強欲を司る略奪者   作:ユキシア

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マモン!俺ごと喰え!

「オラオラ!どうした!?もっと本気で来い!カテレア・レヴィアタン!」

 

「なら、これはどうです!」

 

鬼となった煉にカテレアは極大の魔力の波動を煉にぶつけるが煉は右拳を握り、

 

「しゃらくせ!」

 

ドガァァァァァァァァアアアアアアアンッッ!

 

極大ともいえる魔力の波動を殴り飛ばす。

 

「なっ!」

 

カテレアは驚愕の表情をするが、すぐに新たな魔力の波動を撃ちだす。それを見た煉は鬼の姿のまま嬉々とした表情で喜ぶ。

 

「いいねいいね!もっとだ!もっと、攻撃しろ!もっと、魔力を放て!もっと、俺を楽しませろ!」

 

煉はそう言いながらもカテレアに突っ込んで行く。その姿はまさに戦闘を好む鬼そのもの。

 

「レン!もうやめて!それ以上動けば・・・っ!?」

 

リアスはカテレアに負われた煉の傷を心配するが、アザゼルがリアスの口を塞ぎ煉の腹部を黙って指すと、風穴が開いていた煉の腹部が治っていた。

 

「嘘・・・」

 

リアスがポツリと言うとアザゼルがリアスたちに言う。

 

「恐らく、今のあいつの状態は鬼と変わらん。鬼の回復能力は妖怪のなかでも上位に入るからな。それより、サーゼクスが言った意味はこれか・・・」

 

「どういうことなの!?お兄さまが何か言っていたの!?」

 

リアスがアザゼルの言葉に反応してアザゼルに説明を要求するとアザゼルは真剣な表情でリアスたちに言う。

 

「リアス・グレモリー、兵藤一誠。今から言うことをよく聞け。サーゼクスはあいつのことをマモンの力抜きで最上級悪魔クラスと聞いたとき、俺は正直疑った。マモンの力を使ってそうならまだわかるが、アレを見てサーゼクスが言った意味をようやく確信した」

 

アザゼルは煉を指すと煉はカテレアの魔力の波動をまともに喰らうが、平気そうにしながらカテレアに攻撃を続けていた。それからも何度も何度も攻撃を喰らう煉だが、それでも煉の動きは止まらなかった。

 

「サーゼクスの言うとおり、人間と疑いたくなるほど異常だ、あいつは・・・。リアス・グレモリー、兵藤一誠。絶対あいつから目を離すなよ。お前らはあいつの制御装置みたいなものだ。もし、お前らに何かあったら、下手すりゃ、あいつを止める為の戦争をするかもしれん」

 

「「っ!!」」

 

リアスと一誠は驚きのあまり絶句する。三大勢力のトップの一人、アザゼルが真剣な表情でそう言うのだから、リアスたちは真剣な表情で再び煉とカテレアの戦いを見る。

 

「くっ!キリがない。これならどうです!」

 

カテレアは魔力の波動の形を複数の槍に変え、煉に放つと、数本の魔力の槍が煉の体を貫き通す。

 

「レン!」

 

リアスがそう叫ぶがレンは槍を引き抜き地面に叩きつける。すると、煉の体から鮮血が噴き出るが、それでも煉は笑っていた。

 

「ヒャハハハハハハハ!やりゃ、出来るじゃねえか!そうだ!もっと、俺を楽しませろ!」

 

「・・・・・もはや、人間とは言えないぐらい異常ですね。ですが、それだけの傷を負わせれば動けないでしょう」

 

カテレアの顔は驚愕に歪む。だが、先程の攻撃であれだけの怪我を負えば立てないと思ったが、煉を見てその考えは打ち砕かれた。

 

「傷がなんだって!?そんなもんどこにあるんだよ!?それより、もっと楽しもうぜ!」

 

煉の体には先ほど受けた傷がなくなっていた。それを見たカテレアは叫ぶ。

 

「いったいなんなんですか!?あなたのその力は!?」

 

苛立ったかのようにカテレアは叫ぶ。すると、煉は嬉々として答える。

 

「いいぜ、教えてやる!さっきも言ったがこれは鬼の魂(オーガ・ソウル)の禁手、『鬼神』。別にこの禁手は鬼そのものになるわけじゃねえ。まあ、見た目は鬼だが、これの本当の力は力の増幅。身体能力、動体視力、回復力、肉体限定のすべての力を増幅させることが出来る。さすがにイッセーの『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』みたいに無限に力を高めることはできねえが・・・そうだな」

 

煉は説明し終わると煉は笑みを浮かべたまま元の姿に戻った。それを見たカテレアや一誠たちは首を傾げていると

 

「俺を久しぶりに楽しませてくれたサービスだ!禁手化(バランス・ブレイク)ッ!」

 

煉の二度目の禁手。今度は赤黒いオーラは出ず、煉の周りの空間が歪み始めると歪みが出来た空間が凝縮し、変化する。

 

次空の境界(チェーロション・バウンド)ッ!」

 

煉の言葉に反応するかのように空間の歪みは六つの六芒星の形になる。煉が親指を鳴らすとその六芒星はカテレアを囲むように現れる。

 

「ロック」

 

煉がそう言うと六芒星はカテレアの腕、足、首を固定する。

 

「な、なんなんですか、これは!?動けない!?」

 

カテレアは体を動かしたりして、動こうとするが体に拘束具をつけられたかのように動けられなかった。

 

「動けないだろう?これが次元空間(ディメンション・スペース)の禁手、次空の境界(チェーロション・バウンド)だ。次元と空間をを合わせた特殊結界とでも思ってくれ。言っておくが、それは俺の命令がないかぎり解くことはできねえぞ」

 

煉はそう言うが必死に抵抗して解こうとするカテレアだが、体をいかに動かしても無駄だと判断する。そして、

 

「私は偉大なる真のレヴィアタンの血を引く者!カテレア・レヴィアタン!こんなこのごときで私の動きを封じられると思うな!」

 

吠えるカテレア、すると、体から青黒いオーラが溢れ出す。

 

「なるほど、魔力で無理矢理弾き飛ばそうというわけか。おもしろい!」

 

煉は白夜を取り出しカテレアに突っ込みながら叫ぶ。

 

「行くぜ、白夜!禁手化(バランス・ブレイク)ッ!」

 

煉が叫ぶと同時、黒白のオーラが白夜から発せられると、白夜はの刀身が夜空のように黒く、そして、星空のように明るい刀へと変わった。その刀は動けることのできないカテレアを体を斬り裂くように斬りつけた。斬りつけた煉は次空の境界(チェーロション・バウンド)を解き、カテレアを解放した。斬られたカテレアは自身の体を触るが傷一つなかった。だが、カテレアは気づいた。先程まで魔王クラスまで力を上げた自分の魔力がなくなったどころか、元から持っていた自分自身の魔力が消えていた。

 

「・・・私の・・・魔力が・・・」

 

驚き、そして、絶望の表情をするカテレア。そんなカテレアを見下すように煉はカテレアを見て笑う。

 

「ハハハハ!どうだ!気づいたか!?驚いたか!?絶望したか!?そうだ!お前の魔力は完全になくなった!これが白夜の禁手化『夜光の虚無(ナイリシュ・ニアン)』!この刀に斬られたらそいつの魔力や光力は無になる。と、言ってもこれは時間制限付きだけどな。まだ、発現したばかりで効果は十分しかできないから、まだ、多様はできねえな」

 

そんな説明をしているなかカテレアは憎々しい目で煉を睨むが、その瞳は同時に恐怖も感じていた。

 

「・・・・化け物め」

 

カテレアはそう言うので精一杯だった。自分の魔力が完全になくなっている今の自分なら人間より少し力の強い存在でしかない。だが、煉は笑いながらカテレアに言う。

 

「俺は人間だぜ、カテレア。人間という生き物はな。欲望が強ければ強いほど、その欲望は力へと変わる!これが、その強さだ!さてと、それではデザートといこうか」

 

煉は魔方陣を展開させて煉とカテレアを覆うようなドーム状の結界を張り、結界の中の様子を見れなくした。

 

「いったい、なにをするつもりなんだ?煉 ヴィクトル・・・」

 

アザゼルの口からボソリとそう言う。リアスたちも心配そうな表情で結界を見ていた。

 

そして、結界に閉じ込められたカテレアは怪訝な顔をする。

 

「・・・いったい、何を、キャッ!」

 

煉は何のためらいもなくカテレアの着ているドレスの胸元を下にずらしてカテレアの胸をさらけ出すとカテレアは悲鳴を上げ手で胸を隠した。

 

「へえ、可愛い声で鳴くじゃねえか。こりゃあますます楽しくなってきたな」

 

煉は笑いながらカテレアの手を引っ張りカテレアの胸をさらけ出して容赦ねく揉む。

 

「なに・・・あっ!・・・んっ!んんっ!」

 

胸を揉まれているカテレアは口を閉じて声を出さないように必死で抵抗する。すると、煉は一度揉むのを止めてカテレアに言う。

 

「最近、溜まっててな。リアスたちはまだ、準備が出来てねえしお前でスッキリさせておらおうと思ってな。ということで、俺の慰め者のなってもらうぜ。あ、拒否権はねえぞ。だが、安心しろ。最初は嫌かもしれねえが、俺のテクで三分後には快楽の海に堕としてやるよ」

 

煉は笑みを浮かげて言う。それを聞いたカテレアは表情を青くする。

 

「あ、あなたは、女には無理矢理手を出さない主義ではなかったのですか?」

 

カテレアは頭を必死に働かせ、煉の主義を思い出し、口を震わせながら煉に言うと煉は笑みを浮かべたままカテレアに言う。

 

「ああ、そうだ。だが、敵の女にそんな主義を守る必要はない。これが、新しく決めた俺のルールだ。まあ、話はこれぐらいとして始めよう」

 

煉は再び手を伸ばす。カテレアは歯を噛みしめ煉を睨む。

 

「この外道・・・」

 

その言葉を煉は鼻で笑った。

 

「ハッ!外道上等、その外道の犯せれるお前はそれ以下だけどな。さあ、しっかりと俺の欲を満たせてくれよ」

 

煉はカテレアを無理やり犯し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煉が結界を張って十分。リアスたちは結界を見ながら煉の心配をしていた。

 

「レンの奴。いったいどうしたんだ?」

 

一誠がそう口走るとアザゼルが一誠に言う。

 

「兵藤一誠。あれは煉の作った結界だ。もし、あいつに何かあればあの結界は解けるはずだ。今は黙ってあの結界が解けるのを待つしかない」

 

アザゼルが落ち着かせるかのように一誠に言うがリアスは涙目になりながら結界を見ていた。

 

レン・・・無事なら早く出て来て。

 

リアスは祈るかのようにそう心のなかでそう願う。すると、結界に亀裂が生まれる。その亀裂は勢いよく広がり結界は壊れるとその中心に煉が立っていた。見たところ怪我などはしていないのを確認したリアスは急いで煉に駆け寄った。

 

「レン!無事だった・・・・の・・・ね」

 

煉に駆け寄ったリアスは途中から言葉が出なくなっていた。なぜなら煉の足元には髪やドレスが乱れて息を荒くし、頬を赤く染め、恍惚の表情で倒れたカテレアがいた。煉は駆け寄ってくるリアスに気づいたのかリアスに近づく。

 

「よぉ、リアス。心配かけたな。もう大丈夫だ。終わったぞ」

 

煉はそう言いながらリアスを抱きしめようとするがリアスは避ける。

 

「レン・・・いったい何をしていたの?」

 

リアスは声を震わせるように煉に訊くと煉は平然と答える。

 

「何って?犯しただけだよ。最近溜まっていたからな。いや~、久しぶりの爽快感だ。力も体もなかなか良かった。疲れたが実に楽しかった」

 

煉は唇を吊り上げて不気味な笑みを浮かべる。それを見たリアスは煉に恐怖を感じた。敵とはいえ相手は女、いつもの煉なら無理矢理犯そうとはしないとリアスは思っていたが、だが、現実は違った。敵だと理由で煉は平気でカテレアを犯し、平然とするどころか笑っていた。それを見たリアス、一誠、アザゼルは顔を引きつっていた。

 

こいつは本当に人間なのか?

 

顔を引きつかせながらアザゼルは内心そう思った。三つの神器の禁手、異常差、アザゼルが今まで見てきた人間のなかで群を抜くほどの強さと異常差。もはや、煉は人間の皮を被った何かだとアザゼルは考えていた。

 

「・・・ただではやられません」

 

カテレアは倒れながら自身の腕を触手に変化させ、煉に巻きつかせる。すると、カテレアの体に術式が浮かび上がった。

 

「これは、自爆用の術式!」

 

リアスは驚愕な表情でそう言う。

 

「煉 ヴィクトル!私の命をかけてここで殺させてもらいます!あなたの力と存在は異常!私と一緒に死んでもらいます!」

 

カテレアは煉の存在を危険視し、犠牲覚悟で煉と死のうとする。

 

「レン!待ってて!すぐにこれを破壊するわ!」

 

リアスは触手を何とかしようとするが、カテレアは不敵な笑みを浮かべる。

 

「無駄ですよ。サーゼクスの妹。これは私の命を吸った特別製。破壊することなど不可能ですよ」

 

「・・・・そんな」

 

カテレアの言葉を聞いたリアスは地面に膝をつく。すると、煉がリアスの頭を撫で、優しい口調で言う。

 

「大丈夫だ、リアス。俺は最低でもお前らを抱くまで死なねえよ。それに、俺は自分のものを泣かせることはもっとしねえ。だから、安心しな」

 

煉がそう言うとカテレアのほうに振り向き言う。

 

「カテレア、まだ、まともな意識が残ってたんだな。あれだけ犯したというのに」

 

「運が良かったのでしょう。正直、もう少しで大変なことになるところでしたよ。でも、もう終わりです。私と繋がれている以上私が死ねばあなたも死ぬように強力な術式も発動しています!」

 

それを聞いた煉はため息を漏らす。そして、リアスをアザゼルのところまで瞬間移動させてアザゼルに言う。

 

「アザゼル!悪いが、リアスたちを連れて離れていてくれ!」

 

煉はアザゼルたちに手を向けさらに遠くのほうに転移させる。そして

 

「出てこい!マモン!」

 

煉の呼び声に応えるように煉の体から巨大な巨鳥、マモンが現れる。

 

「これが、マモンですか。ですが、今更何をしても無駄です!」

 

カテレアはそう言うが、煉はマモンに命令する。

 

「マモン!俺ごと喰え!」

 

マモンは煉の命令どおり口を開けて煉ごと吸い込み始めた。そして、煉はカテレアを見て不敵な笑みを浮かべる。

 

「さあ、一緒に喰われようぜ」

 

煉とカテレアはマモンに吸い込まれていった。

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