Language of love   作:千α

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始めて投稿します。
暖かい目で見守って頂けたら幸いです


ダラーズ編
プロローグ


愛の受け入れ方を知らない少年、愛を受け入れてもらえない少女が出会ったあの街はどこか狂っていたのかもしれない…

 

これは歪んだ愛の物語

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

─────────…

 

少年は愛を知らない。

だから少年は愛を受け入れる術を知らずに育ってきた。

少年の名は宇野原 冬樹(ウノハラ フユキ)

冬樹は産まれて間も無く親に虐待を受け育ってきた。そんな親を冬樹はもちろん快くは思っていない、寧ろ幼いながらにして「親をどうやって殺してしまおうか」という事を真剣に考えているような子供だった。そんな生活をしているからか、冬樹は様々なイジメにあってきた。

そのイジメの主な理由は

「気味が悪い」の一言。そう、言葉の通り気味が悪い。必要以上の会話はせず、子供らしい表情を出さず、人と目を合わせず。

しかし、そんな少年の前に1人の少女が現れる。名は羽ノ浦 春媛(ハノウラ ハルヒメ)だった。春媛は冬樹の一つ年上の少女であった。春媛は外見は美女をそのまま絵に描いたような少女だった。春媛は好きになった者を全力で愛する事を生き甲斐としてきたが、春媛の愛を受け入れる者はいなかった。両親でさえ自分の愛を理解してもらう事はできなかった…

そんな少年と少女は中学の入学式に出会った。

 

2人は入学式で出会った。在校生と新入生の席は隣であったからだ。そして冬樹を一目見た春媛は冬樹に恋をしてしまった。

春媛は冬樹に全力で愛を注ごうとしたが当然愛の受け入れ方を知らない冬樹はそんな春媛の愛を受け取ろうとはしなかった…。しかし、そんな事では春媛は諦めない。

いつもであれば春媛は「あの人に私は必要無い存在だ」と諦めてしまうが冬樹は違った。冬樹を見たとき春媛は「私は彼を愛するために産まれてきたのだ」と感じてしまったのだ。

一方、冬樹はそんな春媛に何も思わなかったわけではなく、ただ理解できないと思うだけであった。他人から愛された事のない冬樹はこの少女の言う事の意味が解らずただ呆然としかし、はっきりと解った事がある。それは春媛が狂っているという事だった。だから冬樹はそんな少女の存在を受け入れ、愛を受け入れない事にした。

そして、冬樹はそんな狂った存在を集め、一つのグループにした。名前は「白爛(ビャクラン)」

白爛は何をするわけでもない、ただあるだけであり何もしない。

もちろん春媛はそのグループにすぐに入る事を決めた。

春媛は表のリーダー、冬樹は裏のリーダー。そして、その2人のリーダーの存在はグループのメンバーには明かさ無いようにしてきた。

 

 

 

そんな2人は今年で高校生になる

 

結局、春媛の愛は受け入れてもらう事はできなかったが春媛はそんな冬樹が好きであった。彼のためならなんでも出来る、そんな気さえできていた。

一方冬樹は相変わらず愛の受け入れ方を知らずにいた、しかしそれで良いと思うようになってきたのは少しの進化だろう。

 

 

 

 

 

 

 

そんな2人はこれから起きる出来事など全く気にしていなかった…

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