チャットルーム
ーー真白さんが入室されました
真白:あ。
真白:やっぱり誰もいないか…。
真白:もうちょっと早く来るんだった…。
ーー罪歌さんが入室されました
真白:……。
真白:新しい人?。
罪歌:人
罪歌:愛
罪歌:違
罪歌:弱
罪歌:望
罪歌:愛
罪歌:望
罪歌:望
ーー罪歌さんが退室されました
真白:……。
真白:荒らし?。
ーー真白さんが退室されました
「ねぇ、知ってる?」
「何をですか?」
春媛が冬樹に話しかける。
2人は夕食をとっており、ニュース番組へと春媛がチャンネルを合わせていた。
「連続通り魔事件よ。
あ、ほらこれこれ!」
ニュース番組を見ると、連続通り魔事件の事を大々的に報じてした。
これがのちに『リッパーナイト』と呼ばれるなどまだ誰も知らない…。
冬樹以外は。
「やっと来た……。」心の底から喜ぶ冬樹。といっても、その表情はそれを一切悟らせない程の無表情であった。
「……とりあえず、早めに帰った方がいいですね。」
「そうね。でも、もしも貴方が通り魔にあっても私が護るわ、そうよ、護ってみせるわ。貴方を傷付けさせないわ、そんな事したらそいつを殺してやるわ。可笑しいかしら?いいえ、おかしくなんかないわ、とっても素晴らしいことよ!貴方を護れるのよ、おかしくなんかない。あ、そうだわ。貴方のためにいらない存在は全て殺してしまおうかしら?そうね、そうしようかしら!ねぇ、どう思う?冬樹くんは貴方のにいらない存在なんていない方がいいわよね!」
「とりあえず黙ってください。」
しかし春媛は黙ろうとはしなかった、というより聞いていなかった。
冬樹はついさっき変わったニュース、"羽島幽平"についての特集に耳を傾ける。
(………やれやれ、今日も平和だな…。)
この平和はいつ終わってしまうのだろう…。
明日か、明後日か明々後日か………いや、考えるまでもない。冬樹はその先を知ってる…筈だか…。
(そういえば、最近…。この世界の事をすぐ忘れてしまう…。)
冬樹はケータイを取り出し、"デュラララ!!"と検索する…。
(あー…やっぱりだ…。)
検索結果は限られていた。"罪歌編"までの情報しか出てこない。
(どうやら、この世界の神様は………完全チートが嫌いらしい…。)
冬樹の後ろでは相変わらず春媛が淡々と喋っている。
「あーぁ…。本当に大変な事になって来たな…。」
冬樹はケータイを閉じるともう一つのケータイを取り出す。
そして……。
『ダラーズと同盟を結んだ。
通り魔については今後調べていくためお前達は決して手を出すな。
例え仲間が傷付けられようと。もしもそんな事が起こった場合は私が粛清を行う。』
\(^O^)/