Language of love   作:千α

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昨日の例のリア友との会話

リア友「大河兄さんもっと出そうぜ☆」

千a「だから今活躍させてんじゃん。そもそも、お前って春媛が好きなんじゃ?」

リア友「私はなぁ!デュラララ!!のキャラと二次創作で出てきたキャラ全員を嫁だと思ってる!!」

千a「ハッハッハッ……そーか、とりあえず爆ぜろ変態。」(棒読み)


リア友がガチで怖い。


第四十一話 Сожалеть

「……また来たのか?」

 

「悪いですか?」

 

「いいや。ほら、こっち来いよ、手当するから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………もしもし、折原さんですか?」

 

『ああ、冬樹くん。どう?俺の情報は役にたってる?』

 

「………ええ、たってますよ。……ところで、なんで折原さんが奴らの動きが解ったんですか?……まさかと思いますけど………。」

 

『いや、それは無いよ。たまたまそういった情報が入っただけなんだよ。』

 

電話の向こうで不愉快な笑い声が聞こえる。と言っても冬樹はこの時不愉快とは思わなかった、いや思えなかった。

 

 

冬樹が中学に入学したあの日、臨也から冬樹は白爛をもらった。

初めこそは「自分には必要ない」と思っていた、さっさと他の人に渡そうとも思っていたのだが冬樹はどうしても白爛を手放せなかった。

 

 

冬樹の仲間意識は異常だった。

仲間を傷付けられる事を嫌う彼はいつの間にかもともとあまり好きではない喧嘩を進んでやっていた。

 

 

 

「あの、もしも折原さんが俺らの情報を売っているのだとすれば、その時は俺、何するか解りませんから……。」

 

『解ってるよ……本気を出せば俺より冬樹くんのほうが強いし、そんな下手な事なんてしないよ。』

 

「……………貴方が言っても何の説得力も無いですよ。」

 

すると臨也はハハッと笑う。

 

「………聞きたかったのはそれだけなので……失礼します。」

 

『そう。あ、そうだ冬樹くん。』

 

「何ですか?」

 

『君さ、結構疲れてるんじゃない?』

 

「………ないです。」

 

『なら良いんだけどね。ほら、冬樹くんは俺にとって弟みたいた者だから。』

 

「………そうですか、ありがとうございます。」

 

冬樹はそう言うと携帯電話をきる。

 

「……………また、雨か……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

現在 喫茶店「悠々」 とある店主の話し

 

 

なんて言うのかな……あの頃のあいつは本当に無表情で………え?小学生の頃からそうだった?………まあ、そうだろうな…。でも、それでもその頃はまだ何かしらあったと思うよ。人としての情とか………そうだな……中学生ってのはいろいろと厄介なんだよな……皆、居場所作りに必死って感じかな?真白もそれだった、と思う。……いや、さっきも言ったけど、無表情過ぎて何を考えてるのかさっぱりでよ…多分、本人も良く解ってないと思うぜ。

 

で、あいつは仲間意識が異常なんだ、本当に。…………そりゃ、仲間意識は大事なモノだ。でもな、強けりゃ良いってもんじゃないのは確かだ。あいつは仲間意識(それ)に付け込まれて壊れた。壊すのは簡単だが、壊れたモノは直すのに時間がかかる………今の冬樹は何とか保ってるだけで、直ってるわけじゃない。一度、あの日に壊れて……ん?なんで壊れたかって?…………その白爛の前の持ち主のせいだよ。

 

 

 

喫茶店「悠々」 玄関前

 

「んー……大河兄さん何話してんすかね?あの人って確か、ダラーズの顔役さんの門田っすよね……。」

 

真紀方は「悠々」の玄関前でため息を吐く。

 

「あ、そういや真白さんと会う約束してたっけ?」

 

真紀方は路地裏の入り口に向かって小走りをする……と、その時雨が降ってきた。

 

「………あの日を思い出すっすね……確か、あの日も…こんな雨で…こうやって、誰かに囲まれてた(・・・・・)っすね……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某ハンバーガーショップ

 

 

年の割には真っ白な髪を携えた少年がこれまた真っ白な制服を身に纏っている。その制服の上には黒いパーカーを羽織っている。

 

「あら、冬樹……雨が降ってきたわね……。」

 

少年と同じ学校であろう少女が少年に話し掛ける。

 

「そうですね。」

 

「それにしても、嬉しいわ……まさか、冬樹と同じ学校に通えるなんて!」

 

「………。」

 

「でもどうして?来良は貴方が気に入ってたんじゃ?」

 

「…………。」

 

冬樹は口を閉ざし窓の外を見る。

 

竜ヶ峰帝人(創始者)が絡んでいるのかしら?」

 

「そうですけど。だとしたらどうするんですか?殺しには………行きませんか。」

 

外を見ながら冬樹は質問に答える。

 

「ええ、むしろ竜ヶ峰帝人(創始者)には感謝しているのよ。冬樹と同じ学校に通えるのよ?まあ、ダラーズ()である事に変わりはないけど。」

 

「………。」

 

冬樹は何も言わずハンバーガーを食べる。

 

「安心して、私はいつでも貴方の盾になるし矛になるわ。」

 

「先輩に護られなくても自分の身は自分で護れるんで。」

 

春媛は冬樹の口元についたケチャップを親指で拭きその指を舐める。

そんな春媛を気にする事なく冬樹は相変わらず外を眺めながら答える。

 

竜ヶ峰(太郎さん)は、今のところ俺らを狙う理由がないですけど………なるべく関わりたくないんですよ。白爛(こっち)にまで火の粉が飛んできそうで……。」

 

「大丈夫よ、その時は私が………。」

 

「心意気はわかったのでそのハサミをしまって下さい。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

四年前 路地裏

 

「痛い………。」

 

冬樹は無表情で路地裏に座り込む。

 

「さすがに十人ちょいの相手したら、こうなるか……。」

 

冬樹の足元にはまた白爛の縄張りである路地裏を荒らした男達が倒れている。

 

ー「また何かあったらここに来いよ。傷の手当くらいならできるぞ。」ー

 

冬樹はつい先日大河に言われた事を思い出す。

 

(そういえば、酷い顔してるとか言われたな……そんなに酷い顔してるか?)

 

春媛に聞いても答えは同じだろう、ベタ褒めするに決まってる。

冬樹は他の人と比べて顔立ちは良いほうだった。そのため冬樹の容姿をとやかく言う者はいない。

 

(あとは、背がもうちょっと欲しいな……目指せ平和島さん。)

 

冬樹は身体を引きずるようにして「悠々」へやってきた。

 

「……また来たのか?」

 

「悪いですか?」

 

「いいや。ほら、こっち来いよ、手当するから。」

 

 

 

 

 

 

消毒液の臭いがツンと鼻を突く。

 

「そういや、今日はあの嬢ちゃんいないんだな。」

 

「まだ、手こずってるんでしょ……。」

 

「良いのか?放っておいて。」

 

「俺が負けろって言うまであの人はよほどの事がない限り負けないから大丈夫です。」

 

冬樹は大河にいつものように質問に淡々と答える。

 

「………お前、少し寝てろ。」

 

「は?」

 

「奥の部屋なら誰かが来ても恥ずかしくねぇしな……。」

 

大河がココアシュガレットをぽりぽりと食べる。

 

「寝てないだろ?」

 

「………はい。」

 

「やっぱりな……奥の部屋片付けてくるわ……ちょっと待ってろ。」

 

大河が奥の部屋に行ったあと冬樹に"感謝"の気持ちがフワフワと浮いていた。

しかし、それだけではない………。

 

「なんで、あの人は俺に優しくしてくれるんだ……?」

 

"疑問"

 

 




これで満足か!?これで満足なのかリア友よ!


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