神聖ローマニア帝国の繁栄と没落   作:イエニチェリ軍団

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外交改革

 イタリア戦争終結後、内務省長官の机の上には今までにないほどの大量の報告書が積み上げられていた。どうやらフランソワ王国と中東のイェニチェリ帝国が同盟を結ぼうとしているという情報があるからである。正確な情報をつかむために調査員の派遣を増加している。 

  

 

 応接の間

今日は、文官 武官の両者全員が集まりこれからの帝国の生末を考えていく会議が行われた。

 「それでは。会議を始めようと思います。まずヴァレンシュタイン将軍から報告があります。」

そういわれ席を立ったのは帝国随一の勇将であり、先代皇帝から仕えた来たヴァレンシュタイン将軍である。

 「現在わが帝国は西をフランソワ王国、東をイェニチェリ帝国という二つの敵を抱えております。またハイドリヒ長官の情報によれば、この二国が同盟を結ぶ可能性が出てきているという情報も入ってきております。このままではわが帝国は二正面作戦を強いられ、ただでさえ財政難にも関わらず軍備を増強し続けねばなりません。これについての外交的解決をお願いしたい。以上である。」

 次に席を立ったのは外務大臣であるノイラート大臣である。

 「外務大臣として申し上げます。確かに帝国は、現在強大な二国に挟まれております。外務省はこの状況を打開する策を提案いたします。東の国ツァーリ公国との同盟を提案いたします。いかがですか、陛下」

 「うむ。われも其の意見には賛成である。皆はどうか?」

 「賛成です。」「賛成ですな」「異議なし」

 「ありがとうございます。では早速実行に移します。」

次に席を立ったのは経済大臣であるヨハネス大臣である。

 「経済大臣として申し上げます。現在帝国は、先代皇帝の領土拡大政策による財政難から脱却できておらず、それどころか悪化するばかりでございます。」

ヨハネス大臣がそういうとブランデンブルク大臣の目が鋭く光る。

 「このままでは、帝国の経済は破綻し、滅亡してしまいます。ゆえにいままでの税制をかえ、貴族からも税をとるように税制を変更したい。いかがですか」

すぐさまブランデンブルク大臣が発言した。

 「私は反対ですな。ヨハネス大臣、そんなことをすれば、貴族たちが反乱を起こすかもしれませんぞ。ハイドリヒ長官のおかげでプロテスタントどもがようやく落ち着いたというのに新たに火種を作るおつもりですか」

 「ですが、ブランデンブルク大臣、そうでもしない限り帝国の財政難は解決されません。先代皇帝が販売した贖宥所の利益もほとんどが行方不明。このままでは、帝国は崩壊してしまいますぞ!」

みなが鎮まる。ヨハネス大臣の言い分はもっともであり、帝国の財政難は先代皇帝の時代よりも悪化していた。貴族から税をとる以外に解決策がなく、苦しい決断を帝国は迫られた。

 「私は賛成です。」

 「ハイドリヒ長官、、」

 「帝国の財政難解決のためには致し方無い。反乱分子はつぶせばいい。そのための内務省だ。また貴族の中にも市民から金を巻き上げている不届きものも何人か存在する。その者たちを見せしめにつるし上げれば問題なかろう。」

ハイドリヒの提案に誰も反対しなかった、なぜハイドリヒには反対しないのか。彼はそうやって実績を残してきたからだ、反逆者には、一人残らず処罰する。それが彼のやり方であり、ラインハルト・ハイドリヒという男だとみな知っていたからだ。

 「マ、マドリード王国に経済援助はもらえないのか?先代皇帝の弟君のフィリペ殿なら助けてくれ、、「不可能です。」」

 「マドリード王国は現在プロテスタントどもの反乱に手を焼いています。帝国を援助する余裕はないでしょう。」

最終的にカール5世は新しい税制を認め、会議は終了した。

 

 

  

 その後、西大陸に衝撃が走った。キリスト教の国であるフランソワ王国とイスラム教であるイェニチェリ帝国が同盟を結んだのだ。神聖ローマニア帝国はこれに対抗するためツァーリ公国との同盟を宣言した。

 

 応接の間

現在ツァーリ公国の王ピョートル一世がカール5世に面会を求めにやってきた。

 「陛下、こちらがピョートル王でございます。」

 「こんにち、「おぉ!!これはこれは皇帝陛下、元気そうで何よりです。あなた様の父上とはよく戦場でよく戦いました。いやはや懐かしぃ」

忘れていたがこのピョートル王は西大陸では噂になっている王で通称「変人の大王」といわれるほど有名なのだ。

 「あぁ、そ、そうだな」

カール5世は苦笑いをしながら、接していた。確かに普通の人にとってこの方はインパクトがありすぎる。

 「ん?んんん?( ,,`・ω・´)ンンン?、、!!!ハイドリヒではないか!!久しいのぉハハハハハハ」

 「、、、お久しぶりです。ピョートル王」

 「おいおい、そんな固くなるな、まさかあれかまだ怒ってるのか、あの時のことを」 「ピョートル王、ハイドリヒとは面識が終わりで??」

 「えぇ皇帝陛下。彼とは先代皇帝陛下が我が国にいらしたときに会いましてな。その時彼に冷水をかけたんですよ。( ̄∇ ̄;)ハッハッハいやはや懐かしぃ」

 「そ、それはそれは」

そうこの話の通りハイドリヒは昔先代皇帝とともにツァーリ公国に出向いたことがありその時、ハイドリヒはピョートル王にいきなり冷水をかけられたという思い出がある。

その時先代皇帝が「うちのものが無礼をしたか?」と聞いたところ

  「あのものはいつも真顔なので、違う顔が見たかった(*´ω`*)」

といったそうだ。先代皇帝はその気質を気に入り彼を好敵手とみとめた。

 「ご、ごほん。ところで、ピョートル王、そろそろ本題に、、」

 「おぉ。そうでしたな。吾輩が今日訪ねたのは同盟の件でございます。」

ピョートル王は先ほどまでのへらへらした顔から一変し、一国の王の顔へと変化した。ここが彼の侮れない理由である。 

 「我が国も不凍港の獲得のためにイェニチェリ帝国と争いを続けており、ちょうど仲間が欲しかったところでありました。」

 「!!そ、それでは、、」

 「えぇ。今回の同盟の件受けさせていただきます。」

 「あ、ありがたい。これからもよろしく頼みます。」

 「こちらこそ。仲良くしていきましょうぞ(*´ω`*)」

 

 

 

 

 

 こうしてフランソワ王国とイェニチェリ帝国の同盟に対抗し、神聖ローマニア帝国とツァーリ公国は同盟を締結した。

 

 

 

 

 

 

 




(*´ω`*)「わが名はピョートル王!!ツァーリ公国の国王である!!」
 ピョートルさんなんか自分の頭の中ではこんな感じなんですよね、、、
頭おかしいのかな、、自分
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