強欲を司る略奪者   作:ユキシア

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決着?

「ディアーブル・ドラゴンショット!」

 

一誠から奪ったブーステット・ギアの力に魔神の力を加えた魔赤龍帝の籠手(ディアーブル・ブーステッド・ギア)禁手化(バランス・ブレイク)した煉は力を上げて魔力のオーラを飛ばした。

 

「クソッ!」

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

「負けるか!クリムゾンブラスター!」

 

『Fang Blast Booster!!』

 

一誠も負けずに膨大なオーラが砲口から解き放ち煉の魔力のオーラにぶつけるが

 

「甘いな、イッセー」

 

「なっ!?」

 

煉の魔力のオーラが一誠のクリムゾンブラスターを相殺させた。

 

「な、何で・・・・・?」

 

通常版の禁手化の強化版である真紅の鎧を相殺されたことに一誠は驚くが煉は笑みを浮かばせながら説明する。

 

「別におかしくねえぜ。赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)は宿主の力を力量差で大きく変わる。それはお前が一番知ってんだろ?イッセー、あれ?」

 

説明する煉が纏っていた鎧が勝手に砕け、籠手だけになった。

 

ああ、やっぱり禁手化は無理があったか。アキレウスの戦いで偶然わかった力だからな。まだまだ扱えきれねえな。

 

頭を掻きながら納得した煉は次の手を考えていると

 

「レン!何やってんのよ!?あんまり長引いたら私も参戦するからね!」

 

レスティナの喝を入れられた煉は苦笑しながらレスティナに言う。

 

「心配すんな。いくらイッセーが相手でも勝つのは俺だ。だから安心して見てな」

 

それを聞いたレスティナはため息を吐き、再び静観する。

 

「悪いな、イッセー。待たせちまって、籠手だけになったがお前のブーステッド・ギアの力は使える。赤龍帝か、強奪魔神。どちらが上か勝負しようじゃねえか」

 

『Boost』

 

煉の腕にある黒いブーステッド・ギアの音声が鳴る。

 

「だな。そういえばまだ一度もお前に勝ったことなかったな俺は・・・」

 

一誠は拳を煉に向けて叫ぶ。

 

「今日ここで勝たせてもらうぜ、レン!お前が魔神だろうが、俺の力を奪おうが関係ねえ!俺はお前に勝つ!」

 

「ハハハ!やっぱ、おもしれーな、お前は!」

 

煉は拳を握り、一誠に突っ込むと一誠も煉に突っ込んでお互い拳が顔面にへと当たると煉は笑いながら一誠に話しかける。

 

「面白れえ!やっぱりお前より面白れえ奴は会ったことがねえよ!イッセー!」

 

『Boost』

 

音声と同時、一誠の腹部を殴る煉。だが一誠も負けずに煉を殴る。

 

「俺もお前みてえに強欲な奴に会ったことねえよ!でも、そんなお前と一緒にいれて楽しんだ!」

 

『Solid Impact Booster!!』

 

今度は肉厚になった右腕で煉に殴ろうとするが

 

『Explosion!』

 

煉も溜めていた力を解放させ力を底上げすると一誠の拳とぶつかり合って一誠と煉を中心に地面に亀裂が走る。

 

「ああ、俺も楽しい!煩悩と強欲!お互い自分の欲望に正直だったからか、気が合ったな!」

 

「ああ!でも、やりすぎるお前を止めるには苦労したけどな!」

 

「ハハハハ!そりゃ、悪かったな!」

 

殴り、殴られお互いに今までのことを思い出しながらなつかしそうに笑う。そして、お互い後ろに飛んで距離を取ったとき煉が一誠に言う。

 

「イッセー!ここで一つ賭けでもしねえか?」

 

「賭け?」

 

煉の言葉に一誠は怪訝そうに首を傾げる。

 

「ああ、俺がお前に勝ったらアーシアたちの胸を吸う」

 

「ふざけんな!」

 

一誠は間髪容れずに煉に怒鳴るが煉は手を前に出して落ち着かせる。

 

「まあ、落ち着け。その代わり、お前が俺に勝ったら俺の眷属たちの胸を吸わせてやる」

 

その言葉に一誠は雷が落ちたかのような衝撃を受ける。

 

「そ、それは・・・・本当なのか!?レン!嘘じゃねえよな!?」

 

「ああ、俺は嘘はつかねえよ。たっぷりと胸を吸うといい。ただし、俺に勝ったらだけどな」

 

一誠は煉に確認すると紅の鎧にある宝玉が強く輝き始める。

 

「爆乳・・・・巨乳・・・美乳・・・微乳・・・吸える・・・吸えるんだ!あの美人や美少女たちのおっぱいが吸えるんだぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああっ!」

 

『BoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoostBoost!!』

 

今までないほど倍化の音声がフィールドに鳴り響く。そして、一誠は煉を指して宣言する。

 

「レン!絶対に勝たせてもらうぜ!部長のためにも!仲間のためにも!おっぱいを吸うためにも!俺はここでお前を倒す!そして吸う!」

 

「ハハハハ!いいぜ、来い!イッセー!そんなお前を倒して俺は更にガッ!」

 

煉の言葉の途中、横から来た衝撃に煉は壁まで叩きつけられた。そして、その衝撃の放った先には

 

「・・・・・レン。何勝手に人の胸を賭けの対象にしているのかしら」

 

全身から強大な威圧感を放ちながらゆっくりと煉に近づくレスティナに対して煉は笑みを引きつかせながら言う。

 

「いやな、イッセーだったらああ言ったらパワーアップすると思ってな。本気になったイッセーを倒して俺が若手ナンバー1!って言いたいんだよ。大丈夫!絶対に勝つから安心しろって!」

 

「それで、もし負けたらどうするつもりだったの?あなたは嘘はつかないんでしょう?本当にするつもりだったの?」

 

「・・・・・・・・・・・」

 

冷や汗を流しながら黙ってしまう煉にレスティナは言霊を唱える。

 

「全ての精霊たちよ。我は汝らに命ずる。我が身に宿り、我が命令に従え、我、全ての精霊たちを統べる女王なり!」

 

「ちょっ!待て!それは本気になりすぎだろ!?わかった!止める!止めるから!いったん落ち着け!」

 

必死にレスティナを何とかしようとする煉にレスティナは聞く耳を持たずただ一言煉に告げる。

 

「・・・・・死ね」

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああっ!」

 

レスティナは煉に炎や雷、土や水、風。それと複数同時など様々な攻撃を容赦なく煉に直撃させていくと

 

『煉 ヴィクトルさまの「(キング)」一名、リタイヤです』

 

煉のリタイヤのアナウンスが流れる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・」

 

レスティナの容赦のなさに一誠は鎧の中で冷や汗を流しながら絶句しているとレスティナは一誠に視線を向ける。向けられた一誠はビクッ!と体が震えだす。

 

「・・・・・イッセーくん」

 

「は、はい!」

 

あまりの怖さに一誠は思わず敬礼しながら返事をすると

 

「あなたも何、胸にそんなに反応してんのよ!?この変態ドラゴン!」

 

「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!」

 

今度は一誠も煉と同じようにレスティナに攻撃され最終的には鎧が砕け、一誠はその場で倒れ、体が光に包まれていき

 

『リアス・グレモリーさまの「兵士(ポーン)」一名、リタイヤ。これによりリアスさまに戦える眷属がいなくなりましたので煉 ヴィクトルさまの勝利とします』

 

「・・・・・・・・・・」

 

あまりの終わり方に観客たちは開いた口が閉じられなかった。そうして若手悪魔のレーティングゲームが終了した。

 

「レンのバカァァーーーーーーーーーーーーーーー!!」

 

フィールドではレスティナの叫び声しか聞こえなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クソ。もう少しで死ぬところだったぞ。あれは」

 

病室にて煉はアーシアに治療されながら愚痴を言っていると香歩がため息を吐きながら煉に言う。

 

「それは自業自得です。勝手に人の胸を賞品にするのですから」

 

「というか、何気にレンくんもアーシアちゃんたちのおっぱいを狙ってたね~。言ってくれればいつでも吸わせてあげるのに」

 

香歩の隣にいるウラルが自分の胸を揉みながら煉を誘惑する。

 

「甘いな、ウラル。俺は全ての女の胸を吸いたいんだ。というか、最後までしたいんだ」

 

「相変わらず強欲だね、レンくんは。まぁ、それがレンくんの良いところでもあるんだろうけど。そういえば、一応だけど私たちが若手ナンバー1の悪魔になちゃったね」

 

「・・・・いいとこ全部レスティナに持って行かれたけどな」

 

病室からモニターでレスティナが一人でインタビューに答えているの見て煉はため息を吐く。

 

「まぁ、しゃーねーか。アーシア。俺はもう大丈夫だからイッセーのところにでも行ってやれ」

 

「はい、それでは失礼します」

 

丁寧に挨拶して病室から出て一誠のところに向かうアーシアを確認した煉は携帯を取り出して一誠に連絡する。

 

『・・・・・もしもし、どうした?レン。俺はまだまともに動けねえんだけど』

 

「悪いな。今、アーシアがそっちに向かってるからもう少しの辛抱だ。それより大事な話が合ってな」

 

『大事な話?』

 

「ああ、そこにゼノヴィアと小猫はいるか?」

 

『?ああ、いるけど』

 

「よし、ならアーシアがお前のとこに着いたら三人に告白しろ。好きだって」

 

『ハァ!?何でいきなり!』

 

「別にいきなりじゃねえだろ。少なくともお前も気づいてんだろ?お前もアーシアたちもお互いに好き同士だというのを。それならそうとさっさと言え。いつまでも過去に囚われるな。お前はもう一人じゃねえんだから。じゃ、返事は後で聞くな」

 

そう言って電話を切る煉に香歩は少し戸惑いながら煉に訊く。

 

「あ、あのいいんですか?そんな急に・・・・」

 

「別に急にじゃねえからな。いい加減イッセーも迷いを消しとかねえと」

 

煉はベットに転がりながらあくびする。

 

「じゃ、俺は寝るからお前らも一緒に寝るぞ」

 

「うん、いいよ」

 

ウラルは速攻で煉のベットの中に入ると香歩を手招きする。

 

「ほらほら、香歩ちゃんも早くきなよ。久しぶりなんだから・・・・・・・じゅるり」

 

「・・・・・今、じゅるりって聞こえたんですけど!何するつもりですか!?」

 

「え、それは・・・・・言えないよ・・・・ごくり」

 

「今度はごくり!?」

 

ウラルに身の危険を感じる香歩に煉は言う。

 

「とりあえず、今日は疲れたからしねえぞ。普通に添い寝しろって言ってんだから安心しな」

 

「そ、それなら・・・・・失礼します」

 

香歩はウラルの反対側から入り、煉はウラルと香歩に挟まれながら眠りに着いた。

 

 

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