朱乃、ロスヴァイセ、ギャスパーたちはレスティナと香歩との試合であと少しで二人を倒せるところまでいったが、香歩がやられたことによりレスティナの本当の力によって圧倒され、倒されてしまった。これによりリアスチームは一誠だけに対して煉チームは煉本人とレスティナの二人。そして、いよいよ、若手悪魔のレーティングゲーム最終戦。
『泣いても笑ってもこれが、最後の戦い!グレモリーチーム、おっぱいドラゴン、兵藤一誠!ヴィクトルチーム、精霊女王、レスティナ・シェルームとエロ魔王、煉 ヴィクトル!おっぱいドラゴンは強敵であるシェルーム選手を倒し、宿敵であるエロ魔王を倒すことが出来るのでしょうか!?』
実況が、熱く語っているなか、すでに煉とレスティナ、そして、一誠はフィールドにいた。
「・・・・・」
一誠は無言でその場に立っていた。
「どうしたのかしら?イッセーくん」
レスティナはいつもとは違う一誠に戸惑いを感じていた。
「レスティナ、イッセーは人一倍仲間想いなんだよ。これは予想以上に楽しめそうだ」
煉はただ、楽しそうに笑う。それを見たレスティナは大きくため息を吐く。
「ほんと、漫画やアニメで出てきそうな魔王ね、あなたは。今の笑い方まさしく悪役そのものよ」
「いいじゃねえか。まさに今、冥界で流行っているアニメ、おっぱいドラゴンVSエロ魔王との決戦が始まろうとしてんだ。イッセーは勇者、俺は魔王。ぴったりな配役だ」
「・・・そういえば、あのアニメ。私やウラル、サイトも少しだけど出ていたわね」
乳龍帝おっぱいドラゴンと性欲のエロ魔王ではレスティナは小国の女王という配役。ウラルはおっぱいドラゴンのパワーアップという役割でスイッチ姫のおっぱいを触ることで力が元に戻るが、ウラルのおっぱいを触ることでパワーアップすることが出来る。だけど、本当におっぱいドラゴンがピンチのときしか現れない。サイトは木場と同じ、エロ魔王の幹部という配役になっていた。
「ほんと、いつのまにああなったのかしら?自分がテレビに出てると知ったときは驚いたわ」
「まぁ、いいじゃねえか。と、そろそろ始まるな。レスティナ。手を出すなよ。俺がやる」
「わかっているわよ、負けたら今度、私の城で一週間雑用やってもらうからね」
「じゃあ、俺が、勝ったらレスティナの初めてをいただくな。ちなみに拒否権はねえ」
いやらしい笑みで浮かべる煉。レスティナもしまった!みたいな表情をする。だが、口論しようと口を開けようとしたが、
『それでは最終戦!始めてください!』
実況の声とレスティナの声がかぶり、レスティナの言葉は煉には届かなかった。そして
「先手必勝!
『Change Star Sonic!!!!』
ドンッッ!
一誠は開戦と同時、トリアイナの
「おいおい、いきなりかよ。イッセー」
煉は一誠が、体当たりする瞬間、瞬時に禁手化して鬼神となり、一誠の体当たりを受け止めていた。
「モードチェンジッ!
『Change Solid Impact!!!!』
薄い装甲が肉厚になり、オーラを噴き上げながら拳の勢いを上げる。
ドォォォオオオオオンッ!
勢いの増した一誠の拳は煉を吹き飛ばしていく。しかし、それで一誠の攻撃は終わらなかった。
「
『Change Fang Blast!!!!』
更に駒を変化させた一誠は肩のキャノンを煉に向ける。そして、オーラのチャージが終わると同時。
「ドラゴンブラスターァァァァァァァッッ!」
ズバァァァァアンッ!
放射されたオーラの砲撃は煉の所に直撃し、大きな土煙が舞っていた。
「はあ・・・・はあ・・・」
トリアイナの一気にトリアイナを使いスタミナを消費した一誠は息を荒くしていた。
「凄いわね、イッセーくん。トリアイナだったかしら?今の攻撃はそう簡単に防げるものじゃないわね」
一誠の近くにいるレスティナが、一誠に話しかける。すると、一誠は訊く。
「レスティナさんは戦わないんですか?」
「戦わないわよ、正直、あなたとは戦いたくないの。女の敵みたいな技を喰らいたくもないし、それに、煉も手を出すなとも言われているからね」
「うぅ・・・すみません」
女の敵みたいな技と真正面から言われた一誠は少しへこむ。
「それに、まだ煉は終わっていないしね」
レスティナの言葉に一誠は視線をドラゴンブラスターを放った所に向けると
「イテテ・・・・思ったより、ダメージを受けちまったな」
無傷・・・とはいわないが、それでもトリアイナのコンボを喰らって平然と立ち上がる煉に一誠は驚きを隠すことが出来なかった。
「うそ・・・だろ」
トリアイナの力をもってしてもそれほどのダメージを与えられなかったことに信じられなかった一誠は思わずそう口に出てしまった。
「いい攻撃だったぜ、イッセー。おまりのダメージに思わず、フェニックスの涙を使ってしまうほどのな。今度はこっちから行くぞ!」
煉は一気に一誠のところまで飛ぶと、そこから蹴りを放つ。しかし、一誠はそれを避ける。
「まだまだっ!」
「うおおおおおおおおおっ!」
今度は殴りかかろうとする煉に一誠は叫びながら反撃する。そして、お互いの手を掴み取っ組み合いになる。
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』
一誠は力を倍増させて力任せに煉を押す。
「流石に、無限に力を上げれる赤龍帝に力では勝てねえか・・・なら!」
「っ!?」
急に一誠から離れる煉。すると、鬼神状態を解除する煉は次に白夜を出現させて禁手化する。
「
煉は禁手化するとすぐに一誠に斬りかかる。
『相棒!あの刀には気をつけろ!』
「わかってるよ!」
ドライグの忠告に一誠はすぐに応じる。
「
『Change Star Sonic!!!!』
一誠は装甲を薄くさせ、神速の動きで煉を攪乱させようとするが
「無駄だぜ」
神速で動いているはずの一誠の後ろに煉がいた。
「禁手化ッ!鬼神!」
ドゴォォォォォォンッッ!
「ガハッ!」
殴り飛ばされる一誠に煉は言う。
「俺の刀の攻撃を避けるために神速で攪乱しようとしたみたいだが、そんなもん
煉の言葉に一誠は呪文を口にしていく。
「我、目覚めるは王の真理を天に掲げし、赤龍帝なり!」
「無限の希望と不滅の夢を抱いて、王道往く!我、紅き龍の帝王と成りて」
「「「「「「汝を真紅に光り輝く天道へ導こうッ!」」」」」」
『Cardinal Crimson Full Drive!!!!』
一誠の体は紅くまぶしいオーラに包まれ、鎧を紅く染める。それを見た煉は嬉しそうな笑みを浮かばせていた。
「紅の鎧・・・・おもしろいな。なら、俺もいくぜ!
煉は禁手化すると、煉の体から黒い輝きを放つ。そして、その輝きは煉の体に纏わる。
「全てを奪う魔神!
強奪魔神となった煉は魔剣を地面に刺して木場のときと同じように魔兵を生み出す。
「行け!魔兵たちよ!」
魔兵は一斉に一誠に襲いかかる。
「こんなもん!クリムゾンブラスターでッ!」
『やめろ、相棒!忘れたか!?奴は兵から力を奪うことが出来るということを!奴自身を狙え!』
「サンキュードライグ!」
『Star Sonic Booster!!!!』
一誠は魔兵たちを瞬時に躱し、一気に煉の懐に入る。
『Solid Impact Booster!!!!』
一誠の右腕は紅いオーラが覆い、ぶっとい拳へと形成される。肘の撃鉄を打ち鳴らして、おもっきり煉の腹を殴ろうとする。
「あめえよ!」
煉は握っている魔剣に力を込めると煉と一誠の間に魔兵が現れ、一誠の攻撃から煉を守った。そして、煉は魔剣を抜くと、魔兵が消えるが煉の魔剣は刀身が獣の牙のような二振りの刀を持つ。
「狼牙刀、双牙!」
「グハッ!」
煉の連撃に一誠の鎧は砕ける。煉は今度は一誠を殴り飛ばして距離を取らせた。そして、赤龍帝の宝玉を拾って煉は笑う。
「イッセー、ドライグ。面白いものを見せてやるよ」
煉の真意がわからない一誠は怪訝そうにするが、煉の持っている宝玉を見て一誠はあることを思い出した。
「喰らいな」
煉は宝玉を宙に投げ、魔剣で斬ると魔剣が変化して煉の腕に纏わり、あるものへと変化した。
「・・・・黒い
煉の左腕には黒い
「お前の赤龍帝の力に魔神の力を加えた
煉は驚愕している一誠に瞬時に近づいて殴る。殴られて正気になった一誠は煉に訊く。
「部長たちのように宝玉からブーステッド・ギアの力を奪ったのか!?」
「それもあるが、少し違う。さすがの俺も神滅具クラスの力はそう簡単には奪えねえ。それに言ったろ?まだ、未完成だってな!」
煉は再び一誠を殴ろうとするが、今度は一誠も反撃しようと再び右腕に紅いオーラを覆い、煉を殴ろうとする。
ドゴッ!
「えっ」
一誠は驚いた。煉は全く避けずにまともに一誠の攻撃を喰らい口から血を吐き出す。だが、煉の表情は笑っていた。
「これで・・・・完成だ!禁手化!」
限りなく黒に近い赤いオーラを放ちながら、煉はそのオーラに包まれていく。そして、煉は一誠の神器とよく似た全身鎧に包まれていた。
「
煉は嬉しそうに笑ったあと、拳をかまえる。
「さぁ、イッセー。どうだ?そっくりだろ?お前の禁手化に。これが、魔神の力!ほんのわずかな力を奪うだけでその力を使えることが出来る!まぁ、さすがに神滅具クラスには難しかったがな。行くぜ」
『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!!』
一誠から奪ったブーステッド・ギアのように増大の音声が鳴り響く。そして
「ディアーブル・ドラゴンショット!」
煉の籠手から黒いオーラを一誠目掛けて放った。