Apokaiypse des Gott der Unterwelt 作:ムリエル・オルタ
君の側に寄り添おう
「宴会を行うのはココで良いんだっけ?咲夜」
「………………はい、ここで合っている………………はずです」
僕がそう言って咲夜に確認を取るが咲夜も返事するのに間が開いた。それもそのはず、目の前の宴会会場(?)は
「これはいくら何でも寂れすぎでしょう…。なに、コレは異変を起こした僕たちへの嫌がらせ?無駄に長い階段、挙げ句上がれば寂れた神社ってなにコレ。本当に嫌がらせとしか思えないんだけど」
「あはははは……」
コレには咲夜も苦笑い。早めに来て会場の下見、そして準備をしようと夕方から来てみたけどまさかこの寂れた神社の巫女がレミリアを倒したのか?マジで?
そんな事を思いながら辺りを見回していると背後から気配がした。
「そんな所でボウッと立ってないでどいてくれるかしら?掃除できないわ、そして素敵なお賽銭箱はアッチよ」
「ん?巫女か…。ココが宴会場で合っているかい?僕たちは何処で準備すれば良い?」
振り向けばあの時の巫女がいた。と言うか、素敵なお賽銭箱とはなんだ。そんなに生活に困窮しているのだろうか。巫女業界も世知辛いな。
僕の言葉特に『宴会』の言葉に反応し、巫女はある方向を指さした。そこには神社。ん?
「あそこで料理なんかの準備はしなさい。あと準備なんて必要ないわよ。どうせ皆適当に座るだろうし」
「そ、そうか。だったらあそこで準備しよう。行こうか、咲夜」
「え、ええ」
そう言って僕たちは進んでいった。荷物?お空の上です。分かりやすく言うとガトルに乗せました。反省しない。
~夜~
「それでは、宴会を始めよう。音頭は今回の異変に協力したこのアダムが行おう!」
「「「いえ~い!!!」」」
夜になり、あの寂れた神社の境内は妖怪、人間、悪魔、様々な種族で埋め尽くされている。あの異変に居なかっただろう…。いや、言うのは野暮だろう。心の中で言っておこう。
「では、乾杯!」
「「「かんぱ~い!!!!!!」」」
ワイングラスを掲げそう言えば各々持っていた杯を掲げ乗ってくれた。良かった。僕は中に入っていた神酒を飲み、そのまま周りにバレないように神社の隅に移動した。
「どうした。君が僕の方に緊急で来るのは久々だね。それで、冥府で何か問題が?グレイフィア」
「はい。ハデス様がまた逃げられました。ついでにヘラ様による折檻の途中だったゼウス様も」
「またか………」
僕の専属の従者である悪魔のグレイフィアは顔にはありありと疲労が現れていた。なんか申し訳ないな、コレは。
「分かった。あの
「……………………そうします」
かなり間を開けてグレイフィアは頷き、神社の境内に向かって歩き出した。ソレを見送って僕は一度女体化し、魔方陣を形成、そのままあの二人を呼び出す。
「何故呼ばれているか分かるか?
「しまった!つい別嬪さんだから来てしまった!」
「タルタロス、ごめん。もう、逃げ出さないから、本当に、ごめん、許して」
かたや頭を抱え叫び、方や出て来て早々に土下座をかましている。だが…
「断る。私は今機嫌が悪い。
「より逃げるぞ兄上!」
「おうともさ!」
そう言って空へと躍り出ていった
「VERY VELL. THEN LET IT BE KRIEG!!!!!!!!」
そう呟くと同時に大量のジンクス、アヘッド、ガラッゾ、ザクⅡ、ザクⅠ、ギラ・ドーガ、etcetc僕の背後から現れては
「さて、私自身も行こう」
そう言って僕はウイングガンダムゼロ(EWバージョン)を纏い、飛んだ。
「綺麗…」
誰かが呟いた気がするが僕はソレを気にせずに向かった。
~その頃宴会会場~
「はぁ、タルタロス様にこうやって暇を貰ったけど久々だから何しようかしら」
グレイフィアは困っていた。辺りを見回せば酔いに酔いまくった妖怪やら人間やら半妖だったりと種族は兎も角まともに喋れそうな人は居なかった。それがさらにグレイフィアを憂鬱にさせていた。
そんな時、グレイフィアの視界に同じようにメイド服を着た少女を捕らえた。
「あら?」
「え?」
吸血鬼の従者と神の従者の初の邂逅だった。