神聖ローマニア帝国の繁栄と没落   作:イエニチェリ軍団

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皇帝戴冠

  神聖ローマニア帝国

 皇紀962年にローマ教皇ヨハネス12世により戴冠されたオットー一世からつづく帝国で長い間、西大陸を収めてきた巨大な帝国である。皇帝カール4世時代に帝国の支配領地は急速に拡大し今までにないほどの繁栄をむかえていたが、度重なる戦争、戦争による財政難などという問題をかかえていた。

 

そんななか、カール4世病死 次期皇帝に選ばれたのはまだ幼いカール5世である。

 

 

 

  神聖ローマニア帝国 内務省 

 

 「長官、、長官!!、、、」

 「どうした、さわがしい またどこかで反乱でもおきたか?」

 「いえ、違います。次期皇帝が決まりました。カール5世殿下です!!」

 「馬鹿を言うな。カール殿下はまだ齢12歳だぞ。誤報ではないのか?」

 「いえ、確かな情報です。『全文官、武官は皇帝陛下の祝賀パーティに出席せよ』との命令も来ています。」

 「ローマ教会は何をしている。前皇帝殿下が残した問題を解決していくには幼すぎる。これでは最悪の場合国が  崩壊していまうかもしれんではないか、、、」 

  

  頭を抱えながらその男は席を立ち黒色のコート来て長官室をでる。

  たとえ幼い子供にしても皇帝殿下は皇帝殿下である。自分は国のため、皇帝殿下のために、忠義を尽くすと   誓っていた。 

  

後にこの男は、『恐怖公』『帝国の番人』と恐れられた男である。

 

 

内務省長官及び親衛隊長官  ラインハルト・ハイドリヒである。

 

 

 

 

 

 応接の間 

 新たな皇帝陛下誕生を祝うために続々と文官 武官があつまっていた。

 「おー、これはこれはハイドリヒ長官息災ですかな。」

 「これは、ヨハネス大臣。私はいつも通りでありますな。」

 「それは良いことですな。変わらないことが一番安全ですからな。それよりもまさかカール殿下が次期皇帝にえらばれるとは、、」

 「ローマ教会はなぜカール殿下をお選びになられたのですか?まだ幼いおかたですぞ。」

 「おそらくブランデンブルク大臣の策略でしょう。」

ブランデンブルク大臣 

前皇帝時代に皇帝補佐までに上り詰めた男だが、実のところ国の金を横領し、やりたい放題をしている。という噂がある。内務省にもよく報告書がくるが、確たる証拠がないため野放しにされている。

 「ブランデンブルク大臣はローマ教会の十二選帝侯とも仲がよいと聞いています。おそらく、、」

十二選帝侯 

ローマ教会におけるトップ12人のことを指す。事実上ローマ教会を裏から操っている。 

  

 「皇帝殿下のおなりぃ~」

 ドアが開き皇帝殿下がおいでになられた。玉座に座る皇帝殿下はぎこちないようすであられた。

 

 「皆の者、面を上げよ」

 幼いが威厳のある声で臣下たちに告げる。 

 「皆 世のために集まってくれて余はうれしい。これから余は神聖ローマニア帝国皇帝としてこの国を治めていくが、私はまだ幼い。 ゆえに私はブランデンブルク大臣を補佐役としてこの国を治めていこうと思う」

 

  「「「!!!」」」

 「皆の者これからもよろしく頼む。」

 

 

 

 皇帝陛下のあいさつが終わるとパーティが開始された。陽気な音楽に豪華な食事を大臣たちは楽しんでた。

 

 「皇帝陛下、内務省長官のハイドリヒ閣下がお見えです。」

 「おぉハイドリヒ、元気か?」

 「はい。陛下もお元気そうで何よりです。」

 「昔 おぬしにはよく遊んでもらったな。あの頃は楽しかったぞ。」

 「わたくしも楽しゅうございました。これからも陛下を補佐してまいります。」

 「流石は前皇帝陛下がお認めになられたお方ですな、わたくしブランデンブルクも貴殿には期待しておりますぞ。」

 「えぇ。この国にむしばむ害虫を駆除するのが私の役目なのでね。誠心誠意に陛下に尽くしていく所存です。」

 「、、、ほう。」

 大臣とハイドリヒとの激しい火花が飛び散る。気まずい雰囲気を察したのか陛下が話を持ち出した。

 「そ、それよりハイドリヒ。国内に多数存在するプロテスタントどもへの対処はどうだ?中東のイェニチェリ帝国の脅威が迫っている今、反乱など起こされてはこまるからな。」

 「お任せください。反乱分子の摘発にもうすぐ取り掛かろうとしているところでございます。また中東のイェニチェリ帝国、西のフランソワ王国 東のツァーリ公国に私の手の者を忍ばせております。」

 「流石だなハイドリヒ!、うむハイドリヒがいればこの国も安泰だな。大臣」

 「、、えぇ そうですなぁ」 

 「それでは失礼いたします。」

 

 

あの時 私はあの祝賀会で二つの大きな鷲をみた。片方は金色に光っており、片方は黒く光っていた。 

                           ヨハネス著作の帝国回顧録より

 

 




ラインハルト・ハイドリヒは第三帝国のあの人です。
血の匂いしかしないぜ 

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