Language of love   作:千α

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今日昼寝してたら金縛りにあいました((((;゚Д゚)))))))
どうでも良いですね。すみません、続きを書いていきます。


過去ノ八

「おい、知ってるか?最近平和島静雄と一緒にいるガキ。」

 

「ああ、あいつか…。」

 

「まさか平和島静雄の弟か?」

 

「まあ、何にしてもあいつは使えるんじゃねえのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来神高校・ 屋上

 

「………また殺し合い(喧嘩)ですか?」

 

「ああ、あのノミ蟲……さっさと死ねばいいのに。」

 

臨也と喧嘩したばかりの静雄の話しを静かに聞く冬樹。

並大抵の人ならば、きっと今の静雄に恐怖を抱くだろう。

 

「平和島さんは折原さんと仲良くできないんですか?」

 

「無理だ。」

 

「即答ですか……。」

 

二人で寝転び空を見上げる……。

 

「つーかよ、なんで冬樹はいちいちそんな事聞いてくるんだ?これで3回目だぞ。」

 

「あー………何ででしょうね。」

 

「っんだそれ。」

 

すると静雄はあくびをする。

 

「眠いんですか?」

 

「まあな……。」

 

「なら、俺静かにしてますね。」

 

「冬樹も寝るか?」

 

「あー…良いです。」

 

「そうか……。」

 

そう言うと静雄はスースーと寝息をたてて寝てしまった。

その時、冬樹の耳がある音をとらえる。

 

「黒バイク?」

 

そう、黒バイクのまるで馬の声のような音。

『今日は帰ります』という置き手紙をして冬樹は来神高校から出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「んー…?確かここら辺……。」

 

冬樹は常人よりも優れた聴覚を持っているため、それを生かして黒バイクの散策をしていた。

そのため冬樹はその事だけに目が行き気が付いていなかった。自分がすでに囲まれているといることに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ん?なんだか、騒がしいな……。)

 

「首無しライダー」「黒バイク」などと呼ばれているセルティ・ストゥルルソンは自分の仕事を終えて黒バイクの形をしている相棒シューターを走らせていた。

 

セルティはちょうどその騒がしい場所を通らなければならなかった。

 

(絡まれなきゃいいけど……。)

 

どうせ不良がたまっているのだろうと思ったセルティだが、どうも様子が違う事に気がついた。よく見ると不良に一人の少年が絡まれていた。

 

 

 

 

「お前か?平和島静雄と最近一緒にいるっつーガキはよ!」

 

「何か問題でも?」

 

「問題っつーかアレだ、お前は平和島静雄を呼び出すための餌にすっからよ。」

 

「俺を餌にしても、平和島さんには勝てないと思います。」

 

「っるせんだよ!」

 

「なら人質でも良いんだぞ?平和島静雄が手ェ出せないように、テメェを人質にして……。」

 

「………平和島さんは強いです。あなた方が俺を人質にしても勝てません。」

 

 

 

 

 

人があまり通らない道という事もあるのだろう。少年は道の真ん中で堂々と脅されていた。

 

(あの子……確か最近静雄と一緒にいる……。)

 

セルティの同居人の新羅の同級生、静雄はセルティと親友という位置づけにいた。

そのため静雄と一緒にいる冬樹にセルティは見覚えがあった。

 

 

 

 

「おい、アレ黒バイクじゃねえの?」

 

「マジだ。なんでこんなとこに?」

 

不良達がセルティに気が付く。

 

「おい、こっちに向かってくるぞ……。」

 

「ヒッ!?な、何なんだよいったい。」

 

セルティはとりあえず冬樹を助ける事にした。

 

 

 

──────────…

 

 

「どうも、ありがとうございました。」

 

そう言って首を下げる冬樹にセルティは「対したことじゃない」と首を振る。

 

「えっと………。」

 

(これで名前とか聞かれたら嫌だな……私、喋れないし。)

 

「………喋れないんですか?」

 

そう聞かれたセルティは頷く。

 

「そうですか……あ、これどうぞ。使って下さい。」

 

そう言って冬樹が差し出したのはノートとペンだった。

セルティはそれを受け取った。セルティは首を傾げる。

 

「えっと……どうして助けてくれたんですか?」

 

『キミは確か、静雄とよく一緒にいる子だろ?』

 

セルティはそのノートに文字を書く。

 

「平和島さんと知り合いなんですか?」

 

『そうだ。』

 

「はじめまして、宇野原冬樹と言います。」

 

冬樹はセルティに頭を下げた。

 

『私はセルティ・ストゥルルソンだ。』

 

「セルティ……ですか。外国の方なんですね。」

 

(まあ、普通の子供ならそう思うよな。)

 

そんなセルティと冬樹の妙な会話が続く。

 

「実は俺、セルティさんの事を探してて……ごめんなさい、迷惑ですよね。」

 

『迷惑って………どうして会いたかったんだ?』

 

「ヘルメットの下が見たくて。」

 

セルティは驚く。こんなにも堂々と聞く人間がいるのが驚きだった、ましてやそれがこんなに小さな少年なのだから。

 

『ヘルメットの下か?』

 

「はい。」

 

セルティはしばらく考える。

 

『絶対に驚かないでよ。』

 

「はい。大丈夫です。」

 

セルティはゆっくりとヘルメットを外す。

そこには首が無く、普通の人間ならば悲鳴をあげるところだろう。しかし、冬樹は少し違った。

 

「あー…やっぱり。ありがとうございます。」

 

(え?それだけ?)

 

セルティはポカンとしてしまった。今度はシューターに興味を示す冬樹。

 

「カッコいいですね。」

 

(い、いつの間に!?)

 

「触ってもいい?」

 

そのセリフはセルティではなく紛れもなくシューターに話しかけていた。

 

(あれ?この子にシューターが馬って事を言っていないはず。)

 

冬樹がシューターを撫でるとシューターは少し嬉しそうに鳴く。

 

(何と言うか……慣れてる?そんな感じ。まるで最初から私達の事を知っていたかのような……。)

 

「乗ってみたい……。」

 

冬樹がポツリと呟くとシューターはそれに応えるかのように鳴く。

 

(シューターがここまで人に懐くなんてな……。)

 

「あ、すみません。セルティさんもいろいろと忙しいのに。」

 

『いや、大丈夫だよ。この後はもう帰るだけだから。』

 

「そうですか。それじゃあ、ここでお別れですね。」

 

(あ、もうこんな時間か…確かに子供は早めに帰らないといけない時間だな。)

 

そばにあった時計を見るとすでに5時を回って後すこしで6時になりそうになっていた。

シューターは少しさみしそうにしている。

 

『冬樹くん、お家まで送って行こうか?』

 

「………いえ、大丈夫です。」

 

冬樹は少し考えてから断る事にした。

 

「家も近いですし、セルティさんにそこまでしてもらうわけにはいきません。」

 

(見た目よりも大人びた子だな……。)

 

「それじゃあ、岸谷先生によろしくって伝えておいて下さい。」

 

『ちょっと待って!なんで、新羅のこと』

 

しかし、時はすでにおそく冬樹はもう遠くへ行ってしまった。

 

(あ、ノートとペン返すの忘れてた。)

 

 

 

 

 

 

 

 

その後セルティは新羅にこの事を伝えると。

 

「ああ、その子ね!前に言ってた養子にしたい子!セルティの事を話したらすっごく興味をもってね。え?シューターの事?うん、話したよ。」

 

 

という具合でセルティのモヤモヤが晴れる事となった。

 

そしてノートとペンは新羅が冬樹に返し、その後もセルティと冬樹は度々会う事となる。




セルティっていつシズちゃんと出会ったんだろ?
最初PDAじゃなくて筆談で会話してたらいいなと思いセルティを筆談で話させました。
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