ハイスクールD×D~魔神を宿す者~   作:鳴海ゆの

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第十話達成ぃぃぃぃぃぃ。

ほんとにありがとうございます。

では少し短いですが第十話どうぞ。


第十話 喧嘩売られました

咲兎 SIDE

 

「何が英雄だ!てめえなんか焼き鳥で十分だ!」

 

オカルト研究部の扉の前にたどり着いた俺の耳に入ってきたのはイッセーの怒鳴り声だった。

 

『なにやってんのかな?イッセー。』

 

フェイト、聞きたいのは俺のほうだ

 

わからん、この中では一体何が行われているんだ?

 

何か中に馬鹿でかい魔力持った人いるんですけど...。

 

まあ入ってみればわかるはずだ。

 

よし、深呼吸

 

スー、ハー、スー、ハー

 

よし、行こう。

 

「や、や、焼き鳥だと...。

 

おい!リアス。ちょっと下僕のしつけがなってな「失礼します」っ!?」

 

あれ、金髪の人が話してた?

 

まあ、いいか。

 

「あの~二年の花ヶ崎咲兎と言います。

 

兵藤一誠ってやつはここにいますか?」

 

いることはわかっている

 

先ほど気配察知をしたときイッセーのエロイ気配をかんじた。

 

感じた気配は全部で22人、そのうち上級悪魔が3人。

 

『鋼』を使えば勝てない相手じゃないな。

 

まあ、穏便に済めばそれでいいんだが...

 

「さ、咲兎!?」

 

腕に赤い籠手をつけたイッセーが俺のそばに駆け寄ってきた。

 

おいおい、仮にも俺を一般人だと思ってるなら隠せよ、それ。

 

「よお、イッセー。

 

部活がハーレムになってるからって弁当箱ぐらい持って帰れよ。」

 

「あー!?俺の弁当箱。

 

サンキュな、咲兎。」

 

笑顔で俺の弁当を受け取る。どうやら、自分が籠手をつけてること完全に忘れてるな。

 

そんなイッセーの後ろから少し顔色の悪い木場が近づいてきた。

 

「イッセー君、赤龍帝の籠手」

 

当然、木場がイッセーに注意を呼びかけるがもう遅い。

 

完全に俺の目は赤龍帝の籠手を捕らえていた。

 

「あ、い、いや咲兎、コイツはちょっとしたコスプレで~。」

 

隠せてねえよ。イッセー。

 

まあ、いいや。俺は神器の所持者だから神器のこと知ってても何もおかしくはないもんな。

 

「赤龍帝の籠手、神滅具の一つにして所持者の力を10秒ごとに倍化させる神器

 

赤き龍、ウェルシュ・ドラゴンのドライグが封印されている。

 

こんなもんであってるだろ、イッセー。」

 

イッセーが、というより部屋の内部にいたほとんどの人物が唖然としていた。

 

まあ、そりゃそうだろ。

 

一般人だと思っていた生徒からベラベラと神器のことを話されたらこうなるのも当然か。

 

「咲兎、お前一体何者なんだ?」

 

「俺は俺だ。それ以上でもそれ以下でもない。」

 

イッセーが若干不思議そうな声で俺に尋ねる。

 

が、俺はいつもどおり答える。

 

そんな中黙っていることのできない奴がひとりいた。

 

「き、貴様らあぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

 

金髪の男、見た感じ上級悪魔だがたいした実力はなさそうだ。

 

「いつまでも、この俺を無視しやがって、ミラ、雪蘭(シュエラン)そこの二人をやってしまえ。」

 

そういうと棒を持った和服の少女と中華風の少女がこっちに向かって走ってくる。

 

へ~、この俺をやる?

 

それなのに、そんな雑魚を俺に向けるなんて、なめられてるなあ。

 

つぶしてやろうか?

 

「く、クソ咲兎は一般人なんだぞ!」

 

イッセーは二人に向かおうとするが、

 

「待て、イッセー。」

 

俺がイッセーの襟をつかみ止める。

 

「うぎぃ、ゲホゲホ!何しやがる。」

 

「まあ、みてな。」

 

俺は高速で『黑鐵・改』の力だけを引き出す。

 

そして、二人向かってくる延長線上に不可視の加重力エリアを作り出した。

 

当然そこに入った二人は地面にめり込む。

 

俺はその二人を近づきながら、

 

「おいおい、たかが2倍にしただけだぞ。

 

そんなのにも耐えれない奴が俺を倒すだと、笑わせてくれるねえ。

 

...なめてんのか?」

 

俺は笑いながら二人を見下ろした。

 

「まあ、別に弱いものいじめが好きなわけじゃないからね。」

 

そういって俺は二人を解放した。

 

しかし、急な重力の変化に体が追いついていないらしく、起き上がる事は出来ないようだった。

 

「ところでグレモリー先輩、俺帰っていいですか?」

 

「駄目よ、まだあなたには聞きたいことがたくさんあるの」

 

「さいですか。」

 

マジかよ、帰りたかった。

 

まあ、強引にでも帰ることは可能だけどさ。

 

面倒ごとはできるだけ避けたかった。

 

「そこの殿方もライザー様もおやめください。

 

これ以上続けるなら私も黙っていませんよ。」

 

 

ゾクゥゥ!!

 

 

なんだ?この感じ...。

 

アザゼルの本気を目の前にしたときのような圧倒的な重圧(プレッシャー)

 

何だこのメイドは、ただのメイドじゃねえ。

 

最悪、魔王に匹敵するぞ。

 

セラと同等ぐらいだよな絶対。

 

「...あんた一体何者だよ?」

 

「ご紹介が遅れました。グレモリー家のメイドしております。

 

グレイフィア・ルキフグスと言います、以後お見知りおきを。」

 

グレイフィア・ルキフグスか。

 

聞いたことある

 

現在グレモリー家の『絶滅』『殲滅』『滅殺』の三滅の一人だ。

 

「銀髪の殲滅女王(クィーン・オブ・デイバウア)」だったはずだ。

 

最上級悪魔で女性悪魔最強の座をセラと奪い合ったとか聞いたことがある。

 

「ふん。最強の『女王』と呼ばれるあなたにそういわれては食い下がるしかないでしょう。」

 

馬鹿なのか、こいつ。

 

絶対実力差わかってないだろ。

 

「お嬢様が不満なのもこちらの想定範囲のことです。

 

では、お二人様の眷属で『レーティング・ゲーム』を行うことにいたしましょう。

 

旦那様も奥様もそれで了承しています。」

 

「...お父様もお母様もよっぽど私を結婚させたいのね。

 

いいわ、やりましょう。『レーティング・ゲーム』で白黒付けてあげるわ。」

 

「いいのか、リアス?

 

俺はすでに成人し何度もゲームを経験している。

 

結果も白星のほうが多い。結果はやる前から見えてるんじゃないか?」

 

金髪ホストは自信を持って言う。

 

しかし、俺も同じように思うがどうするつもりなんだ?

 

「ハンデとしてお嬢様たちには十日のトレーニング期間を設けるように言われています。」

 

「いや、それだけでは足りないな。

 

おい、そこの小僧。お前も参加しろ。どうやら神器持ちのようだからな。

 

俺を侮辱したその罪を背負ってもらう。」

 

ライザーは俺をご所望のようだ。

 

おもしろいな。俺に挑んでくる奴なんでそんなにいないからな

 

「...後悔するなよ。」

 

「ふん。せいぜい足掻くのだな。

 

では、リアス十日後にまた会おう。」

 

そう言って、ライザーは消えた。




ヴァーリのヒロインが決定しました。

誰かは後々のお楽しみです。

それではまた次回お会いしましょう
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