強欲を司る略奪者   作:ユキシア

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動き出す

「ふっ!はぁ!」

 

リアスたちから連絡が来ないまま煉は暇さえあれば訓練に励んでいた。

 

「励んでいますわね。レン」

 

「ああ、朱乃か」

 

訓練を一通り終えた時声をかけられ振り返ると朱乃がタオルとスポーツドリンクを持って立っていた。

 

「サンキュー。イッセーたちは何してんだ?」

 

「ふふふ、なんとイッセーくん。アーシアちゃんたちとエロゲをしていますの」

 

小さく笑みを浮かばせながら朱乃は煉に言うと煉は飲んでいたスポーツドリンクを吹きだし大笑いした。

 

「ぶっははははははははははは!!イッセーも気の毒にな!クソ!見にいけゃよかったぜ!」

 

本気で悔しがるように叫ぶ煉。

 

「相変わらずイッセーは甲斐性がねえな。色々コツは教えてやってんのに」

 

「でも、それがイッセーくんの良いところでもありますわ」

 

「まあな。あいつドMだし。からかいがいもあるからな」

 

イッセーをネタに笑い合う煉と朱乃。すると朱乃が何かを思い出したかのように煉に言う。

 

「あの、レン。実は折り入ってお願いがあるのですか」

 

「いいぞ」

 

一秒もたたずに煉は即答する。その返事の速さに一瞬驚く朱乃だがすぐにいつもの表情に戻る。

 

「これから私の実家に一緒に来て欲しいのです」

 

「わかった。そうだな・・・・せっかくの挨拶だからスーツで行くか」

 

なにやら思いついたかのように今来ている服を脱ぎ捨て魔方陣からスーツを取り出し着替え始めようとする煉に朱乃は困惑していたがそれに気付いた煉が笑みを浮かばせる。

 

「安心しろって。ちゃんとバラキエルに言ってやるよ。娘さんを僕にください!ってな。バラキエルが号泣するのが目に浮かぶぜ」

 

何か勘違いした煉を説得しながら朱乃は煉を連れて実家へと戻ると

 

『あらあら、あなたったら何よだれを垂らしているのかしら。はしたない子にはお仕置きが必要ですね」

 

『ああああああああっ!そこ、とてもいいっ!いいぞぉぉぉぉぉっ!』

 

『ふふふ。相変わらずドMのあなたで安心しましたわ。今日はもっとベシベシとしてあげますから早くお尻を出しなさい』

 

「「・・・・・・・・・・・」」

 

居間からでも朱璃とバラキエルの部屋から聞こえる声に煉は興味を示しこっそり覗きに行った。そして数分後に戻ってきた煉は真剣な表情でつぶやいた。

 

「・・・・・朱璃さんの弟子にしてもらおう」

 

いったい何を見てそう思ったのかは煉のみぞ知る。

 

俺もSを極めたと思っていたが上には上がいるもんだな。負けたぜ、朱璃さん。

 

心の中で敗北を味わった煉であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらくして、どちらも満足そうな表情に満ちていた朱璃とバラキエルが居間に現れ煉はさっそく朱璃に弟子入りした。朱璃もそれを快く承認ししばらくの間ドSについて語り合った。朱乃は朱璃とバラキエルに手料理を渡しバラキエルは号泣しながら美味いといいながら食べ朱璃は朱乃に料理のレクチャーをしその後は他愛のない話をして煉と朱乃は帰り始めた。

 

「さて、ウラルたちもまだ帰ってねえだろうし買い物して帰るか」

 

「そうですね。そろそろ食材も底がつき始めていますし」

 

現在ウラルたちはいつも通りに悪魔の仕事に取り組んでいる。いざというときはすぐにでも動けるようにはするよう煉は自分の眷属に告げてはいる。煉と朱乃は一緒に買い物をしながら今日の夕飯をどうするかと決めながら買い物をしていると

 

「レン、どうしました?」

 

先程までとは少し強張った表情をしていた煉に気づいた朱乃は煉に尋ねると朱乃もすぐに表情が険しくなった。

 

「朱乃、とりあえずここから離れるぞ」

 

煉の言葉に朱乃は頷く。周りには人が大勢いる。その中での戦闘は避けなければならない。煉と朱乃はその場から離れるよう歩き始めると煉と朱乃が感じている気配も動き出した。

 

どうやら用があるのは俺達のようだな・・・・・。

 

敵の狙いが自分達だとわかった煉はそのまま人気のないところまで行くと歩みを止める。

 

「出て来いよ。ここなら邪魔は入らねえ」

 

煉の言葉に敵は姿を現す。藍色の髪をして赤い瞳のその男は煉が良く知っている相手だった。

 

「あ、貴方は・・・・・ッ!」

 

出て来た相手の姿に朱乃も驚愕する。朱乃にとって一度だけとはいえ見た事ある人物。そして、一度は煉を殺した相手。

 

「久しぶりだな、アキレウス。と、言いたいが・・・・・お前は誰だ?」

 

かつて禍の団(カオス・ブリゲード)の英雄派に所属し、英雄アキレウスの魂を引き継いだ男。そして、煉の宿敵だったアキレウス・・・・・・のはずだった。

 

「前は挨拶も出来ず申し訳ない。何せこの体に馴染みには時間がかかるもの。おっと、まずは自己紹介からしなくてはな」

 

淡々と言うアキレウス?は自分の胸に手を当て軽く頭を下げ挨拶した。

 

「この体は貴殿の友人であるアキレウスのもの。そして私は初代七大魔王にして魔神の王、傲慢の魔神、リオン・ルシファー。以後お見知りおきを」

 

「っ!?」

 

リオン・ルシファーの言葉に朱乃は驚いていたが煉は予想出来ていたかのように特に驚きはしなかった。

 

「やはり、生きていたんだな。初代七大魔王たちは」

 

「正確には殺され生き繋いでいる。出来れば警戒を解いていただきたい。闘いに来たわけではないんだ」

 

警戒しないように促すリオンだが朱乃は警戒を解かなかった。わざわざ警戒を解いてまで良い相手とは思わないからだ。

 

「貴殿たちはこの世界はどう思う?」

 

突然のリオンからの問いかけに疑問を思った煉だがリオンは独り言のように喋り続ける。

 

「私はこの世界は良くなりすぎていると思う。欲は簡単に満ち、願いは簡単に手に入り。誰もそのことに気づかずただ一日を何もせず終わる毎日を貴殿たちはどう思う?」

 

「それはそいつ次第じゃねえのか?確かに今の世界は出来すぎている。だがその中でどう生きるかはそいつが決めることだ」

 

「・・・・なるほど、貴殿の言うとおりかもしれない。だが、私はこう思う。この世界には絶望が足りないと。絶望があるから人は生きがいを見つけ、夢を見る」

 

「・・・・・それで、お前はいったい何をしに俺たちの前に現れたんだ?」

 

リオンの世界観を無視して煉は話を続けようとするとリオンは一息吐くと煉を指して告げる。

 

「私の・・・いや、私達の体を返してもらおう。グラシス・マモン、私達を裏切り己の欲望のままに私達から奪った体を返してもらう!」

 

その言葉にさすがの煉も予想を超えた。

 

「貴殿の持つマモンの魔剣の能力で私たちは体を奪われ人間に憑りつくことでこうして生きながらえてはいる。しかし、私は魔神としてこの世界に絶望を与える。その為には本来の私たちの体が必要なのだ」

 

自分の目的を淡々と説明しながらリオンは煉たちに近づく。

 

「貴殿の魔剣には私達魔神の本来の肉体が眠っている。それをどうか私たちに返してくれ。そうすれば三大勢力には手を出さない。標的は人間のみ。なんなら禍の団(カオス・ブリゲード)を倒す手伝いもしてもいい。一度は協力したが今となっては別にいいからね。さぁ、私たちの体を返してはくれないだろうか?」

 

「嫌だね」

 

リオンの提案に煉は間髪入れずに拒否した。

 

「始めっから人間に絶望を与えようとする奴にどうして力を貸す必要がある。それに俺がお前のいう事を何故聞かなければならない。何より」

 

嘆息しながら拒否した理由を話す煉は目を鋭くさせリオンを睨みつける。

 

「エキノを・・・俺の女を傷つけたお前の言葉を俺は始めから聞くつもりはない」

 

その言葉を聞いたリオンは仕方がないかのようにため息を吐く。

 

「・・・・仕方がない。出来ればしたくはなかったのだが」

 

その言葉と同時遠くの方から爆発音が聞こえ、煉と朱乃はすぐに爆発音がした方向を見るとそちらのほうから煙が上がっていたが驚くのはそこではなかった。

 

「あの方角は・・・・ウラル!テメエ、まさか!」

 

「貴殿の女王(クイーン)こちらで丁重に預からせてもらう。返して欲しければ冥界にある旧魔王たちが住んでいた跡地へと来るがいい。それでは」

 

「逃がすか!朱乃!」

 

「はい!」

 

煉は魔剣を朱乃は雷光をぶつけるがすでにリオンの姿はいなかった。煉は歯を喰いしばりながらもウラルがいる仕事場へと瞬間移動するとそこにはウラルの姿はいなかった。

 

「リオン・ルシファー・・・・俺の女に手を出したこと思い知らせてやる」

 

手を強く握りしめながら煉は怒りを必死に抑えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ウラルさんが攫われたって本当なのか!?レン!」

 

「・・・・・・ああ」

 

あれから煉は朱乃共に一誠たちと自分の眷属、そしてソーナたちに先程まで起きたことを全て話した。

 

「しかし、七大魔王は何故ウラルさんを攫ったのでしょうか?ただ単にウラルさんがレンくんの女王(クイーン)として攫ったのなら他の方でもよかったはず」

 

ソーナが冷静に分析するなかゼノヴィアが口を開いた。

 

「ウラルの魔法に少なからず警戒していたのではないか?」

 

「私もそう思う!」

 

ゼノヴィアとイリナの言葉にソーナは煉に訊く。

 

「レンくん。もしかして何か隠しているのではないですか?」

 

「・・・・・・・・・」

 

「前から少し疑問に思っていました。ウラルさんの魔法は強力ですがまだ何かあるように思います。貴方はウラルさんの気持ちとそれを隠すためにウラルさんに魔法をそこまで使わないようにしているのではないのですか?」

 

ソーナの言葉を聞いた煉はため息を吐きながら一誠たちに言う。

 

「ウラルの封印魔法は二つある。普段使っているのがエルフとしての封印魔法。もう一つが聖書に記されし神が持っていた封印の力だ」

 

煉の説明に誰もが絶句したが煉は続けて話した。

 

「このことを知っているのはウラル自身と俺とエキノの三人。何故初代魔王たちはそれを知っているのかはわからねえが恐らくそれを知った上でウラルを攫ったんだろう」

 

「い、いや、ちょっと待てよ!なんだよそれ!?何でウラルさんが神の力を持ってんだよ!?」

 

「そ、そうですよ。ご主人様いくらなんでもそれは言い過ぎです」

 

一誠と香歩が煉の言葉を否定するように言うが煉は静かに首を横に振るう。

 

「聖書に記されし神は神器に龍や魔獣を封印した。だが、戦争で死んだときその封印の力がどういうわけかウラルに宿ってしまったんだ。それがウラルの力の秘密だ」

 

『・・・・・・・・・』

 

一誠と匙は自分の神器を思わず見て黙り込んでしまった。ドライグもヴリトラも聖書に記されし神に神器に封印された。その力をウラルが持っている。

 

「俺がこのことを知ったのはエキノの元で修行していたときだ。何故、ウラルに聖書の神の力を持っているかはわからん。だがそんな力世間に知れたらどうなる?想像出来るだろう?利用しようとする輩がうじゃうじゃと集まる。だからウラルの力をそこまで使わないようにしてんだ」

 

「・・・・もし、その話が本当なら七大魔王がウラルさんを警戒し誘拐したのも頷きますね。ですがそれ以前によく眷属に出来ましたね」

 

「アジュガが何か細工をしたんだろう。いや、今はこの話は別にいい」

 

聖書の神の力を宿りし者。それがウラル。煉は頭を掻きながら話を切り替えた。

 

「話を変えるぞ。アザゼルからの報告でリアスたちのところにも何かあった。だからここは二正面作戦でいく。イッセーたちはリアスたちを助けに俺はウラルを助けに行く。レスティナ、俺の代わりにこの町の守りの指揮を任せる」

 

「ちょっと待て!お前一人で行くつもりかよ!?」

 

「アホ。いくらなんでもそんな無謀なことはしねえよ。別に戦いに行くわけじゃねえ。ただ単にウラルだけを取り戻しに行くだけだ。俺の神器なら余裕でウラルを連れ戻してこれる。初代魔王たちはそのあと考えればいい」

 

煉は自分を指しながら不敵に笑う。

 

「奴らの欲しいものは俺が持ってんだ。ウラルさえ取り戻せればあとはどうにでもなる」

 

その一言で一誠たちは納得し、リアスたちのところに行く準備に取り掛かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レン」

 

準備に取り掛かっていたはずの朱乃が煉のところに来ていた。

 

「どうした?朱乃」

 

いつものように問いかける煉。だが朱乃の瞳は儚げな色を浮かべていた。

 

「・・・・・戦いに行くのでしょう?」

 

その言葉に煉は頭を掻きながら苦笑いしながら愚痴る。

 

「たく、鋭すぎるだろ。俺のハーレムたちは」

 

「レン、私は―――」

 

何かを言おうとした朱乃の口を煉は塞いだ。

 

「朱乃。お前はリアスを助けてやってくれ。ウラルは俺一人で助けに行く。そして初代魔王たちを倒しに行く」

 

「なら、どうしてあのような嘘を」

 

「奴らの一人に空間系の力を持っている奴がいる。俺が戦闘を避けてウラルを取り戻したところで奴らの戦いは避けられない。いくら人間に憑依しているとはいえ力は魔神には変わりない。魔王から最上級悪魔クラスはある。そんな奴らにイッセーたちやソーナたち俺の眷属たちを連れてはいけない」

 

リアスたちは一誠たちが助けに行く。ソーナは町の守りを固めなければならない。唯一動ける煉の眷属たちも充分の強さを持ってはいるが今回、煉が戦う相手は初代魔王であり魔神。相手が悪すぎる。

 

「さらに言えば初代魔王たちも俺がウラルだけを取り戻しに来るという考えもよんでいるだろう。イッセーたちが戻ってウラルを取り戻しに行こうとしてもその間にウラルが何もされないという保証はない。もう戦いは避けられない」

 

冷静に説明する煉に朱乃はそっと煉を抱きしめる。

 

「・・・・私が何を言ってもあなたは聞かないと思いますので私のお願いを一つ聞いてください」

 

朱乃は煉の胸に顔を埋めながらつぶやくように言う。

 

「必ず・・・・必ず・・・生きて帰って・・・・・」

 

「・・・・・ああ、約束する」

 

煉は朱乃を優しく抱きしめながら約束した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朱乃と別れたあと煉は冥界へ来ていた。

 

『行くのか?我が主よ?』

 

「ああ、悪いな。付き合わせちまって」

 

煉の隣には白いドラゴン。煉の使い魔であるシュトルツがいた。

 

『かまわん。我は主の使い魔。例え心中だろうとも共に逝こうではないか』

 

「アホ抜かせ。俺は死ぬ気はねえよ。・・・・・・・ただ死ぬ覚悟は必要だな」

 

神妙な表情で考える煉。だが、その考えを切り離し煉はシュトルツの背中に跨る。

 

「目的地まで頼むぞ、シュトルツ。奴らは俺が必ず倒す。お前は危険だと判断したら逃げてウラルたちを守ってくれ」

 

『・・・・・それを言われたら心中を共に出来ないではないか。しかし、任されよ。その命令、我が命に賭けて守ろう』

 

シュトルツの言葉に煉は小さい声で礼を言いウラルを助けに行こうとしたシュトルツが翼を羽ばたかせた時だった。

 

「さぁ、ウラルを助けに行くわよ!」

 

「「「「「「「おおーーーーーーー!!」」」」」」」

 

「・・・・・・・・・・・・・おい、ちょっと待て!何でお前らがここにいんだよ!?」

 

いつの間にか煉の後ろにはレスティナや香歩。煉の眷属全員がシュトルツの背中に乗っていた。

 

「貴方の嘘なんかお見通しよ。一人で無茶することもね」

 

「そうです!私たちだってウラルさまを助けたいのです!」

 

レスティナと香歩が代表するかのように言うが煉は冷たく言い返す。

 

「お前らがいると足手纏いだ。いいか、今回の相手は前に戦ったはぐれ魔法使いたちとは桁が違う。お前らが行っても何の――――」

 

パン!

 

香歩の平手打ちが煉の言葉を無理矢理黙らせた。煉も香歩に殴られ唖然とするが香歩はかまわず煉に言う。

 

「・・・・ご主人・・・・レンさんはいつもそうです。いつだって危険なことは自分一人で背負って私たちは安全なところにいさせる」

 

香歩の声は若干涙声だった。だが香歩はそんなことを気にしていないかのように煉に叫ぶ。

 

「私たちは何なのですか!?ただの貴方の女ですか!?守られるだけの存在ですか!?危険を共にするのがそんなにいけないのですか!?」

 

我慢の限界が来たかのように香歩は煉を睨み叫んだ。その瞳から涙を流しながら。その迫力と涙に煉は気圧され何も言えなかった。

 

「確かに私たちはレンさんと比べると弱いです!ですがそれでウラルさまを助けに行ってはならない理由になるのですか!?弱いからダメなのですか!?ふざけないでください!弱い者にも意地はあります!助けに行きたいという想いはあります!自分の主が危険な道を共に行きたいという気持ちをレンさんは裏切るのですか!?」

 

感情のままに叫んだ香歩の肩をレスティナは優しく叩いた。

 

「そういう事よ、レン。貴方がウラルを助けたいという気持ちは私たちも一緒なのよ。だから、貴方が何を言おうが私たちは絶対について行くわよ」

 

レスティナの言葉を聞いた煉は深くため息を吐く。

 

「たく、自分の眷属にここまで言われてその言葉を無視したら主失格だな。わかったよ。ただし絶対に死ぬな。この命令だけは絶対に守れ」

 

煉の言葉に煉の眷属たちは頷きそれを確認した煉は満足そうに頷いた。

 

「それじゃウラルを助けに行くぞ!俺たち全員でな!」

 

『はい!』

 

煉と煉の眷属はウラルを助けるために魔神の住む旧魔王の跡地へと向かった。

 

 

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