリスは望遠鏡で見ていた。

 

モーリス「全く、ここに先に来てるのは品性のない男共ばかりだ。女の子が一人いるが、まだ幼いからストライクゾーンではない…。ああ、早く残りの奴等は来ないのだろうか…?」

 

 

 

 

 その頃、お昼ご飯を食べ終わったガッシュ達はパムーンの案内に従って先へ進んでいた。

 

パティ「さっき、大きな揺れがしたわね。何があったのかしら?」

 

コルル「もしかしたら…、私達と逸れちゃったキャンチョメ達のうちの誰かが魔界に帰っちゃったのかな…?」

 

ティオ「ちょ、ちょっとコルル、そんな縁起の悪い事を言わないでよ。そんな事があるわけ…」

 

清麿「(確か、ガッシュの話では前の戦いではキッドはベルギムという魔物との戦いで相討ちになって魔界に帰ったそうだったな。逸れてしまったせいでキッドがこの戦いで魔界に帰るというのは変えられなかったのか…)」

 

アポロ「パムーン、まだ登らないとダメなのかい?」

 

パムーン「そうだ。この人数じゃフェイ・ファルグで一斉に上に移動させるのもきついと思ってな。きついとは思うが、頑張ってくれよ」

 

 しばらく進んだが、千年前の魔物は現れなかった。

 

チェリッシュ「千年前の魔物が出てこないわね。私達が大半を倒しちゃったからなのかしら?」

 

ウォンレイ「その可能性は十分に考えられる。だが、こうも出てこなかったら逆に不気味な感じがするな…」

 

パティ「何を不安になってるのよ。ゾフィスも残る最後の四天王のデモルトもガッシュちゃんには全然及ばないからもう私達に怖い物なんてないのよ。だから、自信をもっと持ちなさい」

 

アポロ「確かにゾフィスもデモルトもガッシュなら倒せるだろう。だが、まだ不確定要素のゴーレンの情報があるんだ。もし、本当にゴーレンがいるとしたら、どれ程の実力かわからないんだよ。自信を持つのも大事だけど、慎重さも忘れてはいけない」

 

パティ「わかってるわよ、もう」

 

ガッシュ「(それにしても、ゾフィスは一向に姿を現さんのう…。どうしたのであろうか…?)」

 

 

 

 

 当のゾフィスはある部屋でブラゴと鉢合わせしていた。

 

シェリー「まさか、待ってくれていたとはね…ゾフィス!ココを返してもらうわよ!」

 

ゾフィス「…あなた達ですか?私の戦士達を壊滅状態に追い込んだのは…」

 

ブラゴ「半数ぐらいはガッシュ達が倒したんだがな」

 

シェリー「手下もほとんどいなくなったあなたはまさに裸の王様とでもいえるわね」

 

ゾフィス「(ブ、ブラゴを倒して大海恵と高嶺清麿を生け捕りにしなければ奴に…奴に…石にされてしまう…!)わざわざ墓穴を掘りに来るとは命知らずですね…」

 

シェリー「(おかしいわ。ゾフィスが戦う前から怯えている?何かあったの?いえ、余計な事は考えてはいけないわ!)そういうあなたこそ、怯えているわよ。まさか、私とブラゴが怖いのかしら?」

 

ゾフィス「怖い…?違うな…数多くの手下を潰されて腸が煮えくり返っているのは俺の方なんだよ!!」

 

ココ「ギガノ・ラドム!」

 

シェリー「ギガノ・レイス!」

 

 互いのギガノ級の呪文がぶつかり合って相殺された。

 

ココ「ラドム!ラドム!テオラドム!」

 

 ココは次々と呪文を連射してきた。それらを難なくシェリーとブラゴはかわした。

 

ゾフィス「ココ、奴等を早く仕留めるためにももっと強力な呪文をどんどん出せ!」

 

ココ「やけに焦ってるわよ。ま、いっか。ギガノ・ラドム!ギガノ・ラドム!ディガン・テオラドム!」

 

シェリー「バベルガ・グラビドン!」

 

 連続で来る強力な呪文を避けきれないと判断したシェリーはバベルガ・グラビドンで全て防いだ。

 

ブラゴ「シェリー、気付いたか」

 

シェリー「ええ。ゾフィスは焦っている。きっと、何かに怯えているのよ」

 

ブラゴ「なら、もっと図星になりそうな事を言ってみるか?」

 

シェリー「そうしましょう」

 

ココ「ディオガ・テオラドム!」

 

シェリー「ディオガ・グラビドン!」

 

 二つのディオガ級の呪文がぶつかって相殺した。

 

ゾフィス「もっと撃て、ココ!」

 

ココ「少し前からやけに怯えているわよ、ゾフィス。何かあったの?」

 

ゾフィス「うるさい!俺が作った人格の分際で口答えする気か!そんな暇があったらもっと呪文を出せ!」

 

シェリー「…そうだったのね…」

 

ゾフィス「ああ、そうさ!今のココは俺が作った凶悪な人格だ!」

 

シェリー「ふふふ、怯えに怯えて自らネタばらしするなんて愚かね、ゾフィス!」

 

ゾフィス「な、何がおかしい!あっ!」

 

 ゴーレンとブラゴ、ゼオン、ガッシュの存在に怯えていたゾフィスは自らネタをばらしてしまった事にようやく気付いた。

 

ブラゴ「おい、てめえは誰に怯えてるんだ?雷帝か?ガッシュか?それとも…、この俺か?」

 

ゾフィス「あ、あ…」

 

ブラゴ「シェリー、このバカをとっとと仕留めるぞ!」

 

シェリー「ええ!」

 

ゾフィス「動くな!ココがどうなってもいいのか!?」

 

 自分でネタばらしをしてしまい、さらに焦ったゾフィスはココに隠し持っていたナイフで自殺させようとした。

 

ゾフィス「ふははははっ!人間っていうのはこういった状況になると何もできねえよな!さぁ、土下座でも何でもしろ!そうしないとココの命は…」

 

 最後の手段としてココに自殺をさせようとしてこの状況を切り抜けようとしたゾフィスだったが、当のシェリーは激怒すると共に鬼麿にも匹敵するすさまじい殺気とオーラを放った。

 

シェリー「どこまでも性根が腐っているようね…、ココを元に戻さないのなら、攻撃を続けるまでよ!!」

 

ゾフィス「ひっ…!」

 

ブラゴ「さぁ、やれ!あのバカへの怒りを力に変えろ!」

 

シェリー「レイス!レイス!レイス!ギガノ・レイス!レイス!レイス!ギガノ・レイス!」

 連発される攻撃にゾフィスはどうしようもなかった。その際にココの自殺は止まった。

 

ゾフィス「ぐはっ…があっ…ぐほっ…!」

 

 攻撃が止んだのでゾフィスがシェリーとブラゴの様子を見ると、シェリーは息継ぎをしていた。

 

ゾフィス「あの女…息継ぎしてやがる…!」

 

シェリー「レイス!リオル・レイス!レイス!リオル・レイス!リオル・レイス!レイス!レイス!オルガ・レイス!」

 

 絶え間ない攻撃は終わらなかった。

 

ゾフィス「げほっ、がはっ!…もう終わ…」

 

 やっと終わったとゾフィスは思っていたら、シェリーは手にした月の石で心の力を回復させていた。

 

ゾフィス「(あの女、月の石で心の力を…!)」

 

シェリー「レイス!ギガノ・レイス!レイス!オルガ・レイス!レイス!ギガノ・レイス!オルガ・レイス!ディオガ・グラビドン!!」

 

 前の戦いでロデュウが受けた拷問のような攻撃を今度はゾフィスがシェリーとブラゴから受ける羽目になった。連続で強力な呪文を受けたゾフィスはもうボロボロだった。

 

ゾフィス「げ…、ぐぁ…」

 

シェリー「さぁ、ココを元に戻しなさい!」

 

ブラゴ「シェリーの言った事をさっさとやれ!それとも…魔界に帰った後もこの俺から逃げ続ける生活を送りたいか!?」

 

ゾフィス「…はい…ごめんなさい…。あなたの言う通りにします…」

 

 ブラゴの気迫と殺気に押され、ただでさえガッシュやゼオン、ブラゴの恐怖に押しつぶされそうだったゾフィスは完全に恐怖に押しつぶされた。

 

シェリー「(終わった…。ココを取り戻すための長く苦しい戦いが…)」

 

 

???「ギガノ・ゴルゴジオ!」

 

 安心したのも束の間、謎の光線がゾフィスに飛んできてゾフィスは石になってしまった。

 

シェリー「ゾフィスが石になった!?」

 

 その時、無数のヘビが倒れているココを縛って持ち上げた後、引き寄せた。

 

???「ギガノ・ゴルゴジオ!」

 

 ギガノ・ゴルゴジオを浴びてココは石になった。

 

シェリー「今度はココまで!一体、何が起こったのよ!?」

 

???「役立たずを処分しに来た」

 

 声と共にゴーレンとモーリスが姿を現した。

 

シェリー「あなた達、何者!?」

 

ゴーレン「我が名はゴーレン。隣にいるのはパートナーのモーリス」

 

ブラゴ「お前があのゴーレンか。まさか、千年前の魔界の王を決める戦いで最も多く他の魔物を倒した奴とこんな所で戦えるとは思ってなかったぞ。相手にとって不足はない!」

 

モーリス「悪いが今は君達の相手をしてる暇はないんだ。極上の芸術品にしたい奴等がいるからね。君の親友も私の芸術品としてもらっていくよ」

 

シェリー「ココが芸術品ですって!?あなた、同じ人間を石にして芸術品と呼ぶなんてどういった神経をしているのよ!!」

 

モーリス「私からすれば人間も魔物も美女は私の芸術品になるべきさ。逆に男はカップルの男以外は人間も魔物も私に従う奴以外は存在する価値さえない。特にジジイと品のない男はね」

 

シェリー「そんな戯言に付き合う気はないわ!ココを返しなさい!!」

 

 シェリーはブラゴと共にゴーレンとモーリスに飛びかかったが、すぐにゴーレンのヘビになっている頭髪によって縛られてしまった。

 

ブラゴ「くそっ、気色悪いぞ…!」

 

シェリー「放しなさい!そしてココを返して!!」

 

モーリス「ゴルゴジオ!」

 

 光線を受けてしまったシェリーとブラゴは放り投げられた後、立ち上がろうとしたが、動けなかった。

 

シェリー「ココを助けないといけないのに動けないなんて…」

 

モーリス「ふふふ、麗しの美女が苦労を重ねて手にした勝利が逃げて絶望する姿は実に楽しい。それと言ったはずだよね、今は君達の相手をしてる暇はないと。君は後でココと同じ芸術品にしてあげるから、ここで大人しくしてるんだよ」

 

 清麿と恵を石にするため、モーリスはゴーレンと石にしたゾフィスとココを持って去って行った。ゴルゴジオの効果が切れて動けるようになった後、シェリーはココを助けられなかった絶望に打ちひしがれていた。

 

シェリー「ここまで来たのに…ココを助けるために苦しい戦いを乗り越えたのに…ココを助けられないなんて…」

 

ブラゴ「シェリー、手にした勝利が逃げたぐらいで諦めるのか?てめえの執念が追っていたものは…てめえの信じていたものは…一度手にした勝利が逃げたぐらいで潰されるものだったのか!?あの野郎は俺が倒す…!絶望から抜け出せないのなら、そのまま寝ていろ」

 

 しばらくした後、ブラゴの言葉によってシェリーは奮い立った。

 

シェリー「ブラゴ、私もあいつと戦うわ!手にした勝利が何度逃げても必ず掴む!そして、ココを助け出す!」

 

 立ち上がったシェリーにブラゴは少し笑った後、共にモーリスとゴーレンを追った。

 

 

 

 その頃、ガッシュ達はしばらく進んでいると、月の石の光が漏れている場所に来た。

 

恵「清麿君、この部屋の上に月の石があるのね」

 

清麿「その通りだ。あそこに月の石の光が漏れた一角がある。あれ程強い光が漏れているのなら、間違いないだろう(ガッシュの言ってくれた情報通りだ)」

 

パムーン「清麿の推測通りだ。この部屋の上に月の石がある」

 

パティ「もうゴールは目前って事ね。一気に突っ走って行くわよ!」

 

???「これ以上先へは進めないゲロ!」

 

 月の石がある部屋へ向かうガッシュ達の前にビョンコとコーラルQが現れた。

 

ガッシュ「コーラルQ!」

 

パティ「またビョンコなの?ほんとあんたは懲りないわね」

 

ビョンコ「よくもオイラの戦士を魔界送りにしてくれたゲロ!特にオイラを裏切ったパティは許さないゲロ!」

 

アポロ「カエル君、今は君と関わっている場合じゃない!通さないのなら、力づくでも通してもらうよ!」

 

ビョンコ「意地でも通さないゲロ!アルヴィン、出てくるゲロ!」

 

コーラルQ「出番ピヨ、グラブ!」

 

 それぞれのパートナー、アルヴィンとグラブが姿を現した。

 

コーラルQ「ふふふ、お前達は私の変形に驚くがいい!ガッシュ、まずはお前から血祭りにあげてやるピヨ!」

 

リィエン「(なんか、筋肉マッチョで戦闘狂の極悪人が言いそうなセリフある…)」

 

清麿「(ガッシュの話によればコーラルQは結構強いそうだが…そうは見えねえな…。まぁ、軽くあしらってやるか…)ザケル!」

 

グラブ「ザケルで来たか。ムロム・ロボルク!」

 

 ザケルをムロム・ロボルクで防御した。ガッシュ達は既に前の戦いでコーラルQの変形を見ているガッシュ以外はコーラルQの変形に驚いていた。

 

清麿「(何だ?あの変形は…ザケルが防がれるなんて…)」

 

しおり「さっきの変形、なんか無茶苦茶じゃない?」

 

ウルル「明らかに普通じゃありませんね」

 

コーラルQ「は~っはっは~っ!これさえあれば電撃の攻撃は怖くないピヨ!」

 

清麿「だったら、攻撃の方法を変えるだけだ!ガッシュ、マントを刃物のように鋭利にして切り刻め!」

 

ガッシュ「ウヌ!」

 

 ゴムに電撃は効かないと判断した清麿は刃物で攻撃に切り替えた。ガッシュは指示通り、マントを刃物のように鋭利にしてコーラルQに斬りかかった。しばらくガッシュとコーラルQの戦いは互いのパートナーが出方を伺いながら適切な指示を出す戦いになっていた。

 

ビョンコ「アルヴィン、ガッシュは今、コーラルQとの戦いで隙だらけゲロ!オイラ達も攻撃ゲロ!」

 

アルヴィン「ヒィファホ、フェルヒゥホ!」

 

ビョンコ「呪文がちゃんと発音できてないゲロ!歯医者へ行って入れ歯を直してもらったんじゃないかゲロ~!」

 

アポロ「カエル君が悪い事をやめたら僕が手配して君のパートナーがちゃんと呪文の発音ができるようにしてあげるよ」

 

ビョンコ「そんな事を言ってオイラを油断させようとしてもそうはいかないゲロ!」

 

ウォンレイ「君だけで私達全員と戦う気なのかい?」

 

チェリッシュ「命知らずにも程があるわね、カエルの坊や」

 

ビョンコ「オイラを坊や扱いするなゲロ!」

 

ティオ「あんな奴は放っておきましょう。それよりも、ガッシュの方は…」

 

コルル「なんか、コーラルQとパートナーが戦闘をやめちゃったよ」

 

 コルルの言う通り、途中でグラブは本を閉じて呪文を出さなくなった。

 

グラブ「ガッシュの実力と清麿の頭脳、俺の想像以上だ」

 

清麿「急に戦いをやめてどうしたんだ?」

 

グラブ「清麿、ここは一時休戦して共闘を申し出る」

 

清麿「俺達と共闘だって?」

 

サンビーム「急にそんな事を言ったのはなぜだ?」

 

グラブ「君達も聞いているはずだ。このデボロ遺跡にゴーレンがいると。そのゴーレンを倒すための確実な方法が君達と共闘する事だった。急にそんな事を言っても信用してくれないだろうが、ゴーレンをこのまま野放しにしていたら大変な事になるというのはわかっているはずだ。だから、ゴーレンを倒すまで君達と共闘したい」

 

ガッシュ「清麿、どうするのだ?」

 

ティオ「一方的に襲っておきながら急に一緒に戦いますって言われても信用できないわよ」

 

恵「ティオの言いたい事もわかるけど、最終的な判断をするのはコーラルQのパートナーと話をしている清麿君よ」

 

アポロ「(どう判断する?清麿。僕には彼は嘘をついてないと勘が告げているが…)」

 

清麿「…わかった、一緒に戦うのを許可する」

 

グラブ「済まない…」

 

清麿「グラブとか言ったな。お前、ゴーレンを倒すためっていう一緒に戦う理由が完全な建前って訳じゃないって俺は思うけど、本音はやっぱり自分のやってきた事に罪悪感を感じたからなのか?」

 

グラブ「そうなるな…」

 

ビョンコ「コーラルQ、グラブ、ゾフィス様を裏切るゲロか!?」

 

コーラルQ「ビョンコは鈍いピヨ!近頃のゾフィスの様子がおかしい事に気付いてないとでもいうのか?」

 

ビョンコ「そんな細かい事はオイラにはわからないゲロ!こうなったらオイラ1人でここを通さないゲロ!」

 

ウルル「アクル!」

 

 意地でも通さないビョンコをパティはアクルで吹っ飛ばした。

 

パティ「しつこいあんたはそこで寝てなさいよ!今、私達は急いでるのよ!」

 

ニコル「邪魔をする魔物は誰もいないわ。さぁ急ぐわよ!」

 

 軽くビョンコを蹴散らしてグラブとコーラルQを仲間に加え、先を急ぐガッシュ達だが、月の石の光が差し込んでいる場所に魔物と操られているパートナーがいた。

 

コルル「あの子、レイラじゃない?」

 

チェリッシュ「あの子が坊や達を助けてくれたレイラっていう千年前の魔物なの?」

 

ティオ「そうよ!無事だったのね!」

 

ガッシュ「(いかん!今のレイラは…!)」

 

アルベール「ミグロン!」

 

 レイラはガッシュ達に攻撃を仕掛けた。

 

パティ「ちょ、ちょっと!」

 

ランス「ファシルド!」

 

 間一髪でパムーンがレイラの攻撃を防御した。

 

恵「ごめんなさい、パムーン。レイラが攻撃してくるなんて思ってなかったから攻撃を防いでもらって」

 

パムーン「別に謝る事じゃない。それよりも…なぜガッシュ達を助けたレイラが…?」

 

 突如として攻撃してきたレイラにガッシュと清麿を除く一同は動揺を隠せなかった。




これで今回の話は終わりです。
今回は原作よりも早いタイミングでブラゴvsゾフィスをやりましたが、原作のザケルザケルをやりたいものの、ファウード編をアニメ寄りの展開にするとザケルザケルができないので、代わりにブラゴペアが似たような拷問をするという展開にしました。
今までは1日に2話投稿していましたが、ようやくpixivに追いついたのでこれからの投稿は数日おきに1話になります。
次の話はレイラ説得の話で、原作と違ってガッシュ達も一緒にレイラを説得しますが、その後に清麿とガッシュが大変な事になります。
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