Language of love   作:千α

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冬樹の設定です。


冬樹の日常

 

それがこの制服の印象だった。

 

 

 

その制服を纏う少年の名前は宇野原 冬樹

今日から来良高校に通う事になった少年である。

 

 

少年はこの世界が自分の元の世界での小説である事を知っている。

 

少年は死んだ。

 

そして、この世界へ転生してきたのである。

しかし、冬樹は喜ぶことはなかった。

 

冬樹の死因は自殺。

なのにまたこの世に戻ってきてしまったのだ。

 

そんな冬樹は子供の頃から大人びていた。

そのため両親は冬樹を気味が悪いと虐待してきた。冬樹はもちろんそんな両親が嫌いだった、「いつか絶対に殺す」幼いながらにして冬樹は両親そんな感情を抱いていた。そして、彼は学校ではイジメられてきた。

こんな過去のある冬樹は人の愛の受け入れ方を知らずに育ってしまった…。

 

ちなみに彼の両親は彼が中学を卒業した日に死亡した。強盗に押し入られ刺されたのである。冬樹はその強盗に今もなお感謝している。

 

────────…

 

「冬樹くん。」

 

「………どうしたんですか?先輩。」

 

冬樹に話しかけてきたのは羽ノ浦 春媛

冬樹とは違う制服を纏っている。制服の印象は白

清潔感溢れる白だ。彼女は何故か冬樹のすぐ後ろに立っている。

 

「どうして私と同じ学校じゃ無いの?」

 

「…どうして貴方と同じ学校に入らなきゃならないんですか?」

 

「うん、解ってるわ。冬樹くんは受からなかったのよね、そうよね。私ったら…私と同じ学校に通えない貴方の気持ちを理解できなくてごめんね。でも大丈夫、私は貴方といつも一緒にいるわ、寂しい思いなんてさせないわ。絶対によ。冬樹くんは照れ屋さんだからそうやって私への愛を誤魔化しているのよね、解ってるわ。本当にわかってるわ。愛してるもの。私たちの愛は誰にも断ち切れないのよ。その事は絶対よ。絶対に絶対絶対絶対絶対絶対絶対冬樹くんと私の愛は断ち切れない。素晴らしいことよね、これって!ごめんね冬樹くん。でも安心して、私、貴方の事、一生愛するから、だから私、貴方の学校にずっといるわ転校はしないわ。だってこの制服気に入ってるから、白爛と同じ、貴方の作ったカラーギャングと同じ色ですもの!だからっ「もう良いです。」

 

だんだん興奮してきた春媛を冬樹は止める「もっと大人しければ良いのに」と思うが口には出さない事にしよう。また面倒な事になるのは目に見えている。

 

以前彼女の前で理想の女の子としてクラスメイトを例に挙げると彼女は

 

「その女の住所を教えろ!」

 

と言ってきたのだ。「この人は確実に殺すな」と思った冬樹は

 

「殺したら貴方と一生会いません」

 

と言って黙らせる事に成功した。

 

 

 

「私は好きなの、冬樹くんの黒い髪がグレーの目が肌が足が腕が!全部大好き!」

 

登校中、春媛は確かこんな事を言っていたが…冬樹はもちろんすべて無視する事にした。

多分冬樹はこの学校でも浮いた存在になるだろう。いや、確実にそうなる。

 

なにせ、このヤンデレ(春媛)がピットリ冬樹にくっついているからだ。

 

中学も年上の春媛が何故か年下の冬樹のクラスにいて、冬樹の行く所行く所にいるのだ。つまり自分のクラスに行く気配がない。

 

(これじゃぁ、来良に通う意味がない)

 

冬樹はどうしても春媛から離れたいのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あら、冬樹くんはB組のようね。」

 

「そうですね。」

 

兎に角冬樹は春媛が大嫌いだった。

 

 

 

 

 

 

 




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