東方転神録   作:どこにでもいる平凡人

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遅れてすみませんでした。学祭で書く暇がなかったのです。いやーでも学際楽しかった。
本編とは関係ないので始めたいと思います。ではどうぞ


4話 斬魄刀の名

side漣

 

「・・・ここは?」

 

気が付くと辺り一面が七色の空間にいた。そして修行の間のように重くはないし熱くもない。いったいどこなんだ。

 

???「・・・汝が我の力を使おうとするのか。」

 

その声は後ろから聞こえた。声は覇気があり、簡単には近づいてはいけないような感じだった。そのことに気付いたのか

 

???「怯えずこっちにこい。我の力を使うならそれくらいはできてもらわんといかん。」

 

振り向くとそこには龍がいた。身体はとても大きかった。色は黒色だったが翼があり、その翼は骨格の部分は白かったが羽の部分は7色に輝いていた。

 

???「ここは汝の精神世界だ。そして我は汝の中に眠る斬魄刀の力を具現化したようなものだ。汝はなぜ我の力を使おうとする。」

 

「・・・それは誰かを守るため。」

 

???「ふん。なら我の力を使いたくば覚悟を見せてみろ。」

 

龍は突然頭で俺に攻撃してきた。俺は突然のことに戸惑いながらもなんとかよける。

 

「くっ。」

 

???「それでは我の力は使いこなせないぞ。我の力を力がどんなものか教えてやる。『氷輪丸』。」

 

龍がそう叫ぶと今度は氷の龍が出てきた。

 

(あれは氷輪丸!?やばい!あれを食らったらお終いだ。というか斬魄刀の始解すべてを食らったらやばいけど。何かいい方法はないか。)

 

???「いくぞ。」

 

氷輪丸が突っ込んでくる。俺は氷輪丸の攻撃範囲からなんとかよける。

 

(くそっ。何か手はないのか。あっ。そういえば、龍神様から転生するときにチャクラをもらったな。あれで行けるか)

 

???「まだまだいくぞ。『氷輪丸』。」

 

龍がまた氷輪丸を作り氷輪丸が突っ込んでくる。

 

(・・・やってみるしかない)「火遁『業火滅却』!!」

 

俺の口が膨らみ炎が出る。その炎は壁ができるほどの長さだ。

 

(できた!)

 

???「ほぅ。なかなかやるではないか。だが次はうまくはいかんぞ。『千本桜』。」

 

龍の周りから大量の桜の花びらが出てくる。それは千本の桜の数ほどである。そしてその桜が渦を巻きながら来る。

 

「次は千本桜か!なら、土遁『土流壁』!」

 

俺は右腕を地面に叩きつける。その直後、漣の前の地面が急に盛り上がる。それは土でできた壁のように。その壁で千本桜を防ぐ

 

???「甘いっ!」

 

はじかれた桜が土流壁の上や横からくる。

 

「くっ。」

 

俺は無理だと思い、その場から引く。

 

???「どうした。汝の覚悟はその程度か。その程度では我は認めんぞ。」

 

(そうか。俺は覚悟が足りていないのか。自分が半端な覚悟だからいけないんだ。)

 

俺は覚悟を決めた。そして自分の中にある尾獣のチャクラを使おうとする。

 

(使えるかどうかはわからないがやってやる。)

 

その瞬間漣の周りに白いものが渦を巻きながら包んでいき空中で一か所にまとまっていき、縮こまり、限界を超えたのかその白いのが勢いよく回転する。そしてその中心には漣がいた。しかしながら、それは漣と呼んでいいものなのだろうか。

 

なぜなら、その容姿は頭部の左右には角が生えており目は全体的に白く、額には目のような感じのものがあり、その目のようなものには中心の黒い点から波紋模様に広がっていた。そしてその波紋の円には勾玉が3つずつあった。その目のようなものの色は赤色であった。また、身長も高くなっていた。他にも、髪は身長よりも長く、着物も足や手が隠れるほどまで長かった。

 

???「どうやら覚悟を決めたようだな。次の攻撃を止めたら我の力を使わしてやろう。」

 

龍の周りに炎が燃え滾り始めた。それを見て漣は

 

(流刃若火か。でも今の俺ならいける。)

 

右腕を前に突き出した。その直後、漣の周りからチャクラでできた拳が何撃も繰り出される。

 

???「行くぞ。『流刃若火』!」

 

龍がそう叫ぶと流刃若火が俺に押し寄せてき、チャクラの拳とぶつかり合う。両者一歩も引かない。

 

漣&???「「うおおおおおっ!」」

 

叫び声とともに拳と炎の威力は増大していく。しかし、チャクラの拳のほうが強いのかだんだん炎をおしてく。

 

???「なにっ!?」

 

「いっけー!」

 

そして龍にぶつかったとき爆発が起こった。

 

「はあ、はあ、なんとか勝てた。もう限界。」

 

俺は元の姿に戻った。煙から龍が出てくる。龍は無傷だった

 

???「汝の覚悟しかと見せてもらったぞ。これなら我の力を使えるだろう。」

 

「そうか。」

 

???「最後に我の名を教える。」

 

龍がそういうとその龍の体が右の翼から光の粒子となってなくなりだした。

 

龍王「我の名は龍王。我は全ての斬魄刀を扱いし者。この力で大切なものができたとき守れ。」

 

龍王は光の粒子となりながら言った。そして粒子となった後、龍王のいたところには、十字架のような剣がそこにあった。俺はその剣をとった。直感的に取らないといけないと思ったから、その剣をとった。

 

「・・・ありがとう。」

 

俺はこの場を後にした。

 

 

 

 

 

side龍神

 

漣の膝の上に載っていった斬魄刀が光りだし鍔の部分が龍の頭の形になりましたね。ということは斬魄刀を手に入れたということでしょう。

 

漣が自分の精神世界に行って1時間。ようやく、自分の斬魄刀を持つことができましたか。ちょっと時間がかかったような気もしますが、とりあえずはよかったでしょう。

 

おっ、漣が目覚めます。漣の目が覚悟を持った目でいます。斬魄刀を手に入れたときに何かあったのでしょうね。

 

「目覚めの調子はどうですか。」

 

漣「なんか。力がついたような感じがします。斬魄刀とは別に。」

 

「ならその力を見せてください。」

 

漣「分かりました。」

 

漣は自分の中にあるチャクラを開放し始める。すると漣の周りに白物が渦を巻きながら出てきて漣を覆い空中へと上がっていく。そして空中で止まり、白いものが球体となり縮こまる。限界となったころにその白い球体ははじけるかのような形で回転する。そしてその真ん中には漣がいた。しかし、いつもの連の姿ではなく、白くて長い髪、白い目、足まで隠れるような長い着物、額には赤い瞳のようなものに中心の黒い点から波紋のような線でその線には勾玉があった。

 

(なるほど十尾のチャクラを開放すると大筒木カグヤの姿となるわけですか。それにしても、強大な力ですね。)

 

「漣、今日は私と修行をしましょう。」

 

漣「なんでですか。力は付けましたよ。」

 

「私が最初に行ったことを忘れたのですか。あなたの力は誰かを守るためのもの。その力がもし暴走したらどうするのですか。この修業は力をコントロールするためでもあるですよ。さらにはあなたの虚にも及ばない、だから修行するのです。」

 

漣「・・・わかりました。」

 

「ではやりましょうか。」

 

こうして漣との修行が始まりました。どこまで伸びるのかが楽しみです。




どうでしたか。漣は十尾のチャクラを開放すると大筒木カグヤの姿になります。そして漣がついに斬魄刀を手に入れました。卍解手に入れるのはまだ先ですが、気長に待っていただけるとありがたいです。また、もうちょっとだけ修行の話は続きます。その後、古代都市になります。なのでもうちょっとだけ待ってください。
11月は投稿が不安定になります。理由はテストが近づいているからです。学業優先ですからね。安定するのはたぶん11月の終わりごろなのだと思います。
そしてお気に入りが10件、UAが300を超えたことに驚きつつも感謝です。皆さんありがとうございます。こんな語彙力ない作者ですがこれからも温かい目で見守ってください。

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