ーー真白さんが入室しました
甘楽:あ、やっと来ましたね〜
田中太郎:?
田中太郎:新しい人ですか?
真白:こんばんわ
セットン:ばんわー
真白:甘楽さんに招待されて来ました。
真白:真白です。
甘楽:も〜、遅いですよ!
甘楽:プンプン!
田中太郎:真白さんは甘楽さんと知り合いなんですか?
真白:まぁ…。
甘楽:結構前からの仲ですよ〜
セットン:仲が良いんですね
真白:寧ろ最悪だと思いますよ。
田中太郎:え?
真白:なんでもないです。
真白:忘れてください。
甘楽:それより!
甘楽:白爛ってカラーギャング知ってます?
セットン:噂なら…
田中太郎:有名なんですか?
真白:知りませんね。
甘楽:実は黄巾族と同じくらいにできたカラーギャングなんですけどね
甘楽:このチームのリーダー
甘楽:なんと面白くないって理由でチームをある人に渡しちゃったらしいですよ!
田中太郎:渡しちゃった!?
セットン:なんで!?
甘楽:さっき言ったように前のリーダーが飽きちゃって
甘楽:でも、その新しいリーダーはまだ高校生らしいですよ〜
田中太郎:高校生…ですか?
セットン:前のリーダーは?
甘楽:前のリーダーはもうとっくに20超えてますよ
セットン:大人が子供に渡したんですか?
甘楽:そうなりますね
甘楽:あれ?真白さん、どうしたんですか?
真白:隣の他人が煩くて。
田中太郎:他人って…
真白:でも、高校生にチームを渡しちゃうなんて。
真白:なに考えてんているのか解りませんね。
真白:あ、そうだ…。
セットン:どうしたんですか?
真白:噂によれば。
真白:白爛の新しいリーダーは、抗争とか嫌いらしいです。
田中太郎:温厚って事ですか?
甘楽:らしいですね!
甘楽:元々喧嘩が好きじゃ無いみたいで…
甘楽:でもそのリーダー
甘楽:一度、平和島静雄に喧嘩を売ったらしいんですよ〜
甘楽:怖いですよね〜
甘楽:平和島静雄と喧嘩だなんて!
田中太郎:その人大丈夫なんですか!?
甘楽:はい
甘楽:ちゃんと生きてますよ
セットン:死んでたら大変な事になってますよ
甘楽:なんとそのリーダーは
甘楽:あの平和島静雄と互角に戦ったらしいですよ!
真白:あの。
甘楽:お?真白さん、なんですか?褒めてくれるんですか?
真白:落ちます。
ーー真白さんが退室しました
田中太郎:おやすみなさい
田中太郎:早っ!
セットン:真白さん
セットン:おやすー
セットン:って遅かった…
──────────…
冬樹は池袋の街を歩いていた。
春媛はそんな冬樹を探していた。
春媛は冬樹を見失ってしまい何処にいるのか全くわからなかった。
そんな時、冬樹は彼を見つけた。
「あれ?冬樹君じゃん。久しぶり。」
「…おひさしぶりです。折原さん。」
折原臨也
新宿で情報屋をやっている青年だ。
「その制服は来良だね。」
「はい。」
「ところで、最近の白爛はどう?」
「…貴方がリーダーをやっていた頃の勢いは無いですよ。」
冬樹は臨也が大嫌いだった。
まず、その人柄。信用する事はできない。
元々、自分のチームである白爛は臨也が退屈しのぎで作ったチームである。
「このチーム、キミの好きなように使いなよ」
と中学の時に言われ言葉の通り好きなように使って来た。と言っても冬樹は情報を集めるだけにしているが…。
「まさか、キミ自体が裏のリーダーになるなんて予想してなかったよ。」
「チームのことはほとんど先輩に任せてあるんで。」
「あー…、春媛ちゃんか…。彼女ってあんまり好きじゃ無いんだよね…。」
「人が好きなんでしょ?先輩も人間ですから、サッサと先輩の愛を受け取って俺を解放してください。」
「パスかな…。いやさ、あの子って人間じゃないから。」
「人間じゃない?」
「この前さ、シズちゃんと喧嘩してるの見てさ…。」
「死ねば良かったのに…。」
遠くで春媛が冬樹を呼ぶ声が聞こえてきた。
「凄かったよ。彼女、シズちゃんに傷を付けたんだよ…。」
「そうですか…。」
「驚かないの?」
「今更何を驚くんですか?」
「まぁ…、俺はあの喧嘩を見た瞬間彼女を人間として見るのをやめたよ。」
「そうですか、残念。」
すると何処からか待ち針が飛んできた。
その待ち針は臨也の顔を掠った。
「あれ?春媛ちゃんじゃないか…。」
臨也は顔色を変えず春媛に話しかける。
一方春媛は臨也を警戒し新しい待ち針を用意している。
「先輩、やめてください。」
冬樹は春媛を止める。
「でも冬樹くん、コイツは冬樹くんをあの事件に巻き込んだのよ?」
「………確かにそうですけど。アレは俺の責任でもあります。」
「でも…。」
「それでは…俺は帰ります。」
冬樹は臨也に一礼し立ち去った。
春媛は臨也を睨むと、冬樹を追いかけた。
「気を付けてね…。冬樹君。」
臨也はニヤリと笑っていた…。
やっと一話ですね…
なんかグダグダ感が半端ない(−_−;)
次回は多分帝人が出てくると思いますよ