リアスたちは善戦していた。煉が朱乃を助けに行っている間、シトリー眷属が学校に結界を張り被害を最小限にし、リアスたちはコカビエルと戦いを始める。コカビエルのペット、ケルベロスと戦っている時ゼノヴィアが参戦して、ケルベロスを倒す。そして、バルパー・ガリレイが四つの聖剣エクスカリバーを一つにさせ、フリードに持たせる。木場はバルパーから聖剣計画で犠牲になった同志たちのことを聞き怒りを露わにする。すると、バルパーは木場の同志の因子を木場に投げると木場をその因子を拾い涙を流す。すると、因子から生まれた木場の同志の魂が解き放たれた。そして木場は同志と一誠たちのおかげで復讐という想いから解き放たれ禁手に至った。その禁手とゼノヴィアのデュランダルでフリードの持つ聖剣エクスカリバーを破壊することができた。だが、コカビエルはバルパーを殺し一誠のブーステッド・ギアを最大まで高めたリアスの消滅魔力を耐え、木場の聖魔剣とゼノヴィアのデュランダルで同時攻撃をしたりするが、まったく通用しなかった。さらに、コカビエルが神の死をリアスたちに言う。アーシアはショックのあまり気を失う。コカビエルは拳を天にかざす。
「俺は戦争を始める、これを機に!おまえたちの首を土産に!俺だけでもあのときの続きをしてやる!我ら堕天使こそが最強だとサーゼクスにも、ミカエルにも見せ付けてやる!」
勝てるはずがない。
リアスたちはそう思ってしまった。だが、一誠は違った。
「ふざけるな!おまえの勝手な言い分で俺の町を、俺の仲間を、部長を、アーシアを消されてたまるかッッ!それに俺はハーレム王になるんだぜ、てめえに俺の計画を邪魔されちゃ困るんだよ!」
一誠だけは諦めていなかった。その時、空から声がした。
「ハハハハハハ!イッセー!やっぱお前はおもしれえ奴だ!」
その声を聞き全員空を見上げる。すると、巨鳥が突っ込んできており結界を破壊する。
「な、なんじゃありゃあああああああっ!」
「あっ!イッセーくん!部長!あそこを見てください!」
一誠が驚愕の声を上げるが、木場は巨鳥の頭の上を指すとそこには煉と朱乃がいた。
「よっ!ヒーローの登場だ!」
「リアス!イッセーくん!皆、遅くなりましたわ!」
「レン!?朱乃!?良かった、無事だったのね!」
リアスが二人の無事に歓喜する。朱乃は翼を出し、リアスたちのところへ向かう。
「・・・リアス、申し訳ございません。私のせいでご迷惑をかけて・・・」
「何言ってるの。私も皆、全然気にしていないわ。無事でよかった」
リアスは朱乃を抱きしめて安堵しているところを煉は遠目で見ると
「・・・今度百合プレイさせてみようかな」
と気づかれないように一人呟いていた。リアスは朱乃から離れ煉が乗っている巨鳥を指し朱乃に問う。
「朱乃、あれは・・・マモン?よね。どうしてマモンがレンに従っているの?」
純潔の悪魔であるリアスはすぐにマモンと気づく。だが、何故人間である煉がマモンを従えているのかわからなかった。
「すみませんが、部長。私も先程知ったばかりですのでお答できませんが、今度レンに訊いてみましょう」
朱乃が煉にくん付けじゃなくレンと呼び捨てしたことにすぐに気づき朱乃に言う。
「・・・なるほど、あなたも、なのね」
「はい。私も、そうです。」
リアスも朱乃も迫力のある笑みを浮かべていたが、すぐに止めた。
「まあ、その事も後で話すとして今はこの状況をどうしかしないといけないわね」
リアスが今の状況をどう打破するか考えると朱乃が微笑みながらリアスに言う。
「うふふ、リアス。何の心配もいりませんわ。あとは彼に任せましょう」
朱乃はそう言い煉を見る。
「・・・・そうね。彼を信じましょう」
リアスも朱乃と同じ煉を信じて待つことにことにした。
「さてと、覚悟はいいか?コカビエル。なくても殺すがな」
煉はマモンの頭の上でコカビエルに向かって言うとコカビエルは怪訝そうに煉に訊く。
「何故、人間である貴様がマモンを従えている!?貴様が我らの本拠地に乗り込んできたはそのような力は使っていなかったではないか!?」
本来マモンは悪魔。人間に悪魔を従えさせることは出来ない。大昔だったら契約などで下級悪魔クラスは従えさせることはできていた。マモンも人間と契約を結ぶことはあったがそれは金銀財宝を奪うための偽物の契約。悪魔は契約は絶対に守るがマモンは守らない。自分の欲を満たすためなら契約などあっさりと破る。だが、煉はどうでもよさそうに答える。
「別にあの時は使う必要がなかっただけだ。それにそんなことお前に教えると思うか?これから死ぬお前に」
それを聞いたコカビエルは唇を吊り上げ嬉々とした表情で言う。
「おもしろい!これは非常におもしろいぞ!煉 ヴィクトル!サーゼクスが来るまでの準備運動くらいの強さしかないと思っていたが、認識を改めるぞ!」
「改めなくていい。お前は今からこいつの餌になるのだから」
コカビエルの両手から巨大な光の槍を出現させ煉に投げる。だが、煉は避けようともせず、ただ、マモンに命令する。
「噛み砕き喰え、マモン」
「何っ!?」
マモンは煉の言うとおりどうりコカビエルの光の槍を噛み砕いて食べた。コカビエルだけじゃなくリアスたちもそれを見て驚愕する。
「バカな!?いくらマモンとはいえ、悪魔に違いないはず!何故俺の光を食べれる!?」
コカビエルの言葉を無視して煉はコカビエルを指し、マモンに命令する。
「喰らえ、マモン」
マモンは口を開けると、そこからブラックホールのようにコカビエルを吸い込ませようとするが
「なめるな!」
コカビエルは光の槍を複数投げるがそれはマモンの口のなかに吸い込まれていった。コカビエルは十枚の翼を展開させて吸い込まれないように踏ん張っているが、吸い込む力は次第に強くなっていく。
「諦めな、コカビエル。マモンの前ではいかなる力も無意味だ」
煉はコカビエルに諦めるように言うがコカビエルは激怒する。
「ふざけるなっ!俺はこれから戦争を始めるんだ!そして堕天使が最強だということを・・・っ!」
踏ん張っていたがとうとう踏ん張れなくなりコカビエルはマモンに吸い込まれていった。マモンは口を閉じ地上に舞い降りる。
「ご苦労だったな、マモン」
煉はマモンに労いの言葉を送るとマモンは煉の体のなかに入っていった。そして、呆然としているリアスたちに近づく。
「「きゃっ!?」」
何の躊躇いもなくリアスと朱乃の胸を揉んだ。
「終わったぞ。なーに、ボーとしてんだよ」
煉が平然としながら続けてリアスと朱乃の胸を揉むが
「てめえ!何平然と部長と朱乃さんのおっぱいを揉んでんだ!?」
一誠が煉とリアスたちの間に入り止めさせる。すると、煉は
「イッセー、おかしなこと言うな。いいか?そこに胸が、おっぱいがあるから揉むんだ。揉まなければおっぱいに失礼だろ。なあ、木場」
「そこで僕に振らないでくれるかな・・・」
木場はあきれながら苦笑する。すると、リアスが煉に訊く。
「レン、教えてちょうだい。どうしてあなたがマモンを従えることが出来るの?」
リアスが煉にそう訊くが煉は空を見る。
「いるんだろ?
「・・・気づかれていたか」
リアスたちは聞いたことのない声に臨戦態勢を取る。すると、空から白い閃光が舞い降りて来て地面すれすれで止まる。煉たちの眼前に現れたのは全身白い鎧に包まれた者が現れる。
「久しぶりだな、アルビオン。コカビエルでも回収にでも来たのなら無駄足だったな」
「いや、そうでもない。煉 ヴィクトルの新しい力を見れたんだ。それに」
アルビオンは一誠を見る。
「宿敵くんにも会えたしな。今回はフリードだけ回収させてもらう」
「そいつは好きにしろ。俺は知らん」
煉がそう言うとアルビオンはフリードを腕に抱え、空へ飛び立とうとすると最後に一誠に一言。
「強くなれよ。いずれ戦う俺の宿敵くん」
それだけを言い残して再び空へと飛び立った。
はあ~、これからいろいろめんどくさくなりそうだな。
煉はアルビオンが去った後そう予感した。
まぁ、いい。来る敵は殺すだけだ。ただ、それだけだ。だが、その前に....。
「さあ、レン。あなたの知っていること全て話してもらうわよ」
リアスが笑顔でそう言い。他のメンバーは煉を捕まえていた。煉はため息を吐く。
「わかってる。そろそろ時期とは思ってたんだ。全て教えてやるよ」
煉は左腕を伸ばしリアスの腕を掴み全員瞬間移動し煉の部屋に着く。煉は全員を振り払い自分の椅子へ座り真面目な表情で言う。
「覚悟があるだけここに残れ。これを知ったらお前らはもう引き戻ることはできない。もし、残らなかったとしても、いつもどおりだから、残るか帰るかどちらか選べ」
一誠たちは今までにないくらいの煉の真面目な表情に息を呑んだ。そんな緊迫な空気のなかリアスが
「私は残るわ」
一番に残ると言い。煉に向かって堂々とした態度で言う。
「レン、あなたは私の夢を守るため一人で戦ってくれた。私はもうあなたに守られるだけの存在になりたくない。だから、言いなさい。今度は私があなたを守ってあげる」
「俺も残るぞ、レン。親友が困ってるのに助けられてばかりじゃ情けねえからな」
リアスに続き一誠も残ると言う。そして、朱乃、アーシア、木場、小猫、全員が残ると言い。煉は嬉しそうに笑いながら言う。
「ハハ、なんか嬉しいな。全員が残ってくれるなんて」
その煉の声はどこか悲しく感じたリアスは煉を優しく抱きしめる。皆はそれを温かい目で見守る。
すると、煉はニヤリと笑う。
パチン
煉が指を鳴らすと女性陣全員の服が弾け飛んだ。
「きゃああああああっ!」
「ブハッ!」
アーシアは悲鳴を上げて身を屈めて体を隠し、一誠は鼻から大量の血が噴き出す。リアスと朱乃はどうなっているのかわからなかった。
「さあ、始めよう。乱交パーティを!」
煉はすでに上半身は裸になっていてそう言うとリアスは煉の仕業とわかり言う。
「レン!これはあなたの仕業ね!どういうこと!?あなたのことを話してくれるんじゃないの!?」
「おいおい、リアス。俺は教えるとは言ったが話すとは言ってねえぞ」
確かに煉は教えるとしか言っていなかった。続けて煉は言う。
「だから、教えるんじゃねえか。俺の全てを、だから、まずは俺のテクがどれだけすごいか教えて親睦を深めてからと思ってな。やっぱり、まずはリアスから始めようか」
煉は舌をぺロと舐めて狙いをリアスに定める。すると、一誠が起き上がる。
「レン!ありごとうございます!じゃねえ、やめろ!これ以上は「アーシアだけじゃなくあの二大お姉さまと学園のマスコットともできるぞ」・・・・ゴクリ」
「イッセーさん!」
煉の言葉を聞き思わず唾を飲み込んでしまう一誠。アーシアは涙目で一誠にをツッコム。
「眷属全員で体を繋げ仲をより深めて最高のチームにしよう!つーか、一回してみたかったんだよね」
煉は本音をぶちまける。すると、煉の背後から強烈な殺気を感じ煉は振り向くと小猫が拳を作っていた。
「・・・死ね」
ドゴン!
今までにないくらいの冷たい言葉と同時に小猫の拳が煉の腹部に突き刺さった。煉はリアスたちの裸に夢中になっいたためモロに食らった。煉は倒れ意識が朦朧とするなか煉は最後の言葉を発する。
「鉄壁の小猫よ・・・・覚えておけ。・・・俺は、貴様らを食べるまで何度でも蘇ってみせる・・・・と」
煉はその言葉を残して意識を手放した。その後小猫は無言で煉を殴り続けた。