金色のガッシュベル!!SECONDLAP   作:アンドロイドQ14

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LEVEL67 魔界に帰す装置を守りぬけ!

ファウード コントロールルーム

 いつまでたっても魔界に帰す装置がある部屋を攻め落とせない事にリオウの苛立ちは増す一方だった。そこへ、傷が癒えたザルチムが来た。

 

リオウ「おのれ…!なぜ数時間も経っているのにあの部屋の防衛をしている魔物を倒せないばかりか、制圧に向かった体内魔物が全滅したんだ!?」

 

ザルチム「そこを守っている魔物はよほどの実力者なのだろう。それにリオウ、千年前の魔物の話を聞いた事はあるか?」

 

リオウ「千年前の魔物?」

 

ザルチム「ブラゴにボコボコにされた時にゾフィスの名を聞いて思い出してな」

 

リオウ「俺も聞いた事がある。他の魔物を叩き潰すためにゾフィスがゴーレンによって石にされた魔物を目覚めさせたと」

 

ザルチム「だが、ゾフィスは保険で目覚めさせたゴーレンによって石にされ、その恐怖でゴーレンの手下にされた挙句、ガッシュ達によって千年前の魔物の大半はゴーレンも含めて魔界に帰る事になった」

 

リオウ「所詮は小心者の愚かな行いだ。だが、急にどうしてそんな話を?」

 

ザルチム「石にされた千年前の魔物の中にはそれ相応の実力者もいてな、もし、ガッシュの仲間に千年前の魔物の生き残りがいたとしたら、そいつらがあの部屋を守っているんじゃないか?」

 

リオウ「……そうだとしたら、数時間経っても攻め落とせないのも納得がいく」

 

ザルチム「あの体内魔物を向かわせているか?」

 

リオウ「ああ。あいつを向かわせれば、奴等も片付くだろう…」

 

 

 

ファウード 体内

 ファウードを魔界に帰す装置がある部屋へある体内魔物が向かっていた。

 

???「あの装置があるという部屋に向かった体内魔物が全滅したか…。ちょっとは骨のあるバイキンのようだな。どれ、ワシが軽く捻ってやらねば…」

 

 

 

ファウード 魔界に帰す装置がある部屋

 パムーン達は度々、襲い掛かる体内魔物を交代で殲滅していた。

 

レイラ「最後に全滅させてから1時間ぐらいは経つわね」

 

アルベール「お陰でファウードの回復液を使う事なくこの部屋を防衛できたな」

 

ビクトリーム「俺達がいれば、この装置を守り切る事など容易いものだ」

 

パムーン「だが、油断は禁物だぞ。もっと強い体内魔物が来るかも知れん。ランス達はそれに備え、休んで心の力を溜めるんだ」

 

ランス「ああ!」

 

 慎重なパムーンの言う通り、強力な体内魔物が迫っていた。それから10分後、その魔物は姿を現した。

 

パムーン「ほう、お前が新手か」

 

心臓魔物「いかにも。ワシはお前達のようなバイキンを駆除しに来た。覚悟するがいい!」

 

ビクトリーム「ふん、この華麗なるビクトリーム様に貴様は跪くがいい!」

 

モヒカン・エース「ラージア・マグルガ!」

 

 早速、巨大なVのビームが心臓魔物に命中し、心臓魔物はそれなりのダメージを受けた。

 

ビクトリーム「ふはははっ!ファウードの体内魔物は大した事ないな!」

 

心臓魔物「ふん、千年前の魔物とやらはその程度か!」

 

 心臓魔物はすぐに立ち上がり、ビクトリームを棒で殴り飛ばした。

 

ビクトリーム「ぶるぁああああっ!!」

 

パムーン「ビクトリーム!」

 

レイラ「見て、あの魔物の傷が!」

 

 心臓魔物の傷がみるみる治っている様子にパムーン達は驚いていた。

 

ランス「どういう事だ?」

 

アルベール「あれを見ろ!」

 

 心臓魔物の体にパイプがある事にアルベールは気づいた。

 

アルベール「もしかしたら、あの魔物がすぐに傷が治る秘密は、あのパイプから回復する何かを吸収しているんじゃないか?」

 

心臓魔物「ふはははっ!!効かん、効かんぞ!」

 

 いくら攻撃してもパイプでファウードの栄養や血を吸収してすぐに回復する心臓魔物にはパムーンとレイラも苦戦した。

 

パムーン「何て奴だ…、こんな奴がファウードの体内にいたとは…」

 

レイラ「あの魔物を倒す方法はあるの?」

 

パムーン「ある。俺のファルセーゼ・バーロンを使えばな。そして、3人で連携すれば勝てる!」

 

ビクトリーム「止めは私だな?」

 

レイラ「そうよ」

 

パムーン「行くぞ、連携だ!」

 

 パムーン達はパートナーと共に向かっていった。

 

心臓魔物「ふん、貴様らバイキンがわしに勝つ事など」

 

モヒカン・エース「ラージア・マグルガ!」

 

アルベール「ディオガ・ミグルドン!」

 

 心臓魔物はラージア・マグルガとレイラが円を描くようにスティックを動かしてからできた月から発射される強烈なビームを受けた。ディオガ級をまともに受けたためか、少し回復に時間がかかっていた。。

 

心臓魔物「だから言っただろう。わしには勝てんと」

 

アルベール「オル・ミグルガ!」

 

ランス「ファルセーゼ・バーロン!オルゴ・ファルゼルク!」

 

 ランスはファルセーゼ・バーロンを発動させた後、すぐにオルゴ・ファルゼルクを発動させて一部の星がパムーンにくっついた。そして、レイラはオル・ミグルガで心臓魔物のパイプを根本から切断した。

 

心臓魔物「いくら切った所で」

 

 パイプが再生する前にパムーンは星を動かして心臓魔物のパイプがあった所を中心に締め付け、再生しないようにした。

 

心臓魔物「な、何っ!?パイプが再生しないようにしただと!?」

 

パムーン「お前のようなバカには理解できん戦法だろう?」

 

レイラ「速攻で勝負を決めるわよ!」

 

アルベール「ミベルナ・マ・ミグロン!」

 

 次はたくさんの月が出た。

 

心臓魔物「ええい、こうなれば星の奴から片付けてくれるっ!」

 

レイラ「そうはいかないわよ!オール!」

 

アルベール「ロール!コネクト!&ハーベスト!」

 

 パムーンの星とレイラの月で心臓魔物は動けなくなった。

 

パムーン「よーし、ビクトリーム、一気に決めるぞ!」

 

ビクトリーム「待たせたな。行くぞ、モヒカン・エース!」

 

モヒカン・エース「フル・チャーグル!」

 

 ビクトリームの新呪文、フル・チャーグルで一気に最大までチャージされた。

 

心臓魔物「こうなれば、奥の手で」

 

モヒカン・エース「チャーグル・イミスドン!」

 

ランス「ペンダラム・ファルガ!」

 

 今回の心臓魔物は最後の手段の全身を炎の鞭にする間もなく、拘束された状態でパムーンとビクトリームの最大呪文を受け、倒されたのであった。

 

心臓魔物「おのれ~~!!このワシが奥の手を披露するぐらいさせてもよいではないか~~!!!」

 

パムーン「バカジジイが、そんな事をさせてもらえる程、戦いは甘くはないんだ…!」

 

 心臓魔物との戦いはかなり熾烈を極めたため、パムーン達は疲れて座り込んだ。

 

アルベール「ふぅ~~っ…、流石にあいつとの戦いはかなり疲れたぞ…」

 

ランス「度々ファウードの回復液を飲みながら戦ってたし、一気に2本も飲み干したからなぁ…」

 

レイラ「でも、あの魔物のパイプを切った時にファウードの回復液を補給できたじゃない」

 

アルベール「確かにそうだな」

 

パムーン「またローテーションでこの部屋にある装置を守るぞ。敵が来るまで休憩だ」

 

 体内魔物の襲撃に備え、パムーン達は休息をとった。

 

 

 

ファウード 第2脊髄

 清麿チームが第2脊髄ホールに来ると、そこにはエロ本の山とそれを読むブザライとそれに憤るカーズの姿があった。ブザライはゴデュファの契約により、契約前に比べてマッシブな姿になっていた。

 

清麿「(恵さんの悪い寒気がすると言ったのはこの事だったのか…?)」

 

カーズ「侵入者がここまで来るとはね。でも、何人来ようとここまでよ!ブザライ、戦いの準備よ!」

 

ブザライ「戦いか…。ん?」

 

 ブザライが清麿チームをよく見ると、女の比率が高い事に気付いた。

 

ブザライ「うおおおっ!!女がいっぱいいるぞ!幼女からおっきい女まで選り取り見取りだ!」

 

ガッシュ「(ブザライが喋るのは初めてみたのだ…!)」

 

恵「あ、あの魔物…何だか変よ…」

 

しおり「エロ本がたくさんあるし…」

 

リィエン「何だか、近寄りたくないある…」

 

ブザライ「そこのちっこい子3人、この俺にパンツ見せろや!」

 

カーズ「ブザライ、こいつらを倒すのがあたし達の仕事よ!エロを優先させてる場合じゃないでしょ!?」

 

 カーズの言う事を聞かず、ブザライはティオ達幼女に迫った。

 

ティオ「って、何で私達が先に狙われるのよ~~!」

 

 ティオとパティとコルルのパンツを見ようと、ブザライは3人を追いかけ回した。

 

ティオ「もう、こいつはモモン以上にとんでもないわよ~~!!」

 

パティ「私達のパンツを見て何が楽しいのよ~~!」

 

コルル「とにかく、こっちに来ないで!!」

 

 緊張感のない戦いに男性陣は呆れるなりしていた。

 

ガッシュ「私には女の子がパンツを見られるのがどうして恥ずかしいのかわからぬのだ…」

 

清麿「ガッシュも俺ぐらいになればわかるさ」

 

ブラゴ「(ガッシュがあの性格じゃ、下手をすれば大人になってもあのままかも知れんぞ…)」

 

 エロを優先して言う事を聞かないブザライにカーズは怒ると共にある後悔もしていた。

 

カーズ「(ファウードの力を得たブザライがあそこまでなってしまうなんて…。今まではそんな風じゃなかったのに…)」

 

 

 

回想

 これは、まだファウードへ行く前の事だった。ブザライはこっそりエロ本を読んでいた。そこへ、カーズが来た。

 

カーズ「ブザライ、何をしてたんだい?」

 

ブザライ「べべべ、別にエロ本なんか読んでないぞ!ただ、精神統一をしてただけだ」

 

カーズ「そう。偉いわね、ブザライ」

 

 本当はエロ本を読んでいたと見抜いていたが、こっそりエロ本を楽しむブザライの性格を知っているため、見抜いていないふりをしていた。

 

カーズ「(ブザライったら、誰もいない所でこっそりエロ本を読んだりするのが楽しみなのね。でも、そこが結構かわいいわよ…)」

 

 

 

カーズ「(以前のブザライはスケベだけど覗きはしないし、戦いの時は女が相手でもちゃんと戦えたのに、ゴデュファの契約をしてからは堂々とエロ本を読むようになった上、エロ本をよこさないとリオウの命令さえ聞かなくなった。軽い気持ちで契約を促した私がバカだった…)」

 

 カーズがそう考えている間にブザライはティオ達を捕まえて吊るし、パンツを眺めた。

 

ブザライ「おお!可愛いパンツだ…!」

 

ティオ「ちょっと、私達のパンツを見ないでよ!!」

 

ニコル「ゴウ・コファル!」

 

 ティオのパンツをつつこうとしたが、チェリッシュが攻撃してきた。

 

チェリッシュ「モモン以上のスケベ魔物がいたなんて!」

 

ブザライ「お前のパンツも見たい!見させろ!」

 

カーズ「だから、戦うのを先にしなさい!ゴウ・ガズルク!」

 

 一応、カーズは呪文を唱えたが、ブザライは戦おうともせず、今度はチェリッシュの足を掴んで吊るし、パンツを眺めた。

 

カーズ「ちょっと、何でパートナーを狙って本を燃やさないのよ!!」

 

ブザライ「だって…本を燃やしちゃったらもうそいつのパンツが見れなくなるんだもん」

 

チェリッシュ「ちょ、どこを見てるのよ!!」

 

ブザライ「さっきの幼女とは全く違ったタイプのパンツでいいなぁ…!」

 

 今度はチェリッシュのパンツを触った。

 

チェリッシュ「何を私のパンツに触っているのよ、変態!!」

 

 ブザライの猛烈なエロには女性陣の怒りが溜まっていた。

 

リィエン「あのエロ魔物は許せないある…!」

 

シェリー「私達もぶっ飛ばしてやりたい所だわ…」

 

ウォンレイ「(何だかリィエンがいつもより怖い…)」

 

清麿「(ブザライの奴、モモンやフォルゴレがマシに見えるぐらいのスケベだな……)」

 

 ティオ達やチェリッシュのパンツを眺めて満足しているブザライだったが、たまたま恵の方に視線が行った。

 

ブザライ「お~、そこの女は乳もでけえじゃねえか!揉ませろや!!」

 

 今度は恵の胸を揉もうとブザライは恵に迫った。

 

恵「今度は私が狙われるの~!?」

 

清麿「恵さん、とにかくあいつに捕まらないようにしないと!」

 

 清麿は恵の手を引いて必死に走り、ブザライも恵の後を追った。

 

ブザライ「余計なマネすんじゃねえ、男が!俺はその女の乳を揉みたいんだよ!」

 

ティオ「あのエロ鎧が…!恵の胸を揉んでいいのは清麿だけなのよ!」

 

 モモンの時と同様、ティオの怒りと憎しみが溜まっていた。

 

清麿「全く、冗談じゃねえぞ!モモンのエロっぷりとフォルゴレの乳もげ魔ぶりが合わさったみたいで最悪だ!!おまけに、モモンやフォルゴレと違って力も強いからますます手におえねえ!」

 

 必死に走っている最中、ブザライは大ジャンプして清麿と恵の前に来た。急にブザライが目の前に来たため、清麿と恵は転んでしまった。

 

ブザライ「追いついたぞ!男の方を投げ飛ばしてから、その女のおっぱいを揉みしだいてやらぁ!!」

 

ニコル「危ない!」

 

 ブザライは恵を掴もうとしたが、ニコルが身代わりになって掴まれてしまった。

 

恵「ニコルさん!」

 

ブザライ「男が邪魔すんじゃ」

 

 たまたま帽子がとれてしまい、ニコルの長い髪が露わになった。その事でブザライはようやくニコルが女である事に気付いた。

 

ブザライ「おお、男だと思ったら男装した女か!ほんとはあの乳がでかい女の乳を揉みたかったけど、まぁ、せっかくだからこの女の乳でも揉むとするか」

 

ブラゴ「(あいつ、女だったのか?)」

 

シェリー「(女だとは気づかなかった…。完全に男だと思い込んでいたわ…)」

 

カーズ「いい加減にしなさいよ、ブザライ!早くあいつらを…」

 

 カーズは嫌な寒気がしたため、そこを向くと、そこには怒りと憎しみが最高潮に達した鬼麿とティオ達の姿があった。

 

カーズ「(何なの…?物凄くやばい予感がする…)」

 

ウルル「アクルガ!」

 

 ブザライとカーズが固まっている隙にパティはアクルガをブザライの手に当ててニコルを解放した。

 

ニコル「ありがとう」

 

ウルル「それよりも、大変な事になりそうですよ…!」

 

鬼麿「このエロ鎧が、てめえのような変態野郎はただで魔界に帰れると思うなよ…!」

 

シェリー「性根が腐りきっているようね…」

 

リィエン「徹底的に…」

 

チェリッシュ「あんたのような奴は…」

 

パティ「ギタギタのボロボロにしてやるわよ!!」

 

カーズ「やられはしないわよ!ディオガ・ガズロン!」

 

鬼麿「マーズ・ジケルドン!」

 

 ディオガ・ガズロンはマーズ・ジケルドンで弾かれ、ブザライはマーズ・ジケルドンに吸い込まれた。

 

カーズ「そんな…ブザライの最大呪文が弾かれて…」

 

ブザライ「ぐああああっ!!」

 

 何も知らずに動こうとしたため、ブザライに電撃が流れたが、しばらくしてマーズ・ジケルドンが消えた。

 

カーズ「終わったの…?」

 

 しかし、それは本当の地獄の始まりに過ぎなかった。

 

鬼麿「ザケル!ザケル!ザケル!ザケルガ!ザケル!ザケル!ザケルガ!」

 

 連続でブザライはガッシュの術を受けてしまった。

 

カーズ「ど、どうなってるのよ…!」

 

ブザライ「し、痺れる…!」

 

シェリー「今度は私達よ!」

 

リィエン「ウォンレイも攻撃するある!」

 

ウォンレイ「(いつもよりリィエンが怖いよ…!)」

 

 ブザライに対して怒り狂うリィエンにウォンレイは怯え、同じく怒り狂うシェリーにブラゴも冷や汗をかいていた。

 

シェリー「レイス!リオル・レイス!レイス!リオル・レイス!レイス!レイス!リオル・レイス!オルガ・レイス!」

 

リィエン「バウレン!ゴウ・バウレン!バウレン!ゴウ・バウレン!バウレン!バウレン!ゴウ・バウレン!ゴウ・バウレン!」

 

 再びブザライは拷問を受けた。ブザライにパンツを見られた事にコルルは怒っていたものの、怒りようが凄まじいティオとパティに引いていたためか、怒りが沈静化していた。

 

コルル「ティオとパティの怒り方、普通じゃないね…」

 

しおり「そうね…」

 

パティ「今度は私達よ、ウルル!」

 

チェリッシュ「私のパンツを見た挙句、触ったからにはもっと攻撃してあげるわよ!」

 

ウルル「(もうダメだ、こりゃ…)」

 

ニコル「(止められそうにない…)」

 

カーズ「いつになったらこの攻撃は終わるのよ…!」

 

ウルル「アクル!アクルガ!アクル!アクルガ!アクル!アクルガ!アクルガ!テオアクル!」

 

ニコル「コファル!ゴウ・コファル!コファル!ゴウ・コファル!コファル!ゴウ・コファル!ゴウ・コファル!ギガノ・コファル!」

 

 徹底的な拷問でブザライはもう立てなかった。

 

ティオ「うあああっ!!あの鎧が憎い、憎い!!恵、チャージル・サイフォドンを使うのよ!!」

 

恵「(あの術を…!?でも、ブザライを放っておくと私やしおり達の胸まで揉んでくるから倒さないと…!)チャージル・サイフォドン!」

 

 チャージル・サイフォドンの発動に恵は少し躊躇ったものの、ブザライを放っておくわけにもいかないため、発動させた。再びチャージル・サイフォドンを拝む事になったガッシュ達は怯えていた。

 

ガッシュ「ま、まさかまた見るとは…」

 

 水晶にティオがブザライにパンツを見られる映像が映った。それに反応して顔もおぞましくなり、その姿にリーヤペアは唖然となり、ウォンレイに至っては怯え、ブラゴも冷や汗を流していた。

 

リーヤ「アリシエ、何だかあの術は恐ろしいね…」

 

アリシエ「僕の村でも女の人は怒らせると怖いって教えられたよ…」

 

ウォンレイ「リ、リィエン…、あのティオの術、とても怖いよ……!!」

 

リィエン「わ、私も怖いある…」

 

 ブザライへの怒りはあったものの、今はチャージル・サイフォドンに怯えていたウォンレイペアだった。

 

ブラゴ「(正直言って、あの術は怖いな…!)」

 

シェリー「やっぱりブラゴも本当はあの術が怖いのね…」

 

 表情を崩さないものの、冷や汗をかいているブラゴの様子をシェリーは察した。その間にもチャージル・サイフォドンの女神の部分はさらに凶悪になる一方だった。

 

ティオ「吹っ飛べ~~~っ!!」

 

 チャージル・サイフォドンはブザライに向けて放たれ、ブザライに直撃した。

 

ブザライ「ふべ~~~っ!!」

 

カーズ「もうほんと最悪~~!!」

 

 そのままブザライの本に引火してしまった。

 

カーズ「色々やらかしたとはいえ、ブザライがやられるなんて…」

 

ブザライ「カ、カーズ…。俺…、ファウードの力を得てからおかしくなったのかな…?前は誰かにエロ本を読むのを見られるのが嫌だったのに、契約してからはエロ本を読む時も周りの視線がどうでもよくなったし、乳のでかい女を見るとすぐに乳を揉みたくなるし、パンツもすぐに見たくなってしまうなんて…」

 

カーズ「ブザライ、ごめんよ…!ゴデュファの契約の代償を全く知らなかった上に軽く考えていたからこんな事態を招いてしまって…。いい加減な事ばかりしたからあんたに怒ったけど、そもそもこんな風にお前をさせてしまったのは私なんだよ。だから…ごめんよ…」

 

 ブザライの豹変の原因は自分のせいだと言うカーズの姿勢にブザライは一切反論はしなかった。そして、本は燃え尽き、ブザライは魔界に帰った。

 

清麿「よし、行くぞ!」

 

カーズ「ここから先をずっと進めばコントロールルームへ着く。あんた達、頑張りな」

 

 ブザライの凄まじいエロに調子を狂わされたものの、ちゃんと倒してから清麿チームは前進した。

 

 

 

 

ファウード コントロールルーム

 ブザライの敗北とガッシュ達が来ている事にリオウの苛立ちは増すばかりであった。

 

リオウ「おのれ…、清麿達の行く手を阻む魔物が全滅するとは…!」

 

ザルチム「……それよりリオウ、あの清麿の面、ものすごく怖かったな……」

 

リオウ「そうだな…。あんな事をされたら……」

 

 鬼麿の姿はコントロールルームで見ていたリオウとザルチムを恐怖させ、ラウシンやリオウの腹に隠れているバニキスさえも怯えていた。

 

ザルチム「幸いなのは、まだもう一組は第1脊髄に来ていない事だ。あそこにはリオウより強い魔物、ゴームがいるのだからな…」

 

リオウ「ゴームか…。奴は言う事を聞かないが、もう一組は絶対に生きてあそこを通る事はできないだろう…」

 

 

 

ファウード 第1脊髄

 第1脊髄のホールでゴームとレイン、アースは睨み合っていた。

 

アース「貴公らよ、今は構っている暇などない!ここを通してもらうぞ!」

 

ミール「ここを通してもらう?今のゴームはリオウにこき使われたストレスで物凄く機嫌が悪いのよ。誰かを叩きのめさないと気が済まない程にね!」

 

レイン「お前達はリオウの手先になったのか?」

 

ミール「リオウの手先ですって?冗談じゃないわよ!あいつの命令なんか絶対に聞かないわ!」

 

アース「ならば某らと戦う理由はないはず!ここを通るぞ!」

 

ミール「だから言ったでしょ?リオウの手先じゃないけど、こき使われたストレスでゴームは機嫌が悪いって。悪いけど、ゴームのストレス発散のためにここでくたばってもらうわよ!」

 

ゴーム「ゴォオオッ!」

 

アース「聞く耳持たずか…」

 

エリー「止むを得ん。アース、戦うぞ!」

 

レイン「いや、アースは先へ行くんだ!」

 

アース「だが…」

 

レイン「アースはファウードを止めるというのがあるだろ?それに、アースではゴームに勝てない!だから、ここは俺に任せて早くコントロールルームへ行くんだ!」

 

エリー「……そう言うのならば、仕方ない。アース、コントロールルームへ向かうぞ!」

 

アース「御意!」

 

 ゴームの相手をレインに任せ、アースはコントロールルームへ向かった。

 

レイン「邪魔をしないのか?」

 

ミール「言ったでしょ?私達はリオウの手先じゃないって。リオウがどうなろうが知った事ではないわ。もうゴームも戦いたがっているのよ。さっさとくたばりな!」

 

カイル「僕達を舐めるなよ!」

 

レイン「カイル、ゴームを倒してコントロールルームへ行くぞ!」

 

 レインとゴームは飛び出して行った。




これで今回の話は終わりです。
今回はファウードを魔界に帰す装置がある部屋での攻防戦とブザライとの戦闘を描きました。
心臓魔物戦で出たビクトリームの新呪文、フル・チャーグルは1回唱えただけでチャージが5回分できますが、一応は心の力の消耗がチャーグルを5回唱えた時よりも激しい事にしています。
また、ブザライは原作やアニメではまともなセリフが全くないため、普通に生き残らせても原作の状態だと面白くないため、契約後は普通に喋る事にしました。
ブザライのスケベはオリジナルですが、普通に堅物とか戦闘狂にするより、スケベな魔物は他にはモモンしかいなかった上、スケベな方が台詞が思いつきやすかったのでそうしました。
次はネタバレになるので詳しくは言えないものの、今小説では原作よりも早いタイミングでやる、読者からの評判も高いあの話になります。
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